【賃貸物件探し夜の内見も可能なの?】確認ポイントや注意点
不動産屋によっては夜の内見も可能
どうしても日中時間帯では内見ができないので、夜に行いたいという人もいるでしょう。
実際による内見を行うのは可能なのかというと、不動産屋によって可能な場合と不可能な場合があります。
そこで夜の内見について詳しく見ていきましょう。
-
賃貸お部屋探しのプロが見るポイント
賃貸専門家:木原 一憲
得意エリア:奈良市
奈良での不動産キャリア24年以上の実績。これまで15,000人以上にお部屋を紹介。一人暮らしから家族向けまで幅広い賃貸情報に自信あり。休日は奈良の綺麗な街並みや歴史ある神社・仏閣、美味しい飲食店を巡ること。愛車はKawasaki。渡り鳥並みにズバ抜けた方向感覚を持ち、目印となる建物を伝えれば住所をピタリと一致させる特技あり。賃貸の専門家として様々なノウハウを仕入れ発信中。
何時までなら内見が可能なのか
不動産屋にも営業時間が存在しています。
基本的に営業時間内であれば、暗くなってからでも内見が可能な場合が多いでしょう。
しかし、営業時間外になると、大半の不動産屋では内見を断られてしまいます。
何時まで内見ができるのかを知りたい場合には、不動産屋の営業時間を確認してみましょう。
中にはかなり遅くまで営業している不動産屋もありますが、大半は19時までとなっています。
ただし、営業時間が終了する19時ギリギリに連絡を入れると、断られるケースが大半です。
最低でも営業時間の1時間前まで、多くの不動産屋では2時間前くらいまでに連絡を入れないと、翌日以降にしてほしいと言われることが多いでしょう。
もっと遅い時間に内見をしたい場合には、夜遅くまで営業している不動産屋を探すようになります。
全くないわけではありませんが、数は少ないので発見するのは難しいです。
夜に内見を希望する場合の注意点
どうしても仕事の都合などで、夜でなければ内見をするのが難しい場合、不動産屋の営業時間帯以外にも注意するべき点がいくつかあります。
それは「不動産屋の定休日は避ける」「管理会社の定休日に注意する」「日当たりを確認することができない」「内見の前に来店の必要がある不動産屋も存在する」「通電していなくて真っ暗な場合がある」などがあります。
不動産屋の定休日は避ける
不動産屋にも定休日が存在しています。
定休日は不動産屋によって異なりますが、火曜日や水曜日が休みになっているケースが多いです。
予約をするときには不動産屋の定休日を事前に確認し、内見予定日と被っていないか確かめておきましょう。
最近は定休日を設けていない不動産屋もあるので、火曜日や水曜日でなければ内見が難しいようであれば、定休日がない不動産屋を探すのもおすすめです。
管理会社の定休日に注意する
賃貸住宅によっては、管理会社がカギなどを管理していることもあります。
このような場合、不動産屋は営業を行っていても、管理会社が休みだと施錠することができず、内見が行えないこともあるのです。
特に夜の場合は、不動産屋が営業時間内であっても、管理会社はもう対応できない時間になっている場合もあります。
このような事態を避けるために、不動産屋にも管理会社の定休日と被っていないか質問しておくとよいでしょう。
日当たりを確認することができない
賃貸住宅を選ぶときは、部屋の日当たりを確認する人も多いでしょう。
しかし、夜だと日当たりを確認することができません。
基本的には南向きであれば日当たりがよい場合が多いのですが、周りの建物の状態によっては、南向きでも日当たりが悪いケースもあります。
どうしても日当たりを重要視したいのであれば、夜ではなく日中に内見を行った方がよいでしょう。
内見の前に来店の必要がある不動産屋も存在する
内見を行う場合、通常現地に直接集合するか、1度不動産屋に来店をするか選べるケースが多いです。
しかし、不動産屋はたくさん存在しているので、中には来店をしてから案内するようになると言われる場合もあります。
夜の場合は日中よりもさらに面倒だと感じる人も多いです。
内見の前に来店するように言われた場合には、現地に集合して直接見せてもらえないか聞いてみるのがよいでしょう。
ダメだと言われたら、別の不動産屋を利用する方法もあります。
通電していなくて真っ暗な場合がある
内見をしたときに、電気が通っていなくて暗い場所をはっきり確認できない経験をした人もいると思います。
昼間であれば部屋全体が暗いことはないので、通電していなくても一通り確認することは可能です。
しかし、夜だと真っ暗なので、しっかりと部屋が確認できないケースがあります。
部屋が確認できないようでは内見をする意味がありません。
夜に内見を行う場合には、きちんと電気がつく状態なのか確認しておきましょう。
もし通電していないようであれば、懐中電灯を持参するべきです。
携帯の明かりだけでは、暗くてしっかり確認できない場合もあります。
夜の内見にも色々なメリットがある
夜に内見を行うことで、昼間では確認できない点を知ることができるなど、たくさんメリットが存在しています。
どのようなメリットがあるのかというと、「生活音を確認しやすい」「夜間の周辺環境を確認できる」「内見の予約が取りやすい」などがあります。
生活音を確認しやすい
中には夜勤で夜に出かける人もいますが、昼間に仕事やお出かけをして、夜に帰宅する人の方が多くなっています。
そのため、昼間に内見を行ったら静かだったので安心していたけれど、いざ引っ越しをしたら夜にうるさかったという経験をする人もいるのです。
そこで夜に内見を行うことにより、生活音を確認しやすくなります。
夜は静かな環境でゆっくりと生活したいと考えているのであれば、夜に内見をして生活音を確認しておくとよいでしょう。
夜間の周辺環境を確認できる
賃貸住宅は駅前の明るいところだけではなく、郊外の暗い場所にもたくさん存在しています。
特に女性の場合には、夜帰宅したときに街灯が少なくて暗いと怖いと感じる人も存在しています。
そこで夜に内見を行うことで、周辺の明るさなどを確認することができます。
また、昼間と夜とでは環境がかなり異なるエリアもあります。
そんなときには夜に内見を行えば、夜はどのような状態になるのかも知ることができるでしょう。
内見の予約が取りやすい
内見は明るい時間帯に行われることが多いです。
そのため、夜は内見の予約をする人が少ないため、予約を取りやすいというメリットがあります。
特に休日は夜の方がより内見の予約が行いやすいです。
賃貸のマサキでも、営業時間内であれば夜に内見を行うことができます。
LINEや専用のWEBページから予約をしてみましょう。
内見を希望する場合には、店舗と来店希望日の日時を選択し、名前や連絡先を入力してから予約のボタンを押すだけです。
夜の内見で持っていくと便利な物
昼間に内見を行うときも、持っていると便利な物がいくつかあります。
しかし、夜に内見を行うときには、本来内見のときに持っていくべき物の他に、あると便利な物がいくつか存在しています。
それは
・懐中電灯
・モバイルバッテリー
・スリッパ
・スマートフォン用のスタンド
などです。
スリッパは昼間でも内見のときには持っていくことも多いでしょう。
しかし、昼間であれば床の汚れ具合がある程度わかります。
逆に夜だと暗いですし、物件によっては通電していないこともあります。
暗い状態では床の汚れ具合がわかりませんので、スリッパは持って行った方が無難です。
大半の不動産屋では、内見のときにスリッパを貸してくれる場合が多いですが、必ずしも貸してくれるとは限りません。
もし家でスリッパを使っていない場合は、100円ショップでも安く購入できるので、買っておくとよいでしょう。
懐中電灯は通電していない物件で、夜に内見を行う場合は必須です。
できれば広範囲を明るく照らせる懐中電灯を用意した方がよいでしょう。
スマートフォンでもある程度明るくはなりますが、懐中電灯には及びません。
ただし、スマートフォンも内見のときには必要不可欠です。
メモを取ったり写真を撮ったりできるので、必ず持っていくべきでしょう。
しかし、夜に内見を行う人の中には、仕事帰りに直接物件まで行くこともあると思います。
そうするとバッテリーの残量が少ない場合があるので、モバイルバッテリーを用意しておくとよいでしょう。
また、スマートフォンを固定するスタンドがあると、周辺を照らしながらメモや採寸が行えます。
【賃貸物件探し夜の内見も可能なの?】まとめ
今回は夜でも内見が可能なのかという内容の紹介をしてきました。
結論から言うと、夜でも不動産屋の営業時間内であれば内見は可能です。
ただし、閉店ギリギリに予約をした場合は、翌日以降にしてほしいと言われることが多いでしょう。
夜に内見を行うメリットもたくさんあるので、検討してみてはいかがでしょうか。
関連記事

【内見と内覧の違いとは?】賃貸物件を探されてる方へ内見のポイント≫

【賃貸探しに必要な持ち物は?】ちょっと知っておくと大きく変わる豆知識≫

【内見時部屋の採寸方法と計測すべき場所とは?】入居後後悔しない為に!≫

【お部屋探しの内見を代理にしてもらう事は可能?】3つの注意点!≫

【予約なしでも内見はできる?】スムーズに見学するための注意点と当日の流れ≫

【実家の近くで一人暮らしをする必要ある?】メリットとデメリットを解説≫
-
賃貸お部屋探しのプロが見るポイント
賃貸専門家:木原 一憲
得意エリア:奈良市
奈良での不動産キャリア24年以上の実績。これまで15,000人以上にお部屋を紹介。一人暮らしから家族向けまで幅広い賃貸情報に自信あり。休日は奈良の綺麗な街並みや歴史ある神社・仏閣、美味しい飲食店を巡ること。愛車はKawasaki。渡り鳥並みにズバ抜けた方向感覚を持ち、目印となる建物を伝えれば住所をピタリと一致させる特技あり。賃貸の専門家として様々なノウハウを仕入れ発信中。