Web担当者:出口晏奈
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タオルの干し方や洗い方を工夫して気持ちよく使う
梅雨が明けて夏になれば、暑い日の連続となります。
暑くなれば汗をかきやすくなるので、タオルを使用する機会が増えるでしょう。
使用したタオルは洗濯をして、天日干しにする人も多いでしょうが、必ずしも天日干しがよいわけではないのです。
タオルを天日干しするメリット
多くの人はタオルを使用したら、洗濯機に洋服などを一緒に入れて洗濯し、天日干しにすることが多いでしょう。
梅雨時期は室内干しにすることが多いので、梅雨が明けると洗濯物を外に干したくなるのもわかりますが、実はタオルの天日干しにはメリットもある反面、デメリットもたくさんあるのです。
まずは天日干しのメリットについて見ていきましょう。
殺菌消毒が可能
天日干しをするメリットと言えば、やはり殺菌効果があるという点です。
夏場は大量に汗をかくことも多いので、タオルでしっかりと汗を拭きとることも多いでしょう。
汗をかいたタオルをそのままにしておくと嫌な臭いが染みつきますし、菌が繁殖することもあるのです。
そんなときには暑い日差しに当てて、殺菌を行うのが効果的なので、多く人が実践しています。
しかし、タオルを天日干しするメリットは他になく、実は陰干しでも十分殺菌効果は期待できるのです。
タオルを天日干しするデメリット
タオルは天日干しするべきと考えている人は多いでしょうが、最適なタオルの干し方は天日干しではありません。
実は陰干しをした方がたくさんのメリットがあるのです。
そこでタオルを天日干しすると、どのようなデメリットがあるのかを見ていきましょう。
タオルが劣化しやすくなる
タオルも洋服と同じく天日干しをするのがよいと考えている人が多いですが、実はタオルを天日干しするのはあまりよくありません。
その理由はいくつかあるのですが、天日干しをすることで劣化を早めてしまうことになります。
タオルを天日干しすると繊維を傷めてしまうので、どうしても日差しに当てて殺菌をしたいと考えているのであれば、乾いた時点ですぐに日陰に移す、もしくはすぐに取り込んでしまうのがよいでしょう。
そうすれば繊維の傷みを最小限に留めることができます。
タオルがゴワゴワになる
タオルの天日干しは、劣化を進めてしまうだけではなく、タオルがゴワゴワして使い心地が悪くなる原因になります。
それなら柔軟剤を使えば問題ないと考えている人もいるでしょうが、柔軟剤はただ繊維の周りをコーティングしているだけにすぎません。
コーティングしているだけなので、触り心地はある程度よくなっているものの、繊維をコーティングしていることで吸水性が落ちてしまうため、やはり使い心地があまりよいとは言えないでしょう。
しかも長時間天日干しをすれば、柔軟剤でもコーティングしきれなくなるので、さらに柔軟剤を増やす人もいるでしょうが、増やすと柔軟剤がしっかりと落ちなくなるため、菌の増殖や肌荒れなどの原因にもなるのです。
菌の増殖だけではなく、嫌な臭いが発生する原因にもなるので、柔軟剤を使う場合は適量以上使用してはいけません。
タオルのゴワゴワした感じを防ぐためには、天日干しをできる限り避けるか、乾いたらすぐに取り込むなどの対策が必要になります。
タオルを洗濯するときの注意点
タオルを天日干しすると、メリットよりもデメリットの方がたくさんあることがわかったでしょうが、1番のデメリットはタオルの肌触りが悪くなり、寿命を短くしてしまうことでしょう。
ではどうすればよいのかというと、天日干しをできる限り避けるだけではなく、洗濯の方法にも注意する必要があります。
そこでタオルを洗濯するときの注意点について紹介していきます。
柔軟剤はできる限り使わない
柔軟剤は先ほど紹介したように、繊維をコーティングすることで肌触りをよく見せかけているだけに過ぎないのです。
しかも使いすぎると菌の増殖や嫌な臭いの原因になるので、できればタオルには使用しない方がよいでしょう。
しかし、柔軟剤を使わなければタオルがゴワゴワになるので使うしかないと考えている人も多いでしょうが、柔軟剤の代わりになる物、もしくは柔軟剤を使わなくて済むような方法で洗濯をすればよいのです。
まずは柔軟剤の代わりになる物を紹介します。
それは重曹やクエン酸です。
重曹やクエン酸は掃除をするときにもよく用いられているので、汚れを落とす効果や殺菌効果も期待できるでしょう。
しかも油剤を使用していないのにもかかわらず、フワフワとした感触に仕上げることができるのです。
もしよいタオルを使っているので、少しでも長持ちさせたい、頻繁にタオルを購入したくないと考えているのであれば、重曹やクエン酸を試してみるのもよいでしょう。
また、柔軟剤やそれに代わる物を一切使用しないでフワフワに仕上げる方法もあります。
多くの人は合成洗剤と呼ばれている物を使用しているでしょう。
合成洗剤は洗浄力には優れていますが、衣類をゴワゴワにしてしまう原因にもなっています。
そこで合成洗剤を使うのではなく、粉石けんを使うことである程度ゴワゴワを防いでくれるのです。
もちろん粉石けんを使えば柔軟剤を使用する必要もないので、タオルを長持ちさせることにも繋がるでしょう。
洗濯物は少量にしてしっかりとすすぐ
粉石けんを使っても、重曹やクエン酸を使っても、正しく使用しなければタオルを清潔でフワフワな状態を保つことはできません。
そこで注意するべき点は、まず洗濯物を1度にたくさん洗わないことです。
特に冬になると着ている服も厚くなりますし、何枚も重ねて着るので洗濯物も多くなります。
しかし、何回かに分けて洗うのは面倒、水道代や洗剤に使用するお金が増えてしまうなどの理由で、まとめて洗ってしまう人も多いでしょう。
まとめて大量に洗うことで、粉石けんを使っても残りカスをしっかりと落とすことができず、タオルに付着したままの状態になることもあるのです。
確かに粉石けんは合成洗剤ほど肌に悪くはありませんが、やはり菌の繁殖や臭いの原因、タオルの劣化に繋がってしまいます。
粉石けんのカスがタオルに残らないように、洗濯物を少量にして洗濯をすることがタオルを長持ちさせるためには必要不可欠です。
もちろん重曹やクエン酸もしっかりと洗い流す必要があるのは言うまでもありません。
そしてすすぎをしっかりと行うことも大切です。
よくすすぎは1回で十分などと宣伝している洗剤を見かけることがあるでしょう。
しかし、1回ではきちんとすすぐことはできません。
最低でも2回以上、できれば3回以上すすぎを行うことで、衣類に石鹸の残りかすが付かないようになります。
使用する洗剤の量も重要なので、使用用途を守って適量を使うようにしましょう。
たくさん使ったからと言って、その分洗浄力が上がるわけではありません。
洗濯が終わったらすぐに干す
大半の人は、洗濯は朝に行うでしょう。
しかし、朝は忙しいので洗濯が終わってもしばらく放置してしまうこともあります。
実は洗濯が終わってしばらく放置すると、濡れたままの状態になるので雑菌が繁殖する原因になるのです。
そのため、洗濯が終わったらすぐに干すことが大切になります。
最低でも夏場であれば1時間以内、冬場であっても2時間以内には干すようにしましょう。
これ以上放置してしまった場合には、再び洗濯をした方がよいでしょう。
タオルの場合には、干すときにパンパンと強く振ることで、固まってしまったタオルをほぐすことができるのでおすすめです。
【タオルを気持ちよく使う方法とは?】まとめ
タオルは干し方や洗濯の仕方でどれだけ長持ちするのか、どれだけ快適に使用できるのかが変わってきます。
実はよい方法と思われている天日干しも、タオルの場合にはあまりよいとは言えません。
できれば陰干しにするのがよいでしょう。
また、柔軟剤もできる限り使用せず、重曹やクエン酸、粉石けんなどでゴワゴワを防止するのがおすすめです。
1度に大量に洗わない、洗濯をしたらすぐに干すなどの対策も重要になります。
是非お洗濯する際は参考にしてみて下さい!
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