【朝のシャワーはコーヒーよりも頭スッキリ!?】知っておきたい、朝シャワーのメリット
Web担当者:出口晏奈
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【朝のシャワーはコーヒーよりも頭スッキリ!?】知っておきたい、朝シャワーのメリット
朝、スッキリ目覚めるにはシャワーとコーヒー、どちらが良いのでしょうか。
どちらも効果的ですが、時間に余裕がある方にはシャワーがおすすめです。
今回は、朝シャワーのメリットやシャワータイムを有意義な時間にするためのコツなどをご紹介します。
「早起きは三文の徳」と言うように、朝早く起きると仕事や勉強もはかどって1日を有意義に過ごせそうですね。
しかし実際はなかなか布団から離れられなかったり、やっと起きてもしばらくボーっとしてなかなか動けないでいたりしませんか?
なんとか気合で頑張るのもいいのですが、よく効果的と言われている「朝シャワー」や「モーニングコーヒー」という方法もありますよね。
普段何気なく取り入れている朝の習慣は、どちらがより有効なのか?探っていきたいと思います。
コーヒーはどうして頭がスッキリするの?
朝は目覚める準備のために体温が少しずつ上がり、自然に起きることができます。
このとき冷え性や低血圧などが原因で体温が十分に上がらないと、いつまでもボーっとしてしまうことに。
体を起こすには、体温と血圧を上げることがポイントになります。
その体を起こすサポートをしてくれるのが、血流をよくする作用があるコーヒーです。
コーヒーに含まれるカフェインが、心臓の動きを活発にして血液循環を促進します。
コーヒー1杯で、2時間程血流をよくする効果があるのだとか。
朝が苦手な低血圧の人でも体を動かしやすくなりそうですね。
一方、高血圧の人も、カフェイン作用で毛細血管が拡張し末端の血管が開くため血流がよくなり、血圧を下げる効果を得られるようです。
朝コーヒーを飲むときに気をつけたいこと
ただ気を付けておきたいのはコーヒーを飲むタイミング。
起き抜けの1杯には、コーヒーではなく水を飲むようにしましょう。
就寝中は発汗や呼吸などで水分が失われるため、朝には気づかぬうちに水分不足の状態になっています。
そのためカフェインを含み利尿作用のあるコーヒーはおすすめできません。
常温の水か、できれば白湯を飲みましょう。
人の体温に近い温度の白湯は内臓を温め血行をよくしてくれます。
その後にモーニングコーヒー、朝ごはんを摂れば、相乗効果が期待できそうですね。
朝シャワーは目覚めによく、疲労感も和らげる
目覚めるときに体温が十分に上がらない人にとっては、朝シャワーで体を温める方法も理にかなっているようです。
起床後に熱めのシャワーを浴びることで下がっていた体温が上がり、シャキッと目が覚めてくるでしょう。
こうなれば朝からだるさを感じることもなくなりそうですね。
また起き抜けは、まだ副交感神経が活発でリラックス状態のため頭がぼんやりしていますが、シャワーを浴びて刺激を受けることで日中に活動している時に働く交換神経に切り替わり、体が活動モードになってくれます。
さらに活動モードに入ると代謝もよくなり、エネルギー消費量が増え、ダイエット効果も期待できます。
特に首や肩甲骨周り、脇の下、腎臓のあたりには、脂肪を燃やす働きをする褐色脂肪細胞(かっしょくしぼうさいぼう)という細胞があり、ここを温めることにより1日の代謝アップ、冷え改善が期待できます。
そして体臭が気になる方にもおすすめなのが朝シャワー。
体臭は汗、皮脂などが皮膚常在菌(非病原性の細菌)によって分解され発生すると言われています。
人は寝ている間に大量の汗をかきますし、皮脂も分泌されます。そのため朝は臭いの原因を身にまとっているような状態なのです。
しかしなんと、たった1分シャワーで臭いの元となる汗も皮脂もすっきり洗い流せるのです。
さっぱりして爽快感も同時に得られるため、清々しい朝になりそうです。
朝シャワーの注意点
さて、さまざまメリットがある朝シャワーですが、いくつか注意点もあります。
頭皮へのダメージ
1つ目は、頭皮へのダメージです。
頭皮は皮脂膜で守られているのですが、シャンプーをすると一時的にこの皮脂膜が洗い流され、新しい膜が作られるまでに数時間かかるといわれています。
そのためシャンプー後にすぐ外出する場合は、頭皮が紫外線などの刺激を直接受けやすくなってしまいます。
また、抜け毛や薄毛の原因になることもありますので、外出時には帽子や日傘などで紫外線対策をしましょう。
洗い残しやすすぎ残し
2つ目は、時間に追われ慌てている朝は、ついつい洗い残しやすすぎ残しをしてしまうということです。
シャワーでしっかりと落としきれず髪の毛などにシャンプーが残っていると、痒みやフケ湿疹が起こる原因となることもあります。
朝は余裕を持ってシャワーを浴びるようにしましょう。
ヒートショック
最後に一番注意しなくてはいけないのがヒートショックです。
人の体は気温の変化に合わせて体温を一定に保とうとするため、暖かいところでは血管が緩んで血圧が下がり、寒いところでは血管が収縮して血圧が上がります。
温度変化がゆるやかであれば問題ないのですが、急激な変化に対応したとき血圧は、急上昇(あるいは急降下)します。
この現象がヒートショックで、心筋梗塞や脳卒中などを引き起こすこともあるのです。
特に冬場は温かい部屋と寒い脱衣所で大きな温度差が生まれます。
熱めのシャワーを浴びたあと寒い脱衣所に入ることを考えると、なおさら気を付けなければいません。
安全に朝シャワーをするために、脱衣所や浴室の温度をあらかじめ上げてからシャワーを浴びるようにするといいでしょう。
朝シャワーの最適な浴び方は?
さまざまなメリットがある朝シャワーは、上手に使えば健康にもよく充実した1日を送れそうですね。
朝の習慣に取り入れてみたくなりませんか?
そこで気になるのが、どのくらい時間をかければいいのか、どの順番でお湯をかけていくか、何度くらいだとベストなのかなどです。
新しい習慣を効果的に始めるために、これらの点をみていきましょう。
朝シャワーの適温
少し熱めの40℃~43℃くらいにしましょう。
起き抜けで下がったままの体が温まり、血行も促進されます。
また、高めの水圧にすることで水流の刺激が皮膚から脳に伝わり、交感神経が刺激されてスムーズに活動モードに入れます。
朝シャワーの浴び方
手や足などの末端から、お腹や胸などの体の中心に向かって熱めのシャワーを浴びることがポイントです。
これにより血液やリンパの流れが促進され、老廃物が流れやすくなります。
ほかにも眠気を覚ますツボを刺激する効果もあるそうです。
うなじ辺りから背中にかけて、20℃くらいのシャワーを20~30秒当てると、さらにすっきりするのだとか。ちょっと試してみたくなりますね。
※心臓の弱い方、高血圧の方、身体に不調のある方などは控えたほうがよいかもしれません。
朝シャワーを浴びる時間
また、シャワーを浴びる時間は3~5分くらいがおすすめです。
急な血圧の上昇は心臓などに負担をかけやすいため短時間で済ませましょう。
たった5分浴びるだけで十分なので無理なく続けられそうですね。
ほかにも柑橘系の香りのシャワージェルを使用すると、元気が出たり明るい気持ちになったりなどの効果も得られるそうです。
1日の始まりに取り入れてもいいかもしれません。
シャワーマッサージもおすすめ
ちょっとしたコツを押さえれば、朝シャワーをしながらマッサージ効果も得られるためぜひお試しください。
体をほぐすように上から下へ、心地よいと感じる部分を中心にお湯をかけていきましょう。
マッサージするとよい部位はいくつかありますが、ここでは特に4つのおすすめ部位をご紹介します。
どの部分も気持ちいいツボやリンパが集中していますので、しっかりとシャワーをあててほぐしていきましょう。
鎖骨のリンパ
1つ目の部位は鎖骨のリンパです。
鎖骨の部分にはリンパが集中しており、この部分は顔につながる部分でもあるため、凝り固まっていると老け顔を引き起こしかねません。
しっかりほぐして血流を上げていきましょう。
シャワーの当て方は、鎖骨に沿って上から下へあてていくだけです。
上から下に流していくことで老廃物を流すリンパをしっかりと刺激しましょう。
シャワーをあてる時間は40秒以上、じっくりと流してあげてください。
わきの下
2つ目の部位はわきの下。
普段あまり触らない部分ですが、わきの下にはリンパが密集していて、とても大事なマッサージポイントなのです。
わきの下から体の側面に沿って、上から下に向かってシャワーをあてていきましょう。
わきの下で凝り固まっているリンパを押し流してあげるのです。
歯茎
3つ目の部位は歯茎です。
なんと歯茎にシャワーをあてると、とっても簡単に歯茎マッサージができてしまうのです。
歯茎のマッサージをしている人は少ないと思いますが、実は老け顔防止にとっても重要な部位です。
指で行うのも効果的ですが、シャワーで手軽にマッサージしてあげると、口の中から血流がアップします。
顔を外側からマッサージするだけでなく、内側からもマッサージしてみましょう。
足裏
最後は足裏。
この部位も体にいいツボが密集しているため、しっかりほぐすと体全体に効いてきます。
足裏は、石鹸やボディーソープで普通に洗うときより少し長めにシャワーをあてるようにしましょう。
シャワーをあてるのは、足の指の間や土踏まずを中心にすると効果的です。
シャワーの水圧と温度を利用して全身をすっきりさせ、気持ちのいい1日を過ごしましょう。
シャワーヘッドで朝シャワーをもっと楽しく
朝シャワーをもっと楽しみたいなら、シャワーヘッドにこだわってみてはいかがでしょうか。
最近はさまざまな機能を持ったスグレモノのシャワーヘッドが多く登場していますが、どのようなタイプが良いのでしょう。
朝シャワーに役立つポイントに絞ってみていきたいと思います。
水圧
最初のポイントは水圧です。
水の出る穴が小さいタイプだと同じ水量でも勢いよく出るため水圧が上がり、朝シャワーにぴったりです。
また、さらに穴が小さいミスト水流に対応したタイプであれば、肌にやさしくあたるため顔などのデリケートな部分を洗うのにも最適です。
重さ
2つ目は重さ。
シャワーヘッドは200~300gぐらいのものが一般的だそうです。
とはいえ、シャワー使用中はシャワーヘッドの重さに加え、水圧で持ち手に負荷がかかります。
軽量タイプを選べば負担が軽減されるため、高齢者やお子さまでも使いやすくなるでしょう。
角度調整
3つ目は角度調整。
シャワーヘッドの首の角度が調整できるため、シャワーを浴びたいところに当てられるので便利です。
シャワーヘッドをフックに掛けたまま、角度を上下左右に変えられるタイプがおすすめです。
両手が使いやすくなるため、特に髪を洗うときはすすぎ残しなどもなくなりそうですね。
マイクロバブル
最後に一番注目したいポイントは、マイクロバブルです。
マイクロバブルは微細な気泡が毛穴まで入り込み、皮膚と頭皮の汚れを洗い流してくれます。
これにより頭皮の皮脂の臭いや加齢臭の予防にも繋がるそうです。
また、シャワーのお湯が肌の奥まで浸透するため、時間が経っても水分量が持続されるのも魅力です。
しっとりと潤った肌、艶やかな髪へと導いてくれそうですね。
朝風呂はNG。入浴は夜だけの習慣にすること
体を起こすコツが体温と血圧を上げることならば、入浴がもっとも効果的な方法なのではと思われがちですが、実は朝の入浴はNG習慣です。
入浴は全身がつかるため体への負担が大きく、血圧が大きく変動してしまいます。
そのため、急な運動と同じくらいリスクが高い行為となりおすすめできません。
理想は、朝は熱めのお湯でシャワー、夜はぬるめのお湯で全身浴という2つの習慣を続けていくことです。
このルーチンで活動的な1日と快適な眠りが自然に訪れるかもしれません。
また、朝にシャワーを浴びる時間のない人は、代わりに洗顔や歯磨きなどをしっかり行ったり、朝ごはんをよく噛んで食べたりするのもおすすめです。
こういった日々の習慣的な動きも交感神経を刺激し、自律神経の切り替えを助けることになります。
さらにこの種のリズム運動は、体を活動状態にさせる脳内ホルモンのセロトニンの分泌を促してくれるそうです。
朝シャワーと夜の入浴は、活動スイッチのオンとオフのようなものです。
行動のメリハリをしっかりつけて充実した日々にしていきましょう。
朝のシャワーはコーヒーよりも頭スッキリ!?まとめ
こうしてみると朝シャワーは、体温を上げる、活動スイッチをオンにする、さらには代謝を上げてくれるなど多彩な効果を持っているのですね。
頭をスッキリさせるには、コーヒーよりも効き目があると言えるでしょう。
その日の体調などによって、どちらの方法でシャキッとするかを柔軟に変えてみるのもいいかもしれません。
毎朝の習慣として取り入れてみてはいかがでしょうか。
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