チャイルドシート、車に取り付けっぱなしではありませんか?
子どもを車に乗せる際に必要不可欠なチャイルドシート。
しかし、子どもが成長してシートを使わなくなったり、次の子どもが生まれて新しいシートを購入したりした場合、長期間保管しなければなりません。
長期間保管する際には、注意が必要なポイントがあります。
例えば、汚れを落とすことや陰干しをすること、取扱説明書を保管すること、適切な保管場所を選ぶこと、定期的な点検と手入れをすること、保管期間中の使用を避けることなどが挙げられます。
Web担当者:出口晏奈
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チャイルドシートは年齢などに応じた安全なものを利用しましょう
チャイルドシートは、6歳未満の子どもに着用が義務付けられていますが、チャイルドシートには、年齢や体重に応じた種類があります。
それぞれに応じた適切なものを選びましょう。
<ベビーカーシート>
生後から約1歳までの赤ちゃん用のシート。
後部座席に装着し、後ろ向きで使用します。
<チャイルドシート>
1歳から約4歳までの子ども用のシート。
前向きで使用します。
<ブースターシート>
4歳から約12歳までの子ども用のシート。
シートベルトを使用する際の高さ調整ができます。
また、チャイルドシートの寿命は約6年とされていますが、年数だけでなく、シートの劣化や破損が見つかった場合は、早めに交換するようにしましょう。
さらに、チャイルドシートは、安全基準をクリアした商品を選ぶことが大切です。
日本では、国が定めた安全基準をクリアしたシートが販売されていますから、購入前には、必ず安全基準を確認し、信頼できるメーカーの製品を選ぶようにしましょう。
ほかにも、シートの取り付けには、必ず取り付け説明書に従って正しく取り付けることが重要です。
正しく取り付けないと、シートの安全性が損なわれることがあります。
最近では、ISOFIX(アイソフィックス)と呼ばれるシート自体が車に固定される方式がありますので、その点も確認して購入するようにしましょう。
チャイルドシートを長期保管するときに気をつけたいこと
ここからは、チャイルドシートの保管方法についてご紹介します。
長期間保管する場合の注意点
チャイルドシートを長期間保管する場合、以下の注意点があります。
汚れを落とす
長期間保管する前に、チャイルドシートの表面や内側を清掃しておくことが重要です。
汚れや食べこぼし、汗や体液がついたままにしておくと、シートにカビや雑菌が繁殖する原因となります。
陰干しをする
チャイルドシートを長期間保管する前に、完全に乾燥させることが必要です。
陰干しをすることで、カビや雑菌の繁殖を予防することができます。
取扱説明書を保管する
長期間保管する前に、取扱説明書を保管しておくことが望ましいです。
保管期間中に何か問題が生じた場合に、必要な情報を確認できます。
定期的な点検、お手入れ
保管期間中に、チャイルドシートに何か問題が生じた場合に備え、定期的に点検と手入れをすることが必要です。
特に、チャイルドシートのベルトやパーツの破損や劣化がないか確認しましょう。
保管期間中の使用を避ける
チャイルドシートを長期間保管する場合には、保管期間中の使用を避けることが望ましいです。
保管中にチャイルドシートを使用する場合は、劣化や破損のリスクが高まるため、注意が必要です。
収納場所の選び方
チャイルドシートを収納する場所を選ぶ際には、以下のポイントに注意することが大切です。
温度や湿度が一定している場所を選ぶ
チャイルドシートは高温多湿や直射日光に長時間さらされると、劣化や変形が起こる可能性があります。
収納する場所は、温度や湿度が一定している場所を選びましょう。
風通しが良く、換気ができる場所を選ぶ
収納する場所は、風通しが良く換気ができる場所が望ましいです。
湿気やカビの発生を予防するためにも、定期的に換気をすることが重要です。
収納場所の床面に注意する
チャイルドシートを置く床面には、凹凸や荒れた部分がないことを確認してください。
床面が凹凸している場合、シートに負荷がかかって変形する可能性があります。
直射日光が当たらない場所を選ぶ
チャイルドシートは直射日光にさらされると、劣化が進んでしまうことがあります。
収納場所は、直射日光が当たらない場所を選びましょう。
防塵カバーを利用する
長期間収納する場合は、防塵カバーを使用することがおすすめです。
防塵カバーをかけることで、シートが汚れたり、埃やホコリが付着したりするのを防ぐことができます。
清掃するときの注意点
チャイルドシートを長期間使用しない場合や、次の子どもに使用する前には、以下の点に注意して清掃し、適切に保管することが大切です。
汚れを早めに取り除く
チャイルドシートに汚れが付いた場合は、早めに汚れを取り除くようにしましょう。
放置すると、汚れがシートにしみこんで落とすのが困難になってしまいます。
洗濯機で洗う前に取扱説明書を確認
チャイルドシートは、洗濯機で洗えるものと手洗いが必要なものがあります。
必ず取扱説明書を確認し、正しい方法で洗浄を行ってください。
洗剤は中性洗剤を使用する
チャイルドシートを洗う場合は、中性洗剤を使用してください。
アルカリ性の洗剤を使用すると、シートの劣化が進むことがあります。
乾燥に時間をかける
シートを洗浄した後は、陰干しで乾燥させるようにしましょう。
直射日光に当てると、シートが変形する場合があります。
また、乾燥機を使用する場合は、低温で乾燥させてください。
チャイルドシートはどうやって処分する?適切な廃棄方法とは
チャイルドシートを廃棄する方法は、以下のようになります。
不燃ごみとして捨てる
チャイルドシートはプラスチックや布地、金属パーツが使われており、不燃ごみとして処分することができます。
ただし、自治体によっては処分方法が異なる場合があるので、確認してから捨てるようにしましょう。
リサイクルに出す
チャイルドシートの中には、リサイクルが可能な部品が含まれている場合があります。
自治体やリサイクル業者に相談し、リサイクルに出すことができるか確認してみましょう。
処分業者に頼む
チャイルドシートを処分する業者もあります。
自治体や業者に問い合わせて、処分方法を相談してみると良いでしょう。
チャイルドシートを廃棄する前にしておきたいこと
また、チャイルドシートを処分する前に、以下の点に気を付けることが重要です。
チャイルドシートに付いている部品を取り外す
チャイルドシートに付いているハーネスやバックルは、安全のために設置されている部品です。
しかし、処分時にはこれらの部品を取り外し、廃棄するようにしましょう。
シートの状態を確認する
チャイルドシートが劣化したり、破損したりした場合は、廃棄前に破損部分をテープで補強するなどして、安全性を確保するようにしましょう。
以上が、チャイルドシートを廃棄する方法についての説明です。
適切な方法で処分し、安全に取り扱いましょう。
【初心者も安心のチャイルドシート取り扱い方法】まとめ
チャイルドシートは、赤ちゃんの安全のために必要なアイテムですが、使い終わった後の保管や廃棄にも注意が必要です。
また、赤ちゃんの成長に合わせて、適切なタイプのチャイルドシートを使い分けることも重要です。
今回は、チャイルドシートの種類や寿命、清掃方法、保管場所の選び方、廃棄方法などについて詳しくご紹介しました。
赤ちゃんの成長に合わせて、正しいタイプのチャイルドシートを選び、清潔に保ち、長期間安全に使うために、しっかりと理解しておきましょう。
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