【2025年】一人暮らしを始めたい!親の説得方法と知っておきたい事
【一人暮らしを始めたい!】反対する親を説得する方法と、一人で生活するために知っておきたいこと
一人暮らしは、自立心を養い、広い視野を持つためにも役に立ちます。
でも親に反対されると、実現が難しくなることもありますよね。
そこであきらめないために、できることがありますよ!
今回は、一人暮らしのメリットや、親を説得する方法などについてご紹介します。
自分だけのお城に住みたい…。
誰でも、子どものころから一度は、こう願ったことがあるのではないでしょうか。
「城」とは、「敵を防ぐための大きな建造物」のほか、「思うままに行動できる自分だけの領域」という意味もあるのです。
幼いころにそう思った理由を聞かれたら、「思う存分ゲームをしたかったから」や「嫌いな野菜を食べたくなかったから」と答える人は多いかもしれませんね。
そして、「一人暮らしはしてみたいけど、大人にならないと無理みたい…」と子ども心にも理解していたものです。
でも、今は違います。
一人暮らしができる年齢になったのですから。
子どもが成長して親の家を離れることを、「巣立ち」といいますよね。
現在、「鳥が翼を広げて巣から飛び立つように、一人暮らしをして自分の可能性を試してみたい」と考えている人は少なくないでしょう。
そして、憧れの一人暮らしに向けて、冒険心や期待に胸を弾ませているのではないでしょうか。
そんなときに、目の前に立ちはだかる高い壁が、親の反対です。
今回は、「一人暮らしで得られるもの」や「親が反対する理由」、「親をうまく説得する方法」などについてお伝えしていきます。
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賃貸専門家:安達竜哉
資 格:宅地建物取引士・賃貸不動産経営管理士
賃貸不動産経営管理士の資格保有。特技は少林寺拳法とお部屋探し。奈良の不動産業界で10年以上、単身からファミリーの方など、年間で200部屋以上の仲介実績。特に奈良市内のマンション名を出して貰えれば殆どわかる自信あり。奈良市の賃貸事情に詳しい安達による、暮らしに関するお役立ち情報をお届け。
一人暮らしをするメリット
実家で親と暮らしていると、「衣・食・住」の基本的な面では、苦労も心配もなくのんびりと生活できますよね。
学生でもバイト代をお小遣いにできますし、社会人なら給料のほとんどを自分優先に使えるので、しっかりと貯金をしている人も少なくないでしょう。
未婚で自由にお金を費やして華やかな生活をしている人を、「独身貴族」と呼んだりしますが、昔は実家で暮らしている場合を指していたんですよ。
このように実家暮らしというのは、経済的な面でも苦しむことの少ない気楽なものです。
しかし、そのような快適な暮らしを捨ててでも、してみる価値があるのが一人暮らしです。
一人暮らしは、さまざまな魅力や長所にあふれています。
では、一人暮らしのメリットにはどのようなものがあるのでしょうか?
通勤・通学が楽になる
毎日の通勤や通学だけでエネルギーを消耗している…、という人は多いのではないでしょうか。
「勤め先や学校まで、片道○○分くらいなら大丈夫かな…」と考えていても、ラッシュ時の電車やバスなどでのストレスや疲労は、心身に想像以上に大きな負担をかけるものです。
満員電車に揺られている間に仕事や勉強への意欲が減退してしまい、成果を出せなくなるということもあるでしょう。
「時は金なり」という言葉もあるように、時間はお金と同じく大切なものなので、会社や学校への往復のために長い時間が無駄になるのも惜しいですよね。
一人暮らしなら、勤め先や学校の近くなど、通勤・通学しやすい場所を自分で選ぶことができます。
そこで手に入れた、たっぷりの時間と心身のゆとりが、仕事や勉強のステップアップに貢献してくれることも期待できますね。
責任ある行動ができるようになる
「若いときの苦労は買ってでもせよ」ということわざを聞いたことがありますか?
これは、「若いときにいろいろ力を尽くしたり苦しい思いをしたりすると、とても貴重な経験になる」という意味です。
一人暮らしをするということは、みずから、頼る人もいない、自分の行動に責任を負わなければならない環境に身を置くということです。
そのため、一人暮らしを実行に移すと、面倒で大変なことがあっても一人で立ち向かわなければなりません。
でもそれは非常に価値のある経験となり、その蓄積が、あなたを「責任ある行動ができる大人」に成長させるのです。
最低限の家事ができるようになる
一人暮らしを始めてまず生まれるのが、親への感謝の気持ちではないでしょうか。
毎日、温かい食事が用意され、洗った衣類がクローゼットに入っていて、お風呂もトイレも清潔で、シャンプーやトイレットペーパーも棚に置かれている。
そんな、今まで当たり前だったことすべて「親がやってくれていたのだ」、と改めて気づくのです。
「夕食は、お弁当を買って食べればいい」と思っていても、栄養面や経済面を考えると自炊が一番良いことにも気づくでしょう。
掃除は部屋のホコリを取り除くだけではなく、シンクや浴室、トイレもこまめにきれいにする必要があるとわかってきます。
炊事、掃除、洗濯のほかにも、回収日に分別したゴミを出すことや、生活に必要な備品の補充など、面倒な家事もいろいろあります。
一人暮らしを始めたばかりのころは、上手くできず失敗もあるでしょうが、慣れれば自然にこなせるようになるものです。
最低限でも家事ができるようになると、段取り力も磨かれ、社会生活においても工夫や気配りのできる大人に近づけるでしょう。
金銭感覚が身につく
そして、大切なのがお金のやりくりです。
一人暮らしで、ひと月にかかる大きな出費は家賃ですよね。
「この家賃だったら十分やっていけそう」と考えていても、食費や光熱費、雑費が思っていたより高額になることもあります。
これらは親と一緒に暮らしていたころには掛からなかった出費なので、うまくやりくりしないと、お小遣いがゼロということになりかねません。
そこで改めて、自分の金銭感覚を見つめなおしたり、節約の工夫をしたりすることが必要になりますが、これらの能力は生涯にわたって役立つはずです。
親が一人暮らしに反対する理由
このように、心身の負担も減り、大人の社会で生きて行く能力も身につくなど、さまざまなメリットのある一人暮らしですが、反対する親は多いかもしれません。
「子どものことを大切に思うなら、辛いことや苦しいことも経験させたほうがいい」という意味の「かわいい子には旅をさせよ」ということわざは有名ですよね。
それでも親が「自分の子どもには旅(一人暮らし)をさせたくない」と考えるのは、次のような理由からです。
金銭面の負担
学生の場合は、学費を親が負担していることが多いですよね。
部屋を借りて一人暮らしを始めるときには、礼金・敷金や仲介手数料、保険など、まとまったお金が必要になります。
月々の生活費をバイトでまかなうつもりでも、これらの初期費用などを親に援助してもらおうとすると、反対されることもあるでしょう。
また、バイト代だけでは生活できないだろう、と親に判断されることもあります。
その場合、親の金銭面での負担が大きくなりそうだと、賛成はしてもらえないかもしれません。
防犯面の心配
近年、悪質な犯罪で一人暮らしの人が被害に遭ったというニュースを見聞きすることが増えています。
そのような事件が起こるたびに、子どもを持つ親は肝を冷やすものです。
そして「我が子の体は大人になっていても中身は幼い子どものころと同じで、親が守らなければならないのだ」という思いが強く湧いてくるのでしょう。
また、あなたの日ごろの生活態度や防犯への意識などが無防備すぎる、と親は感じていて、余計に心配になるのかもしれません。
生活習慣の乱れ
そして親は、「一人暮らしをさせると、きちんと節度のある生活が送れないのでは?」と心配するものです。
今までは、我が子がだらしない生活をしないように親が見守って注意をしてきたけれど、一人暮らしになるとそれができなくなるのです。
就寝時間や起床時間が乱れて睡眠不足になったり、食事の時間もバラバラで偏った内容になったりしないか、など親の心配は尽きることがありません。
生活習慣がルーズになると、健康面にも悪い影響が出てきます。
そして、「もし病気になってもすぐに駆けつけることができない」と思うと、親の不安や心配はますますつのるのです。
一人暮らしを反対する親を説得する方法
このように、親があなたの一人暮らしを反対する理由はさまざまです。
心配する親の気持ちを理解しつつ、自分の弱点をつかれている…と感じる人もいらっしゃるかもしれませんね。
それでも一人暮らしをしたいあなたが、親の反対を押し切って強行すると、感情的なシコリがあとあとまで残ってしまうこともあります。
やはり新しい生活は、親に納得してもらって始めたいものですよね。
では、反対している親にあなたの一人暮らしを認めてもらうには、どのような方法で説得するのがよいのでしょうか?
金銭面の具体的なプランを立て、伝える
学生の場合は、学校が実家からどれくらい離れているかによって、説得が難しくなることもあるでしょう。
学校が自宅から通学できる距離なら、生活費のほとんどを親の援助に頼るつもりでいると反対されるかもしれません。
まず、現在バイトでどれくらいの収入を得られているか、そして今後得られる可能性があるかを親に示しましょう。
そして、部屋の家賃などをある程度調べておき、生活費としてどれくらい掛かりそうか試算したものを親に見てもらうのです。
ここで、いい加減で適当な数字を出すと信用してもらえませんので、具体的に電気代、ガス代、食費、雑費まで細かく提示したほうがいいでしょう。
そこで収支の計画を聞いてもらい、もし不足する部分の援助を親に頼むのなら真摯な態度で熱意を伝えることが大切です。
食事面を理由に反対されているなら
今までに料理もその手伝いもしたことがない人が、「一人暮らしを始めたら自炊をする」と親に言っても、「あなたには無理」と返されるだけでしょう。
そこで信用を得るために、まず、親に料理を習ってみましょう。
料理は、食材を手に入れることから始まります。
親と一緒にスーパーに行って、旬の野菜や、栄養バランスの取れた食事のための材料を安く購入するコツなどを教えてもらうといいでしょう。
凝った料理などは、初めはできなくてもいいのです。
一人で買い物をして、栄養も節約も考えたメニューの食事を親に振舞えるようになると、それだけであなたの本気度が伝わるものです。
健康管理を理由に反対されているなら
親に反対されても一人暮らしをしたいのなら、自分の健康管理ぐらいはできて当たり前、ですよね。
不規則な生活や偏った食生活をしていると、免疫力が下がり体調を崩しやすくなってしまいます。
一人で暮らしていると、体調に異変が起こってもすぐに助けを呼ぶのが難しいこともあります。
なので、夜遅くまで遊んでいたり食事を抜いたり、と不摂生な生活をしている人は、一人暮らしで生活の乱れがさらにひどくなるのでは、と反対されているかもしれません。
日ごろから健康的な生活を送ることを心がけていると、親の不安や心配を軽減できます。
犯罪リスクを理由に反対されているなら
親に反対されているのが、金銭面や食事や健康管理の面だけなら、あなたの努力や心がけしだいで説得できるかもしれません。
では、「一人暮らしは、犯罪に巻き込まれるリスクが大きくなるから」と反対された場合は、どうしたらいいのでしょうか。
親の世代は、近ごろの賃貸物件の防犯性などには詳しくないものです。
まず物件のオートロックや、カメラ付インターホンなどのセキュリティー面を、親と一緒にネットなどで調べてみましょう。
そのあと不動産会社にも親と一緒に行って、防犯面について話を聞いた上で物件を見に行きましょう。
そして通勤・通学に利用するルートの、夜間の人通りの多さや街灯の明るさなども、親に確認してもらうことをおすすめします。
警察署などで公開している、その地域の犯罪の発生情報なども下調べしておくと、親は安心してくれるかもしれませんね。
【一人暮らしを始めたい!】のまとめ
今回は、「一人暮らしのメリット」や「親が反対する理由」、そして「反対する親を説得する方法」などについてお伝えしてきました。
「早く一人前になりたいから」と一人暮らしを始めても、すぐに自立した大人になれるわけではありません。
なぜ親が反対するのかを理解し、生活態度を改め、プランを練ったり意識を高めたりするなど、親に認めてもらう努力をすることが、大人への第一歩を踏み出すことになるのです。
あなたの前向きな熱意で納得してくれた親にこころよく送り出してもらえると、新生活への幸先のよいスタートが切れますよ。
そして「自分だけのお城」を手に入れたら、「思うままに行動できる自分だけの領域」ではなく「大人としての行動ができる、大切な領域」にしましょう。
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賃貸専門家:安達竜哉
資 格:宅地建物取引士・賃貸不動産経営管理士
賃貸不動産経営管理士の資格保有。特技は少林寺拳法とお部屋探し。奈良の不動産業界で10年以上、単身からファミリーの方など、年間で200部屋以上の仲介実績。特に奈良市内のマンション名を出して貰えれば殆どわかる自信あり。奈良市の賃貸事情に詳しい安達による、暮らしに関するお役立ち情報をお届け。