【賃貸物件の管理ポイントは?】共用部と良い管理会社の見分け方を解説
賃貸物件の管理ポイントは?良い管理会社の見分け方

賃貸物件を選ぶ際は、物件の管理状況や管理会社の対応が良いかどうかも事前に確認しておくと、より安心して入居できます。
不動産ポータルサイトなどでは確認しにくいこうした管理面について、どのようにチェックすれば良いのでしょうか?
要点まとめ
賃貸物件の管理ポイントは?
賃貸物件の管理ポイントは、外装・室内・共用部の状態と、管理会社の評判・連絡方法・対応時間を確認することです。
①内見では外壁・床・ゴミ置き場など物件と共用部の管理状況を確認
②管理会社は新しい口コミを複数確認して評判を判断
③連絡方法と対応時間を調べ、トラブル時に連絡しやすいか確認
④連絡が取れない場合は営業時間や指定された連絡方法を確認して対応
次の章以降では、これらのポイントについて詳しくご説明します。

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賃貸お部屋探しのプロが見るポイント
賃貸専門家:古川 真史
資 格:宅地建物取引士・賃貸不動産経営管理士
奈良在住25年以上。宅地建物取引士・賃貸経営管理士の資格保有。ルームアドバイザーとしてのキャリア18年以上の大ベテラン。不動産賃貸の関連はすべて媒介経験あり。奈良出身ではないのに奈良まほろばソムリエ検定(奈良通1級)取得する奈良への溺愛っぷり。奈良マニアの古川より独自な目線で賃貸情報を多数お届けします。
賃貸物件のメンテナンスの良し悪しを見分ける方法って?

内見の際は、室内の壁紙や床材の綺麗さなど目に付きやすいところだけでなく、手入れに差がつきやすいポイントもチェックすることで、物件の管理状況をある程度把握することができるでしょう。
見るべき箇所は、以下の通りです。
物件そのもの:見えづらいところ、注目されづらいところも調べる
外装・内装それぞれの主なポイントをご紹介します。
「外装」
・外壁が剥がれてそのままになっていないか
・階段などの金属部分はサビが目立っていないか
「内装」
・シンク下部分のカビや異臭が気にならないか
・床が傾いたり、ぶかぶかになったりしていないか
集合住宅の場合:共用部の管理状況を調べる
きちんとメンテナンスが行き届いている物件であれば、共用部の清掃や整理もこまめに行われています。
内見時は、共用部の状態にも注目してみてください。
具体的には、以下のポイントをチェックするのがおすすめです。
・自転車置き場は倒れた自転車がそのままになっていないか
・ゴミ置き場はゴミが散らばったり虫が発生したりしていないか
・電球が切れたままになっているところはないか
・廊下や階段の踊り場に入居者の私物が放置され、通行しづらくなっていないか
・集合郵便ポストの近辺はチラシなどが散乱していないか


物件選びの際、良い管理会社を見分ける方法はある?

契約前であっても、「物件名+管理会社」というキーワードで検索したり、内見時に管理会社を不動産仲介会社の担当者に確認したりすること(※)で、管理会社を調べることができます。
(※)不動産仲介会社によっては、入居前に管理会社を教えない方針を採用している場合もあります。
賃貸物件では、設備が故障した場合や隣人の騒音が気になる場合など、トラブル発生時の対応を管理会社が担っていることは少なくありません。
いざというときに連絡がなかなか取れなかったり対応がずさんだったりすると、生活に支障が生じます。
可能であれば、物件の管理会社が信頼できそうかどうかも事前に調べておくと安心です。
入居前にトラブルに迅速かつ的確に対応してくれる管理会社かどうかを調べる方法としては、以下のようなものがあります。
評判を調べる
「管理会社の名前+トラブル」「管理会社の名前+口コミ」などのキーワードで検索すると、その管理会社がトラブル発生時にどのような対応をしていたか、具体的な事案を読むことができるかもしれません。
ただし、悪い口コミが一つあったとしても、それだけを信じるのは危険です。
その口コミが古い場合は現在の状況を反映していない可能性もありますし、担当者によっても対応は変わるからです。
可能であれば、なるべく新しい口コミを複数確認すると良いでしょう。
連絡方法や対応時間を確認する
管理会社への問い合わせ方法として電話番号のみしか公開されていないと、なかなか連絡が取れないかもしれません。
可能であれば、メールからの問い合わせや入居者専用アプリからの問い合わせなど、電話以外の相談窓口も複数公開している管理会社が担当している物件を選べると良いでしょう。
管理会社によっては24時間対応を謳っているところもあります。
夜間や早朝にトラブルが発生しないとは限らないので、対応時間が長いとより安心です。
管理会社に連絡が取れない・対応されないときは?

管理会社に連絡しても反応がない場合、以下二つのケースに当てはまっていないかを確認してみましょう。
①管理会社の業務時間外・休業日ではないか
全ての管理会社が24時間問い合わせ対応をしているわけではありませんし、年末年始やお盆期間などにまとまった休みを設けている管理会社も、珍しくありません。
特に数日間の休業中は、連絡を入れてもすぐに応答してもらうことは難しいでしょう。
営業時間中に電話してもなかなかつながらない場合は、「週明けの月曜日」「営業時間始まってすぐや、終了間際」など、連絡が集中しやすい日・時間を避けてもう一度連絡してみるのもおすすめです。
しかし、水漏れやガス漏れなど、トラブルの中には数日待つことが難しいものもあります。
加入している火災保険によっては緊急時対応を行っている場合もあるので、契約内容を確認してみてください。
②案内されている方法と違う方法で連絡をしていないか
物件によっては、入居者専用のアプリ等でのみ問い合わせを受け付けていることがあります。
このような物件の管理会社にメール連絡等を入れても、対応してもらえない可能性があります。
これらのケースに当てはまらず、不当に連絡が取れない状態が続いている場合や、連絡をしたもののトラブル対応を実施してもらえない場合は、まず消費者ホットラインに電話相談するか、全国各地に設置されている消費生活センターに相談(電話等。対面相談を実施している場合もある)してみましょう。
問い合わせ先は、以下のページで確認することができます。
全国の消費生活センター等 国民生活センターのサイトはこちら≫
相談の際は、スムーズに状況を説明するために事前準備をしておくことをおすすめします。
具体的には、以下の内容をまとめておくと良いでしょう。
・いつ、どこで、どんなトラブルが発生したのか
・管理会社にはいつ、どのような連絡を入れたのか
※連絡してからどのくらいの日数が経っているかなどを客観的に示すために、管理会社から連絡方法について特別な指示が出ていない場合は、電話やメールなど問い合わせの履歴が残る連絡手段を使うと良いでしょう。
電話での連絡は即時性が高いものの、管理会社にどのようなことを伝えたか証明しづらいため、できれば電話・メール両方の手段で連絡すると良いでしょう。


【賃貸物件の管理ポイントは?】まとめ

この記事では、賃貸物件の管理状況や管理会社の良し悪しのチェック方法について、解説しました。
物件探しをする際、築年数や駅からの所要時間などを調べることはもちろん大切なことですが
「トラブル発生時にきちんと対応してもらえそうか」
「そもそもトラブルが起こりにくいように、メンテナンスがきちんとされている物件かどうか」
を調べておくことで、より安心して新生活を始めることができるでしょう。
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