【最新版】賃貸で突っ張り棒のへこみや傷は誰の責任?傷が付きにくくする方法ご紹介

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賃貸の壁に突っ張り棒でへこみが出来た場合は誰の責任になるの?


賃貸の壁に突っ張り棒でへこみが出来た場合は誰の責任になるの?


カーテンレールにしたり棚を作ったりと、何かと便利な突っ張り棒は多くの方が愛用しています。


しかし、強く突っ張らせると壁に負担がかかるため、壁にへこみができることもあります。


そんな突っ張り棒による壁のへこみは誰の責任になるのでしょうか?


要点まとめ


賃貸で突っ張り棒による壁のへこみや傷を防ぐ方法は?


壁との間にシートや板を挟んで圧力を分散させるか、専用のグッズを活用することが最も有効です。


壁の下地ボードまで損傷すると通常使用の範囲を超え、修繕費用が発生する可能性がある


耐震マットや滑り止めシートを挟むだけで、壁への食い込みや傷を簡単に防げる


大きめの板を壁との間に挟むと設置面積が広がり、一点への圧力集中によるへこみを回避できる


ホッチキスで固定する専用グッズを活用すれば、壁に目立つ傷を残さず安定感を高められる


「退去時の原状回復費用の負担」つまり、故意や過失で壁を傷つけた場合や通常使用を超える使用によって起こった損耗は、入居者の負担で修繕する義務があるということになりますので、詳しく解説していきます。



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    賃貸専門家:安達竜哉

    資   格:宅地建物取引士・賃貸不動産経営管理士

  • 賃貸不動産経営管理士の資格保有。特技は少林寺拳法とお部屋探し。奈良の不動産業界で16年以上、単身からファミリーの方など、年間で200部屋以上の仲介実績。特に奈良市内のマンション名を出して貰えれば殆どわかる自信あり。奈良市の賃貸事情に詳しい安達による、暮らしに関するお役立ち情報をお届け。




  • 突っ張り棒を外したら壁にへこみが!


    突っ張り棒を外したら壁にへこみが!


    突っ張り棒と言えば、伸縮性のある棒を向かい合う壁面に押し当てて固定するというシンプルな道具です。


    廊下や押し入れなどで使ったり横向きに使うだけでなく、食器棚のような高さのある家具と天井の間に使って転倒防止にする縦向きでの使い方も多く見られる便利な道具です。


    カーテンレール用に短いものや長いもの、棒状のものだけでなく棚板とセットになった棚を増設するためのものなどもあり、手軽に設備の増設ができるため賃貸住宅でのユーザーも多いでしょう。


    その突っ張り棒の仕組み上、壁や天井に対して強く押し当てて支えるため、誤って落ちてしまわないようにかなりの強さで壁に押し付けることになります。


    そのため、長期間に渡って押し付けられた壁側にへこみができてしまったり、壁紙に傷が付いてしまうというトラブルが頻繁に起こっているようです。




    壁にできたへこみは誰が責任を取るの?


    壁にできたへこみは誰が責任を取るの?


    突っ張り棒を使った場合、多少の差はあるものの壁にへこみができてしまいます。


    壁の材質によっても異なりますが、良く見なければわからない程度のものもあれば遠目に見てもへこみが分かるようなものまで様々です。


    そういった壁のへこみはいったい誰が責任を取るのか、心配になりますよね。


    そこでポイントとなるのが「退去時の原状回復費用の負担」です。


    原状回復とは、借りた賃貸物件を返却する際に入居時の状態に戻す入居者(賃借人)の義務のことを言い「賃借人の居住、使用により発生した建物価値の減少のうち、賃借人の故意・過失、善管注意義務違反、その他通常の使用を超えるような使用による損耗・毀損を復旧すること」と定義されています。


    つまり、故意や過失で壁を傷つけた場合や通常使用を超える使用によって起こった損耗は、入居者の負担で修繕する義務があるということになります。


    では、ここで問題となるのは「突っ張り棒によってできた壁のへこみが通常使用の範囲かどうか」というところになります。


    つづいて、その判断については原状回復について国土交通省が定める「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」を参考にします。


    壁及び壁紙における項目には、以下のような記載があります。


    ■賃借人が通常の住まい方、使い方をしていても発生すると考えられるもの


    ・壁等の画鋲、ピン等の穴(下地ボードの張替えは不要な程度のもの)


    ■賃借人の使い方次第で発生したりしなかったりするもの


    ・壁等のくぎ穴、ネジ穴(重量物をかけるためにあけたもので、下地ボードの張替が必要な程度のもの)


    この記載内容から、下地ボードまで損傷していると通常使用の範囲を超えたと判断される可能性が高いことが考えられます。


    軽量なカーテンを吊るすためのカーテンレールであれば下地ボードまで損傷するようなことはまず起こりませんが、棚を増設するような製品であれば重量物を支えるためにかなりの圧力が壁に掛かります。


    よほど大きなへこみが出来てしまった場合は壁の修繕費用を負担する可能性が出てくるため、負荷の大きい突っ張り棒は賃貸物件でそのまま使用するのは控えた方が良いかもしれません。




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    突っ張り棒でできた壁紙のへこみや傷はどうなるの?


    突っ張り棒でできた壁紙のへこみや傷はどうなるの?


    壁が大きくへこんだ場合は壁の修繕費用を負担する可能性がありますが、壁紙だけのへこみや傷などの場合はそれとは異なる対処となります。


    まず、壁紙のへこみや傷も、退去時に原状回復が必要な点は同様です。


    凹凸のある壁紙が突っ張り棒の先端で潰されていたり、ひっかいたような傷があればもちろん修繕費用を負担する可能性があります。


    壁紙の張替費用は、通常は㎡単位での修理が望ましいとされており、費用の相場は1,000円~1,500円程度と安価です。


    場合によっては壁一面を張替えとなることもあり、その場合は数万円の張替費用を負担する場合もあります。


    突っ張り棒を使いたくても、傷みの目立ちそうな壁紙や傷が残りそうな角のある形状の突っ張り棒など、負荷のかかる部分は事前にしっかりと確認してから使用する方が良いでしょう。


    また、壁紙はどれほどキレイに使っても経年によって劣化することは避けられません。


    通常、壁紙の残存価値は6年経過すると1円にまで下がります。


    長期間住み続けている場合には、壁紙の張替えが必要な状態であったとしても入居者の負担は殆ど無いことが多くなります。


    経年劣化で価値が無くなれば何をしても良いというわけではありませんが、長期間住み続けたのに壁紙のわずかな傷みで高額な修繕費用を請求された場合には、経年劣化や残存価値が無いことなどを主張して良いでしょう。




    突っ張り棒を使ってもへこみや傷が付きにくいテクニックとは?


    突っ張り棒を使ってもへこみや傷が付きにくいテクニックとは?


    突っ張り棒は使いたいけど、へこみや傷が残るのは後々の事を考えるとイヤだという場合にオススメのテクニックをご紹介します。


    ・傷対策のグッズを挟む


    突っ張り棒の両端に傷対策のためのグッズを挟み込むことで、へこんだり傷ついたりするのを防ぐ方法があります。


    任意の大きさで切れるすべり止めシートや粘着性のある耐震マットは、100円ショップやホームセンターで入手できます。


    使いたい突っ張り棒の先端サイズに合わせたものを選んで使えば、見た目も損なわずに対策ができます。


    その他にはダンボールを挟むという方法もありますが、対策にはなったとしても見た目は良くありません。


    クローゼット内や自分で設置した家具の内側など、目立たない場所以外では止めておく方が良いでしょう。


    ・突っ張り棒の先端より大きめの硬い板を間に挟む


    突っ張り棒の先端が小さいため、圧力が集中することでへこみの原因となってしまいます。


    そのため、大きめの板で圧力を分散させることが、へこませないための方法となります。


    ・突っ張り棒の落下防止グッズ「突っ張り棒が落ちない君」を使う


    壁にホッチキスで固定する便利グッズ「突っ張り棒が落ちない君」は、ネジや釘ではなく細いホッチキスを複数打ち込むことで驚異の耐荷重を実現するグッズです。


    壁に目立つ傷を残さず突っ張り棒の耐荷重を増やすことができるため、人気のグッズとなっています。




    突っ張り棒の使用はへこみや傷対策も一緒に検討をしよう


    突っ張り棒の使用はへこみや傷対策も一緒に検討をしよう


    突っ張り棒は今や一般家庭の生活シーンに必ずと言っていいほど馴染んだ便利グッズです。


    特に限られたスペースを有効活用するためには必須アイテムとも言えるでしょう。


    しかし、どんな便利グッズも使い方を誤ってしまうと後々の自分に責任を負わせることになりかねません。


    最初から傷対策をしておけば起こらなかった問題も、後々に損傷が見つかってからではどうすることもできません。


    突っ張り棒を購入するため100円ショップやホームセンターに行けば、必ず同じコーナーに傷対策グッズもまとめて置かれているはずです。


    安価な対策グッズで後々の負担を減らすことができるので、突っ張り棒だけに目を向けず傷対策グッズも合わせて買いそろえるようにすると良いでしょう。




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