「ピクチャーレールの活用術」賃貸物件でも部屋の壁を傷つけずにオシャレに装飾しよう
お部屋の雰囲気を変えたいときに役立つのがピクチャーレールです。
好きな絵や写真を飾って、お部屋をオシャレな空間に生まれ変わらせましょう。
ピクチャーレールには天井に取り付けるタイプのものと、壁に取り付けるタイプのものの2種類ありますが、素材や色もさまざまあるので、お部屋にマッチしたものを選びましょう。
天井に取り付けるタイプなら壁に穴を開けずに済むので賃貸物件におすすめです。
また、石膏ボードを上手に活用すれば、壁に取り付けるタイプでも小さな穴を開けるだけで済みます。
自分で取り付けるのは難しいという方は施工業者に依頼することもできますが、その前に忘れず不動産会社やオーナーに確認しましょう。
同じ物件に何年も住んでいると、たまには部屋の雰囲気を変えたくなるものです。
しかし、家具などを移動して全面的に模様替えをするのはちょっと大変ですし、面倒くさいですよね。
そんなとき、ピクチャーレールを使って壁面をオシャレに飾ってみてはいかがでしょうか。
今回は、ピクチャーレールの上手な選び方や賃貸物件での取り付け方の注意点などをまとめてみました。
ピクチャーレールの活用を検討している方は、ぜひ参考にしてください。
Web担当者:出口晏奈
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ピクチャーレールとは?
美術館で絵画や写真などを壁に沿って天井から吊るしている展示を見たことはないでしょうか。
このとき、天井から吊るすために使用されているのがピクチャーレールです。
ピクチャーレールは業務用だけでなく、家庭でも取り付けられるものがたくさんあります。
たとえばお子さんの写真やアート作品などをピクチャーレールを使って飾ると、部屋全体をオシャレな空間に生まれ変わらせる効果があります。
また、インテリアとしてだけでなく、賃貸物件の壁に穴をあけたくない場合にもおすすめです。
ピクチャーレールは自分でも取り付けられますが、うまく取り付ける自信がない方は、施工業者に依頼することもできます。
ただし、賃貸物件の場合は不動産会社やオーナーの許可を取る必要がありますし、工事費用も自分で持つことになるでしょう。
費用はピクチャーレール本体が2000~4000円、設置工事費は3万円程度になります。
ピクチャーレールや施工業者によって金額が変わるため、いくつか比較検討してから選ぶことをおすすめします。
自分で取り付けるならピクチャーレールは大型のホームセンターほか、最近はインテリアの通販サイトでも販売されているので、気になる方はぜひチェックしてみてください。
ピクチャーレールの基本的な構造と使い方
ピクチャーレールは本体のレールに加え、レールの中へ入れて左右に動かすランナーと呼ばれるフック、さらにはレールの両ハシをふさぐストッパーやフックにかけるワイヤーなどから構成されています。
ピクチャーレールに設置されているランナーという部分はフック状になっており、そこにワイヤーを引っ掛け、ワイヤーの先にあるセミという部分に額などを引っ掛けて飾ります。
ランナーは左右に移動できますし、ワイヤーもセミの部分で上下の位置を変えられるので、装飾したものを好きな位置へ動かせます。
絵画や写真を壁に直接貼った場合、場所を移動させるたびに壁に穴を空けることになりますが、ピクチャーレールを使えばそのような心配はありません。
また、思い立ったときに、すぐに場所を変えられます。
ピクチャーレールの選び方
ピクチャーレールを選ぶときに気をつけたいのは耐荷重です。
耐荷重を超えるものを吊るしてしまうと、重さに耐えられずに落下し、壁や床を傷つけてしまうことになりかねません。
一般的なご家庭ではそれほど重いものを吊り下げることはないと思いますので、耐荷重が10~15キログラムもあれば十分でしょう。
どうしても重さのある物を飾りたいなら、耐荷重20キログラム以上のピクチャーレールもあるので、そちらを選ぶことをおすすめします。
どのような場所につけるのか
ピクチャーレールには、天井に付けるタイプのものと壁に付けるタイプのものがあります。
天井に付けるタイプのものはレール部分が目立たないため、部屋の雰囲気を変えたくない方におすすめです。
また、壁に付けるタイプのものはレール部分をインテリアとして活用したい方に最適です。
オシャレなデザインのものを選べば、部屋のイメージを変えることもできるでしょう。
ただし、賃貸物件の場合は壁に目立つ穴が開かないように注意する必要があります。
心配な方は、取り付ける前に不動産会社やオーナーに相談するほうがいいかもしれません。
どのような素材や色を選ぶのか
ピクチャーレールには、さまざまな素材や色があります。
人気の素材は木目調やメタル素材ですが、壁に取り付けるタイプのものはどのような素材を選ぶかで部屋の印象が変わるのでじっくり考えてから選びましょう。
また、壁に取り付けるタイプのものでもできるだけ目立たせたくないなら、壁紙と同じような色のものを選ぶのがいいでしょう。
ワイヤーは、金属製のものが一般的です。
しかし、最近は透明や白などインテリアの一部となるようなワイヤーも販売されています。
ワイヤーを目立たせたくないなら、透明なワイヤーを選ぶのがおすすめです。
ワイヤーもネット通販で購入できますが、部屋の印象を変えるものなので、できればホームセンターなどで実物を見てから購入するほうがいいでしょう。
ピクチャーレールの取り付け方
先ほどから書いているように、賃貸物件の場合はピクチャーレールの取り付け方に十分配慮する必要があります。
一般的には強度がある場所に穴を開け、ビスを固定することでレールを取り付けますが、この方法では壁に大きな穴が開く可能性があります。
そのため、賃貸物件では石膏ボードにレールを取り付ける方法がおすすめです。
この方法だと下地にビスを直接固定するよりも穴が目立たないため、賃貸物件に適しています。
また、壁の一部にスチール面があれば、マグネットで固定する方法もあります。
これだと壁に穴を開けることはないので、安心して利用できるでしょう。
ピクチャーレールを取り付けるときの注意点
DIYが認められている賃貸物件の場合は、壁にそのままビスを打って固定する方法を選べますが、初心者が上手く打つには難しく、何度も失敗することが考えられます。
そのため、難しいと思ったときは早めに施工業者に依頼することをおすすめします。
また、先述したように賃貸物件には石膏ボードを活用することをおすすしますが、石膏ボードの耐荷重は5キログラムほどです。
絵画など重いものは落ちる可能性があるため、写真などの軽いものを飾るようにしましょう。
【ピクチャーレールの活用術】賃貸物件でも部屋の壁を傷つけずにオシャレに装飾しようのまとめ
今回は、ピクチャーレールの上手な選び方や賃貸物件での取り付け方の注意点などをまとめてみました。
ピクチャーレールには天井に取り付けるタイプと、壁に取り付けるタイプの2種類あるため、好みや状況に合わせて選択しましょう。
ただし、賃貸物件の場合は必ず不動産会社やオーナーに確認を取った後に行うようにしましょう。
また壁に大きな穴を開けないように取り付けることが大切です。
気分を変えたいけど大掛かりな模様替えは面倒だと思ったときは、ピクチャーレールを使って部屋の雰囲気を変えてみましょう。
自分好みのオシャレな空間を演出しやすくなりますよ。
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Web担当者:出口晏奈
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