Web担当者:西村貴文
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訪問販売や勧誘対策方法
家でゆっくりとしているとき、家事で忙しいときなどに突然やってくることがあるのが訪問販売や新聞などの勧誘です。
断りたいけれど、どうしたらよいのかわからないという人でも安心できるように、有効的な「はっきりと断る」対策などをいくつか紹介していきたいと思います。
どのような訪問販売や勧誘が多いのか
住んでいる地域や物件などによっても異なりますが、特に多いのは「新聞の勧誘」や「宗教の勧誘」などでしょう。
他にも「不動産屋」「保険会社」に、電気の自由化によって「電気事業者」なども増えています。
さらに「日用品の購入」「点検業者を名乗る人」「プロバイダーへの勧誘」もあり、挙げればきりがありません。
そこで比較的アパートやマンションなどの集合住宅に来ることが多い業者について見ていきましょう。
新聞の勧誘
訪問販売や勧誘などに来る業者の中で、最も多いと言っても過言ではないのが新聞の勧誘です。
なぜ新聞の勧誘が多いのかというと、新聞を取る人が減っているからです。
現在はインターネットが気軽に利用できる時代なので、わざわざお金を支払ってまで新聞を取ろうという人が減少しています。
しかも訪問販売がしつこいことでも知られているので、なおさら敬遠されているのだと言えるでしょう。
初めて訪れる家の場合、いきなり新聞を取ってほしいと言ってくることは少なくなっています。
まずはあいさつ回りに来ていると言って、相手によい印象を与えようとするのです。
特に担当者が変更になった場合、引っ越しをした直後などは多く訪れるケースにあるので、ちょうど引っ越しをする人が多く、新しく社員が入社することが多い4月から5月にかけて多く来る傾向にあります。
宗教の勧誘
地域にもよりますが、宗教の勧誘がよく来る場合もあります。
宗教の場合には新聞とは違い、あいさつ回りに来たというケースは少ないでしょう。
通常は何か悩み事はありませんか、困っていることはありませんか、などと言ってくることが多いのです。
このように人の悩みを聞くふりをして、宗教に勧誘するパターンが多いでしょう。
中には新聞やチラシなどを配っている人もいますが、入信を断るつもりなら受け取らない方がよいでしょう。
不動産屋
不動産屋の売買営業も比較的多い傾向にあります。
以前は裕福な家庭を中心に不動産屋の営業マンが来ることが多かったのですが、現在では一人暮らしのアパートなどにも訪れるケースが多くあります。
中には何度もインターホンを鳴らす人もいるので注意が必要です。
保険会社
保険会社の営業マンも自宅に来る確率が高くなっています。
保険会社は高齢の人のところだけではなく、若い人が多いマンションやアパートにも来ます。
すでに加入していると言っても諦めるケースは少なく、うちの保険はもっと安くて保証も充実しているなどと、言葉巧みに加入させようとするので気を付けなければいけません。
電気事業者
最近多いのが、電気の自由化によって民間の電気事業者が自宅に訪問するケースです。
主に東京電力や関西電力などのまま契約している人のところに訪れます。
最初に電気代が安いということを主張するため、電気料金の内訳明細書を見せてほしいなどと言ってくるのが特徴です。
内訳明細書には個人情報も書かれているので、電力会社を変えるつもりがないのであれば、このように言ってきても見せない方がよいでしょう。
日用品の購入
そこまで多いというわけではありませんが、ときどき化粧品の購入や野菜などの購入、浄水器の購入やウォーターサーバーの導入、さらには便利なグッズがあると言っていろいろな物を売りつけてくるような訪問販売がやってくることもあります。
特に化粧品販売や浄水器の販売業者の場合、最初に難しい言葉で説明し、いきなり契約書に必要事項を記入してほしいと言われることもあります。
契約するとローンを組まされることもあるので、はっきりと断りましょう。何か購入してほしいと言われたときも、不要であればきちんと断るべきです。
点検業者を名乗る人
女性の一人暮らしや高齢者の一人暮らしなどを狙ってくるのが、点検業者を名乗る人です。
通常点検業者は自宅に来る前に電話を入れてくるでしょう。
なぜなら留守で再度訪問するという手間を省くためです。
いきなり点検業者が来た場合、必ず会社名を聞いておきましょう。
いきなり自宅に入れて点検をさせてしまうと、無理やり高い工事を迫られたり、高い商品を買わされたりすることがあります。
プロバイダーへの勧誘
最近は賃貸住宅の場合、最初からインターネットが使い放題になっていることも多いので、以前よりは減少しているのですが、今でもプロバイダーへの勧誘をしてくる営業マンが来ることがあります。
近年は光ファイバーやケーブルテレビなどの勧誘が多いですが、断ってもチラシを郵便受けに入れて帰る人もいるので、契約しないのであればきちんと断ることが大切です。
しつこい訪問販売を追い返す方法
訪問販売がしつこく来るけれど、本当は追い返したいのに怖いのでつい契約してしまう、購入してしまうという人もいるでしょう。
そこでしつこい訪問販売や勧誘を追い返す方法をいくつか紹介していきます。
最もよいのは「はっきりと断る」ことですが、人によっては強硬姿勢に出られない場合もあります。
そんなときには「チェーン越しやインターホン越しに対応する」のがよいでしょう。
何度も同じ人や同じ業者が来る場合には、「居留守を使う」のも効果的です。
はっきりと断る
訪問販売を追い返す場合、はっきりと断るのが最もよい対策です。
ただし、相手を怒鳴りつけるような断り方は、のちにトラブルになる可能性があるのでやめましょう。
はっきりと必要ありません、複数回来る場合には何度来ても買わないのでもう来ないでくださいと言います。
そしてもう1つ重要なのは、用件を聞かないことです。
用件を聞いてしまうと、この人は自分が売りたい商品に興味があるのではないか、ゴリ押しすれば買ってくれるのではないかと思われます。
用件を聞かずに訪問販売は全てお断りしていますと言ってしまいましょう。
チェーン越しやインターホン越しに対応する
訪問販売が訪ねてきた場合、ドアを開けて対応するのはあまりよいとは言えません。
インターホン越しに対応するのがよいでしょう。
物件によってはチャイムが鳴るだけという簡易なインターホンしかない場合もあります。
そんなときにはチェーンをしたままドアを開けて対応しましょう。
中には要件を言わずに開けてくれと言ってくる場合がありますが、用件を言えない人と対応するのは危険なので、用件を言わないならこちらも聞きませんと言って、そのままドアを閉めてしまえばよいのです。
居留守を使う
中には何度も同じ新聞社、同じ訪問販売の人が訪ねてくることがあります。
このような場合には、居留守を使うのもよいでしょう。
モニター付きインターホンが取り付けられていれば、相手の顔を簡単に確認できますが、取り付けられていない場合であっても、ドアには通常覗き穴が取り付けられています。
覗き穴から相手の顔を確認し、同じ人なら出る必要はありません。
中には覗き穴から見えない位置にいる、覗き穴を塞ぐという人もいますが、このような場合はなおさら対応してはいけません。
訪問販売相手にやってはいけないこと
しつこい訪問販売が来ないようにしたいからと言って、いろいろと対策をする人もいるでしょうが、実はやってはいけないこともあります。
先程少し触れた怒鳴り返す方法もその1つですが、他にも「間違った断り方に注意」しなければいけませんし、「訪問販売お断りのシールを貼る」などの対策もよくありません。
さらに「郵便受けや玄関が汚い」場合も狙われやすくなります。
間違った断り方に注意
突然訪問販売が来たとき、どのように断ったらよいのかわからないという人もいるでしょう。
間違った断り方をしてしまうと、余計付け込まれてしまうこともあります。
そこで間違った断り方の事例を確認してみましょう。
まずはお金がないという断り方ですが、これだとローンを組まされる可能性もありますし、他にもたくさんお金に困っている人もいますが契約してくれましたよ、などと言われます。
断るときにはいりません、必要ありませんと言うことが大切です。
丁寧に言おうとして、結構です、いいです、などと言ってしまうと、OKという意味に捉えられてしまうことがあります。
他にも警察を呼びますよと言うことや、訴えますよという言い方もよくありません。
なぜなら口だけで実際には警察に連絡をしない、訴えないという人も多いからです。
あまりにもしつこい場合には、まず警察を呼びましょう。
その際には警察を呼ぶので待っていてくださいと言って引き留め、ドアにはきちんと鍵をかけておきましょう。
もし警察が来る前に帰ってしまったときのために、きちんと会社名や訪問者の名前を聞いておくことも大切です。
自分の名前を名乗らない、会社名を名乗らないのであれば、自分の名前も会社の名前も知らないのに、契約したり物を購入したりできるわけがありませんよね、と言えば問題ありません。
このようなときには、何を売りに来たのか、どのような契約を持ち掛けてきたのか、訪れてきた人の特徴などをしっかりと警察に伝えましょう。
訪問販売お断りのシールを貼る
訪問販売がしつこいからと言って、郵便受けやドアに訪問販売お断りのシールやステッカーを貼っている家もあります。
これは逆効果になるので、できれば貼らない方がよいでしょう。
それはうまく断れない家ですと伝えているようなものだからです。
重要なのは正しい断り方を知ることです。
郵便受けや玄関が汚い
自宅の郵便受けや玄関が汚い場合も、訪問販売が目を付けてくる可能性があります。
整理整頓と何の関係があるのかと思う人もいるでしょうが。
その理由は気が緩んでいる人だと見られてしまうからです。
もちろん整理整頓をしても訪問販売は訪れますが、整理整頓ができてない家と比べると、目を付けられる可能性が低くなるでしょう。
マーキングに注意する
訪問販売業者の中には、一度訪れた家にマーキングをしていくことがあります。
マーキングって何のことだと思う人も多いでしょうが、訪問販売員の中には、あまり人目に付かない場所にちょっとした印を付けていくことがあるのです。
例を挙げてみると、星のマークや四角のマーク、アルファベットのKマークがよくあります。
星のマークは裕福な家や比較的物を購入してくれやすい、契約をしてくれやすい家という意味です。
四角のマークは高齢者が一人暮らしをしている、もしくは高齢者だけで住んでいるという意味です。
Kのマークは断られたという意味なのですが、もしガスメーターや郵便受け、ドア付近の地面にこのようなマークを発見した場合には、空き巣の情報源になる可能性もあるので、すぐに消しましょう。
鉛筆で書かれることもありますし、油性マジックで書かれることもあるので、よく訪問販売が来る場合には、一度確認してみるべきです。
【訪問販売の断り方のコツや対策】一人暮らしでも出来る撃退方法まとめ
しつこく訪問販売や勧誘が来る場合には、正しい方法で断らなければいけません。
間違った断り方をしてしまうと、のちにトラブルになるケースや、今までよりも多くの訪問販売が来る可能性もあります。
正しい対策と間違った対策を把握しておけば、訪問販売や勧誘が来ても恐れることはありません。
いつもより多く訪ねてくる場合には、マーキングされている可能性もあるので、普段あまり確認しないガスメーターや郵便受けの周辺を確かめてみるとよいでしょう。
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