【賃貸でも自分で壁紙を張り替えることは出来る?】貼り方や注意点を紹介!
賃貸住宅の壁紙を張り替えることは出来る?張り替えるときの注意点

賃貸住宅であっても、壁紙を張り替えて部屋の模様替えをしたいと考える人もいるでしょう。
そこで賃貸住宅の壁紙は自由に張り替えることができるのか、おしゃれに模様替えをしたいけれど、注意するべき点は何なのかなどを紹介していきます。

-
賃貸お部屋探しのプロが見るポイント
賃貸専門家:安達竜哉
資 格:宅地建物取引士・賃貸不動産経営管理士
賃貸不動産経営管理士の資格保有。特技は少林寺拳法とお部屋探し。奈良の不動産業界で16年以上、単身からファミリーの方など、年間で200部屋以上の仲介実績。特に奈良市内のマンション名を出して貰えれば殆どわかる自信あり。奈良市の賃貸事情に詳しい安達による、暮らしに関するお役立ち情報をお届け。
賃貸住宅の壁紙は自由に張り替えができるのか

最初に注意するべき点は、賃貸住宅の壁紙は自由に張り替えが可能なのかという点です。
結論から言うと、賃貸住宅には原状回復の義務があります。
また、賃貸住宅は大家さんの所有物なので、初めから設置されている物を自由に変えることはできません。
ただし、管理会社や大家さんから許可が下りれば、壁紙の張り替えを行うことは可能です。
また、条件付きで張り替えが可能な場合もあります。
大家さんや管理会社によっていろいろな条件が設けられていることがありますが、内装制限もその1つです。
内装制限というのは、不燃や準不燃、難燃などの材料を使用しなければいけないという規制のことです。
内装制限の対象となっていた場合、1度現在使用されている壁紙を剥がす必要が出てくるので、原状回復が厳しくなります。
勝手に壁紙を変えてしまうと、自費で原状回復しなければいけなくなり、多額の費用を請求される可能性があります。
もし賃貸住宅で壁紙の張り替えを行いたい場合、必ず大家さんや管理会社に相談をして、許可をもらってから行いましょう。
また、内装制限の対象となっていないか確認することも重要です。
契約書に壁紙の張り替えが禁止と書かれていないかも確認が必要なので、くれぐれも勝手に壁紙の張り替えを行わないようにしましょう。
原状回復しやすい壁紙の貼り方

大家さんや管理会社から壁紙の張り替えをしてもよいと許可が下りたとしても、大半の場合は退去するときに元の状態に戻さなければいけません。
そこで原状回復がしやすい壁紙の貼り方をいくつか紹介します。
それは「フレスコ糊で壁紙を貼る」「跡が残りにくいテープを使う」「剥がしやすい壁紙を使用する」「ホチキスで壁紙を止める」方法です。
フレスコ糊で壁紙を貼る
原状回復がしやすい壁紙の貼り方はいくつかありますが、フレスコ糊を使用する方法がおすすめです。
フレスコ糊というのは、簡単に言えば水に溶けやすく、剥がしやすい糊のことです。
一般的な糊を使用すると、剥がすときに跡が残りやすいのですが、フレスコ糊であれば水に溶けやすいので、たっぷりと塗ってもきれいに剥がせます。
また、糊は瞬間接着剤とは違い、乾くまでにある程度時間が掛かります。
そのため、壁紙がずれてしまった場合であっても、少しであれば手で自由に動かすことができます。
DIYを普段からあまり行わない、自分は不器用なのでうまく壁紙を張れるか心配という人でも問題ありません。
誰でもきれいに壁紙を張りやすい点も、フレスコ糊を用いるのがおすすめできる理由です。
跡が残りにくいテープを使う
壁紙を張り付ける場合、テープを使用するという人もいるでしょう。
しかし、テープにはたくさんの種類があり、種類によっては剥がしにくい、もしくは剥がすときに跡が残りやすいタイプもあります。
そこでおすすめしたいテープがあるのですが、それはマスキングテープです。
マスキングテープは養生などに使用することが多いため、それほど粘着力が強くありません。
後で剥がしても跡が残りにくい点がおすすめです。
ただし、マスキングテープにも種類があり、多くはシリコン系やアクリル系などの粘着剤を用いている物となっています。
しかし、マスキングテープでも粘着力が強い物や、後が残ってしまう種類もあるので注意しましょう。
マスキングテープは文房具屋などでもお手軽に購入できる商品です。
比較的幅の広い物も販売されていますし、インテリアマスキングテープを使って直接壁紙をDIYする方法もあります。
剥がしやすい壁紙を使用する
壁紙には最初から両面テープや糊などが裏面に取り付けられている種類もあります。
壁紙に最初から張られているテープは、剥がすことを前提にして使用されている物が多く、粘着力も弱くなっています。
そのため、最初から張られていた壁紙の状態を悪くしてしまう可能性も低いですし、退去するときには簡単に剥がせるのでおすすめです。
販売されている壁紙の種類も多いので、自分好みの物を見つけやすいというメリットもあります。
ホチキスで壁紙を止める
壁紙はテープや糊だけではなく、ホチキスで止めるタイプもあります。
ホチキスだと既存の壁紙を傷つけてしまうので、退去するときに原状回復のための費用が発生するのではと思う人もいるでしょう。
しかし、国土交通省のサイト内にある原状回復をめぐるトラブルとガイドラインというページを確認してみると、壁などのピンや画びょうなどは、通常の生活で行われる範疇のものであり、修復は貸主側の負担になると書かれているのです。
もちろん大きな穴をあけてしまった場合には借主の負担となるので注意しないといけません。
また、賃貸契約を行うときに、ピンや画びょうを壁に使用することを禁止している場合があります。
このような場合には、たとえ範疇のものであっても、借主側が費用を負担することになります。
後でトラブルにならないように、ホチキスで壁紙を止めたい場合には、必ず管理会社や大家さんに相談をするか、契約時に不動産屋に確認しておくとよいでしょう。
壁紙を張る前に行うべきこと

賃貸住宅の壁紙を自分好みの物にしたい場合には、実際に張る前に行うべきことがあります。
それは「壁紙を張る前に相談をする」「内装制限の対象ではないか確認する」「壁紙を張る前に試し貼りを行う」ことです。
壁紙を張る前に相談をする
賃貸住宅では、勝手に壁紙を張ることを禁止している物件もあります。
また、原状回復が前提となるのが一般的なので、壁紙を張る前には必ず大家さんや管理会社に相談することが大切です。
相談をして許可が下りれば、自分好みの壁紙を張ることができます。
場合によっては原状回復がきちんとできれば張ってもよいなど、条件付きで許可が下りることもあります。
内装制限の対象ではないか確認する
自分が借りている賃貸住宅が内装制限の対象であった場合、簡単に原状回復ができなくなる可能性が高いです。
あまり気にせずに家を借りる人が多いですが、壁紙を自分好みの物に張り替えたいのであれば、必ず内装制限の対象であるか確認しなければいけません。
もし内装制限の対象物件であったら、別の物件を選ぶか壁紙の張り替えを諦めるか、どちらかを選択する必要があります。
壁紙を張る前に試し貼りを行う
壁紙にはいろいろな種類があります。
中には粘着力が強いテープが貼り付けられている壁紙などもあるので、事前に試し貼りをしてみるのがよいでしょう。
粘着力が弱いテープを使用したとしても、元から使用されている壁紙が劣化していて、剥がすときに破れてしまう可能性もあります。
このような事態を防ぐためにも、試し貼りを行うべきでしょう。
試し貼りの方法としては、見えにくい小さな部分に1ヶ月から2ヶ月くらい壁紙を張っておき、実際に剥がしてみるやり方がおすすめです。
問題ないことが確認できてから、壁紙を部屋全体に張るのがよいでしょう。
【賃貸でも自分で壁紙を張り替えることは出来る?】まとめ

賃貸住宅で壁紙を自分で張る行為は、本来であればNGだと考えておくべきです。
ただし、大家さんや管理会社の許可があれば張っても問題はありません。
その代わり原状回復の義務が存在しますし、退去するときには元に戻す必要があります。
また、内装制限の対象だった場合には、壁紙を自分で張るのは不可能だと思うべきです。
くれぐれも自分で勝手に壁紙を張ることだけはやめましょう。
関連記事

【退去時の壁紙張り替え費用は誰が担う?】張り替え必要費用についても解説!≫

【原状回復ガイドラインって何?】賃貸の退去時トラブルを未然に回避!≫

【リメイクシートは賃貸でも使える?】キッチン周りを自分好みに簡単DIY!≫

自分でDIY出来る賃貸物件ってあるの?注意点をまとめてみた!≫

【油性ペンの汚れを落とす方法とは?】衣服・家具・壁紙など素材別に解説≫

【シールを綺麗に剥す方法とは?】身近なもので簡単に剥がすコツ!≫

【賃貸物件で絵を飾ることは可能?】 壁を傷つけないコツをご紹介≫

退去時気になる【原状回復と経年劣化の判断基準とは?】≫

【賃貸で突っ張り棒のへこみや傷は誰の責任?】傷が付きにくくする方法ご紹介≫

【賃貸の部屋の壁に画鋲は禁止?】画鋲代わりのおすすめ紹介≫

【子どもの落書きの対処法は?】効果的な落書きの落とし方や予防策≫

