【ベランダなし賃貸は後悔する?】メリットとデメリットを詳しく解説
ベランダのない賃貸物件で後悔しないための確認ポイント

物件を探していると時々見かける、ベランダなしの物件。
ベランダ付の物件よりも賃料が安いことも多いのですが、全ての人にベランダなしの物件が向いているわけではありません。
ベランダなしの物件のメリット・デメリットを確認した上で、自分のライフスタイルに合っているかどうかを見極めてから契約に進むのがおすすめです。
それでは、ベランダなしの物件にはどのようなメリット・デメリットがあるのでしょうか?
要点まとめ
ベランダなしの賃貸物件に住むと後悔する?
普段から室内干しが中心であれば、ベランダなしの物件でも不便を感じにくい可能性があります。
1. ベランダの掃除が不要になる
2. 防犯上の不安や隣人トラブルを減らしやすい
3. ベランダ付き物件より家賃が安い傾向にある
4. 洗濯物や布団を外に干せない
5. 乾燥方法と日差し対策を確認する
次の章では、これらのポイントについて詳しく解説します。



-
賃貸お部屋探しのプロが見るポイント
賃貸専門家:安達竜哉
資 格:宅地建物取引士・賃貸不動産経営管理士
賃貸不動産経営管理士の資格保有。特技は少林寺拳法とお部屋探し。奈良の不動産業界で16年以上、単身からファミリーの方など、年間で200部屋以上の仲介実績。特に奈良市内のマンション名を出して貰えれば殆どわかる自信あり。奈良市の賃貸事情に詳しい安達による、暮らしに関するお役立ち情報をお届け。
ベランダなし賃貸のメリット・デメリット

ベランダやバルコニー(※)がない物件には、メリットとデメリットの両方があります。
ベランダやバルコニーがない家を契約する前に、メリットに魅力を感じるか、デメリットはカバーできそうかをチェックしておきましょう。
(※)そもそも、ベランダとバルコニーの違いって?
バルコニーとベランダはいずれも住戸の外に張り出した部分を指しますが、ベランダは屋根もしくはひさしがあるものの呼び名で、バルコニーは屋根がないものの呼び名です。
以降、この記事では基本的にこれらの設備の総称として「ベランダ」という言葉を使用します。
メリット
ベランダの掃除が要らない
外に面しているベランダは、砂埃や落ち葉などがたまりやすい場所です。
長い間これらの汚れを掃除せずに放置してしまうと、排水溝が詰まってしまう可能性があります。
排水口が機能していないと、大雨が降った後に隣の部屋や下の部屋のベランダまで汚水が流れていってしまい、部屋まで入り込んでしまうかもしれません。
また、汚れを放置したことが原因でカビが発生してしまい、本格的なクリーニングを入れる必要性が生じた場合は、そのクリーニング代を請求される可能性があります。
ベランダなしの物件であれば掃除をする必要がないため、こうしたリスクを気にする必要もありません。
防犯対策になる
集合住宅の2階以上の部屋でも、近くに生えている木などを伝ってベランダから空き巣が侵入することがあります。
ベランダに室外機が置かれていればそこに空き巣は身を隠しやすくなりますし、掃除用具などが置かれていれば空き巣が窓を破るための道具として使われてしまう可能性もあります。
ベランダがない物件の場合は空き巣が侵入しづらく身を隠しにくいため、侵入されるリスクが減ります。
ベランダがなければ洗濯物を外干しすることができないので、外に干していた洗濯物が盗まれる心配もありません。
家賃を安くできる
一般的に、ベランダがない物件の方がベランダ付物件よりも家賃が安い傾向にあります。
なるべく賃料を抑える方法を探している場合は、ベランダがない物件を優先的に見てみるということもおすすめの方法の一つです。
隣人トラブルの原因が減る
「ベランダで隣人がタバコを吸っていて、臭いが気になったり洗濯物についたりする」
「隣人がゴミをベランダで保管しているが、なかなか捨ててくれないので虫や悪臭が発生している」等、ベランダの使い方が原因で発生する隣人トラブルは少なくありませんが、そもそもベランダがなければこのようなトラブルは発生しません。
デメリット
洗濯物を外干しできない
洗濯物を外干ししないことは防犯上良いことで、黄砂や花粉が洗濯物に付着しにくいというメリットもありますが、デメリットもあります。
洗濯物を室内干ししていると、特に湿気が多い時期に洗濯物が乾きづらかったり、室内干しの嫌な匂いが部屋に広がってしまったりするかもしれません。
また、干している洗濯物によって居住空間の多くが占められてしまい、部屋が狭く感じてしまう可能性もあります。
「こまめに洗濯をしたりサーキュレーターを活用したりすることで、風が洗濯物の間を通りやすい環境を作る」
「浴室乾燥機がある物件を選ぶ」
「新しい衣類やタオルを買う時は速乾のものを選ぶ」
「上下二段になっている洗濯物干しスタンドを買って、部屋の高さを活かしながら洗濯物を干す」等の工夫をすると良いでしょう。
なお、浴室乾燥機を毎日使っていると電気代やガス代が高額になってしまうため、短時間のみ使用するなど、使い方には工夫が必要でしょう。
布団などの大きなものが干しにくい
ベランダがない家では、布団や毛布、カーペットなどを外に干すことができません。
しかし、家電や近隣設備を活用することで、このデメリットはカバーできる可能性があります。
布団は必ずしも外に干さなくても、布団乾燥機を使って湿気を飛ばすことが可能です。
乾燥機と併せて布団用クリーナーか一般的な掃除機に取り付けられる布団用のノズルを使うことで、寝具を清潔に保つことができます。
寝具を置いている部屋はこまめに換気したり、エアコンの除湿機能を利用したりすることで、部屋自体の湿気を抑えることも大切です。
毛布やカーペットなどを洗いたい時、ベランダがない家の場合は洗濯後浴室で干す方が多いかと思いますが、浴室の広さが十分でなくしっかり広げて干すのが難しかったり、濡れた重い毛布を高いところにかけるのが大変だったりするかもしれません。
近くにコインランドリーがある場合は、有料にはなるものの、備え付けの機器で洗濯・乾燥を行うことでこうした苦労から解放されるでしょう。
日光を防ぎにくい
ひさしや屋根付きのベランダがない物件では、差し込んできた日光が遮られず、特に夏の暑い時期は窓から入ってくる熱が多くなってしまいます。
日光にさらされる位置に置いておいた家具等が、どんどん日に焼けてしまうというリスクもあります。
遮熱効果のあるブラインドやカーテンを取り付けると日差しの影響を和らげることができるので、必要に応じて取り入れると良いでしょう。
【ベランダなし賃貸は後悔する?】まとめ

ベランダがある賃貸物件に慣れている方の場合、ベランダがない物件に住むことを不安に感じてしまうかもしれません。
しかし「普段から洗濯物は室内干しがメイン」という方等にとって、ベランダなしの物件での生活はベランダありの物件での生活と大きく変わらない可能性もあります。
ベランダなし物件のメリットとデメリットをチェックし、自分のライフスタイルに合うか・デメリットはカバーできそうかどうかを検討することで、後悔しない物件選びができるでしょう。


関連記事

【賃貸のベランダ・バルコニーで絶対にやってはいけないこと】オススメの利用方法をご紹介!≫

【こだわりのお部屋探し】妥協していい条件の優先順位は?≫

【良い賃貸物件の探し方は?】内見で見落としがちなポイントなど解説!≫

【梅雨の時期に必見!】洗濯物が綺麗に乾く干し方とは?≫

【浴室乾燥機とは?】便利な使い方や気になる電気代を調査!!≫

【西日が当たる西向きのお部屋は住みにくいのか?】メリットとデメリットについて≫
