【賃貸住宅の床のへこみ対策とは?】退去時に損をしないように気を付ける方法

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賃貸住宅の床のへこみ対策


賃貸住宅の床のへこみ対策


和室に比べると、洋室の場合はよい状態を維持しやすいですが、長年暮らしていれば、床にへこみができてしまうこともあります。


へこみがあると、退去時に修繕費用が請求されます。


そこで修繕費用が請求されないように、賃貸住宅の床のへこみ対策を紹介します。



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    賃貸専門家:古川 真史

    資   格:宅地建物取引士・賃貸不動産経営管理士

  • 奈良在住25年以上。宅地建物取引士・賃貸経営管理士の資格保有。ルームアドバイザーとしてのキャリア18年以上の大ベテラン。不動産賃貸の関連はすべて媒介経験あり。奈良出身ではないのに奈良まほろばソムリエ検定(奈良通1級)取得する奈良への溺愛っぷり。奈良マニアの古川より独自な目線で賃貸情報を多数お届けします。




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    床のへこみも修繕費用の請求対象になるのか


    床のへこみも修繕費用の請求対象になるのか


    賃貸住宅の場合、退去時に原状回復の義務が発生します。


    そのため、床にへこみがあった場合には、修繕費用を請求されることもあるのです。


    ただし「経年劣化の場合」は修繕費用請求の対象にはなりませんが「故意や不注意の場合」は修繕費用の請求対象となります。


    経年劣化の場合

    経年劣化というのは、自然にできたへこみや傷、色褪せなどを指します。


    例えば家具を設置したことで、設置した脚の部分がへこんでいる場合などです。


    いくら賃貸住宅といえども、家具を設置しないわけにはいきません。


    そのため、家具が原因でへこみができたとしても、通常摩耗として扱われるので、経年劣化になるのです。


    経年劣化であれば原状回復の義務はないので、修繕費用の支払いは発生しません。


    故意や不注意の場合

    自然にへこみができた経年劣化ではなく、自分の不注意などで床をへこませてしまった場合には、退去時に修繕費用の支払い義務が発生します。


    故意であった場合はもちろんですが、自分の不注意でへこませてしまった場合も同様です。


    原状回復の義務は民法第621条でも定められているので、物を落とすなどへこみの原因を作らないように注意しないといけません。




    床にもたくさん種類が存在している


    床にもたくさん種類が存在している


    長年生活をしていれば、十分注意していても物を落としてしまうこともあるでしょう。


    床の種類によって、へこみや傷のつきやすさが変わってきます。


    そこでおすすめの方法が、賃貸契約を行うときに床の種類を確認することです。


    床と一言でいっても、たくさん種類が存在しています。


    種類によってへこみやすい物からへこみにくい物まであるのです。


    住宅によく使用されている床と言えば「フローリング」「クッションフロア」「フロアタイル」があります。


    それぞれ特徴を見ていきましょう。


    フローリング

    床と言えばフローリングを思い浮かべる人も多いでしょう。


    木材の種類が豊富に存在しており、見た目も美しいことから、好んで使用されている床です。


    また、フローリングも大きく分けると2種類あります。


    それは複合フローリング垢フローリング無です。


    無垢フローリングというのは、100%天然木で作られたフローリングで、柔らかい感触と調湿機能が特徴です。


    見た目も美しくて味のある素材ですが、傷に弱いというデメリットもあります。


    物を落とすとすぐにへこみができるので、引っ越しのときや部屋の模様替えをするときには十分注意しましょう。


    複合フローリングというのは、他の素材と張り合わせた合板のことです。


    種類も複数存在しており、それぞれメリットやデメリットが存在しています。


    無垢フローリングよりは傷がつきにくく、ホコリや汚れにも強い素材が多いです。


    ただし、硬い素材が多いので、床に布団を直接敷いて寝ると、体が痛いと感じる人もいるでしょう。


    へこみができにくい床の賃貸住宅を借りたい場合には、無垢フローリングよりも複合フローリングの物件を選ぶのがおすすめです。


    複合フローリングの物件を選ぶときは、使用されている合板の種類も確認しておくとよいでしょう。


    クッションフロア

    クッションフロアというのは、塩化ビニールが用いられているシート状の床です。


    主な特徴は名前の通りクッション性があることで、へこみができにくいのが大きなメリットです。


    よく物を落としてしまうという人は、クッションフロアの物件を選ぶのがよいでしょう。


    ただし、同じ場所にずっと重みをかけていると、その部分がへこんでしまいやすいのがデメリットです。


    定期的に家具の位置を変えるなどの対策をした方がよいでしょう。


    フロアタイル

    フロアタイルというのは、クッションフロアと同じく塩化ビニールが用いられていますが、タイル状の床材なのが特徴です。


    硬い素材なので耐久性にも優れていますし、同じ場所に重い家具を置いてもへこみにくい床です。


    見た目もきれいなので人気が高いですが、クッション性がないので、寝る際にはベッドやマットレスを使用するのがよいでしょう。


    防音性能も少し劣るので、音に敏感な人はよく考えて検討するべきです。


    へこみにくいという点では、かなり優秀な床だと言えるでしょう。




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    床にへこみを作らないための対策


    床にへこみを作らないための対策


    賃貸住宅の床は、へこみができる前に対策をしないと意味がありません。


    では、どのような対策が効果的なのかというと「敷物を使用する」「緩衝材を家具に噛ませる」「定期的にワックスをかける」などがあります。


    敷物を使用する

    物を落としてしまうことが多いという人は、部屋に敷物を使用するのがよいでしょう。


    敷物にも色々とありますが、簡単に使用できるカーペットやラグ、フローリングタイルなどがよく使われています。


    ただ設置するだけなので、賃貸住宅でも気軽に使用できます。


    寝室であれば色々な種類の敷物が使えますが、キッチンだと飲み物や水などをこぼしてしまう可能性があります。


    ラグやカーペットは水分を吸い込みやすく、すぐシミになってしまうので、キッチンに使用する場合は撥水タイプのマットが効果的です。


    直接床に物を落とした場合に比べて、敷物があるとへこみができる確率をかなり下げることができます。


    ただし、かなり重いものを落とした場合や、勢いがついている場合などは、敷物があってもへこみができる可能性が高いです。


    最も重要なのは、物を落とさないように注意することです。


    緩衝材を家具に噛ませる

    床のへこみは、物を落としたときだけできるわけではありません。


    家具を長年設置することでもへこみができる可能性は十分あります。


    家具の移動は大変なので、頻繁に行いたくないという人や、重い家具を使うことが多い人は、家具に緩衝材を噛ませるのがよいでしょう。


    緩衝材があるだけでも、へこみができる確率を下げることができます。


    定期的にワックスをかける

    緩衝材の使用や敷物の使用に比べると効果は薄いですが、ワックスを定期的にかけることでもへこみ防止対策になります。


    ただし、本来床のワックスがけは大家さんが行います。


    自分で行うことではないので、自分でワックスを定期的にかけたい人は、事前に管理会社や大家さんに相談してみるのがよいでしょう。



    入居時に行うべきへこみ対策


    入居時に行うべきへこみ対策


    住宅で行えるへこみ対策は、家具と床の間に緩衝材を噛ませることや、敷物を使用するだけではありません。


    入居時に行うべき対策も存在しているのです。


    それは「チェックリストにしっかりとチェックしておく」「入居前のへこみは写真撮影をしておく」この2点です。


    チェックリストにしっかりとチェックしておく

    通常賃貸住宅に入居するときには、チェックリストや現況確認書などの書類が渡されます。


    提出は任意なのですが、提出しないと不具合がない状態だとみなされます。


    面倒でもしっかりと確認し、床にへこみがある場合にはきちんとチェックをして提出しましょう。


    入居時に不具合なしとみなされると、自分がつけたへこみではないのに、退去時に修繕費用を請求されることがあります。


    入居前のへこみは写真撮影をしておく

    産屋によっては、チェックリストや現況確認書などが渡されないケースもあります。


    そんなときには入居したときに写真撮影をしておき、証拠を残しておくことが大切です。


    チェックリストや現況確認書がある場合も、写真を添付して提出するとより効果的です。


    ちょっとしたへこみであっても、写真撮影をしているだけで、トラブルを防止できる確率が大幅に上昇するでしょう。




    【賃貸住宅の床のへこみ対策とは?】まとめ


    【賃貸住宅の床のへこみ対策とは?】まとめ


    今回は賃貸住宅の床のへこみについて紹介してきました。


    基本的に経年劣化や家具を設置したことでできたへこみであれば、修繕費用を支払う必要はありません。


    しかし、故意ではなくても自分がつけたへこみに関しては、修繕費用の支払い義務が発生します。


    そのため、入居したときにきちんとチェックリストや現況確認書を提出する、写真撮影をしておくことが大切です。


    入居してからもへこみをつけないように、敷物を使用するなどの対策をしておくとよいでしょう。




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