【賃貸のアパートで雨漏り(水漏れ)が発生したら?】費用や対処方法について
アパートで雨漏り(水漏れ)が発生したらどのように対処するのか

アパートは築年数がかなり経過している場合もあるので、梅雨時期や台風の季節など、大量の雨が降ると雨漏り(水漏れ)をすることもあります。
もしアパートに住んでいるときに雨漏りが発生したら、どのように対処するのかを解説していきます。
『①証拠を残す、②応急処置をする、③管理会社や大家さんに連絡』この3ヶ条を覚えておきましょう!

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賃貸専門家:安達竜哉
資 格:宅地建物取引士・賃貸不動産経営管理士
賃貸不動産経営管理士の資格保有。特技は少林寺拳法とお部屋探し。奈良の不動産業界で10年以上、単身からファミリーの方など、年間で200部屋以上の仲介実績。特に奈良市内のマンション名を出して貰えれば殆どわかる自信あり。奈良市の賃貸事情に詳しい安達による、暮らしに関するお役立ち情報をお届け。
アパートが雨漏りしたときに行うべきこと

日本は高温多湿の国ですし、雨がかなり多くなっているので、築年数の古いアパートなどでは雨漏りが発生する可能性もあります。
もしアパートで雨漏りが発生した場合、必ずやっておくべきことがいくつかあるので、何をすればよいのかを見ていきましょう。
写真や動画の撮影をして証拠を残しておく
最近はスマートフォンがかなり普及しているので、大半の人はスマートフォンを所持しているでしょう。
スマートフォンには写真撮影の機能だけではなく、動画撮影の機能も備わっています。
もし自分の住んでいるアパートで雨漏りが発生したら、写真や動画で雨漏りの様子を撮影しておきましょう。
できれば動画で撮影をしておくとより分かりやすくなります。
家財が濡れてしまった場合も、きちんと写真に収めておくことで、家財保険も適用されやすくなります。
きちんと証拠を残しておかないと、うまく交渉できない場合もあるので注意しましょう。
二次被害が起きないように応急処置をする
雨漏りを放置しておくと、床が濡れてカビが生えてしまうなどの二次被害を引き起こす可能性があります。
このような事態を防ぐために、証拠の写真や動画の撮影が終わったら、すぐに応急処置を施しておきましょう。
応急処置の方法はいろいろとありますが、濡れてしまった床はすぐに水気を拭き取り、バケツや洗面器などで雨漏りしてきた水滴を受け止めます。
雨漏りしている箇所の周辺に電化製品がある場合には、すぐにコンセントからコードを抜き取りましょう。
そうしないと水に濡れて漏電や感電などの事故を招く可能性があります。
もし自宅に防水テープやコーキング材がある場合には、一時的に水を止めておくことができる場合もあります。
ただし、屋根に上るなどの行為は危険なので、できる限り自分では行わず、業者に任せた方が安心できます。
一時的に雨漏りを防ごうとしても、必ずしも防げるとは限りませんし、水の流れが変わって別のところから雨漏りすることもあるため、できれば垂れてきた水を受けるだけにしておくのがおすすめです。
管理会社や大家さんに連絡をする
賃貸住宅の場合、大家さんが直接管理をしている場合もありますし、不動産屋に委託をしている場合もあります。
中には管理会社が管理をしているアパートもあるので、雨漏りが発生したら、直接管理をしている人に報告をしましょう。
報告する場合には、できるだけ詳しく伝えることが大切です。
特にどこから雨漏りをしているのか、雨漏りをしている量はどれぐらいなのか、いつごろ発見したのかなどはきちんと伝えておきましょう。
雨漏りをしていると報告したら、管理会社や大家さんが修理の手配をしてくれます。
すぐに来て修理をしてくれることもあれば、少々時間がかかる場合もあるので、いつごろ修理をしてくれるのかもきちんと聞いておく必要があります。
雨漏りをしたときの費用について

アパートで雨漏りをしたときには、当然すぐに修理をしなければいけません。
そこで気になるのが、誰が修理代を負担するのかという点です。
今まで全く気にしていなかったという人は、これを機に確認をしてみるのがよいでしょう。
修理代は管理者側が負担をする
アパートで雨漏りの修理を行った場合、誰が修理代を負担するのかというと、基本的には管理者である大家さんや管理会社が負担をすることになります。
なぜなら管理者には物件を整備する義務があるからです。
これは民法第606条でも定められていることですし、賃貸住宅でも経年劣化は必ず発生するので、経年劣化によって損傷した場合や、使用できなくなった場合には、管理者側が費用を負担しなければいけません。
だからこそアパートで雨漏りが発生した場合には、勝手に対応をするのではなく、大家さんや管理会社に連絡をしなければいけないのです。
被害に遭った家財はどうなるのか
アパートで発生した雨漏りが原因で、家財が濡れて使えなくなってしまった場合、大家さんや管理会社が負担をしてくれるのかというと、契約書の内容によって異なります。
契約書に家財を負担する旨が記載されていれば、被害に遭った家財も補償してもらうことが可能です。
しかし、記載がなかった場合には、火災保険を利用することになります。
賃貸住宅に入居する前には、必ず火災保険に加入する必要があります。
加入するときに災害に遭った家財を負担してもらえるかどうかの説明があるので、きちんと説明を受けていれば火災保険を利用しましょう。
説明がなかった場合には、火災保険が適用できない場合があるので、気になる人はもう1度保険会社に問い合わせをしてみることをおすすめします。
補償が可能であったとしても、どのような雨漏りの修理であっても火災保険が適用できるわけではなく、適用範囲というのが存在しているので注意が必要です。
引っ越しの費用を負担してもらえることもある
大半の管理会社や大家さんは、アパートで雨漏りが発生したと連絡を受ければ、すぐに対応してくれるでしょう。
しかし、連絡をしてもきちんと対応してくれない管理者が一部存在しているのも事実です。
もしきちんと対応してくれなかったことが原因で、今住んでいるアパートの部屋に住めなくなった場合、引っ越しの費用を負担してもらえることもあります。
もちろんきちんと対応してくれた場合には、まず引っ越し費用を負担してくれることはありませんし、今いる部屋に住めなくなることもないでしょう。
雨漏りしやすい場所

アパートで雨漏りが発生しやすい場所は天井だけではありません。
もちろん天井からの雨漏りが最も多くなっているのですが、他の場所からも水が滲みてくることがあるのです。
それは窓や壁からです。
窓枠からも雨漏りをすることがありますが、この場合には自分で修理をすることができません。
なぜなら水の通り道ができてしまっているからです。
大雨が降った後に、窓枠の周辺やカーテンが濡れていた場合には、雨漏りをしている可能性があるので確認しておきましょう。
雨漏りは壁からも発生することがあるのですが、経年劣化や地震などでひびが入っている場合、ひびから雨水が侵入して部屋に滲み出てくるのです。
特に角部屋に住んでいる場合には、壁から雨漏りがしていないか、特定の箇所だけカビが生えていないかなどを確かめておくとよいでしょう。
放置しておくと木材が腐る場合もありますし、カビや白アリが発生することもあるので注意が必要です。
アパートにはベランダが設置されている物件も多いでしょうが、ベランダも要注意です。
ベランダは頻繁に人が歩くので劣化しやすいですし、風でホコリや落ち葉などがベランダに堆積し、排水口に貯まって水が排出できなくなることもあります。
もちろん壁と同じくベランダにも地震や経年劣化でひびが入ることもあるので、ひびから雨水が侵入してくることも考えられます。
ベランダは定期的に掃除し、ひび割れなどがないかも確認しておくべきです。
【賃貸のアパートで雨漏り(水漏れ)が発生したら?】まとめ

アパートで雨漏り(水漏れ)が発生した場合には、まず写真や動画を撮影して証拠を残しておきます。
撮影が終わったら応急処置を行い、床や壁が濡れていたらすぐに拭き取りましょう。
電化製品の近くで雨漏りをしていたら、電源を抜いておく必要もあります。
きちんと応急処置をしたら、すぐに管理会社や大家さんに連絡をして、状況を詳しく説明した上でいつ修理をしてくれるのかも聞いておかなければいけません。
雨漏りの原因の多くが経年劣化なので、費用は管理会社や大家さんが負担してくれることが多いでしょう。
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