Web担当者:出口晏奈
かわいいものや流行に敏感な私が奈良に関する情報からお部屋にまで様々な情報分かりやすく発信していきます!
洗濯機の選び方とそのポイントはこれ!
3大家事と言われるものに炊事、洗濯、掃除があります。
その中でも洗濯は、大変労力の必要な家事になります。
単純に洗剤で衣類を洗うだけではなく、洗濯物の容量や汚れの程度を考えることや洗濯後の乾燥、干す作業など、洗濯に関する一連の作業をより効率よくしたいものです。
その詳細について説明します。
洗濯とは?
洗濯という言葉を調べてみました。
洗濯とは、「機械的作用と科学的作用を利用して衣類などの布地を洗うこと、衣服などを洗って汚れを落とすこと」とのことです。
また人間の心理的な面でも洗濯という言葉が使われています。
「日常の仕事などから離れて、気分を一新したり、からだの疲れをいやしたりすること」を洗濯という言葉で表します。
洗濯とはすなわち「綺麗にすること」です。
人間の生活の中で大変重要は間違いありません。
汚れの種類
それでは、実際に家事として行われる洗濯は、「汚れ」を衣類から取り除き、きれいにすることです。
その汚れは色々な種類と特徴があります。その詳細について説明します。
皮脂汚れ
皮脂は、脂肪酸あるいは中性脂肪などが主な成分となっています。
そのため、皮膚と触れ合うことの多い襟、袖、脇などはとくに、皮脂が繊維に染み込みやすくなってしまいます。
皮脂汚れは、垢やホコリなどが結合してガンコな汚れへと変わり、酸素に触れて酸化することで黄ばみとなると言われています。
ワイシャツなどの白いシャツでは、特に黒ずんだ皮脂よごれが目立ってしまうため、見た目からしても必ず洗濯では落としたい汚れの一つです。
汗
汗は皮脂と同様に、人間の体全体を覆っており、毛穴から出る液体状のものです。
液体状ではありますが、汗の中に含まれる成分には、少なからず塩分やアンモニア、尿素、乳酸など、固形物が含まれています。
夏場、Tシャツにうっすらと白い結晶のようなものがついているのを経験したことはありませんか。
それは、先ほど述べた固形物です。
汗をかいた後、水分は蒸発してその固形物が残ります。
また、垢やその固形物との化学反応で、衣服が黄ばんだり、黒ずんだりして汚れという形で衣服に残ってしまいます。
また、汗は汚れとは別に「臭い」も衣服に残してしまいます。汚れとともにこの「臭い」も洗濯で落としたいものの一つです。
土や泥汚れ
土の上での作業や仕事で汚れたり、子供さんがいる場合には、学校の運動場や屋外での遊びで、衣服を土で汚してくることがあります。
土と言っても油や色々な成分が付着している可能性もあります。
また、衣類に土や泥がしみ込んだり、固形物として付着している場合もあります。
基本的には、洗濯機に入れる前には目に見える固形物は落としておくことが基本です。
油汚れ
調理中にあぶらがはねたり、食事中にうっかりと食べ物を衣類にこぼしてしまい付着することは日常的によくあります。
油は、衣服に付着するとしみ込んでしまいます。
油は水をはじき、溶けにくい性質を持っています。
洗濯機の種類
それでは続いて本題である洗濯機について、その詳細を説明したいと思います。
洗濯機と一言でいっても、色々な種類の洗濯機が発売され、機能が異なります。
2槽式洗濯機
2槽式洗濯機の誕生は、昭和35年、三洋電機という電機メーカーから発売されたのが始まりです。
発売当初は洗濯機の普及率は26%と言われていた中、その後高度成長期に入ったことで一気に2槽式洗濯機が普及していきました。
この洗濯機が普及しだすと、1家に1台の洗濯機が当たり前となりました。
2槽式洗濯機は名前のごとく、洗濯槽と脱水層が分かれているので、「洗い」「すすぎ」が終了したら、手動で脱水槽に入れる必要があります。
今でも2槽式洗濯機は根強い人気があります。
なぜなら、丈夫で壊れにくいことや洗浄力が高く洗剤を過剰に使わなくてもいい点が支持されているのです。
洗浄力では特に、洗濯槽内に回転させるモーターの力が直接伝わりやすいため、洗濯物が力強く擦れ合うことで洗浄力が高くなります。
脱水機能では、2槽式の特徴である単独での脱水機能であるため、他の洗濯機に比べて脱水力が高い場合が多いです。
また、大きさも他の洗濯機に比べて省スペースで設置することができます。
難点としては、2槽式のため、洗濯が終われば脱水槽に洗濯物を移し替えないといけないため手間がかかります。
また、モーターが強力な分、騒音が他の洗濯機に比べて大きい点があります。
縦型洗濯機
縦型洗濯機は、二槽式洗濯機とは違い全自動で動くため「洗い」「すすぎ」「脱水」が一気に終わります。
スイッチを入れれば、あとは放っておくだけで洗濯から脱水まで完了です。
洗濯機によっては、乾燥機能までついている機種もあります。
この乾燥機能は家事の負担や手間を減らす上で、大変重宝されます。
例えば、雨の日でも洗濯から乾燥までできる点です。
また、洗浄力や脱水機能は、二層式と同じ構造のため、大変高いです。
また、縦型洗濯機は1つの槽で洗濯から脱水までを行うため、2槽式に比べて洗濯物をより多く洗濯することができます。
ドラム式洗濯機
ドラム式洗濯機は、コインランドリーで見られる様に円形の蓋を開き、洗濯槽の中がぐるぐると縦回転することで洗濯物を上から下にたたきつけて洗います。
大きな特徴としては、少ない洗剤と水で洗えることが特徴です。
この機種では乾燥までの機能がついていることがほとんどで、洗濯から脱水、さらには乾燥まで終了します。
また、ドラム式ではヒートポンプ機能という、少ない電力で空気中から熱エネルギーを集めて利用する、省エネの技術が取り入れられるようになりました。
昔は乾燥機付き洗濯機の乾燥機能は大変電気代がかかり、乾燥機能も付属程度のものであったため、あまり大々的には使われていませんでした。
しかし、このヒートポンプ機能では、電気の力だけで熱を発生させるヒーター式に比べ熱発生効率がよく省エネ性も高くなっています。
さらに、乾燥温度が高いヒーター式に比べ、ヒートポンプ式の乾燥温度は65℃前後と低めなので衣類の傷みや縮みも抑えることができます。
どの洗濯機を選びますか!?
それでは実際に、洗濯物の汚れや洗濯機の機能から自分のライフスタイルに合った洗濯機の選び方について説明します。
手間から考えるとこれ!
「手間」から考えれば、やはり全自動機能の洗濯機を選ぶことをおすすめします。
ボタン一つで洗濯から脱水、乾燥まで終了することが一番重宝されることです。
特に、乾燥までを1台の洗濯機で終わることができると、洗濯物を干す作業がなくなります。
少しだらしない感じもするかもしれませんが、洗濯機から直接洗濯物を取り出して、そのままたたんでタンスに直すこともできます。
一人暮らしで、タオル程度であれば、洗濯機の中から直接取って使うことも可能かもしれません。
しかし、天日干しをすることで、衣類へのしわが付きにくくなったり、太陽の光での除菌的効果もあるので、そのあたりは検討の余地はあります。
しかし、手間を考えて全自動で乾燥までをしっかりと行いたい場合には、洗浄から乾燥までの機能が安定しているドラム式洗濯乾燥機をおすすめします。
洗浄力から考えるとこれ!
洗浄力を考えた場合、2槽式や縦型洗濯機をおすすめします。
洗濯機の特性上、汚れを落とす能力に優れています。
また、先ほど説明した汚れの種類によっては、洗濯をする前の作業がその洗浄能力を生かすことができるかにかかってきます。
頑固な汚れがあるからと言って、洗浄力が高い洗濯機だけですべての汚れを取ることはできません。
例えば、油汚れは、なるべくついた直後に油をふき取り、洗剤につけておくことが必要です。
皮脂や汗で黒ずんだ汚れは、漂白剤をつけて洗濯するとその洗浄効果は高くなります。
汚れ方や汚れてからの時間を考えて、まずは汚れの除去方法や洗剤を選ぶ必要もあります。
洗濯の定義で説明したように機械的効果(洗濯機自体の落とす能力)と科学的効果(洗剤)をしっかりと合わせることで、汚れを落とすことができます。
洗濯機でどうしても落とすことができない場合には、あきらめずにクリーニング店などの専門業者に相談することをおすすめします。
省エネから考えるとこれ!!!
洗濯機で使うランニングコストとして、洗剤、水道代、電気代が必要になります。
特に省エネ、ランニングコストとして差が出るものが水道代と電気代です。
2槽式、縦型洗濯機とドラム式を比べると、電気代として、洗濯容量を9㎏とした場合、2槽式、縦型洗濯機では1か月43円~70円前後となります。
ドラム式では43円~53円前後となります。
電気メーカーや機種により違いは当然ありますが、ドラム式の方が電気代としては安い傾向になります。
乾燥までを加えると縦型では1200円~1500円前後、ドラム式では450円~600円前後になります。
乾燥機能を考えるとドラム機能が省エネとなります。
水道代としては、2槽式、縦型洗濯機では850円~1000円前後、ドラム式では450円~500円前後となります。
ドラム式の方が水道代では安い傾向になります。
洗濯機で洗濯も乾燥も行う場合、ドラム式なら縦型よりもランニングコストが総合的に年間約18,000円も安くなります。
ドラム式の本体価格が縦型の本体価格よりも「18,000円×耐用年数(約7年)」少なければ、ドラム式の洗濯機が最終的に得になります。
つまり、約136,000円以内の洗濯機ならコストとして特になります。
また、使う人数や洗濯機本体の大きさにより、使用回数のコスト計算や本体代金の考え方も変わります。
洗濯頻度やペットの有無(毛の影響)によっては耐用年数が短くなる可能性もあるため、注意が必要です。
コストと手間の関係、省エネや自然環境との関係など、どれを選択するかは個人的な考え方になるのかもしれません。
容量から考えるとこれ!
洗濯をするにあたり、洗濯機の大きさは大変重要な要素でもあります。
よくある失敗例は、洗濯機容量の能力を超えた洗濯物を入れてしまい、汚れが全く取れなかったり、乾燥においては、生乾きのままで、嫌なにおいがついてしまう場合があります。
某大手メーカーによれば、一人あたりの1日分の洗濯物の量は約1.5㎏と設定されています。
例えば、4人以上となれば4×1.5=6㎏が目安となります。
タオルやシーツなどをいっしょに洗うと、水の容量も必要となるため、7㎏以上の容量を使用することが良いとされています。
予算や水道代、電気代のランニングコストや洗濯機の価格も気のなる所ではありますが、大は小を兼ねると言われています。
購入する容量に迷えば、一つ上の大きさを購入すると一度に処理できる洗濯量は増えます。
本体価格は気になるところですが、十分に検討してみてはいかがでしょうか。
【後悔しない洗濯機の選び方とは?】まとめ
数多くの洗濯機が家電量販店やインターネット、リサイクルショップで売られています。
洗濯機には色々な種類があるため、自分のライフスタイルや予算に合わせて購入することが大切です。
また、電化製品のため、機能や省エネはどんどんと改善されてきているので、詳細については適時調べることもおすすめします。
家事は生活をする上で必ず必要なものではありますが、大変面倒なものです。
しかし、より良い洗濯機を選べば、快適な家事も夢ではありません。
関連記事
【一人暮らしの水道料金の目安とは?】節約したい方必見!≫
【電気代を節約したい!】電気代を安くする見直しポイント!≫
【節約したいなら断然「ドラム式洗濯機」】一人暮らしにオススメな理由解説≫
【洗濯機のカビはどう防ぐ?】よくない習慣や掃除方法とは?≫
【環境に配慮したZEH賃貸とは?】メリットや基準や条件の解説≫
【洗濯物の色褪せと日焼けを防ぐ方法とは?】日焼けしやすい素材や色について≫
【建築物省エネ法改正いつからどう変わる?】 賃貸住宅への影響≫
Web担当者:出口晏奈
かわいいものや流行に敏感な私が奈良に関する情報からお部屋にまで様々な情報分かりやすく発信していきます!