【最新版】賃貸の部屋の壁に画鋲は禁止?画鋲代わりのおすすめ紹介
賃貸物件の壁に画鋲を使って大丈夫?使う際の注意点とは

壁にポスターを張ったりカレンダーを掛けたりするために使う道具と言えば画鋲が定番です。
しかし、賃貸物件の場合には壁を傷つけたりすれば修繕費用の問題になるかも?という不安もあります。
そんな不安への答えと、画鋲以外の便利グッズをご紹介します!



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賃貸お部屋探しのプロが見るポイント
賃貸専門家:木原 一憲
得意エリア:奈良市
奈良での不動産キャリア25年以上の実績。これまで15,000人以上にお部屋を紹介。一人暮らしから家族向けまで幅広い賃貸情報に自信あり。休日は奈良の綺麗な街並みや歴史ある神社・仏閣、美味しい飲食店を巡ること。愛車はKawasaki。渡り鳥並みにズバ抜けた方向感覚を持ち、目印となる建物を伝えれば住所をピタリと一致させる特技あり。賃貸の専門家として様々なノウハウを仕入れ発信中。
賃貸物件の壁に画鋲を使っても大丈夫なの?

賃貸物件の壁に画鋲を使っても良いかどうかの判断ですが、殆どの場合で画鋲の使用は問題ありません。
それは、国土交通省が定める「原状回復をめぐるトラブルとガイドライン」において、画鋲を使用したことで出来るような小さな穴など「通常の使い方」で出来た損傷の修繕費用は入居者の負担とはならないと規定されているからです。
しかし、物件によって画鋲の使用を禁止している場合もあれば、いくら画鋲を使っても良いといっても壁に傷が付くことは避けられないため、「画鋲で出来た傷の修繕費用は誰の負担になるのか?」という問題が出てきます。
そこで、画鋲を使用する前に以下のポイントを確認しなければいけません。
・画鋲の使用を禁止されていないか
・画鋲を使用したことで出来た傷の修繕費用は誰が負担するのか
これらを確認することが出来るのが、賃貸契約書です。
画鋲の使用についての可否を明記している場合もあれば、画鋲の跡の修繕費用が誰になるのかといった記載がある場合もあるなど、契約書の内容は様々です。
画鋲の使用を禁止する場合、禁止はしないが修繕費用が入居者の負担になる場合、特に禁止も修繕費用の負担も求めない場合、これらの内容が備考欄などに約束事として小さく記載されている場合などもありますので、備考欄も含めてしっかりと確認をしておきましょう。
記載が無い場合や賃貸契約書を確認しても分からなければ、不動産会社や管理会社に直接確認してみるのも良いでしょう。
また、壁紙の傷みに関する原状回復は、減価償却によって耐用年数の6年を経過すると価値がなくなりますので、壁紙の傷だけであれは退去時に壁紙の張替えに関する費用が発生することはありません。
もちろん、画鋲によってできた傷なども壁紙の張替えで分からなくなる部分は修繕費用を負担することはまずありません。
しかし、特殊な壁の素材やデザインなどを損なう等の理由があり画鋲の使用を禁止するといった内容が契約書内に記載されているのであれば、修繕費用の負担だけでなく契約違反に伴う問題に発展することもあります。
この一点に関しては、減価償却よりも契約書の内容が優先されてしますので注意が必要です。
画鋲の使用を検討する場合には、必ず先に賃貸契約書を確認しておきましょう。
画鋲の跡でも「通常の使い方」にならないことがある?

先に「殆どの場合で画鋲の使用は問題ない」と述べましたが、ガイドラインで記載されているように「通常の使い方」で出来た損傷の修繕費用は入居者の負担にならないという条件があります。
つまり、損傷の度合いによっては修繕費用が入居者負担になるという事になります。
例えば、画鋲よりも太く長い釘やネジを使って穴を開けてしまった場合には、大きく深い穴になってしまうため修繕が必要になりますし、費用負担は入居者になります。
同じ画鋲を使った穴でも、カレンダーなどを定期的につけたり外したり、同じところで抜き刺ししたり近いところに何度も穴を開けると、小さな穴は次第に大きくなってしまったり穴が目立ってしまうことがあります。
もちろん、こういった場合も過度な画鋲の使用ということで修繕費用の負担が発生することがあります。
修繕費用をしたくないという場合には、あまり頻繁に画鋲を使わないようにしたり、画鋲を刺す位置を多少ずらして目立たないようにするなど、対策をする必要があるでしょう。


ポスターなどを貼るために使える画鋲以外のグッズとは?

賃貸だから、修繕費がかかるからポスターが貼れないというわけではありません。
傷跡をできるだけ残さず、キレイに使うためのグッズはいくつも市販されています。
ひっつき虫
大手文具メーカーのコクヨの製品で、柔らかい素材でできた何度も繰り返し使える粘着剤は壁を傷つけないグッズです。
必要な分を千切って指で揉みながら成型し、貼り付けたいところに強く押し付けるだけで簡単に貼りつきます。
ポスターにも穴が空いたりしないのがポイントで、美術品業界でも良く使われています。
ザラザラした面や繊維には貼りつかないため、壁の状態が合えばとても重宝します。
コマンドタブ
テープや粘着剤でおなじみの3Mの製品で、粘着力が強力な両面粘着剤。
タブを引っ張ることでキレイに剥がれる特殊な粘着剤なので、強い粘着力の製品なのに剥がした跡がキレイなのが特徴。
製品によっては1kg以上の荷重も支えることが出来るため、コマンドタブでフックを取り付ければ額縁に入れた賞状やサイン色紙、掛け時計なども掛けておくことができます。
ニンジャピン
見た目も使い方も画鋲とほどんと変わらない製品ですが、ピンの部分の断面形状がV字型になっているため、穴が開くもののとても目立たない小さな穴しか残りません。
特に凹凸のある壁紙であれば開いた穴がどこにあるのかを見つけるのは困難なほどです。
賃貸でも使いやすい画鋲の代用品となるでしょう。
ホッチキス
ホッチキスの中には、180度開くことが出来る製品があります。
開いた状態で壁に押し付ければ、建築工具ではおなじみのタッカーに早変わり。
ホッチキスの芯は画鋲よりも細く目立ちませんし、出っ張ることもないため画鋲の様に誤ってひっかけて穴を大きくしてしまう心配もありません。
画鋲に関わらず物件の一部を損傷する可能性がある場合はまず確認を

賃貸物件に住んでいても、壁に穴を開けるような加工が必要になることはあります。
画鋲の使用は基本的にOKとされていることが多いですが、原状回復というものを良く理解した上で使用しなければ、退去時にトラブルに発展する可能性もあります。
そんな時、今回ご紹介した製品以外にも様々な便利グッズが市販されているので、画鋲のように傷が残るものを使う前に一度ホームセンターなどで代用品を探してみるのが良いでしょう。


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