【ベランダの排水溝が詰まる原因とは?】自分でできる予防と対策
ベランダの排水溝が詰まったらすぐに対策する

賃貸住宅でベランダの排水溝が詰まっても、そのまま放置している人はいないでしょうか。
ベランダの排水溝が詰まると、いろいろなトラブルを引き起こす原因になります。
では、どのように対策をするべきなのか、詰まる原因などを見ていきましょう。

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賃貸専門家:吉田 政孝
不動産キャリア:23年
賃貸のマサキ天理駅前店所属。店舗運営のサポートの傍ら、ルームアドバイザーのキャリア23年以上の大ベテラン。奈良の社内仲介ランキングNo.1の実績有り。奈良の賃貸事情は勿論、美味しい飲食店や人気観光スポットなど、奈良のことは幅広い情報を持ち、特に天理市事情に日本一詳しいと自負。自身がナビゲータ役を務めたテレビ番組も多数あり。過去にアルバイトで習得したオムライス作りをスタッフへ教えるほど食通とか。
なぜベランダの排水溝が詰まるのか

ベランダの排水溝が詰まるのには、原因が存在しています。
どのような理由で詰まってしまうのかというと「砂やホコリ」「洗濯物のゴミ」「枯れ葉や枝」「小石や虫の死骸」 などがあります。
砂やホコリ
ベランダは外にあるので、風の影響をまともに受けてしまいます。
風に乗って砂やホコリなどが大量に飛んでくることもありますが、風で飛ばされてきた砂やホコリが排水溝に蓄積することで、詰まりの原因となることもあるのです。
飛ばされてくる砂やホコリを完全に防ぐのは難しいので、定期的に掃除をするしかありません。
1人暮らしで忙しいと、ベランダの掃除まで気が回らないこともあるでしょうが、あまり長期間放置すると詰まりの原因となるので注意しましょう。
洗濯物のゴミ
集合住宅によっては、洗濯機置き場がベランダに設置されている場合もあります。
このような場合、ベランダに洗濯機の水を排水することになるので、水だけではなく洗剤の残りかすや糸くずなども一緒に排水してしまうことになるのです。
通常洗濯機にはゴミ受けが取り付けられていますが、これだけで完全に防ぐことはできません。
洗濯機のゴミも防ぐのが難しいので、定期的に掃除をして防ぐしかないでしょう。
枯れ葉や枝
ベランダで家庭菜園や園芸をしている人も近年では増えているので、落ちた葉っぱや折れた枝などが排水溝に詰まり、水が流れなくなることもあります。
たとえ園芸や家庭菜園を行っていなくても、風で枯れ葉が飛ばされてくることはよくあるので、排水溝に枯れ葉や枝が溜まっていたら、早急に取り除いておきましょう。
枯れ葉や枝に関しては比較的簡単に取り除くことができるので、発見したらその都度取り除いておくべきです。
小石や虫の死骸
ベランダの排水溝が詰まる原因はさまざまありますが、ときどき小石が詰まって水が流れなくなることがあります。
小石はしっかりと目視で確認できる場合が多いのですが、取り除くのが面倒であるため、そのまま放置してしまう人もいるでしょう。
しかし、小石は少数でも排水溝を塞いでしまうため、すぐに取り除く必要があります。
また、暖かくなると虫がベランダに飛んでくることもありますが、虫の死骸が排水溝に詰まることもあるのです。
虫が苦手という人もいるでしょうが、やはりすぐに取り除かないと詰まる原因になります。
集合住宅でベランダの排水溝が詰まると隣人に迷惑をかける

集合住宅でベランダの排水溝を詰まらせてしまうと、隣人にも迷惑をかけることがありますし、最悪賠償が必要になるケースもあります。
では、ベランダの排水溝を詰まらせることで、どのような事態を引き起こす可能性があるのでしょうか。
それは「悪臭が発生しやすくなる」「虫が湧きやすくなる」「水が溢れて隣や下層階に流れ出てしまう」などがあります。
悪臭が発生しやすくなる
ベランダの排水溝が詰まって水が流れにくくなると、排水溝周辺から変な臭いが漂ってくることもあります。
ベランダは外にあるので、多少の臭いであれば気が付かないこともあるでしょう。
逆に気が付くぐらい臭いが発生していると、すでに水が流れない状態になっていることもあるので注意が必要です。
悪臭もトラブルの原因になることがあるので、定期的にベランダの排水溝を確認しておくのがよいでしょう。
虫が湧きやすくなる
排水溝が詰まって水が流れない状態だと、常に水が溜まっている状態になります。
気温が高くなると、溜まった水から虫が発生することもあるのです。
ハエの幼虫であるウジ虫、蚊の幼虫であるボウフラなどがよく湧く虫として知られています。
ちょっとした水溜まりでも発生する虫なので、排水が悪いなと思ったら対策をするようにしましょう。
ちょっとした手間を掛けるだけでも、トラブルを回避することができるのです。
水が溢れて隣や下層階に流れ出てしまう
ベランダの排水溝が詰まってトラブルに発展するケースが多いのは、水が詰まることで隣のベランダに水が流れてしまう、下層階に水が流れてしまう場合でしょう。
ベランダの水が溢れだしてしまうケースだけではなく、古い賃貸住宅の場合には、コンクリートの亀裂から水が流れてしまうこともありますし、経年劣化で防水効果が低下してしまい、排水溝の隙間から水が流れることもあるのです。
被害が酷い場合には、最悪損害賠償が発生することもあるので、早急に対策が必要になります。
自分で行うことができる対策

ベランダの排水溝が詰まってしまった場合、自分で行うことができる対策もありますし、できない対策もあります。
自分で何とかできない場合には、すぐに管理会社や大家さんに連絡をしましょう。
では、自分でできる対策にはどのようなものがあるのでしょうか。
それは「排水溝の掃除」「ラバーカップを使う」「パイプクリーナーを使用する」などです。
排水溝の掃除
自分で対策が可能な方法で、最も一般的なのが排水溝の掃除です。
詰まってからだけではなく、普段から定期的に掃除をしておくことで、詰まりを防止することもできます。
掃除の方法にもいくつかあるのですが、定期的に行うべきなのは、目に見えるゴミを取り除くことです。
枯れ葉や枝、糸くずなどであれば簡単に取り除けるので、ときどき確認しておきましょう。
また、排水溝周辺もホウキで掃除をしておくと、砂やホコリなどもある程度取り除くことができます。
では、ベランダの排水溝が詰まってしまった場合には、どのように掃除をするのがよいのでしょうか。
すでに詰まっているのであれば、排水溝の周りを掃除しただけでは効果が見込めません。
まずは排水溝の蓋を取ってゴミを取り除き、ワイヤーブラシを使って排水管の汚れを除去する必要があります。
ワイヤーブラシを突っ込んだら、左右に何度か回転させてみましょう。
これで詰まりを解消できる場合もありますが、できない場合は別の方法で試すようになります。
ラバーカップを使う
トイレが詰まったときによく使用されているラバーカップですが、ベランダの排水溝にも使用できます。
最初に排水溝の蓋を取り除き、こびり付いているゴミも除去しましょう。
次にラバーカップを排水溝に密着させ、何度か押し引きを繰り返します。
最後にバケツに入れた水を排水溝に流せば完了です。
流すときには一気に流すのではなく、少量ずつ流しましょう。
スムーズに水が流れれば問題ありません。
パイプクリーナーを使用する
排水溝の掃除やラバーカップを使った対策でも効果がない場合、パイプクリーナーを使用するのがよいでしょう。
パイプクリーナーにもいろいろな種類があり、粉状の物や液状の物がよく売られています。
もしくは真空式パイプクリーナーという器具を使用して詰まりを解消させる方法もあるので、どれを試すのかはその人次第です。
粉状の物や液状の物であれば、排水管の奥でゴミなどが詰まっている場合も効果が出やすいですが、真空式パイプクリーナーは排水管の浅い部分にゴミが詰まっている場合でなければ効果が出ません。
パイプクリーナーを使用したら、粉状の物や液状の物であれば、しばらく時間を置いてから水を流します。
置く時間は説明書きに記載されているので、事前に確認しておきましょう。
真空式パイプクリーナーの場合には、ラバーカップと同じように使用後すぐに水を流します。
きちんと水が流れれば詰まりが解消された証拠ですが、この方法でも詰まりが解消できないのであれば、業者に対応してもらうようになります。
すぐに管理会社や大家さんに連絡し、ベランダの排水溝が詰まってしまい、自分で対策をしても効果がないことを告げましょう。
ベランダの排水溝の詰まりを予防する方法

ベランダの排水溝の詰まりは、発生してから対策をするのではなく、発生する前から予防しておくことがおすすめです。
それでも完全に防げるわけではありませんが、何もしないよりは確実に防げる確率を高くすることができるでしょう。
では、どのような予防方法があるのかというと、定期的に掃除を行うことです。
「新聞紙をちぎってゴミを付着させる」「重曹やクエン酸を使う」「市販されている掃除グッズを使う」などがありますが、賃貸住宅によっては水を流すことが禁止されている場合もあるので注意しましょう。
新聞紙をちぎってゴミを付着させる
ベランダの排水溝周辺を掃除する方法はいろいろとありますが、畳を掃除するときと同じように、適度に濡らした新聞紙をちぎってばらまくという方法も効果的です。
新聞紙に細かいホコリなども付着してくれるので、普通にホウキではいても取れないような汚れも除去することができます。
この方法なら水を大量に流す必要がないので、ベランダで水を大量に流さないようにという決まりがあっても問題なく掃除が可能です。
最後に新聞紙はしっかりとホウキとチリトリで取り除きましょう。
重曹やクエン酸を使う
キッチンや洗面所の排水溝でもよく使われている方法が、重曹やクエン酸を使って掃除をするやり方です。
最初に排水溝の蓋にこびり付いているゴミをしっかりと取り除き、重曹を撒きます。
さらにクエン酸水をまんべんなく振りかけ、5分ぐらい放置しておきましょう。
汚れが酷ければスポンジやブラシを使って軽くこすります。
最後に少量ずつ水をかけて、重曹とクエン酸を流せば完了です。
水はいっぺんに大量に流すのではなく、少しずつ流さないといけません。
市販されている掃除グッズを使う
現在掃除で使用するグッズがたくさん販売されていますが、その中には排水溝の汚れを取る物もありますし、排水溝の詰まりを防止するための物もあります。
最初は排水溝の詰まりを防止するグッズを購入するのがよいでしょう。
ベランダの排水溝に使用できるグッズはそれほど多くはありませんが、予防する場合にはストレーナーキャップ、掃除をするときにはベランダの溝を掃除するのに適した形になっているホウキなどがあります。
それぞれ1つずつ購入しておくと便利です。
【ベランダの排水溝が詰まる原因とは?】まとめ

もしベランダの排水溝が詰まってしまったら、放置しないですぐに対策が必要です。
放置しておくとトラブルの原因になりますし、最悪賠償しなければいけなくなります。
できれば排水溝が詰まらないように、グッズを使用する、定期的に掃除をするなどの対策をしないといけません。
もし詰まってしまった場合には、自分でできる範囲の対策を施し、改善されない場合には管理会社や大家さんに連絡をしましょう。
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