定期借家とは?ズバリ分かりやすく解説します!!
定期借家とはズバリ

定期借家とはズバリ、契約期間に定めがある物件をさします。
なので定期借家契約とは一般の賃貸とは違い「期間限定でお部屋を貸しますが、期間以後は更新をしませんよ」という契約です。
平成12年3月に「良質な賃貸住宅等の供給の促進に関する特別措置法」という法律ができ、優良な賃貸が供給されやすくなることを目的として「定期借家制度(定期建物賃貸借制度)」が導入されました。
例えばお部屋やお家の持ち主が転勤などで長期、家を空けるので戻ってくるまでの間、賃貸住宅として活用したい等の事情があって出される物件で、契約終了後は立ち退いてもらわないといけないと言いう条件が付くので、家賃などが比較的安めに設定されることが多いです。
また、基本、契約期間が満了すると、更新はできず契約終了となりますが、貸主と借主の双方が合意すれば、再契約することが可能です。

-
賃貸お部屋探しのプロが見るポイント
賃貸専門家:古川 真史
資 格:宅地建物取引士・賃貸不動産経営管理士
奈良在住25年以上。宅地建物取引士・賃貸経営管理士の資格保有。ルームアドバイザーとしてのキャリア18年以上の大ベテラン。不動産賃貸の関連はすべて媒介経験あり。奈良出身ではないのに奈良まほろばソムリエ検定(奈良通1級)取得する奈良への溺愛っぷり。奈良マニアの古川より独自な目線で賃貸情報を多数お届けします。
定期借家とは?

賃貸広告や物件の詳細を見ていると時々見かける「定期借家」という言葉。
家賃などが相場より比較的安い物件で見かけることが多いかもしれません。
「定期借家」という言葉は、賃貸物件の契約の一種で、近年問題となっている「空き家」対策として活用されています。
ここでは「定期借家」とはどういう契約なのか、そのメリットや注意すべき点について解説します。
定期借家物件を借りるメリット

・1年以下の短期間での契約が可能
(ウィークリーマンションやマンスリーマンションなどもこの定期借家制度を利用している場合が多いです)
・比較的安い家賃で借りられる物件が多く、礼金を不要とするなどのケースも多い傾向
・再契約をする場合、従前の契約内容を見直すことが可能
・上記の説明にもあったような、転勤期間中などで一定期間だけ自宅を賃貸にする等で、分譲マンションや一戸建てなど、良質な住宅を賃借できる可能性がある
・契約期間が5年~10年といった長期間の場合であれば、面倒な更新手続きがない
定期借家物件はこんな人におススメ

・期間が決まっていてもいいから安くていい物件に住みたい人
・引っ越しが好きで、ひとつの街に長く住むより、いろいろな街で暮らしてみたい人
・持ち家の建て直しをする際の仮住まいとして利用したい人
・在学期間中や単身赴任中のみの契約をしたい人
・家族の病気などで遠方の病院に入院している場合、病院の近くに拠点を置きたいなどの事情がある人
(お子さんの骨髄移植などの手術の際、親御さんが病院の近くにお部屋を借りるというケースがあります)
定期借家制度を利用する大家さん側のメリット

・期間限定で空き家を活用できる。
・前もって契約期間を定め、更新しないことを条件にすれば、退去時に借主に居座られる、退去してもらうために多額の立ち退き料が必要になるなどのトラブルを回避できる
・契約途中で退去されることもなくなる
・再契約をする場合、従前の契約内容を見直すことが可能
といったように、借主・貸主ともにメリットがある制度なので、大いに活用していただきたいと思います。
定期借家物件を借りる際の注意点

定期借家物件を利用するメリットは多いですが、その分注意点もあります。
契約期間が決まっていることは大前提
繰り返しの話になりますが、定期借家契約は、いずれ退去することが前提となっている物件です。
貸主さんとの話し合いによっては再契約が可能な場合もありますが、基本、契約期間終了後は再契約できないということは常に念頭においてください。
定期借家契約では、借主側には居座りをする権利や立ち退き料などを請求する権利はありません。
むしろ契約を無視して居座ってしまうと貸主から損害賠償を請求されてしまう可能性もあります。
借主に正当な理由がない限り中途解約はできない
床面積が200m2未満の建物の場合、借り主に正当な事由(転勤や親族の介護など)によって契約を継続するのが困難になった場合は中途解約を申し入れることが可能ですが、基本的には契約期間中は解約できないということは覚えておいてください。
契約途中で退去する場合、残りの期間分の家賃を請求される場合があります。
このような状況を回避するには、契約時に中途解約の特約はつけてもらうようにすることです。
契約の際、貸主と話し合ってみるのも方法です。
再契約の際に条件変更されることも
定期借家物件であっても時に、再契約ができる場合があります。
しかし契約の更新と違い、再契約の際にさまざまな条件がついたり、家賃が上がるケースもあります。
これに関してはデメリットだけではなく、あくまで再契約なので借主からも新たな契約内容をつけてもらうよう話し合って決めることが可能です。
定期借家物件は、期間限定でお部屋を借りたい、安い費用でいい物件を借りたいといった方にメリットが大きいです。
ご自分のライフスタイルに合わせて、ぜひ検討してみてはいかがでしょうか?
関連記事

【人気の分譲賃貸マンション】普通の賃貸とは違う?借りる前に知りたいこと!≫

【賃貸戸建で一人暮らしは厳しいの?】良さと注意点をご紹介!≫

【転勤時に持ち家はどうしよう?】賃貸?売却?それとも空き家?≫

【立ち退き料とは?】もらえるケースともらえないケースがあるって知ってた?!≫

【普通借家契約と定期借家契約ってなに?】違いとメリット・デメリットを解説≫

【ウィークリーマンションとは?】 メリットやデメリットについて解説≫

【短期賃貸物件はどんな種類がある?】メリットだけではないデメリットもご紹介!≫

【リロケーションとは?長期留守におススメな理由】メリット・デメリットの解説≫

【分譲賃貸マンションとは?】分譲賃貸になる理由や長所と短所の解説!≫

【契約期間の延長はできる?】3つのポイントと断られた際の対応法!≫

【定期借家契約は再契約できる?】普通借家との違いや再契約の費用など≫

【賃貸と区分所有の関係は?】区分所有の仕組みやキーワードなど解説!≫

【普通借家と定期借家の違いは?】特徴やメリットとデメリットを解説!≫

【賃貸の法定更新とは?】成立する条件と借主側の注意点を解説!≫
