【面積が広いワンルームとは?】種類や特徴、メリットやデメリットとレイアウトのポイント

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面積が広い物件もあるワンルーム


面積が広い物件もあるワンルーム


ワンルームと聞くと、家賃が安くて面積が狭いというイメージを持っている人もいるでしょう。


しかし、中には面積が広いワンルームも存在しているのです。


そこでワンルームの種類や特徴、メリットやデメリットなどを紹介していきます。



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    賃貸専門家:内田紘一

    資   格:宅地建物取引士

  • 宅地建物取引士保有で業界10年以上のベテラン!先読みする性格を武器に数多くの賃貸媒介をこなし、特に学生では成約数TOPクラスの実績。休日の日は家族・愛犬と車中泊をしながら、各地の有名観光地巡りなどドライブをする事が趣味です。奈良市はもちろん、生駒市・大和郡山市など、エリアを問わず奈良に詳しい賃貸専門家の内田がご紹介します。



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    ワンルームとはどのような物件なのか


    ワンルームとはどのような物件なのか


    最初にワンルームとは何なのかについて確認していきましょう。


    ワンルームは1Rと明記されている物件で、簡単に言えば部屋が1つだけで構成されている物件です。


    1Kと似ていますが、1Kは部屋が1つとキッチンで構成されている部屋を指します。


    キッチンと部屋の間には、しっかりと仕切りがあります。


    それに対してワンルームはキッチンと部屋が一体化しており、仕切りなども一切ありません。


    きれいな四角形になっている部屋が多いのも特徴です。







    ワンルームにも色々と種類がある


    ワンルームにも色々と種類がある


    ワンルームと一口に言っても、物件の種類も色々とあります。


    大きく分けると「狭小タイプ」「廊下タイプ」「広いタイプ」「ロフトタイプ」に分類されます。


    狭小タイプ

    最も一般的なワンルームと言えば、狭小タイプになります。


    シンプルな作りで、部屋も5畳から7畳くらいの物件が多いでしょう。


    この中にキッチンも含まれているので、実際は0.5畳から1畳くらい狭くなります。


    主なメリットとしては、面積が小さいので家賃が安い点や、部屋がきれいな四角い形の物件が多いので、デッドスペースができにくい点です。


    逆に収納がない物件や、日当たりが悪い物件が多いのがデメリットです。


    内見のときにしっかりと部屋を確認しておきましょう。


    廊下タイプ

    廊下タイプは1Kの物件を同じような作りになっているタイプですが、玄関から部屋までの間に仕切りはありません。


    キッチンも部屋の一部に設置されているのが一般的ですが、廊下に設置されているタイプもあります。


    廊下がある分狭小タイプよりは面積が広くなっている反面、家賃相場は少々高めに設定されています。


    クローゼットなども設置されている場合が多いので、荷物が少々多い人や、狭小タイプよりも広い物件に住みたい人には適しています。


    中にはトイレと風呂が別々になっている物件も存在しています。


    広いタイプ

    ワンルームも物件によって広さは異なりますが、中には10畳以上の広いワンルームも存在しています。


    ワンルームは1人暮らし用として使用されることが多いですが、広いタイプであればカップルや夫婦、友人同士など2人暮らしにも向いています。


    その分家賃は高額になりますが、スペースも広く取れるので、荷物の置き場所に困る心配は少ないでしょう。


    ただし、ワンルームは1人暮らし向けの物件が多く、2人以上での入居を禁止しているところも多いです。


    気に入った物件を見つけたら、内見の予約をするときに2人以上で入居できるか質問しておくとよいでしょう。


    また、広いタイプのワンルームは郊外に多く、都心部は少なくなっているので、場所によっては探すのに苦労する可能性があります。


    ロフトタイプ

    ワンルームによっては、ロフトが取り付けられているタイプもあります。


    ロフトがあれば面積自体は狭くても、ロフトの部分を有効活用できるので便利です。


    ロフトは就寝場所としても使えますし、荷物置き場としても使えます。


    家賃も狭小タイプとそれほど変わりませんし、都心部でも探しやすいのがメリットです。


    しかし、臭いがこもりやすいため、あまり料理をしない人向けだと言えるでしょう。







    ワンルームで生活するメリットとデメリット


    ワンルームで生活するメリットとデメリット


    どのような部屋のタイプにもメリットとデメリットが存在していますが、ワンルームも例外ではありません。


    そこで「ワンルームのメリット」と「ワンルームのデメリット」を紹介していくので、ワンルームに住みたいと考えている人は参考にしてみてください。


    ワンルームのメリット

    ワンルームの特徴は、キッチンと部屋に仕切りがなく、一体化している構造の物件です。


    つくりがシンプルであることから、家賃が安く設定されている物件が多いのがメリットです。


    もちろん物件の場所や面積、築年数などによっても家賃は大きく変わってきますが、他の間取りの物件よりは、相場が安い傾向にあります。


    少しでも家賃を安く抑えたい人には向いている物件です。


    ワンルームは仕切りがなく、きれいな四角形の物件が多いのも特徴です。


    仕切りがなくて形がよいので、その分広く感じるでしょう。


    ただし、家具の配置などで見た目が大きく異なるので、家具や家電の設置場所はしっかりと選ぶべきです。


    シンプルなつくりになっているため、掃除がしやすいのもメリットです。


    頻繁に掃除をするのが難しい、掃除は短時間で簡単に済ませたいという人にもワンルームは適しています。


    ワンルームのデメリット

    ワンルームにもデメリットがいくつか存在しますが、重要なのはあらかじめデメリットを把握しておき、対処法を考えておくことです。


    そんなワンルームのデメリットは、料理をすると部屋に臭いがこもりやすい点です。


    特に高い場所は臭いがこもりやすいので、ロフトタイプのワンルームは料理をするのには不向きだと言えるでしょう。


    また、ワンルームは玄関と居室の距離が近いのが特徴です。


    玄関と居室の距離が近いと、外気の影響を受けやすくなります。


    そのため、暑い時期や寒い時期はエアコンの効き目が多少弱くなり、電気代も高額になる傾向にあります。


    物件にもよりますが、ワンルームは収納スペースが設けられていない物件も多いです。


    収納がなければ、自分でプラケースなどの収納を購入しないといけませんので、初期費用が高くなる可能性もあるでしょう。


    あまり物を置きすぎると圧迫感のある部屋になるので、配置をじっくり検討しないといけません。


    広いワンルームであれば、2人で生活する場合も快適ですが、ワンルームは1人向けの物件が多く、2人での生活ができない物件が多いのもデメリットです。


    広いワンルームは物件数も少ないので、探すのに苦労する場合があります。







    広いワンルームが現在注目されている


    広いワンルームが現在注目されている


    ワンルームにもたくさん種類があり、中には面積が広いタイプもあります。


    特に面積が広いタイプは、ビッグワンルームと言われることもありますが、狭いタイプであれば5畳から7畳くらいです。


    広くなると10畳以上のワンルームもありますが、18畳以上あるワンルームのことを、ビッグワンルームという場合があります。


    面積で言えば30平方メートル以上の物件が、一般的にビッグワンルームと言われます。


    ビッグワンルームは、古くて広い1LDKなどの部屋をリノベーションしたタイプが多いです。


    もちろん新築も存在していますが、日本では狭いワンルームの方が数もたくさんあります。


    そのため、探すのが大変になる場合が多いですし、家賃も多少高く設定されている物件が多い点がデメリットです。


    その反面、部屋が広いので2人でも生活がしやすい、部屋を広く使用できるなどのメリットもたくさんあるので、現在注目されています。


    ただし、ワンルームは1人用の物件が多いので、2人暮らしができない物件も存在しています。







    ワンルームで快適な生活をする方法


    ワンルームで快適な生活をする方法


    せっかく引っ越しをしてワンルームで生活をするのであれば、快適な日常を送りたいと思うのが一般的です。


    ワンルームで快適な生活をする方法としては、「レイアウトを工夫する」「内見のときに間取りをしっかりチェックする」「換気がきちんとできる物件を選ぶ」などがあります。


    レイアウトを工夫する

    ワンルームの場合、物件によっては収納スペースが少ない、もしくは設けられていないこともあります。


    そこで重要になるのが、レイアウトを工夫することです。


    レイアウトに自信がないという人でも簡単にできる方法があるのですが、それは


    ・デッドスペースをなくす


    ・壁面収納を活用する


    ・突っ張り棒を使用する


    この3つを実践することです。


    部屋の中をよく見まわしてみると、活用できていないスペースが意外とある人も多いでしょう。


    このようなデッドスペースを有効的に使うと、たとえ狭い部屋であってもすっきりとして広く見えます。


    もちろん広いワンルームでも、整理整頓が行き届いている部屋に見えるので、活用する価値は十分にあるでしょう。


    次に壁面収納を活用することです。


    賃貸住宅の場合、壁に穴をあけて使用する物は使えません。


    トイレや風呂場、キッチンであれば吸盤が取り付けられているグッズを使うこともできますが、普通の部屋では難しいです。


    そこでおすすめの方法は、直接床において使用できるケース類や、粘着テープで貼り付けられるタイプの物を使うことです。


    壁面収納を使うことで、細かい物がしっかりと整理できます。


    四角い形をしていることが多いワンルームにも、比較的狭いスペースが存在しているケースがあります。


    このような場所には、突っ張り棒を使うのがおすすめです。


    突っ張り棒であれば穴あけなどをする必要がないので、賃貸住宅でも安心して使用できます。


    突っ張り棒を1つだけ使うのもよいですが、2つ使用すれば棚のように使うことも可能です。


    このようにちょっとした工夫をするだけでも、ワンルームでの生活が快適になり、見た目もよくなります。


    内見のときに間取りをしっかりチェックする

    ワンルームも物件によって面積や形が色々とあります。


    そのため、内見のときに隅々までしっかりとチェックすることが大切です。


    特に広いワンルームの場合は、窓が2面取り付けられていることもあります。


    窓が2面あると、家具を置くスペースが減ってしまいます。


    また、必ずしもきれいな四角形の部屋だとは限りませんので、形をしっかりと見極め、快適な生活ができるのか確かめましょう。


    間取り図ではよさそうに見えても、実際に見ると思っていたのと違うこともあります。


    換気がきちんとできる物件を選ぶ

    ワンルームのデメリットとしては、部屋とキッチンが一体型になっているので、料理を頻繁に行う人の場合、部屋に臭いがこもりやすくなります。


    特に部屋が狭い場合は、より臭いがこもりやすいです。


    キッチンは頻繁に水を使用するので、湿度が高くなることも珍しくはありません。


    そこで重要になるのが、しっかりと換気が行える物件であることです。


    通常キッチンの上には換気扇が取り付けられていますが、中にはキッチンと少々離れている玄関などに取り付けられている物件もあります。


    このような物件は換気があまりよくないので、料理をよくする人には不向きです。


    また、空気の通り道にも注目しましょう。


    ワンルームの場合、窓が1面しか取り付けられていない物件が多いです。


    そのため、風が通りやすい構造の物件を探してみるのもよいでしょう。


    新しい物件の場合、24時間換気システムが取り付けられているケースがあります。


    特に2003年7月以降に建設された物件であれば、法律で定められているので間違いなく取り付けられています。







    【面積が広いワンルームとは?】まとめ


    【面積が広いワンルームとは?】まとめ


    今回はワンルームの特徴やメリット、デメリットなどを紹介してきました。


    ワンルームの中には、狭い部屋だけではなくかなり広い部屋の物件もあります。


    広い方がよいという人も多いですが、広いことがデメリットになる点もあるので、どのようなメリットやデメリットがあるのか知っておくことが大切です。


    また、自分が快適に生活できる広さを知っておくのもよいでしょう。






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