洗濯機の防水パンとは?機能やサイズの測り方、掃除方法について
洗濯機の防水パンとは?その機能やサイズの測り方、掃除方法について

新居への入居時、洗濯機の設置に際して思うことは、洗濯機使用時のトラブルです。
水漏れによる床の腐食や下の階の住人への影響、振動問題などが考えられます。
その問題を解決できるものに防水パンと言われるものがあります。
今回、その防水パンについて説明したいと思います。

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賃貸専門家:安達竜哉
資 格:宅地建物取引士・賃貸不動産経営管理士
賃貸不動産経営管理士の資格保有。特技は少林寺拳法とお部屋探し。奈良の不動産業界で10年以上、単身からファミリーの方など、年間で200部屋以上の仲介実績。特に奈良市内のマンション名を出して貰えれば殆どわかる自信あり。奈良市の賃貸事情に詳しい安達による、暮らしに関するお役立ち情報をお届け。
防水パンとは?

防水パンとは、床と洗濯機の間に設置する土台のようなものです。
基本的な材質はプラスチックで出来ていて、四角い形をしています。
洗濯機を防水パンの上に設置するため、洗濯機からの排水ホースを通すための丸い穴が開いています。
賃貸では初めから設置されているところが良くありますが、ない場合には業者に依頼をするかホームセンターなどで購入することができます。
防水パンの役割

防水パンは、洗濯機を設置する際に起こる可能性のある様々なトラブルを解消できるすぐれものです。
防水パンは必ず設置したいものですが、設置前に洗濯機を購入してしまい、後々設置するには大変苦労をします。
なぜなら購入した洗濯機本体は大変重たく、動かすことには大変苦労することが予想されます。
洗濯機の搬入前に防水パンの機能や役割を知って購入しておけば、防水パンを事前に設置することができます。
そうすれば、洗濯機を購入業者が搬送、設置する際に防水パンの上においてもらうことができます。
それでは、防水パンにはどのような機能や役割があるのかを説明したいと思います。
水漏れ予防効果
洗濯機は使用時に大量の水を使います。
また、日々当たり前のように洗濯機を使っているため、洗濯機の細かトラブルには大変気づきにくいものです。
洗濯機とホースのつなぎ目が長年使うことで少しずつずれてしまい、そこから水漏れを起こす可能性があります。
また、排水溝にゴミが詰まることで水があふれてしまう可能性が考えられます。
水漏れが起こってしまえば洗濯機を置いている場所の床は水浸しになってしまいます。
単純に雑巾で拭くだけで済めばいいのですが、水により床が劣化してしまったり、もしも賃貸の2階や3階に住んでいれば、下の階の部屋に水漏れを起こしてしまう可能性があります。
しかし、防水パンを事前に設置していれば、そのようなトラブルが発生した時にも未然に防ぐことができるのです。
結露予防効果
防水パンを置かず、直接床に洗濯機を設置してしまうと、洗濯機の底で発生する結露水が床に落ちてしまう可能性があります。
その結果、湿気により床が劣化し、フローリングであれば変色したり、表面がはがれてきたりする可能性があります。
防水パンを設置すれば直接洗濯機と床が接することがないので、そのような心配はありません。
防水パンの中には、洗濯機を置く四隅が盛り上がっているものもあります。
そのような防水パンを使うとよりその効果を感じることができるかもしれません。
振動予防効果
洗濯機の置いている場所は、洗面所や2階のベランダ、屋外の場合などがあります。
室内に置いている場合は、特に洗濯機の振動が気になるときがあります。
一番気になるのは脱水の時ではないでしょうか?
脱水になると洗濯機が家の中で響いている感じや揺れているような感じを受けることがあります。
防水パンには、この振動を予防する効果があります。
防水パンが洗濯機と床とのクッション効果になり、振動を吸収してくれます。
夜間の使用が多い場合や賃貸の場合は、どうしても振動が他の部屋に響いてしまう場合が考えられます。
そのため、ご近所トラブルの原因になる可能性が考えられます。
振動が少しでも気になる方は、防水パンを設置することをおすすめします。
清潔保持効果
洗濯機の周りは湿気があり、壁との間にゴミやほこりが入り込んでしまうことで、設置から時間がたつと大変汚れてしまう空間になってしまいます。
特に床面は洗濯機と床の間が狭くなり、ごみやほこりがたまりやすくなるため掃除しようとしてもうまくいきません。
しかし、防水パンを設置することで、洗濯機と防水パンの間に空間ができるため、簡単に掃除することができます。
設置方法について

防水パンの設置が色々な面で優れていることが理解できたと思います。
それでは、防水パンを実際に設置するにはどのようなことに注意したらいいのか、正しく防水パンを設置方法について説明したいと思います。
業者への依頼
一番簡単な方法が、設置に際してその専門業者に依頼することです。
業者は専門的なノウハウがあるため、間違うことなく正しく設置してくれると思います。
ただ、防水パンの購入費用の他に工事費用もかかってしまうため、費用が割高となってしまいます。
相場としての費用は大体2万から6万円程度です。
施行業者によって料金の差はあり、設置するために止水栓の交換をする必要も出てくる可能性があるときは、さらに割高になってしまいます。
業者の設置依頼を検討した場合は、まず設置場所を設置業者に見てもらい、見積りを依頼することをおすすめします。
また、基本的な知識をおさえることができれば、防水パンを設置することは比較的容易です。
費用の面が問題であれば、業者に頼まずに自分で設置することを検討してみてください。
市販のものを購入
市販のものを購入して設置する際には、設置する場所に応じて最適な防水パンを選ぶ必要があります。
そのチェックポイントについて説明したいと思います。
種類
防水パンにはいろいろな種類があります。
枠の内側が平面になっているフラットなタイプのものや四隅が高くなり、洗濯機の下に排水パイプを通すことができるかさ上げタイプのものです。
振動対策や掃除の行いやすさから考えると、かさ上げタイプを購入することをおすすめします。
しかし、かさ上げしてしまうことで、壁の側面についている止水栓が邪魔をして、洗濯機の設置ができないケースもあるので注意が必要です。
サイズについて
防水パンのサイズは基本的に3種類になります。
幅が640、740、800㎜のタイプで、奥行きが基本的に640㎜となっています。
正方形や長方形のものがあり、防水パンの大きさに比べて洗濯機の大きさが大きければ、防水パンを設置することは困難です。
洗濯機の大きさや設置場所の大きさを測定し、適合したものを購入するようにしてください。
排水溝の位置について
防水パンには排水溝の穴が開いています。
適切に防水パンの穴と床の排水溝を重ねて設置するためには、その位置を確認する必要があります。
その位置がずれていると設置することができません。
市販の防水パンには設置穴が左右によっているものもあるため注意が必要です。
自分でできる防水パン設置方法

防水パンの種類やサイズ、排水溝の位置などが確認できれば、実際に設置する方法を説明します。
まずは設置場所の床面の清掃をしっかりと行います。
防水パン、その上に重たい洗濯機を一度おいてしまうと、動かすには重たいために大変です。
まずは設置場所をきれいにし、準備をしましょう。
次に、防水パンを適切な位置に設置しその上に洗濯機を置きます。
かさ上げタイプの場合は思った以上に高さがあり、壁の止水栓にあたってしまうトラブルも考えられるため、事前の設置の準備としての測定やイメージが大切です。
【洗濯機の防水パンとは?】まとめ

防水パンは洗濯機の設置に大変重要で、なくてはならないものと言っても過言ではありません。
水の使用を想定した床面の設備がない場所で水を使用する洗濯機の設置や洗濯機の稼働時に出る振動は大変気になるものです。
特に賃貸住宅であれば、下の階の部屋に水漏れのトラブル、隣接する部屋には振動によるトラブルの可能性が考えられます。
それらをすべて解消できるのが防水パンです。
最適な防水パンを選ぶことで、洗濯機の使用時に起こるトラブルを未然に防ぎましょう。
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