【環境に配慮したZEH賃貸とは?】メリットや基準や条件の解説
【省エネ・創エネ】ZEHとはどんな住宅?ZEHの賃貸に住むメリットは?

環境問題への関心が一層高まる昨今、環境に配慮した住宅「ZEH」(ゼッチ)が注目されています。
国が普及促進するこのZEH、具体的にどんな住宅で、どんな基準が定められているのでしょうか。
ZEHの賃貸住宅に住むメリットもあわせて詳しく解説します。

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賃貸専門家:内田紘一
資 格:宅地建物取引士
宅地建物取引士保有で業界10年以上のベテラン!先読みする性格を武器に数多くの賃貸媒介をこなし、特に学生では成約数TOPクラスの実績。休日の日は家族・愛犬と車中泊をしながら、各地の有名観光地巡りなどドライブをする事が趣味です。奈良市はもちろん、生駒市・大和郡山市など、エリアを問わず奈良に詳しい賃貸専門家の内田がご紹介します。
ZEHは高断熱・省エネ・創エネ住宅!

ZEH(ゼッチ)とは略称で、正式には「Net Zero Energy House」(ネット・ゼロ・エネルギー・ハウス)。
1年間の一次エネルギー消費量を実質ゼロにすることを目指した住宅を指します。
より具体的に言えば、住居の断熱性や省エネ性能を高めて、さらに太陽光発電などで再生可能エネルギーを創りだす(=創エネ)設備を導入した住宅のことをそう呼びます。
①高断熱
②高性能な省エネ
③創エネ
この3つの要素をいずれも一定基準以上に備えていることが、ZEHと呼ばれる条件となるのです。
世界的な環境問題や省エネへの関心の高まりがあり、さらに国内でとれる天然資源が少なくエネルギー自給率の低いわが国では、住宅におけるエネルギー消費量をできる限り抑えることは重要課題と言えます。
そのため、ZEHの普及促進には国も力を注いでいるところです。
なお、ZEHには戸建て住宅と集合住宅で別々の基準が定められており、集合住宅のほうはZEHマンション、略してZEH-M(ゼッチエム)と呼ばれています。
ZEH-Mの種類について(住棟単位)

ではZEHの集合住宅「ZEH-M」について、どのような基準が定められているかを見ていきましょう。
まず、ZEH-Mの基本となる基準は以下の2つです。
・住棟内の全住戸で強化外皮基準(ZEH基準)を満たしている。
・共用部を含む住棟全体で、太陽光発電などの再生可能エネルギー(再エネ)を除いて20%以上の省エネ率を満たしている。
まずはこの2つの条件をいずれもクリアしていることが前提となります。
「強化外皮基準」というのは、建物の外皮(いわゆる「屋外」と面している外壁・天井・屋根・窓・ドアなど)の断熱性能についての基準で、地域ごとに満たすべき値が定められています(UA値1・2地域:0.40W/㎡K相当以下、3地域:0.50W/㎡K相当以下、4~7地域:0.60W/㎡K相当以下)。
なおかつ「共用部を含む住棟全体での再エネを含む省エネ率」に応じて、ZEH-Mは次の4種類に分類されます。
①『ZEH-M』:住棟全体での再エネを含む省エネ率が100%以上
②Nearly ZEH-M:住棟全体(4~5階建て)での再エネを含む省エネ率が75%以上100%未満
③ZEH-M Ready:住棟全体(6階建て以上)での再エネを含む省エネ率が50%以上75%未満
④ZEH-M Oriented:再エネ導入は必要なし
このうち『ZEH-M』とNearly ZEH-Mは1~3階建ての集合住宅が目指すべき水準、ZEH-M Readyは4~5階建ての集合住宅が目指すべき水準、ZEH-M Orientedは6階建て以上の集合住宅が目指すべき水準とされています。
これは、高層の集合住宅であるほど太陽光発電でまかなえる住戸あたりのエネルギー量が少なくなるためです(階数が増えても太陽光パネルを設置できる屋上の面積は変わらないため)。
ZEH-Mの種類について(住戸単位)

先に挙げたのは集合住宅の住棟全体におけるZEH-Mの基準ですが、住戸単位でも基準が設けられています。
・当該住戸で強化外皮基準(ZEH基準)を満たしている。
・当該住戸で再エネを除いて20%以上の省エネ率を満たしている。
住棟単位での基準と同じように、上記2つの条件に加えて再エネを含む省エネ率に応じて次の4種類に分類されます。
①『ZEH』:当該住戸での再エネを含む省エネ率が100%以上
②Nearly ZEH:当該住戸での再エネを含む省エネ率が75%以上100%未満
③ZEH Ready:当該住戸での再エネを含む省エネ率が50%以上75%未満
④ZEH Oriented:再エネ導入は必要なし
ZEHの賃貸住宅に住むメリットは?

ZEHの賃貸住宅に住むメリットは大きく3つあります。
ひとつめは住み心地や健康面。高い断熱性を誇る物件に住むことで、お部屋のなかの環境が一年中快適に保たれる点です。
暑い夏も寒い冬も室内は厳しい外気温の影響を受けづらく、カビ発生の原因にもなる結露をおさえたり、室内の温度差によるヒートショックを防止したりといったことにもつながります。
ふたつめは経済面。お部屋の断熱性の高さのおかげでエアコンや床暖房などの使用がおさえられ、なおかつ冷暖房使用時の効率も上がります。
さらに省エネ性能の高い給湯設備の導入や太陽光発電による創エネなどもあり、光熱費の削減が期待できます。
みっつめは防災面。太陽光発電設備によって、停電時においても蓄えられた電力を使うことができる点です。
自然災害などによる緊急時の安全および安心の確保に大きく貢献してくれることでしょう。
まとめ~環境へのやさしさも住むメリットも兼ね備えた住宅~

いかがでしたでしょうか。
今回は「ZEH」について見ていきました。
省エネ・創エネに優れ、環境にやさしいだけでなく住むメリットも数多くあるZEH。
近年数が増えており、関心の高まりとともにこれから我が国の住宅のスタンダードになるかもしれません。要注目ですね。
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