集合住宅(アパート・マンション)で靴を洗いたい
マンションやアパートなど、集合住宅にお住まいの場合、外に水道がないなどの理由で靴の洗い場所にお困りではないでしょうか。
そんな場合、ベランダ、洗面所やお風呂場で靴を洗う方もおられると思います。
ですが、洗面所やお風呂場で靴を洗うとなると、人の顔や体を洗う場所で下履きの靴を洗うのに抵抗を感じる方もいるでしょう。
こういった悩みは、靴の手洗い方法を変える、靴を洗うグッズを変えるなどで解決させることができるかも!?
今回は自宅で靴を洗う際に、衛生面に気を配りつつ、なるべく効率の良い方法でできる工夫についてご紹介します。
ただし今回ご紹介できるのは、自宅で靴を洗うことが可能なスニーカーや学校などで使用する上履きのお手入れとなります。
素材や形によっては自宅で靴を洗うと傷んでしまうので、靴クリーニングに出すなど、プロにお任せしたほうがいいでしょう。
また、スニーカーでもスエードや合皮、革素材のものは洗えませんのでご注意ください。
Web担当者:西村貴文
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【方法1】バケツやたらいを利用してお風呂場などで手洗い
一番手っ取り早いのは、バケツやたらいをお風呂場に用意して、その中で靴を洗う方法です。
バケツに水を張ってベランダや洗面所などでも洗えます。
使用するバケツは大きめ・深めで靴がすっぽり入るぐらいのものを用意すると、周辺を濡らしたりこぼしたりすることなく安心して靴を洗うことができます。
「でも・・・靴を洗うだけで大きなバケツやたらいを用意すると、使わない時ジャマになるんじゃ…?」
使用しない時のバケツの置き場所に困る場合は、折りたたみ式のバケツがおススメです。
靴の手洗い方法
1.中敷きや紐、飾りなどがあれば、はずせる限りはずす
2.濡らす前にブラシなどで乾いている泥や砂をきれいに落とす
※この状態で先に濡らしてしまうと、泥汚れが落ちにくくなるだけでなく、靴の素材によっては染み込んでよけいに汚れてしまうためです
3.水で濡らして、石鹸または洗剤を泡立ててブラシで汚れをこすって落としていく
※ソール部分の汚れ落としにはメラミンスポンジが使えます
4.水でしっかりすすぐ
5.風通しの良い日陰で乾かす。または乾燥機で乾かす
洗った後の水はトイレで流すか、ベランダの排水溝で流すとよいでしょう。
ただし物件によっては、掃除などに使用した水を流す場所や方法について指示がある場合もありますので、事前に確認するようにしてください。
また、排水溝に水を流す際には靴についていた泥や砂、小石などが混ざってないか気をつけてください。
特に小石などはそのまま流すと詰まりの原因になります。
お風呂や洗面所で洗う場合はいっそのこと、掃除前に靴を洗ってそのまま掃除に突入すると衛生面を気にしなくてもいいですし、何より手間が省けてラクです。
ベランダに水道がなくて、洗うはいいけどすすぎの水を運ぶのが面倒・・・という場合は、少し高価にはなりますが、洗い流さなくてすむ洗剤を使うと言う方法もあります。
【方法2】コインランドリーを利用する
家で手洗いをするのがめんどくさい人はコインランドリーの靴用洗濯機を利用すると言う方法もあります。
コインランドリーにもよりますが洗濯で200円、乾燥で100円程度で靴洗いができます。
大人の靴なら2足、子供の靴で19センチ以下なら4足ほどが一度に洗えます。
洗濯にかかる時間は約20分、乾燥でさらに20分程度になります。
近所のコインランドリーを調べてみると、奈良県内にも意外と靴用洗濯機を設置しているところがありますので、利用してみたい方はぜひ調べてみてください。
洗濯機・乾燥機で別になっているので、洗濯のみクリーニングを利用して干すのは自宅でと言う使い方もできます。
ただしコインランドリーによって洗濯機は洗える靴と洗えない靴があります。
スニーカーや上履き等はOKですが、革靴や長靴などのゴム素材のもの、ブーツやスパイク、安全靴、装飾が多い靴は利用できません。
基本、スニーカーや上履きのみと思っておいたほうがいいと思います。
またスニーカーの靴ひもは抜いておくか、きつく結んではずれないようにしておくなどの処理が必要です。
靴ひもの汚れもきれいにしたい場合は、洗濯ネットに入れて自宅で洗濯するのが良いでしょう。
【方法3】自宅の洗濯機を使う
上履きなど軽い汚れの靴であれば、自宅の洗濯機で洗うことも可能です。
用意するもの
・洗濯ネット
・衣類用の中性洗剤
自宅の洗濯機で洗う手順
1.泥汚れ・砂汚れがあれば、ある程度落としておく。特に小石などは気をつけましょう。洗濯機が故障する原因となります
2.靴紐や中敷き、飾りはあらかじめ抜いておく
3.靴を洗濯ネットに入れる(靴ひもや中敷きも洗いたい場合は、別の洗濯ネットに入れて一緒の洗濯機で回すとラクです)
4.水と洗剤を普段より多めに入れて通常コースで洗う
5. 風通しの良い日陰で乾かす。または乾燥機で乾かす
特にお子さんの上履きはほぼ毎週学校から持って帰ってくる上、兄弟分あると2足以上洗う必要が出てきます。
そんな場合は小石などのゴミに気をつけて洗濯機で回してしまうと家事負担が少なくてすみます。
靴の汚れがひどい場合
以上3つの方法を紹介しましたが、いずれの方法を使うにしても、汚れがひどい場合はあらかじめ浸け置き洗いをすることをおすすめします。
浸け置きには粉末の酸素系漂白剤がおすすめです。
漂白剤という名前がついていますが、酸素系の漂白剤は色落ちしにくいので大丈夫。
つけ置き手順
1.バケツに40℃から50℃のお湯を入れる。量は靴がすべてつかるぐらい。
※やかんで熱湯を沸かし、水と混ぜながら手を入れて熱いぐらいになるまでに調整すれば、ほどよい温度のお湯が作れます
2.酸素系漂白剤を付属のスプーン一杯分入れる
3.かき混ぜて水にしっかり溶かす
4.バケツに靴を沈める
5.30分から1時間、つけ置きする。汚れがひどい場合はもう少し長くつけ置きしてもOK
6.汚れが気になる部分をブラシでこすり落とす
7.新しい水で靴をきれいにすすぐ
8. 風通しの良い日陰で乾かす。または乾燥機で乾かす
靴を乾かす方法
洗った靴はしっかり乾かしましょう。
そのためには靴を乾かす前にタオルで水分をある程度とっておくのがポイントです。
乾燥時のポイント
1.型くずれしないように靴の形を整える
靴の中に新聞紙を丸めて入れておくと形が整い、新聞紙が水分を吸ってくれる分乾きが速くなります。
2.かかとが下、つま先が上になるように壁などに立て掛けて干す。靴用のハンガーがあればなお良し。
クリーニング屋さんでもらうような針金ハンガーがあれば両端を折り曲げてその部分にひっかけて干すこともできます。
場所は直射日光を避け、風通しの良い場所で干しましょう。
また、機種等にもよりますが布団乾燥機で靴を乾かすことも可能です。
乾燥機の排気口に接続できる靴専用の用具を取り付け、靴の中に温風を送り込むような感じで乾かします。
靴の下には古新聞を敷いておくと水分を出やすいです。
【賃貸住宅でも出来る靴の洗い方】しっかり乾かす方法やひどい汚れの対処法!まとめ
以上、集合住宅など外で靴を洗えない環境での靴を洗う方法を3つ、ご紹介させていただきました。
これらの方法は基本、上履きやスニーカーなど、自宅でザブザブと洗っても大丈夫な靴に関しての方法ですので、自宅で洗えない靴は靴クリーニングに出すことをおすすめします。
また、水洗いが可能な革靴は、手洗いという方法は使えますが、必ず革専用の洗剤を使うことと、水で色落ちしないか確認してからにすることを忘れないようにしてください。
心配な場合は無理せずクリーニングに出すことをおすすめします。
これで、「外でなければ靴が洗えない」と思わなくていいですよ。ザブザブいっちゃいましょう!
上履きはお子さんに洗い方を教えて自分の分は自分で洗わせるのも、自立に向けての教育の一環としていいかもしれません。
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