【2025年】一人暮らし入門編ちょうど良い?単身者向けの広さ(㎡)はこのサイズがおすすめ!
余分な広さは勿体無い?!一人暮らしにオススメなお部屋は何平米??
一人暮らしを始めるにあたって部屋を探していても、平米数を見てもイマイチその広さが分からなかったり、実際に必要な広さがどのくらいなのかがわからない、という意見は多くあります。
どのくらいの広さでどんな家具を置くことが出来るのか、平米数を見比べただけではそういった細かなところは分かりづらいかもしれません。
実際に一人暮らしをするにあたって、どれくらいの広さが必要になるのか、その判断材料をまとめてみました。
物件探しの際に見るべき部屋の広さのポイントとは?
物件探しをする際に皆さんが見る情報の中で、住戸全体の広さ(面積)の単位は平米で統一されています。
しかし、その広さがどこからどこまでを含めたものなのかを知らない人も多いようですし、個別の部屋の広さは「畳」という単位が用いられているものが非常に多くあり、その計算が上手く出来ないと間取り図を見たイメージと実際の広さに差が生じます。
部屋の広さを見る際のポイントは大きく2つあります。
①住戸全体の広さは「専有面積」の広さ
専有面積とは、マンションやアパートなどの集合住宅において、居住者だけが自由に利用できる部屋の内部の面積のことです。
部屋の内部のみの面積となるため、バルコニーのように外に出ている部分や配管やメーターなどが入っているスペース、床下収納や屋根裏の扱いとなるロフトなどはその専有面積には含まれません。
そのため、ロフトがある物件の場合、情報に記載された広さ以上に利用可能なスペースがあることになります。
②1畳(じょう)の広さの目安は1.62平米で考えましょう
間取り図には部屋の広さを『洋10』などと数字で表記されていることが多いですが、この数字は広さの単位「畳(じょう)」を使います。
『洋10』と書かれている場合は、『10畳の広さの洋室』となるのですが、その10畳がどのくらいの広さなのかが分かりづらいところです。
1畳とはそのまま畳(たたみ)1枚の大きさに由来しますが、大きい順に「京間」「中京間」「江戸間」「団地間」と4種類あり、関西地方で多く使われている京間であれば約1.8平米、集合住宅で主に用いられる団地間であれば約1.45平米と、同じ1畳の広さでも2割くらいの差があり、畳数での広さ表記はトラブルになりかねません。
そのため、不動産公正取引協議会が設定したルールで「畳1枚当たりの広さは1.62平米以上の広さがあるという意味で用いること」と定められました。
奈良の賃貸豆知識 「1坪」の広さとは?≫
ただし、実際に畳を敷き詰める和室でない限り、畳で書かれた部屋の寸法まではわからないため、現地にメジャーなどを持ち込んで採寸するしかありません。
間取り図を見て広さをイメージする場合、実際の採寸をするまでは畳数はあくまでも目安にしておくのが良いでしょう。
一人暮らしに最低限必要な広さはおよそ20平米
単身向けの物件を探す際、間取りがワンルームや1Kのマンションやアパートを視野に入れている方が多いですが、その広さはおよそ20平米~25平米ほどとなっている物件が多いでしょう。
奈良で20平米~25平米(1人暮らし向け)の賃貸物件を探す≫そのうち、間取り図で部屋の広さを見ると6~10畳くらいの物件が多いので、約9~16平米と専有面積の半分ほどが部屋、キッチンや風呂、トイレなどの水回りやクローゼットなどの収納が残りの半分を占めることになります。
しかし、平米数だけでは部屋の使い勝手は決まらず、部屋のカタチや広さ、家具の配置によって同じ広さの部屋でもずいぶんと差が出てきます。
次に挙げる、専有面積に関わるポイントをしっかりと押さえましょう。
間取りと設備が部屋の広さを決めるポイント
■バス・トイレ別は部屋を圧迫する
ユニットバスと比較した場合、独立したトイレは大幅に専有面積が増えてしまいます。
風呂、洗面、トイレが一体化しているユニットバスならかなりコンパクトなため、同じ平米数の住戸ならその分部屋が広くなります。
■収納スペースがかなり大きな部屋は要注意
クローゼットや押し入れが大きく取られている場合も部屋の面積を圧迫します。
それだけ収納を活用することがあれば、部屋にタンスを置いたりする必要が無いためメリットはありますが、収納を活用しないのであれば最低限の広さでも良いでしょう。
収納に棚が設置されている場合は収納の中にタンスを置いたりすることも難しいので、事前に確認を忘れないようにしましょう。
■玄関が広い住戸や2階ワンフロアのメゾネットタイプは要注意
玄関の広さや階段のスペースも専有面積に含まれます。
広い玄関は単身者には持て余し気味になることも多いですし、階段スペースはデッドスペースになりがちです。
こういった部屋を選ぶ場合、平米数だけで広さを判断すると部屋が想定以上に狭くなってしまいます。
■カウンターキッチンは一長一短
一般的なワンルームや1Kの場合、玄関から部屋への廊下にキッチンが備え付けられますが、カウンターキッチンの場合は専用の調理スペースが設けられます。
そのため、快適に自炊をしたい人には便利な点が多いものの、自炊をあまりしない人には持て余すスペースが広くなります。
しかし、ダイニングテーブルを設置しなくても食事が取れるのもカウンターキッチンのメリットなので、上手く活かせるかがポイントになるでしょう。
■ロフトをベッドにできると便利
シングルベッドの大きさはおおよそ2平米(100cm×200cm)ですが、それと同等くらいの広さのロフトがあれば部屋にベッドを設置する必要が無いので大幅に部屋の活用がしやすくなります。
しかし、ロフトをベッドにすることを前提にした物件の場合、住戸の広さは15平米~20平米未満と少し狭い印象の住戸になります。
ロフトへ上るためのはしごなども邪魔になることがあるので、ロフトがある物件を検討する場合にはしっかりと確認をしましょう。
間取りの注意点は「収納と窓」
部屋に家具を設置する場合、通常は壁に沿って設置します。
しかし、その壁にクローゼットのドアがあったり、窓があったりすると、設置が難しい家具もあります。
ベッドやタンスなどを設置しようとしている位置がクローゼットのドアと当たってしまう場合、家具の位置を変更するしかありません。
その他にも、マンションやアパートなどで端の住戸を選んだ場合、両側が住戸の部屋とは異なり外壁側に窓が設けられている場合があります。
そうなると、その窓側にタンスやテレビなどを設置する場合には注意が必要になってきます。
明り取りの窓がタンスや本棚でふさがっては勿体ないですし、テレビの後ろに窓があると眩しくて見づらいこともあるでしょう。
高い位置の窓であればそれほど問題にはならないのですが、壁であった方が部屋の使い勝手が良い場合もあるので、事前にしっかりと確認をする必要があります。
ベッドとソファを両方置くには何平米必要ですか?
部屋探しをする上で、この質問は非常に多くいただきます。
部屋の広さが12畳以上あれば殆どの場合で問題なく両方置くことが出来るので、住戸全体で30平米あれば間違いはないでしょう。
奈良で30平米以上(1人暮らし向け)の賃貸物件を探す≫しかし、25平米以下で部屋が10畳未満の場合でも、間取りと工夫次第で十分に置くことは可能です。
ベッドやソファのサイズもそうですが、部屋が正方形に近いか細長いかでも設置のしやすさは大きく異なります。
まず、置きたい家具の寸法をしっかりと記録し、部屋の広さを測り、どこにどう置くかを事前にシミュレーションしておくことが大切です。
実際に設置している人の実例をチェックすることでより失敗が少なくなるので、事前のチェックがオススメです。
【結論】一人暮らしに必要な平米数は?
最低限、生活に必要なスペースがあれば十分ということなら20平米。
少し余裕をもって家具を設置したいのであれば25平米。
ゆったりと過ごせて来客があっても狭く感じない快適さが欲しければ30平米。
広さの目安としてはこのくらいでしょうか。
当然、置きたい家具が大きかったり趣味の部屋が欲しいとなれば広さが足りないこともあるかもしれません。
しかし、勢いあまって広すぎる部屋を選んでしまうと家賃が高くなるだけでなく、冷暖房の光熱費が余計にかかってしまったり、掃除をする範囲が広くなってしまうなどのデメリットもあります。
まずは置きたい家具のサイズを確認し、間取りと部屋の寸法をしっかりと測ってから部屋を吟味していきましょう。
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