【北向き物件はやめとくべき?】主なメリットと快適な生活方法を解説!
メリットも色々とある北向きの物件

賃貸住宅を借りるときは、部屋の向きを気にする人もいるでしょう。
人気なのは南向きの物件で、北向きの物件はあまり人気がありません。
しかし、北向きの物件にも色々とメリットがあるので、どのようなメリットがあるのかを紹介していきます。

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賃貸お部屋探しのプロが見るポイント
賃貸専門家:吉田 政孝
不動産キャリア:23年
賃貸のマサキ天理駅前店所属。店舗運営のサポートの傍ら、ルームアドバイザーのキャリア23年以上の大ベテラン。奈良の社内仲介ランキングNo.1の実績有り。奈良の賃貸事情は勿論、美味しい飲食店や人気観光スポットなど、奈良のことは幅広い情報を持ち、特に天理市事情に日本一詳しいと自負。自身がナビゲータ役を務めたテレビ番組も多数あり。過去にアルバイトで習得したオムライス作りをスタッフへ教えるほど食通とか。


北向きの物件が不人気な理由

南向きの物件に比べると、北向きの物件はあまり人気がありません。
その理由は、南向きの物件よりもデメリットが多いからです。
どのようなデメリットがあるのかというと「日当たりが悪い」「洗濯物を乾かすのに不向き」
「部屋の温度が上がりにくい」「湿気がこもりやすい」などがあります。
日当たりが悪い
日本は北半球にある国なので、太陽は南方面にあります。
そのため、北側に窓とベランダが設置されている物件の場合、日当たりが悪くなってしまいます。
東側や西側であれば、南向きの部屋よりは日当たりが悪いものの、1日の内室内に日工が差し込む時間がいくらかは存在しています。
その点北向きの部屋だと、殆ど日光が部屋に差し込んでこないので、常に部屋が暗い状態になるのです。
その分電気を使用する時間も長くなる傾向にあるので、北向きの物件はあまり人気がないのだと言えるでしょう。
洗濯物を乾かすのに不向き
北向きの部屋には日光が殆ど当たらないので、洗濯物を乾かすのにも不向きです。
夏であれば日光が当たらなくても洗濯物は乾きやすいですが、冬は気温が低い上に、着ている服なども厚い物になるので、より乾きにくくなります。
そのため、乾かすために何日も外に干す、乾燥機を使用するなどの対策を行っている人もいるでしょう。
また、北向きの物件は冬に風が当たりやすくなるので、洗濯物が飛ばされないように注意する必要もあります。
部屋の温度が上がりにくい
北向きの物件は、夏場は南向きの物件よりも快適な生活ができる反面、冬は南向きの物件に比べて室内の気温が上がりにくくなります。
そのため、暖房を強くする必要も出てくるため、南向きの物件よりも電気代が高くなる可能性もあるでしょう。
木造で隙間があるような部屋を借りた場合、隙間風が気になる場合もあるので、きちんと対策をしないと寒さに苦しむことになります。
湿気がこもりやすい
日光が差し込んでこない北側の物件は、南向きの物件と比べて湿気がこもりやすい傾向にあります。
冬はまだよいのですが、梅雨時期などはより湿度が高くなりやすいです。
室内の湿度が高くなると、カビが発生しやすくなって不衛生な環境になります。
カビは1度発生すると、除去するのはかなり大変なので、この点もデメリットだと言えるでしょう。
意外とメリットもある北向きの物件

デメリットが多くてあまり人気のない北向きの物件ですが、実はメリットもいくつか存在しています。
北向き物件の主なメリットは「家賃が安く設定されている物件が多い」「家具や床の傷みが軽減される」
「夏場は南向きの物件よりも快適に過ごせる」「仕事や勉強に集中しやすい」などが当てはまります。


家賃が安く設定されている物件が多い
家賃は周辺の環境や最寄り駅からの距離、面積や間取りなど、色々な要素が関係してきます。
北向きか南向きかによっても家賃は変わってくるのですが、南向きの物件よりも、北向きの物件の方が家賃は安い傾向にあります。
マンションによっては、同じ建物内で南向きの部屋と北向きの部屋が存在している物件もありますが、このような場合でも北向きの部屋の方が、家賃は安いことが多いです。
少しでも家賃を節約したい場合は、北向きの部屋を選んでみるのもよいでしょう。
家具や床の傷みが軽減される
家具や床は、太陽の光が当たることでも劣化していきます。
そのため、南向きの物件に比べると、北向きの物件の方が、家具や床がきれいな状態を維持しやすいと言えるでしょう。
最近は少なくなってきましたが、畳の部屋は太陽の光が差し込むか差し込まないかで、劣化の速度がかなり変わってきます。
家具や床の傷みが気になるという人も、北向きの物件がおすすめです。
夏場は南向きの物件よりも快適に過ごせる
冬場は寒くて快適な生活が送りにくい北向きの物件ですが、逆に夏場は南向きの物件よりも暑さが軽減されるので、多少ではあっても快適な生活が送れるでしょう。
日光が直接部屋に差し込んでくると、冷房をつけても効果が低くなります。
逆に日光が差し込んでこない北向きの部屋であれば、冷房の効果も高まるでしょう。
暑いのが苦手という人も、北向きの部屋に住むのには適しています。
仕事や勉強に集中しやすい
最近はリモートワークを行う人が増えていますが、自分の部屋で仕事を行うと、つい怠けてしまって仕事がはかどらないという人もいるでしょう。
このような人にも北向きの部屋は向いています。
北向きは風水上でも落ち着く方角と言われているので、仕事だけではなく勉強をするのにも適しているのです。
北向きの部屋でも快適に過ごす方法がある

あまり人気がない北向きの物件ですが、工夫次第で快適に過ごすことが可能です。
どのように工夫をすればよいのかというと「換気は頻繁に行う」「洗濯物は部屋に干す」「寒さ対策をしっかりと行う」
「晴れている日はできるだけ外に出る」「角部屋を選ぶ」などです。
換気は頻繁に行う
日が殆ど差し込んでこない北向きの部屋は、湿気がこもってカビが発生しやすいというデメリットがあります。
しかし、頻繁に窓を開けたり換気扇を使用したりすれば、換気をしっかりと行うことができます。
他にも扇風機などを使用して風の通りをよくする、除湿器や除湿剤などを活用して湿気がこもらないようにすれば、カビの発生も防げるでしょう。
カビの発生を防ぐには、掃除と換気をしっかりと行うことが大切です。
洗濯物は部屋に干す
北向きの物件は日の光が当たりにくいので、外に干しても乾きにくくなるのですが、夏であれば着ている服も薄い物が中心なので、日が当たらなくてもしっかりと乾かせます。
しかし、冬は着ている服が厚い物中心なので、外に干しても乾きにくくなります。
そこでおすすめの方法が部屋干しなのですが、冬は暖房を使用することが多いので、北向きの場合は室内干しの方が乾きやすくなる場合もあるのです。
物件によっては、室内干しがしやすいように設計されているところもありますし、浴室乾燥機が備わっていることもあります。
このような物件を借りておけば、北向きであっても安心して洗濯物を乾かすことができるでしょう。
多少お金に余裕があり、近くにコインランドリーがある場合は、冬場はコインランドリーの乾燥機を使用するのもおすすめです。
寒さ対策をしっかりと行う
夏は快適に生活がしやすい北向きの物件ですが、逆に冬は南向きの物件と比べると、室温が低くなる傾向にあります。
そこで重要になるのが寒さ対策です。
隙間から風が入ってくる場合には隙間をふさぐ、断熱シートや緩衝材を用いるのが効果的なので、寒いのが苦手な人は試してみるのがよいでしょう。
最近はホームセンターやオンラインショップで簡単に購入できます。
晴れている日はできるだけ外に出る
室内に太陽の光が差し込まない部屋でずっと暮らしていると、あまり体にもよくありません。
気分が沈んでしまいやすくなるので、晴れている日は外に出て、日の光に当たるのがよいでしょう。
日に当たることで気分転換にもなりますが、暑い日はまだ気温が上がりきっていない朝に外へ出かけるのがおすすめです。
角部屋を選ぶ
北向きの部屋を選ぶときには、できるだけ角部屋がよいでしょう。
角部屋であれば接している部屋が少ないので、騒音対策にもなります。
また、角部屋は1人暮らし向けの物件でも窓が複数設置されている場合があるので、西側や東側に窓が設置されていれば、北向きの部屋でも日が差し込んでくることもあるのです。
ただし、角部屋は人気が高い上に限られた数しか存在しないため、入居の難易度も高くなります。
【北向き物件はやめとくべき?】まとめ

今回は北向きの物件にもメリットが存在すること、北向きの物件を借りた場合にはどのようにすれば快適に生活できるのかについて紹介してきました。
確かに南向きの物件に比べるとメリットが少なく、デメリットが多くなりますが、工夫次第で快適に生活できます。
特に家賃を抑えたい、家具や床の劣化を遅くしたいという人は、北向きの部屋を選んでみるのもよいでしょう。


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