【賃貸のエアコンが故障?】冷えない・暖まらない原因と対処法を解説!
エアコンが冷えない・暖まらない原因と故障時の対処法を解説!

温暖化の影響によって特に夏の暑さが年々厳しくなる中、エアコンは賃貸物件においてほとんど必須の備品となっています。
そんなエアコンを使っても部屋が冷えない・暖まらない場合、故障しているかどうかはどのように確認すれば良いのでしょうか?
実際に故障していた場合、賃貸物件のエアコンであっても借主が自ら修理をして問題はないのでしょうか?
この記事では、賃貸物件のエアコンの効きが悪い場合に故障かどうかを確認する方法や、エアコンが故障していた場合の対処方法等について、解説します。
要点まとめ
賃貸のエアコンが故障?
賃貸物件のエアコンが冷えない・暖まらない場合は、設定や室外機、フィルターを確認し、改善しなければ自分で修理せず管理会社や賃貸オーナーへ連絡しましょう。
①設定・電源・室外機・フィルターを確認
②改善しない場合は自分で修理せず管理会社や賃貸オーナーへ連絡
③暑さ・寒さが本格化する前に試運転を行う
次の章以降では、これらのポイントについて詳しくご説明します。



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賃貸専門家:木原 一憲
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エアコンの効きが悪いとき、まず確認すべきポイントは?

故障以外の原因で、エアコンの効きが悪くなっているケースも少なくありません。
「エアコンが故障したかも」と思ったときは、故障以外に何か問題が生じていないか、確認が簡単な項目から、一つずつチェックしていくと良いでしょう。
エアコンの設定に問題はないか
誤って夏場に暖房・冬場に冷房をつけてしまっていたり、設定温度が高すぎたり低すぎたりすることで、エアコンの効きが悪いと感じてしまうケースがあります。
今一度設定を見直してみましょう。
電源プラグが抜けていないか・リモコンの電池は切れていないか・ブレーカーが落ちていないか
電源を入れることができない状況になっていないか、確認してみましょう。
室外機の周りが物でふさがっていないか
室外機は、夏場は部屋の中の熱を、冬場は部屋の中の冷気を、外へ送り出しています。
室外機の周り(特に室外機の前)に物が置かれていると、こうした空気の排出がうまくいかなくなってしまうため、エアコンが効きづらくなってしまいます。
特に室外機の前方1m程度には、何も物を置かないように気をつけましょう。
フィルター掃除はできているか
フィルターがホコリ等で詰まっていて、エアコンが効きにくくなっている可能性もあります。
一度もフィルター掃除をしていない場合や前に掃除をしてからしばらく経つ場合、一旦フィルターを掃除してみて、エアコンの効き方に違いが見られるかを確認してみましょう。
面倒なように思われるフィルター掃除ですが、慣れれば20分程度(乾燥時間を除く)で完了することができます。
以下の手順で進めると、スムーズかつ綺麗に汚れを取り除けるでしょう。
①エアコンの電源プラグを抜く
②本体カバーを開け、フィルター(網のような部分)を取り外す
※取り外し方がわかりにくい場合は、取扱説明書を必ず参照する
③フィルターの表側(本体カバーを開けたとき見える面)から、ホコリを掃除機で吸う
④フィルターの裏側から、シャワーを使って水洗いをする
※シャワーで落ちない汚れは、使い古しの歯ブラシ等で優しくかきだす(フィルターが変形しないように注意)
⑤タオル等でそっと水分を拭き取り、日陰で完全に乾燥させる(半日~1日程度)
⑥フィルターを戻し、電源プラグを挿し直す
フィルター掃除は、2週間に1度程度の頻度で行うのがおすすめです。
ホコリを吸うのを防ぐため、掃除をする際は必ずマスクを着用するようにしてください。
フィルター掃除をした際、エアコンの中にカビが発生していることを発見したら、自分で掃除するとエアコンの故障の原因になってしまう可能性があるので、管理会社や賃貸オーナーにクリーニングを依頼しても良いか、確認してみましょう。
エアコンクリーニングの代金を借主・貸主のどちらが負担するかについては、クリーニングを入れるタイミングなどによって異なります。
(例えば、入居直後に既にカビが発生していた場合、入居前のクリーニングが不十分だったと考えられるため、貸主負担となる可能性があります)
賃貸借契約書にどちらか費用を負担するかが書かれている場合もあるのでまずは確認し、記載がない場合は管理会社に問い合わせてみましょう。
エアコンの台数や位置・パワーに問題はないか
2DK・2LDKなどの間取りの物件に1台しかエアコンがない場合や、縦長の間取りの端にエアコンが設置されている場合、暖気や冷気を物件の隅々に送り届けることができず、近年の厳しい気候に対応しきれなくなっているケースもあります。
また、エアコンが製造から10年以上経っていると、パワー不足を感じやすくなります。
基本的には賃貸物件を契約した段階で借主は物件の状態に納得しているものと判断されるため、必ず要求が通るわけではありませんが、管理会社や賃貸オーナーと交渉することで、エアコンの増設や交換の対応をしてもらえる場合もあります。
エアコンの増設や交換の交渉をする前や交渉が通らなかった場合、おすすめなのはサーキュレーターを活用することです。
サーキュレーターを適切に使えば、1時間1円程度の電気代で物件全体に冷気や暖気が巡りやすくなります。
サーキュレーターの設置場所のポイントは、季節によって異なります。
夏場のポイント
冷気は下にたまる性質があります。
エアコンを背にしてサーキュレーターを設置することで、床にたまった冷気を遠くまで届けることができます。
冬場のポイント
暖気は上にたまる性質があります。
サーキュレーターを天井に向けて使用することで、たまった暖気を分散させることができます。
賃貸物件のエアコンが故障していたら、どうすればいい?

前の章で紹介したポイントを一つずつチェックしていき、どれにも当てはまらなかった場合、エアコンが故障しているかもしれません。
その場合も、借主自身が修理をしたり業者に修理を依頼したりせず、まずは管理会社や賃貸オーナーに連絡をしてください。
借主自身が修理を手配してエアコンの状態が元よりも悪くなってしまった場合、原状復帰のための費用負担を求められるリスクがあります。
エアコンの修理費用を貸主と借主のどちらが負担するかについては、賃貸借契約書に記載されていることが多いので、確認してみましょう。
もし故障していた場合、夏・冬の盛りなどエアコンの需要が高い時期は修理に来てもらうまでに時間がかかることも多いので、毎年、本格的な暑さ・寒さが訪れる前のタイミングで一度試運転をしておくことをおすすめします。


【賃貸のエアコンが故障?】まとめ

この記事では、賃貸物件のエアコンの効きが悪い場合に故障かどうかを確認する方法や、エアコンが故障していた場合の対処方法等について、解説しました。
日頃からエアコンや室外機が機能しやすい状況を作っておくことで、故障かどうかを素早く見分けることができます。
毎年、暑さ・寒さが厳しくなる前にエアコンの試運転をかけることも忘れずに実施しましょう。
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