【団地で一人暮らしは可能?】メリットや注意すべき点について
メリットが多い団地は一人暮らしも可能

団地と聞くと、ファミリー向けに作られている集合住宅というイメージを持っている人も多いでしょう。
しかし、一人暮らしでも入居できる物件が複数存在しているのです。
メリットもたくさんあるので、団地のメリットや特徴、注意点などを紹介します。

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賃貸お部屋探しのプロが見るポイント
賃貸専門家:吉田 政孝
不動産キャリア:23年
賃貸のマサキ天理駅前店所属。店舗運営のサポートの傍ら、ルームアドバイザーのキャリア23年以上の大ベテラン。奈良の社内仲介ランキングNo.1の実績有り。奈良の賃貸事情は勿論、美味しい飲食店や人気観光スポットなど、奈良のことは幅広い情報を持ち、特に天理市事情に日本一詳しいと自負。自身がナビゲータ役を務めたテレビ番組も多数あり。過去にアルバイトで習得したオムライス作りをスタッフへ教えるほど食通とか。
団地の特徴とは

集合住宅と言えば、マンションやアパートなどが当てはまります。
しかし、団地も集合住宅の一部なのですが、団地はマンションやアパートと比べて何が違っているのでしょうか。
マンションやアパートは、基本的には民営なのが一般的です。
それに対して団地の場合には、「公営住宅」や「UR賃貸住宅」、または「公社住宅」となっています。
それぞれどのような特徴があるのかを見ていきましょう。
公営住宅
公営住宅とは、都道府県や市区町村が低所得者向けに提供している住宅のことです。
家賃も民営と違って一律ではなく、所得によって決められています。
敷金や礼金などがない物件が一般的で、初期費用を大きく抑えられるのもメリットです。
ただし、ファミリー向けの物件がメインで、同居する家族がいないと入居できないことが多いでしょう。
UR賃貸住宅
UR賃貸住宅は公団住宅とも呼ばれており、最近数が増えてきています。
礼金や更新料などの必要ありませんし、保証人がいない人でも入居できる物件が多いと言えるでしょう。
最近はタワーマンションのUR賃貸住宅も建設されています。
ただし、公営住宅は低所得者向けの住宅なのに対して、UR賃貸住宅は一定以上の収入がないと審査に通りません。
この点は民間の賃貸住宅と同じです。
公社住宅
団地の中には公社住宅と呼ばれている物件もあります。
公営住宅は都道府県や市区町村などの地方自治体が運営しています。
UR賃貸住宅は日本住宅公団、現在ではUR都市機構が運営しています。
それに対して公社住宅は、地方住宅供給公社が運営しているのです。
団地の中では最も民営住宅に近く、収入が一定以上なければいけませんし、保証人も必要になります。
さらに公営住宅と同じく、ファミリー向けの物件がメインです。
ただし、礼金や仲介手数料が発生しないため、初期費用は大きく抑えられます。
一人暮らしでも住める団地がある

団地と聞くと、ファミリーでなければ住めないというイメージを持っている人もいるでしょう。
実際ファミリーでなければ入居できない団地も存在しています。
では、団地で一人暮らしをすることはできないのかというと、実は単身向けの団地もあるのです。
団地は比較的広く作られていることが多く、2部屋や3部屋の物件がメインとなります。
しかし、中には1部屋の団地も存在しており、単身でも入居が可能になっています。
ただし、あくまで団地なので、入居の条件を満たしていなければいけません。
入居条件は公営かURか、公社かによって異なります。
また、公営であれば都道府県や市区町村によっても入居条件が異なるので、事前にきちんと確認しておきましょう。
一人暮らし向けの団地にはメリットがたくさんある

一人暮らしが可能な団地には、たくさんメリットが存在しています。
どのようなメリットがあるのかというと、「初期費用が安くて済む」「家賃相場が安い傾向にある」「面積が広いことが多い」「環境のよい物件が多い」「更新料が必要ない」「コミュニケーションが取りやすい」などがあります。
初期費用が安くて済む
民間の一般的な賃貸住宅に引っ越しをする場合、初期費用が高くなる傾向にあります。
初期費用には
・引っ越し代金
・敷金
・礼金
・仲介手数料
・鍵の交換費用
・前家賃
・火災保険料
などが掛かります。
そのため、新たに賃貸住宅を契約すると、相当高い料金が必要になることがわかるでしょう。
それが団地であれば、初期費用を大幅に抑えることが可能です。
例えば団地であれば、敷金や礼金、仲介手数料が無料な物件が多くなっています。
敷金や礼金、仲介手数料は家賃によって異なるので、家賃の高い物件に引っ越す場合、かなりの負担になるのです。
敷金や礼金、仲介手数料が不要なのはかなり大きなメリットです。
家賃相場が安い傾向にある
団地は低所得者向けに作られている物件が多くあります。
特に公営住宅であれば、入居するのに家賃に上限が設けられているのです。
公社やURであれば、民間と同じように一定以上の収入が必要ですが、家賃相場は安いと言えるでしょう。
毎月の家賃はかなりの負担になるので、家賃を抑えられるのも団地のメリットだと言えるでしょう。
面積が広いことが多い
団地の中には、一人暮らし向けに1部屋のみという物件も存在しています。
しかし、民間の賃貸住宅に比べると、面積が広い傾向にあるのです。
広いと言っても一人暮らし向けで3部屋も4部屋もあるわけではありません。
適度に広くなっている物件が多いですし、同じ面積の民間賃貸住宅よりも、家賃相場も安いです。
広ければそれだけたくさん物が置けるので、面積が広いという点もメリットとなります。
環境のよい物件が多い
団地は都市計画に合わせて作られるのが一般的であるため、周辺環境のよい物件が多数あります。
例えば団地のすぐ近くに商業施設や医療機関がある、最寄りの駅やバス停から近いなどです。
また、公園が隣に併設されている団地も多く、暮らしやすくて環境が整えられているのも大きなメリットだと言えるでしょう。
また、他の建物と十分距離が取られている団地が多く、日当たりのよい物件が多いのも特徴です。
室内にもしっかりと日光が降り注ぐ物件を希望する人にも適しています。
更新料が必要ない
民間の賃貸住宅では、2年おきに更新をしなければいけません。
更新の際には更新料が必要となりますが、更新料の目安は家賃の1ヶ月分です。
ただし、物件によってはもっと高額になる場合もあります。
それに対して団地であれば、更新料が発生することがありません。
契約更新時の負担が大きくなることもないので、かなりの節約に繋がるでしょう。
コミュニケーションが取りやすい
最近は近隣の住民とコミュニケーションを取る機会が少なくなっています。
隣近所に住んでいる人の顔も名前も知らないという人も多いですし、引っ越しをしたときに挨拶をしない人もいます。
団地の場合には自治会や組合が設けられていることが多いので、コミュニケーションを取る機会が多いのです。
しっかりとコミュニケーションを取っていれば、何かあったときには助け合いやすいですし、防犯にも繋がるでしょう。
一人暮らし向けの団地を探す方法

団地は他の民間賃貸住宅のように、ポータルサイトを見て簡単に発見できるとは限りません。
不動産屋でも団地の紹介は行っていないところもあるので、普通に探しても見つけられないことがあるのです。
まずは団地の紹介を行っているサイトを探す、もしくは団地の紹介を行っている不動産屋を探すところから始めましょう。
団地は民間のマンションやアパートに比べると、物件数も少なくなっています。
そのため、希望する条件を絞りすぎてしまうと、団地の紹介を行っているサイトや不動産屋でも見つけられない場合があります。
条件はこれだけは譲れないという箇所を除いて、あまり絞り込みすぎないことが重要です。
ファミリーで住むことを予定しているのであれば、URや公社のサイトを探すのが一般的ですが、一人暮らしに対応している団地を取り扱っているところもあります。
もしくは団地の紹介を行っている不動産屋を探してみましょう。
賃貸のマサキでも取り扱いがあるので、お気軽にお問い合わせ下さい。
団地に住むときに注意するべきこと

メリットがたくさんある団地ですが、他の住宅と同じように、メリットもあればデメリットも存在しています。
そこで団地に住むときに注意するべき点を紹介します。
それは「セキュリティ対策をきちんと行う」「最初から導入されている設備を確認する」「入居条件を満たさなくなる可能性があるか検討する」です。
セキュリティ対策をきちんと行う
団地は築年数が古いところもたくさんあります。
また、新しくてもオートロックや防犯カメラなどが設置されていないこともあるので、一人暮らしを行うのであれば、セキュリティ対策はしっかりと行いましょう。
自分で防犯用品を購入し、対策を行うことをおすすめします。
最初から導入されている設備を確認する
団地はアパートやマンションのような民間の賃貸住宅に比べて、最初から導入されている設備が少ない傾向にあります。
例えばエアコンであれば、民間の賃貸住宅であれば大半のところが導入されています。
しかし、団地では導入されていないことが多いので、あらかじめ何が導入されているのかを確かめ、初期費用を安く抑えたいのであれば、あまり高くなりすぎないように注意することが重要です。
入居条件を満たさなくなる可能性があるか検討する
団地には入居条件が存在しています。
例えば公営住宅に住み始めた場合、収入が増加して入居条件を満たさなくなってしまうと、退去を求められてしまうのです。
今後転職して収入が増加する可能性があるのかなど、ライフプランをしっかりと考えて入居を決める必要があります。
【メリットが多い団地は一人暮らしも可能】まとめ

ファミリー層向けの住宅というイメージがある団地ですが、一人暮らしをすることが可能なところもあります。
団地に住むことを考えているのであれば、団地の種類や入居条件、メリットやデメリットなどもきちんと把握しておかないといけません。
しかし、団地にはとてもメリットが多く、住みたいと希望する人もたくさんいます。
探し方も他の民間賃貸住宅とは異なる点がありますので注意が必要です。
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