【寒暖差アレルギーとは?】効果的な対処法と予防法を解説!
【寒暖差アレルギーについて】風邪や花粉症との違いは?効果的な対処法と予防法とは

近年、「寒暖差アレルギー」と呼ばれる病気で苦しむ人が増えています。
花粉症や風邪とよく似た症状が出ることで知られる、この寒暖差アレルギーには特有の特徴があります。
寒暖差アレルギーになった場合の対処法や予防法をご紹介しましょう。
一日の中で気温の差が大きくなる季節の変わり目は誰でも体調が崩れやすくなるのは、多くの人にとって経験があるところでしょう。
昼間は暑いぐらいなのが、朝や夜には肌寒くなる気温の差によって、体調が崩しやすくなるのは毎年繰り返されている光景です。
春先に流行している花粉症は多くの人々を苦しめているアレルギー症状の代表格ですが、近年、アレルギー症状として注目されるようなっているのが、今回ご紹介する「寒暖差アレルギー」です。
寒暖差アレルギーは一見すると風邪や花粉症と紛らわしく、見分けるのが簡単ではありません。
この記事では、寒暖差アレルギーの特徴や予防方法、症状が出た場合の対処法などについて解説していきます。

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賃貸専門家:古川 真史
資 格:宅地建物取引士・賃貸不動産経営管理士
奈良在住25年以上。宅地建物取引士・賃貸経営管理士の資格保有。ルームアドバイザーとしてのキャリア18年以上の大ベテラン。不動産賃貸の関連はすべて媒介経験あり。奈良出身ではないのに奈良まほろばソムリエ検定(奈良通1級)取得する奈良への溺愛っぷり。奈良マニアの古川より独自な目線で賃貸情報を多数お届けします。
寒暖差アレルギーとは

「寒暖差アレルギー」と呼ばれていますが、医学的な正式名称は「血管運動性鼻炎」です。
くしゃみや鼻水、鼻づまりといった、風邪や花粉症のような症状が出るものの、風邪や花粉症のように特定のアレルゲンは存在しません。
花粉症であれば、花粉やホコリ、ダニなどを原因とするアレルゲンがはっきりと存在するのとは対照的です。
寒暖差アレルギーの症状だけを見れば、風邪とも紛らわしいですが、風邪のようにウイルスに感染して炎症を起こすわけではありません。
また、寒暖差「アレルギー」と呼ばれてはいるものの、実際にはアレルギーではなく、他のアレルギーに起因しない点でも特徴的です。
寒暖差アレルギーのおもな原因

寒暖差アレルギーのおもな原因は次の通りです。
自律神経の乱れ
自律神経の乱れが寒暖差アレルギーの症状が出る原因のひとつです。
自律神経には交感神経と副交感神経の2種類に分かれていますが、これらの神経は臓器や血管に対して正反対の影響を及ぼします。
交感神経と副交感神経のバランスが崩れるほど、寒暖差アレルギーが発症の危険度が高くなります。
交感神経が優位になると、血管が収縮して血圧を上昇させてしまいます。
それとは逆に、副交感神経の方が優位になった場合には血管が拡張して血圧が低下させると、両者のバランスが崩れて、寒暖差アレルギーにつながります。
自律神経の乱れの原因になるのがおもに次の3点です。
ストレス
忙しい現代人は職場でもプライベートでも、大なり小なりストレスから逃げられません。
ある程度までのストレスなら耐えられても、極度に強いストレスを受け続けると自律神経が乱れてしまうでしょう。
この場合のストレスというのは、肉体的なストレスはもちろん、精神的なストレスも含みます。
転職する理由の第1位が人間関係だと言われるように、人間関係のストレスも自律神経の乱れにつながります。
人間関係には悩んでいなくても、仕事そのものが過度の長時間労働になっていて、肉体的にも精神的にもストレスが溜まって、自律神経が乱れる例も多いです。
しかし、ストレスに対する耐性には個人差が大きいため、数値化するのが難しいのが現状です。
ストレスがあるのはわかっていても、我慢し続けていると、自分では大丈夫だと思っていても、寒暖差アレルギーという症状になって表れることもあります。
生活習慣
生活習慣が原因になって、自律神経の乱れにつながることも少なくありません。
自律神経というのは、一般的に昼間に交感神経が活発になり、夜になると副交感神経が活発になります。
これら2つの神経がうまく切り替わるため、昼は活発に動ける一方で、夜はリラックスできるわけです。
そのため、徹夜や睡眠不足が続いたり、昼と夜が逆転するような不規則な生活をしたりしていると、交感神経ばかりが活発化して、自律神経の乱れにつながります。
時間的な問題だけでなく、暴飲暴食による自律神経の乱れが原因で寒暖差アレルギーが発症することもあります。
また、スポーツのやり過ぎも自律神経の乱れにつながって、寒暖差アレルギーの原因になることもあります。
スポーツと言えば、健康に良いものだと考えられがちですが、疲労困憊するほどやり過ぎれば寒暖差アレルギーになる危険性があることに注意しましょう。
ホルモンバランス
ホルモンバランスが崩れも自律神経の乱れにつながる可能性があります。
ホルモンバランスを崩すのは圧倒的に女性の方が多いのは、女性は妊娠出産や月経があることと関係しているでしょう。
また、女性の方が男性よりも寒暖差アレルギーになりやすいのは、筋肉量の少なさも関係していると考えられます。
日中の温度差が7度以上
日中の温度差が7度以上になると、寒暖差アレルギーの症状が出やすくなります。
それほど温度差が大きくなれば、かなり元気な人でも体調を崩しやすくなるでしょう。
しかし、7度の温度差というのは、季節の変わり目であればそれほど珍しいことではありません。
昼間はポカポカ陽気で暖かかったものが、夕方になると急に寒くなったりするのを経験したことがあるでしょう。
そういう時期ほど、寒暖差アレルギーになりやすいです。
鼻の粘膜の腫れ
鼻の粘膜にある血管は適切な収縮と緊張によって血流が保たれていますが、これらをコントロールしているのが自律神経の働きです。
そのため、自律神経が乱れると、鼻の内側の粘膜が腫れることがあり、これも寒暖差アレルギーの原因のひとつです。
寒暖差アレルギーのおもな症状

寒暖差アレルギーのおもな症状としては、鼻水・鼻づまり、咳、くしゃみ、じんましん、食欲減少、睡眠障害、倦怠感などがあります。
これらの症状は一見すると、花粉症や風邪とも似ているため、寒暖差アレルギーだと気づきにくいです。
寒暖差アレルギーではストレスも原因になっているため、精神的にイライラしやすくなることもあります。
花粉症・風邪との違いは?

寒暖差アレルギーと花粉症や風邪との違いを見てみましょう。
症状の違い
寒暖差アレルギーでは、花粉症のように目のかゆみや充血といった症状が出ません。
風邪の場合は熱が出ることがあるのに対して、寒暖差アレルギーでは熱が出ることはありません。
かかりやすい人のタイプの違い
花粉症や風邪の場合は年齢や性別にかかわらず、発症する病気です。
個人差はあるにしても、多くの人が発症する可能性があるでしょう。
これに対して、寒暖差アレルギーは痩せた女性が最も発症しやすいと言われています。
痩せた女性が寒暖差アレルギーになりやすいのは、筋肉量が少ないことと関係しているようです。
治療方法の違い
花粉症や風邪であれば、特効薬はないまでも、専用の治療薬がたくさん開発されていますし、病院に行けば専門の治療方法があります。
これに対して、寒暖差アレルギーには専用の薬剤がありませんし、治療方法も確立されていないことが大きな違いです。
寒暖差アレルギーに効果的な対処法

寒暖差アレルギーになった場合には次のような対処法が効果的です。
市販の薬を飲む
一般のドラッグストアで手に入る薬剤としてはアレグラ・アレジオンなどが抗アレルギー剤として販売されています。
寒暖差アレルギーかなと思ったら、まずはアレグラ・アレジオンや鼻炎薬を服用してみるといいでしょう。
ただし、これらの薬剤はアレルギー鼻炎などのために作られたものであり、寒暖差アレルギー専用ではありません。
これらの薬剤を服用しても、あくまでも対症療法であり、根本治療になるわけではありません。
寒暖差アレルギーは原因となるアレルゲンが存在しないため、専用の治療薬が作りにくいようです。
漢方薬を飲む
市販の漢方薬を飲むことで、鼻水や鼻づまりの症状が緩和されることがあります。
小青竜湯という漢方薬が薬局でも簡単に手に入りますし、使いやすいと評判です。
この小青竜湯でも効果がないようでしたら、漢方薬専門のお店で、症状に合わせて調合してもらうことも可能です。
寒暖差アレルギーには専用の治療薬が存在しないものの、漢方薬は体質改善効果があり、長期的に飲み続けても害が少ないことでも知られています。
ツボを押して体を温める
体を温めると寒暖差アレルギーの症状が緩和されやすくなります。
体を温める方法として効果的なのが、手首の甲にある外関(がいかん)と呼ばれるツボを押すことです。
このツボを指で押すと体が温まり、寒暖差アレルギーの症状が収まる可能性があります。
血流を良くする
血流を良くすることも寒暖差アレルギーの症状を緩和するのに効果的です。
血流を良くするためのポイントは、首や手首、足首を温めることです。
これらの部位には太い血管が皮膚の表面近くを通っているため、温めたときの血流効果が大きくなります。
お風呂でリラックスする
お風呂に漬かってリラックスするのも、寒暖差アレルギーの緩和に効果的です。
入浴はシャワーの方が簡単ですが、寒暖差アレルギーの緩和効果では湯船に浸かるのがおすすめです。
湯船にしっかり浸かることで、体の芯から温めることができ、自律神経を整えられます。
お湯の温度が高過ぎると刺激が強くてかえってリラックスになりませんので、40度ぐらいのお湯にしておきましょう。
寒暖差アレルギーに効果的な予防法

寒暖差アレルギーを予防するには、次のような方法が効果的です。
十分な睡眠を取る
睡眠時間をしっかり確保することが寒暖差アレルギーの予防に効果的です。
睡眠が足りないと疲れが抜けず、自律神経が乱れやすくなりますので、できれば6時間以上は確保したいところです。
バランスの良い食事
3食しっかり、バランスの良い食事を摂ることも寒暖差アレルギーの予防に効果的です。
忙しい現代人は朝食を抜いてしまったり、食事内容も栄養が偏ったりしがちですので、バランスの良い食事を心掛けましょう。
肉や魚をしっかりと食べてタンパク質を確保すると共に、疲労回復に役立つビタミンやミネラルも確保するようにします。
タンパク質などの基本栄養素を十分に摂取することはもちろん、体の内側から温めてくれる生姜やにんにくなどの食材も重要です。
食事だけで十分な栄養バランスを確保するのが難しければ、栄養補助食品のサプリメントも使うのもおすすめです。
ただし、サプリメントを使う際には摂り過ぎに注意しましょう。
サプリメントはタブレット式や粉末状になっていて、簡単に飲める一方で、摂り過ぎによる弊害もあるからです。
適度な運動で抵抗力をつける
適度な運動で体を鍛えておくことも、寒暖差アレルギーの予防になります。
寒暖差アレルギーが最も発症しやすいのは痩せた女性であることで知られています。
痩せた女性ほど寒暖差アレルギーになりやすいのは、痩せた女性は相対的に筋肉量が少ないからだと考えられています。
女性でも男性でも、筋肉量が多い人ほど体全体の抵抗力が強いですから、体を鍛えて筋肉量を増やすのは寒暖差アレルギーの予防に効果的です。
筋肉を鍛えるのに最も効果的なのが筋トレです。
スポーツクラブに通って本格的に鍛える方法もありますが、自分の体重だけで鍛えるのも、十分に効果が期待できるでしょう。
衣類で温度差を調節する
寒暖差アレルギーの予防で最も簡単な方法が衣類で温度差を調節することです。
暑ければ薄着になればいいですし、寒ければ上着を着るだけで、かなりの温度調節に対応できます。
日中には暖かくても、朝晩が冷える季節には長袖の上着を持ち歩くようにしておくといいでしょう。
さらに寒い時期であれば、首回りや手首、足首を特に暖かくして出掛けるのが効果的です。
ストレスを溜めない
ストレスを溜めないことも寒暖差アレルギー予防のポイントです。
ストレスには精神的なストレスも肉体的なストレスもありますが、特に精神的なストレスが溜まらないようにした方がいいでしょう。
肉体的なストレスは休めば回復するのに対して、精神的なストレスは寒暖差アレルギーにも良くない影響があります。
ストレス社会と呼ばれる現代社会で生きている以上、ストレスを完全にゼロにすることは不可能だとしても、苦手な人とはできるだけ関わらないようにするなど、工夫次第でストレスをかなり軽減できるでしょう。
一日のうちで、静かな時間を持つようにして、好きな音楽を聴くなどすれば、ストレスの軽減に役立ちます。
規則正しい生活をする
朝起きる時間や夜に寝る時間を一定にしておくなど、規則正しい生活をするのも寒暖差アレルギーの予防になります。
毎日起きる時間や寝る時間が大幅に違うなど、不規則な生活をしていると、自律神経の適応能力の限界を超えてしまいます。
その結果、自律神経が乱れますので、規則正しい生活を心掛けましょう。
刺激物を避ける
タバコの煙や排気ガス、強い香料などの刺激物も寒暖差アレルギーの原因になることがあります。
タバコが苦手な人にとってはタバコの匂いや煙がかかるだけでも、大きなストレスになるかもしれません。
自分が苦手な刺激物を避けることも寒暖差アレルギーの予防になります。
症状がひどい場合は病院へ

ここまで、寒暖差アレルギーの症状に対する対処法や予防法についてご紹介しましたが、症状がひどい場合には病院に行く必要があるでしょう。
病院は数多くの専門分野に分かれていますから、何科で受診すればいいのか迷うかもしれません。
寒暖差アレルギー専門に治療している病院はありませんので、内科や耳鼻科を受診することになります。
寒暖差アレルギーについての正式な検査方法や治療方法はありませんので、根本治療にはなりませんが、対症療法で症状の緩和できる可能性はあるでしょう。
病院に行った場合、実際の診療としては検査と抗アレルギー薬やステロイド点鼻薬などの投薬治療が行なわれます。
抗アレルギー薬やステロイド点鼻薬はアレルギー性鼻炎の治療に使われる飲み薬です。
点鼻薬には大きく分けて2種類あり、血管収縮作用の薬とステロイド剤があります。
【寒暖差アレルギーとは?】のまとめ

寒暖差アレルギーは専用の特効薬もありませんし、確立した治療方法もない点で、厄介な病気です
寒暖差アレルギーが発症する大きな原因は自律神経の乱れと一日の中での気温差です。
気温差が大きくなるほど、自律神経が乱れやすくなり、寒暖差アレルギー発症の危険性が高くなります。
実際、寒暖差アレルギーは一日の気温差が7度以上になるほど発症しやすくなります。
「寒暖差アレルギー」という病名で知られていますが、厳密にはアレルギーではなく、正式名称は「血管運動性鼻炎」という病気です。
この病気の症状が出たならば、アレグラ・アレジオンといった、一般の薬局で手に入る抗アレルギー剤や鼻炎薬、漢方薬を服用することで症状が緩和される可能性があります。
症状がひどい場合には内科や耳鼻科を受診するようにしましょう。
寒暖差アレルギーの予防法としては、バランスの良い食事や適度な運動に加えて、規則正しい生活をすることが効果的です。
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奈良在住25年以上。宅地建物取引士・賃貸経営管理士の資格保有。ルームアドバイザーとしてのキャリア18年以上の大ベテラン。不動産賃貸の関連はすべて媒介経験あり。奈良出身ではないのに奈良まほろばソムリエ検定(奈良通1級)取得する奈良への溺愛っぷり。奈良マニアの古川より独自な目線で賃貸情報を多数お届けします。

