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担当者:木原一憲
趣味は休日バイクでツーリングすること!不動産キャリア20年以上の経験と奈良生まれ奈良育ちの知識を活かし奈良の情報を語ります!
水道が使えない原因と対処方法
蛇口をひねっても水が出てこなかったらかなり焦るでしょう。
しかし、水道が使えなくなっているのには必ず原因が存在しています。
どのような理由で使えないのか、使えるようにするにはどういった対処方法があるのかを確認していきましょう。
水道が使えなくなっている原因とは
毎日使用する水道が使えなくなっていた場合、どのような原因が考えられるのでしょうか。
引っ越しをした直後に使えなくなっている
引っ越しをしてきてすぐの状態で水道が使えなくなっていた場合には、水道局へ連絡するのを忘れている可能性があります。
引っ越しをする場合、事前に水道局へ利用開始の連絡を入れなければいけません。
そうしないと引越しをしたときに水が出なくなるのです。
もし忘れていた場合には、すぐに水道局へと連絡をしましょう。
通常は電話で連絡をすることが多いのですが、最近ではインターネットを使って連絡をすることも可能です。
大体引っ越しを行う1週間から10日ぐらい前に連絡を入れておけば問題ありません。
もし事前に連絡をしているのに水が出てこない場合には、きちんと連絡が行き届いていなかった可能性もありますし、引っ越しをする日にちを間違えて報告している可能性もあります。
連絡をしていた場合には、まず水を供給するためのバルブが開かれているか確認をしましょう。
バルブの場所がわからない場合や、きちんと開いているのに水が出ない場合には、水道局に連絡をしてみましょう。
水道料金が未払いになっている
水道はいつでも自由に使用できますが、きちんと料金を支払わなければいけません。
しかし、大半の人は水道料金を自動引き落としにしているので、引き落としをするための口座に水道代分のお金が入っていないのに気が付かない場合があります。
急に水が止まったときには、まず水道局に支払い状況の確認をしてみましょう。
もし口座に十分なお金が入っていなかったのであれば、すぐにコンビニなどで水道料金の支払いを行えば使えるようになります。
清掃や工事などで断水している
今までは普通に使えていたのに、突然水道が使えなくなった場合で、水道料金もきちんと支払っているのであれば、一時的に断水している可能性があります。
断水の理由はいろいろとありますが、主に貯水槽の清掃や水道管の工事が多いでしょう。
ただし、貯水槽の掃除や水道管の工事で断水する場合には、何日か前に通知が届くはずです。
通知が届いていないと思っていても、うっかり他の広告などと一緒に捨ててしまった可能性もあるでしょう。
賃貸住宅であれば、断水のお知らせが建物内に貼られていることも多いので、よく確認をしてみるべきです。
しかし、災害などによって水道が使えなくなった可能性もあるので、最近大きな地震や台風による被害があった場合には、水道局まで問い合わせをしてみましょう。
水道管の凍結も考えられる
水道管の工事も、貯水槽の掃除も行われていないのに、突然水が使用できなくなった場合、真冬で寒い季節なら、水道管の凍結が考えられます。
特に水道管がむき出しになっている住宅に住んでいる場合や、むき出しになっている水道管が建物の北側に設置されている場合には要注意です。
東北地方や北海道など、特に寒い地方では、元から水道管が凍結しないように対策が施されていることがありますが、関東以南では対策されていない場合が多いでしょう。
寒い季節には水道管が凍結しないように、事前に断熱材などを巻き付けておくがおすすめです。
すでに凍結してしまったのであれば、50度前後のお湯を用意し、凍結している箇所にタオルを巻き付けて少しずつお湯を流します。
間違っても熱湯を使用してはいけません。
それでも凍ったままになっている場合には、大家さんや管理会社に連絡をして、修理業者に来てもらうようになります。
水漏れや詰まりが発生している
水は出てくるけれど、今までよりも出かたが明らかに弱い、もしくは強くなったり弱くなったりしている場合には、給水管が詰まっている場合や、給水管から水が漏れている可能性もあります。
滅多にあることではありませんが、古くなっている住宅では考えられないこともありません。
自分で原因を特定して改善するのは難しいですし、下手にいじって余計に悪化させてしまう場合もあるので、すぐに大家さんや管理会社に報告をしましょう。
原因がはっきりとわかっているときも同様に対処するべきです。
水が濁っていたり変な臭いがしたりする原因
普通に水道から水は出てくるけれど、なぜか水が濁っている場合や、変な臭いがしていることもあります。
水が白く濁っていた場合には、しばらく水を流し続けてみましょう。
水を流し続けて元に戻れば普通に使って問題はありません。
これは水に空気が混ざったことが原因で白くなっているのです。
水が白く濁るという症状は、貯水槽の掃除や、水道管の工事をした後でも発生しやすくなっています。
ただし、水に異物が混じっている場合や、変な臭いがしている場合には、水道局に連絡をする必要があります。
変な臭いがしているのは、水道管や貯水槽が原因ではなく、浄水場に問題がある可能性があるので、水道局でなければ対応ができません。
特に梅雨時期や台風の後などは、浄水場で処理できる容量を超えてしまい、変な臭いがする水が供給されてくる場合があるのです。
では、赤茶色に濁った水が出てきた場合はどうするのかというと、これは水道管や貯水槽の錆びが原因です。
錆びが剥がれて流れてきているので、まずは白く濁っていたときと同様に、しばらく水を流してみましょう。
改善されれば問題ありませんが、改善されない場合には大家さんや管理会社へ連絡をします。
もし変な色をした水や、臭い水が流れてきたときでも、対処方法がわかっていれば慌てることはありません。
引っ越しをしたときの手続きの流れ
引っ越しを頻繁に行う人は少ないですし、初めて引っ越しをする人もいます。
そのため、引っ越しをした先で水道が使用できない、引っ越したのに前の家で使用していた水道の基本料金が請求されてきたというトラブルが発生することもあります。
このような事態にならないためには、引っ越しをするときの手続きをどのように行えばよいのか知っておく必要があります。
手続きとは言っても、何も難しいことはありません。
まず引っ越しをする前の住所で使用していた水道の利用停止を電話やインターネットで報告します。
この利用停止の手続きを行わないと、引っ越しをした後でも前の住所で使用していた水道の基本料金が請求されます。
利用停止の手続きは、引っ越す前の住所を管轄している水道局に、1週間ぐらい前に行えば問題ありません。
利用停止の連絡をしたついでに、今度は引っ越し先で水道が使用できるようします。
今度は引っ越し先の住所を管轄している水道局に、利用開始の連絡をしましょう。
そうしないと水道が使えなくなります。
利用開始の手続きも、引っ越し予定日の週間前ぐらいに行えばよいので、忘れないように利用停止と利用開始の手続きをまとめて行うのがよいでしょう。
手続きには面倒な書類なども必要ないので、水道局に連絡を入れるだけで大丈夫です。
ただし、引っ越し先で水道の利用を開始する場合には、請求先を変更する届け出が必要になります。
全く難しいことはないので、手順と連絡先だけはきちんと覚えておきましょう。
【水道が使えない時の原因と対処法とは?】まとめ
引っ越し先で水道が使えなかった場合や、いつも使用できていた水道が突然使用できなくなった場合の原因や対処方法について知っておけば、焦る必要はありません。
落ち着いて対処すれば改善できる場合が多いので、安心してください。
特に引っ越しをしたときに、水道局への利用停止や利用開始の手続きは忘れやすいので、しっかりと行いましょう。
他にも水道料金の未払いや水道管の凍結、断水などの理由で水道が使えなくなることもあるでしょうが、事前に対処方法を知っておけば安心です。
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