【リロケーションとは?長期留守におススメな理由】メリット・デメリットの解説
最近よく聞くリロケーションとは何か

リロケーションとは、簡単に言えば一長期間不在になっている家を期間限定で貸すことです。
いろいろなメリットもありますが、注意しなければいけない点もいくつかあります。
今回はリロケーションの注意点やメリットなどを見ていきます。

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賃貸お部屋探しのプロが見るポイント
賃貸専門家:木原 一憲
得意エリア:奈良市
奈良での不動産キャリア24年以上の実績。これまで15,000人以上にお部屋を紹介。一人暮らしから家族向けまで幅広い賃貸情報に自信あり。休日は奈良の綺麗な街並みや歴史ある神社・仏閣、美味しい飲食店を巡ること。愛車はKawasaki。渡り鳥並みにズバ抜けた方向感覚を持ち、目印となる建物を伝えれば住所をピタリと一致させる特技あり。賃貸の専門家として様々なノウハウを仕入れ発信中。


リロケーションとは何のことなのか

まずはリロケーションについて解説していきます。
リロケーションというのは、出張や転勤などで長期間家を留守にしたとき、あらかじめ期間を設けて自宅を貸すことです。
一般的な賃貸住宅の場合、2年ごとの更新となります。
更新は更新料や手数料などを支払えば、よほどのことがない限り大家さん側から断ることはありません。
このような契約方法を普通賃貸借契約と言います。
それに対してリロケーションの場合は、最初から何時何時までと契約する期間を定めて貸し出すのです。
このような方法を定期賃貸借契約と言います。
普通賃貸借契約とは異なり、初めから期間が決められているので、更新することはできません。
ただし、大家さん側が更新をしてもよいということであれば、更新することも可能です。
リロケーションが利用できる条件としては、自分の持ち家であることです。
そのため、一軒家でも分譲マンションでも、自分の所有物であれば運用ができます。
賃貸住宅は自分の持ち物ではないので、リロケーションはできません。
リロケーションのメリット

リロケーションにもメリットがあればデメリットもあります。
まずはメリットについて見ていきましょう。
リロケーションのメリットとは「留守中に収入が得られる」「自宅の劣化を軽減できる」「防犯対策になる」「貸す期間を自由に選べる」などがあります。
留守中に収入が得られる
リロケーションは自宅を貸し出すビジネスです。
自宅は所有しているだけで税金が発生するので、長期間留守にしても税金は支払わなければいけません。
しかし、自宅を貸し出せば家賃収入が得られるので、税金を支払う足しにできるのです。
中には住宅ローンが残っている状態で長期間家を留守にしなければいけない事態に直面するかもしれません。
ローンも税金と同じで、住んでいても留守にしていても支払い義務が生じます。
住宅ローンの支払いに充てることもできるので、リロケーションには大きなメリットがあると言えるでしょう。
もちろん出張先で借りている家の家賃や生活費に利用することもできます。
リロケーションは本業とも両立できるので、この点もおすすめのビジネスだと言えます。
自宅の劣化を軽減できる
住宅というのは、実際に住んでいる場合と長期間留守にした場合とでは、劣化するスピードが異なります。
なぜなら誰かが生活をしている場合、空気の入れ替えや掃除を行うのが一般的です。
しかし、留守にしている状態では空気もこもってしまいますし、掃除も全く行われない状態となります。
リロケーションを利用すれば、家賃収入が得られるだけではなく、貸すことで管理も行ってもらえるという点がメリットです。
防犯対策になる
泥棒は家に人がいる状態よりも、留守にしている状態の方が侵入しやすいので、長期間留守にしていると泥棒に入られる危険性が増します。
また、長期間留守にしている家は放火されやすいため、火事の防止にも繋がるのです。
このように人が住んでいることで、防犯対策になる点もリロケーションのメリットだと言えるでしょう。
貸す期間を自由に選べる
普通賃貸借契約の場合、貸す期間をオーナー側が設定することはできないと思ってよいでしょう。
基本的には2年契約となり、周りに迷惑をかけている、家賃を滞納しているなどの理由がない限りは、オーナー側から更新を打ち切ることも難しくなります。
それに対してリロケーションであれば、最初から貸す期間が決められています。
そのため、期間が過ぎれば自動的に解約となるので、自分が留守にしている期間だけ貸すことが可能なのです。
貸す期間を自由に伸ばすことができるのもリロケーションのメリットになります。
リロケーションのデメリット

自宅を貸し出す場合、どのような方法でもメリットと一緒にデメリットも存在しています。
では、リロケーションにはどのようなデメリットがあるのでしょうか。
主なデメリットとしては「家賃相場が若干安くなる」「入居者によっては家が傷みやすい」「税金の支払い額が増える」などになります。
家賃相場が若干安くなる
リロケーションを利用した場合と、一般的な賃貸住宅を貸し出す場合とでは、家賃相場に若干の違いがあります。
リロケーションの場合は、残念ながら一般的な賃貸住宅に比べて家賃相場が安くなる傾向にあるのです。
なぜ相場が安くなるのかというと、最初から借りられる期間が定められているからだと言えるでしょう。
相場は借りる期間の長さによっても変わってきます。
例えば2年前後しか借りられない場合だと、一般的な賃貸住宅に比べて2割から3割ぐらい相場が安くなります。
4年契約になると、1割ぐらい相場が安い傾向にあります。さらに一軒家とマンションとでも相場が異なります。
マンションは単身者の借り手も多いので、短期間で引っ越しをする人もいます。
それに対して一軒家の場合はファミリーが多いため、長期滞在を希望する人が多いのです。
そのため、一軒家は借り手が少ない傾向にある分、家賃を低く設定しないと借り手が現れない可能性があります。
入居者によっては家が傷みやすい
借り手が家の管理をしてくれるので、家が傷む速度を遅らせることがリロケーションのメリットでもあります。
しかし、入居者全員がきちんと清掃を行い、空気の入れ替えを頻繁に行うとは限りません。
中には整理整頓を行わず、ゴミ屋敷にしてしまう人もいます。
もしくは家の物を傷つけてしまう可能性もあるでしょう。このような事態を防ぐには、入居者を厳選する必要があります。
入居者の厳選は自分だけではできません。きちんと審査を受け、原状回復にも同意をしてくれる人に借りてもらう必要があります。
契約書にもその旨を記す必要があるので、不動産屋の協力は欠かせません。
賃貸のマサキでは、リロケーションに関する相談も受け付けているので、奈良県内でリロケーションを検討している人は、気軽に問い合わせをしてもらいたいと思います。
税金の支払い額が増える
日本は税金大国なので、何をするにも税金の支払いが発生します。
住宅の保有も例外ではありません。自分の家を持っている場合には、固定資産税が発生します。
固定資産税は家を長期間留守にしても発生するので、長期出張などで家を空けていても毎年固定資産税は請求されます。
さらにリロケーションを利用して家賃収入を得ていても、家賃で得た収入に対して税金が掛かります。
年間20万円以下であれば確定申告の義務はありませんが、20万円を超えると会社員でも確定申告をしないといけません。
不動産所得に関しても所得税が掛かるので、リロケーションで利益は得られますが、税金という損失も避けられないのです。
しかし、家を放置している状態では全く収入がないので、リロケーションを利用して収入を増やした方が、メリットが大きいと言えます。
リロケーションを利用するときの大まかな流れ

初めてリロケーションを利用する場合、わからないことが多いと思います。
リロケーションの大まかな流れとしては「不動産会社を探す」「家を貸し出す準備を行う」「入居者を募集する」「契約を解除する」になります。
不動産屋を探す
リロケーションを利用するとき、最初に行うのは不動産屋探しです。
必ず不動産屋にお願いしないといけないわけではありませんが、自分で全て行うとかなりの手間が掛かります。
難しいことも多いですし、トラブルの原因にもなるので、不動産屋にお願いするのが一般的です。
家賃の設定に関しても、不動産屋によっては無料で査定をしてくれるところもあります。
リロケーションの利用を開始するまでには、たくさん書類を揃えなければいけません。
そのため、最低でも2ヶ月前までには不動産屋を探しておくべきでしょう。
家を貸し出す準備を行う
不動産屋が見つかったら、すぐにリロケーションの利用が開始できるわけではありません。
いろいろと準備が必要になるのです。
例えば貸し出しを行う期間を決める、クリーニングを行って自宅をきれいにするなどになります。
家の中がきちんとわかるように、写真撮影をしておくのもおすすめです。
入居者を募集する
家を貸し出す準備ができたら、入居者の募集を開始します。
入居者の募集は不動産屋が行ってくれますが、事前にいろいろと取り決めをしておく必要もあります。
審査も必要になるので、自分で何をする必要があるのかも聞いておきましょう。
入居者が決まったら、後は利用期間が過ぎるまで不動産屋に任せるようになります。
契約を解除する
リロケーションの利用期間が過ぎたら、不動産屋との契約を解除します。
しかし、解除する前にやっておくべきこともたくさんあります。
まず貸し出しをしている家に戻る日が決まったら、不動産屋にその旨を連絡しましょう。
もし不具合やトラブルが発生した場合には、不動産屋に相談をします。
利用者が引っ越しを行い、問題なく引き渡しが完了してから契約を解除しないといけません。


【リロケーションとは?長期留守におススメな理由】まとめ

長期間留守にする自宅を有効活用できるリロケーションについて紹介してきました。
リロケーションにはたくさんのメリットがありますが、デメリットもいくつかあります。
一般の人ではわからない点も多いので、まずは信頼できる不動産屋を探し、相談してみるのがよいでしょう。
賃貸のマサキではリロケーションについての相談を随時受け付けています。
リロケーションの利用を検討しているのであれば、何でも気軽に相談してみてください。
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