【子どもと同じ寝室で寝るには?】寝具・レイアウトと間取り選びのコツ
大人と子どもが同じ寝室で寝るには?寝具・レイアウトと間取りの選び方

子どもが小さいうちは、大人と同じ寝室で寝るご家庭もあります。
しかし、寝具からの転落や窒息などを防ぐため、寝具選びやベッドの配置には注意が必要です。
また、子どもの成長後も同じ物件に住む予定なら、将来個室を確保できる間取りかどうかも考えておきたいポイントです。
要点まとめ
小さな子どもと大人が同じ部屋で寝る際は、どんなことに注意したらいい?
寝具からの転落や窒息に注意し、長く住む場合は子どもの人数分の個室を確保できる間取りを選ぶと安心です。
1. 2歳頃まではベビーベッドを活用し、窒息や大人の下敷きを防ぐ
2. 寝返り後は布団を使い、寝具の周りに物を置かない
3. 子どもの人数分と保護者の個室を確保できる間取りを選ぶ
次の章以降では、これらのポイントについて詳しくご説明します。

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賃貸お部屋探しのプロが見るポイント
賃貸専門家:内田紘一
資 格:宅地建物取引士
宅地建物取引士保有で業界12年以上のベテラン!先読みする性格を武器に数多くの賃貸媒介をこなし、特に学生では成約数TOPクラスの実績。休日の日は家族・愛犬と車中泊をしながら、各地の有名観光地巡りなどドライブをする事が趣味です。奈良市はもちろん、生駒市・大和郡山市など、エリアを問わず奈良に詳しい賃貸専門家の内田がご紹介します。


大人が一緒の部屋で寝るときの注意点や、おすすめのレイアウト

子どもと同じ部屋で寝るときはどんなことに気を付ける必要がある?
子どもが寝具から落下しないこと
高さのあるベッドから寝ている間に落下してしまうと、子どもがケガをしてしまう危険性があります。
子どもの落下を防ぐための対策を講じておく必要があります。
子どもの窒息の原因となる寝具や物を置かないこと
例えば、深く沈み込むことで体を支えるタイプの低反発のマットレスは、子どもにとっては沈み込んだ部分が口を覆ってしまう可能性があり、危険です。
子どもの力ではねのけるのが難しい重い掛け布団や、ぬいぐるみ・クッションについても口を覆って窒息してしまうリスクがあるため、特に子どもが小さい間はなるべく置かないように注意してください。
また、子どもが寝返りを打った際、大人が充電していたスマホのケーブルが近くにあると、子どもの首に絡まって窒息してしまう可能性があり、危険です。
寝返りが打てるようになった子どもは睡眠中に15mほど移動することもあるため、子どもの体に絡まりそうな物も子どもの手足が届かない遠くに置くようにしましょう。
室内の温度・湿度を適切に保つこと
特に幼い子どもは体温調節能力が未発達のため、大人以上に室温に気を配る必要があります。
子どもにとっての適温は、夏場は27~28℃、冬場は20℃前後だと言われています。
なお、夏場に室温を冷やしすぎてしまうと子どもの体に大きな負荷がかかってしまうため、避けるようにしてください。
皮膚トラブル等を避けるためには、湿度を調節することも重要です。
50~60%の範囲に収められるよう、加湿器や除湿器などを使用すると良いでしょう。
その部屋で備えておくべき条件やおすすめの寝具・レイアウト
部屋の条件
『冷暖房がある』
子どもの体は、大人よりも暑すぎる・寒すぎる環境の影響を受けやすいため、温度調節は重要です。
近年は温暖化の影響が大きく、特に夏場は扇風機や自然の風のみで涼しさを確保することが難しい状況があります。
エアコン付きの部屋を寝室とすることが望ましいでしょう。
『スペースに余裕がある』
家族全員で同じ部屋で寝る場合、スペースに余裕がないと小さな寝具しか設置することができず、寝返りが打ちづらくなってしまって健康面に悪影響が出てしまう可能性もあります。
3人家族であれば6畳程度、4人家族であれば8畳程度のスペースは、確保できると良いでしょう。
おすすめの寝具・レイアウト
『2歳頃まではベビーベッドを使用する』
「寝かしつけをしている間に大人が眠りこみ、知らない間に子どもの体を自身の体で押しつぶしてしまって、子どものケガにつながってしまった」というケースも発生しています。
特に子どもが小さい2歳頃までは大人と同じ寝具ではなくベビーベッドに子どもを寝かせることで、このようなリスクを回避することができるでしょう。
ベビーベッドの柵に子どもが体を挟みこむことを避けるためには、布製のベッドガードを設置すると良いでしょう。
赤ちゃんの様子をチェックしやすいため、ベビーベッドは大人のベッドのすぐ隣に設置するのがおすすめです。
また、赤ちゃんは汗をかきやすく、冷房の風が直接触れると体が冷えすぎてしまうので、風が赤ちゃんに当たらない位置にベッドを設置することも大切です。
『布団を使う』
子どもが落下してケガをするリスクを回避するためには、布団を使うこともおすすめの方法です。
キングサイズの布団を選べば、布団1枚で家族全員寝ることができ、布団を並べたときに生じてしまう段差を気にする必要もありません。
子どものためには薄め(7cm程度)の布団を取り入れるのがベストですが、大人にとっては寝心地が悪いこともあるため、中綿の構造等に工夫があるタイプを選ぶと良いでしょう。
部屋の数や広さに限りがある場合、布団は特におすすめの寝具です。
寝る時以外は布団を畳むことで、生活スペースを確保しやすくなるでしょう。
ベッドを設置する際は、硬めのマットレスと低いベッドを選び、落下する隙間を作らない
大人にとっては快適な寝心地作りに役立つ低反発のマットレスですが、子どもにとっては窒息のリスクを高めるため、危険です。
なるべく硬めのマットレスを選ぶようにしましょう。
また、ベッドに高さがありすぎると子どもが落下したとき危ないので、ロータイプ(高さ20~30cm)のベッドを選ぶようにしてください。
ベッドの端から子どもから落下しないように取り付けられる落下防止柵も販売されていますが、生後18か月未満の子どもは柵とマットレスの隙間で窒息してしまう可能性があるため、子どもの年齢や体の大きさに合っているかを事前によく確認した上で、取り入れるようにしてください。
なお、子どもの落下対策としてベッドの横にクッション等を置くことは、落下した子どもの窒息につながる危険性があるため、やめましょう。
ベッドと壁や棚の間にたった10cm程度隙間が空いているだけで、子どもが隙間に体を挟んでしまい、窒息してしまう危険性があります。
隙間を作らないようにベッドを設置するよう、心がけましょう。
また、「将来的に別々のベッドにして使用するために、子どもが小さい間は複数台のシングルベッド・ダブルベッドを並べてつないだ形にし、家族で寝たい」という方もおられるでしょう。
この場合もベッドとベッドの間に隙間が空いていると子どもが落下してしまい危険なので、固定ベルト付きの隙間パッドで動かないようにするなど工夫が必要でしょう。


ファミリー世帯におすすめの間取りって?

長く住む物件を探す際は、子どもが大きくなった時にも問題なく対応できる間取りであるかどうかを検討することが大切です。
子どもが成長したら個室を用意してそれぞれのプライバシーを確保できるように、子どもの人数分の部屋が確保できる間取りを選ぶと良いでしょう。
個室を用意するタイミングとしては、子どもの荷物が増えてくる小学校に上がる時期~小学校中学年に差し掛かる頃が目安です。
特に受験を控えているお子さんがいるご家庭では、一人で集中して勉強に取り組むためにも、個室を用意することが望ましいでしょう。
3人家族の場合は3LDK、4~5人家族の場合は4LDKが、使いやすい間取りの目安です。
余裕があれば、1部屋客室用の部屋が確保できる間取りを選ぶと、どうしても散らかりやすいファミリー世帯でも来客を迎えやすく、使い勝手が良いでしょう。
【子どもと同じ寝室で寝るには?】まとめ

壁から離してベッドを置くことや低反発のマットレスを使うことなどは多くの大人にとっては何でもないことですが、幼い子どもにとっては大きなリスクになり得ます。
寝室環境を整える際は、寝室でどのような子どもの事故が発生しやすいのかをあらかじめ確認した上で、寝具を選んだりレイアウトを決めたりできると良いですね。
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