Web担当者:出口晏奈
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洗濯物が色褪せる原因と日焼けを防ぐ方法
人間が強い太陽光を浴び続けると日焼けをするように、洗濯物も強い太陽の光を浴びることで日焼けをして色褪せることがあるのです。
なぜ洗濯物が色褪せてしまうのか、日焼けを防ぐにはどうしたらよいのかを紹介していきたいと思います。
洗濯物が色褪せる原因は2つある
洗濯をしたら、洋服が色褪せていたという経験をした人もいるでしょうが、その原因は大きく分けると2つ存在しているのです。
では、どのような原因があるのかを見ていきましょう。
強い太陽光が原因
洗濯物が色褪せてしまう原因の1つが太陽光です。
太陽の光に当てることで殺菌効果が期待できるので、しっかりと太陽の光に当てて乾かしたいという人もいるでしょうが、日光には紫外線が含まれています。
強い紫外線にさらされると、化学反応を起こして衣類の成分が分解されることで色褪せてしまうのです。
冬場であればそれほど紫外線が強くないので、太陽光に当ててもそれほど影響はありませんが、4月から9月ぐらいまでは紫外線が強いので注意が必要です。
洗濯をしているときの摩擦が原因
紫外線が弱い時期でも洋服が色褪せてしまうと感じる人もいると思いますが、この場合は紫外線が原因とは限りません。
確かに強い紫外線を浴びることで色褪せてしまうことは事実なのですが、他にも服が色褪せてしまう原因が存在しています。
それが摩擦なのですが、洗濯をする場合、大半の人は洗濯機を使用するでしょう。
しかし、少しでも洗濯をする回数を減らし、水道代や洗剤を節約したいと考えるため、適量を超える量の洗濯物を洗濯機に入れてしまう人もいます。
そうすると洗濯物同士が擦れやすくなるので、その結果摩擦で色褪せてしまうというわけです。
洗濯機には適切な容量が存在していますが、適量の8割ぐらいまでがよいと言われています。
あまり洗濯物詰めすぎると、色褪せるだけではなく石鹸カスが付着しやすくなったり、洗い残しが目立ってしまったりするので注意しましょう。
もしくは衣服を裏返しにして洗うことで、摩擦による色褪せをある程度防ぐこともできます。
素材や色によっても色褪せ方が違う
太陽の光に当てたことが原因で色褪せてしまう場合、洋服の色や素材によっても多少色褪せ方が異なってきます。
では、どのような色や素材の洋服が色褪せにくいのかを確認していきたいと思います。
日焼けしやすい色
強い太陽光に当てたことで色褪せてしまいやすい色というのは、青や赤となっています。
他にも黒や茶色などは色褪せやすいと言えるでしょう。
基本的には濃い色が日焼けをしやすいと思って間違いありません。
赤や青の洋服は特に色褪せやすいので、干すときには直射日光を避けるなどの工夫が必要です。
日焼けをしにくい色
濃い色が色褪せやすいということは、その逆で色が薄いと日焼けをしにくいと言えます。
特に白の洋服は色褪せてしまう心配がありませんので、あまり紫外線を気にしないで干せるというメリットがあるのですが、汚れが目立ちやすいというデメリットもあります。
日焼けしやすい洋服の素材
日焼けは洋服の色だけではなく、素材によっても変わってきます。
では、日焼けをしやすい素材は何なのかというと、綿や絹、麻になります。
これでは殆どの洋服は日焼けをしやすいと思うでしょうが、その通りだと思ってよいでしょう。
ナイロンやウールは日焼けしやすいだけではなく、紫外線によって劣化しやすい素材だとも言われています。
もちろん染め方によっても色落ちのしやすさは変わってきます。
日焼けをしにくい洋服の素材
綿や絹、麻が日焼けをしやすい素材だとすると、日焼けをしにくい素材というのは存在していないのでしょうか。
強いて言えばアクリルやポリエステルが当てはまります。
他には着色を行っていない天然素材の生成りも色褪せにくいと言われています。
当然ですが、これらの素材でも繰り返し洗濯をして、太陽光に当てて干せば色褪せてくることもありますが、他の素材に比べると、かなり色褪せにくいと言えるでしょう。
色褪せを防止する洗剤の使い方
洗剤の種類や使い方を工夫することでも、洗濯物の色褪せを防止できます。
まずは洗剤の種類ですが、蛍光増白剤が含まれている物を使用すると、色落ちしやすくなるので注意しましょう。
蛍光増白剤はアルカリ性や弱アルカリ性の洗剤に使用されていることが多いので、できれば中性洗剤を使用するのがおすすめです。
また、洗濯をするときに塩やお酢を少量入れることで、繊維に色を定着させることができます。
そして洗濯物の量を増やし過ぎないことや、洗剤をたくさん入れないことも重要なポイントです。
洗濯物の量や洗剤の量が多すぎると、洗剤が衣類に残ってしまうことがあります。
そうすると黄ばみの原因になりますし、シミになってしまうこともあるのです。
洗剤の量や洗濯物の量は適量かそれ以下で行い、蛍光増白剤が含まれていない洗剤を使うことでも、洗濯物の色褪せを防ぐことができます。
干し方を工夫して色褪せを防ぐ
洗濯物の色褪せを防ぐ方法として、干し方を工夫するのも効果的です。
では、どのような干し方をするのが効果的なのでしょうか。
洗濯物を裏返しにして干す
洗濯物の摩擦を軽減する方法として、洋服を裏返しにして洗濯する方法がありますが、実は裏返しにする方法というのは、干すときにも効果的なのです。
洋服を裏返しにして干すメリットは、色褪せを防ぐだけではありません。
嫌な臭いの発生を防ぐ効果もありますし、生乾きも起きにくくなるのです。
お気に入りの服なので、色褪せを防ぎたい場合には試してみましょう。
日陰干しにする
洗濯物は太陽光にしっかりと当てたいという人も多いでしょうが、実は日陰干しでもしっかりと乾かすことは可能です。
日陰干しにすることで、洋服の色褪せを防ぐこともできますし、風にしっかりと当てれば嫌な臭いも発生しにくくなるでしょう。
北側にも洗濯物を干せるようであれば、北側に干すのもおすすめです。
南側にしか洗濯物が干せないのであれば、市販されている日よけネットなどを使うのもよいでしょう。
部屋の中に干す
紫外線に当てなければ色褪せをかなり防ぐことができるので、どうしても色褪せるのが嫌だという人は、部屋に干してしまうのも1つの対策です。
しかし、部屋に干すと室内の湿度が上がるだけではなく、生乾きや嫌な臭いの原因になると思う人もいるでしょう。
生乾きや嫌な臭いの発生を抑える方法として、扇風機やサーキュレーターを使用する方法があります。
使用するときには窓もしっかりと開け、風通しをよくしておくことが大切です。
この方法なら室内干しを行っても、生乾きや嫌な臭いの発生を抑えることができます。
浴室乾燥機がある物件を選ぶ
浴室や洗濯物を乾かす目的で設置されている浴室乾燥機ですが、最近は浴室乾燥機が備え付けられている物件を目にする機会が多くなっています。
浴室乾燥機にもいろいろなタイプが存在しており、ガス式のタイプや電気式のタイプがあります。
天井に組み込まれているタイプもあれば、壁に掛けられているタイプなどもあるのですが、浴室乾燥機にはいろいろなメリットがあるのです。
例えば寒い季節であればヒートショックを防げますし、雨が続く梅雨時期であっても洗濯物をすぐに乾かせるなどがあります。
さらにカビの抑制にも効果的ですし、中にはミストサウナが取り付けられているタイプも存在しています。
そして外に干すわけではないので、洗濯物が強い紫外線に当たって色褪せてしまう心配もありません。
洗濯乾燥機だとかなり高温になるので、洋服へのダメージが心配という人もいるでしょうが、浴室乾燥機ならそれほど高温になる心配もないので、洋服へのダメージも抑えることができます。
洗濯物の色褪せが心配という人は、浴室乾燥機が備わっている物件を検討してみるとよいでしょう。
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【洗濯物の色褪せと日焼けを防ぐ方法とは?】まとめ
洗濯物も強い太陽光に当てると日焼けをしてしまい、色が褪せてしまいます。
そこで紫外線が強い季節は日よけネットなどを使う方法や、あえて部屋干しにすることで日焼けを防止ことが可能です。
他にも蛍光増白剤が含まれていない洗剤を使う方法、色褪せにくい色や素材の服を購入するのもがよいでしょう。
いつでもしっかりと衣類を乾かしたいのであれば、浴室乾燥機が設置されている物件を選ぶのもおすすめです。
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