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コーヒーを飲んで寝れなくなる理由とは!?コーヒーの覚醒効果について
コーヒーを飲むことで、寝れなくなるという話を聞いたことがありませんか?学生さんではテスト前での勉強、仕事をされる方は夜遅くまで作業するなど、寝る間を惜しむためにコーヒーを飲む人もいるかもしれません。
そこで今回、コーヒーによる覚醒効果について、その詳細を説明します。
コーヒーとは!?
喫茶店やコンビニ、ファミリーレストランなど、どこでも飲むことができるコーヒーとはどのようなものなのか、まずはコーヒーについてその詳細を説明します。
コーヒーとはコーヒー豆を焙煎したもの
コーヒーは、コーヒーの木の種子をとり、それを焙煎して挽いた粉末をお湯や水で成分抽出した飲み物です。
コーヒーは紅茶などと同じく、世界各地で愛飲されている嗜好飲料の一つです。
焙煎とは、コーヒーの生豆を水や油を使わずに加熱乾燥させることを言います。
焙煎された豆は、熱による化学変化で風味が変わり、香りや味が強くなったりもします。
コーヒーの成分について
コーヒーには、多糖類、脂質、アミノ酸、タンパク質、ポリフェノール、カフェインなど数多くの成分が含まれています。
その中でコーヒーに含まれるカフェインは、眠気を覚ます覚醒作用として最も有名な物質の一つです。
そのカフェインについて詳細を説明します。
カフェインについて
カフェインは、コーヒーに含まれる物質の代名詞的なものの一つです。
古代より、「覚醒作用」があることで知られており、その効果は当時の修道僧達の長時間の祈りの際に利用されてきたと言われています。
また、カフェインの効果で最もよく知られているのが「眠気を覚ます」という作用です。
その他に、集中力の向上や解熱鎮痛作用、利尿作用、自律神経の活動促進など、様々な効果があるということが知られています。
また、カフェインが体内に取り込まれると、血流とともに全身を循環します。
約30分程度で脳まで血流が達すると、カフェインの交感神経刺激作用により、覚醒への働きが生じます。
その他に体脂肪を燃焼させる働きがあると言われています。
そのため、ジョギングや水泳などの有酸素運動を始める前に飲むことで、ダイエット効果を高めることも期待されています。
また、カフェインはコーヒーだけにあるものではありません。
お茶やココア、コーラなどの飲みものをはじめ、数多くの食品に含まれるとともに、医薬品としてもつかわれる場合があります。
しかし、過剰に摂取すると悪影響を及ぼす恐れがあると言われていることがあります。
その一例として妊婦さんの摂取です。カフェインの過剰摂取は胎児や乳児に悪影響を及ぼすとされているため注意が必要です。
コーヒーには、カフェインレスコーヒーというものも発売されており、どうしてもコーヒーを飲みたい妊婦さんや授乳中の方にはおすすめです。
コーヒーを飲むと寝れなくなるその原因とは?
先ほど説明したように、コーヒーにはカフェインという覚醒物質が含まれています。
そして、人間が眠気を覚えた時、アデノシンという睡眠作用のある脳内物質が放出されています。
そのアデノシンが脳内の受容体と合体することで眠たくなるということがメカニズムになっています。
しかし、その中にコーヒーを飲んで体内に吸収されたカフェインが到着すると、受容体とカフェインが結合し、眠気が起こらなくなってしまいます。
コーヒーを飲むと、どれぐらい目が覚めるのかということに少し興味はありませんか?ある実験で睡眠の3時間前にコーヒーを飲んだらどれぐらい眠れなくなるかということが示されています。
その内容は、エスプレッソのショット2杯で眠気が起きる時間が40分遅れるとの結果が出ています。
例えば、トールサイズのラテにはエスプレッソショットが1杯入っているので、もし夕食後に飲めば、いつもの就寝時間にベットに入っても20分ぐらいは寝れないということです。
寝れない!というわけではなく、実は寝るまでの時間が後ろにずれてしまうという効果があります。
その他に「コーヒーを飲むと眠りが浅くなる」「夜中に目が覚める」「朝早く目が覚める」などの眠りの質に影響する結果も出ています。
コーヒーを飲んで眠れなくなった時の対処方法とは?
もし、コーヒーを飲みすぎてしまったり、飲むタイミングが夜遅くなってしまい、寝つきが悪くなってしまった場合、どのように対処すればいいのでしょうか。
その詳細を説明します。
暖かい飲み物を飲む
コーヒーを飲んで眠れない時には、まず温かい飲み物を1杯飲んでみてください。
温かい飲み物を飲むと身体の温度がいったん上がります。
その後、体温が下がったタイミングで眠気が訪れやすくなります。
本を読む
本を読むと自然に眠気が訪れる経験はありませんか?そのため、寝る前に本を読むのもおすすめです。
本を読む目的は、読んでいる時に寝落ちするのが最大の目的であるため、本の種類を適切に選ぶことが必要です。
選び方を間違えば、興奮して眠れない場合もあるため注意が必要です。
砂嵐の音を聞く
ラジオの周波数をわざとずらして、砂嵐のような音を聞くと眠れる場合があります。
砂嵐の音というのは、テレビやラジオで流れる「ザーッ」という音のことです。
実験結果では雑音のような無意味な音ではありますが、眠気を誘うという実験結果もあります。
コーヒーの飲み方や種類を変える
夜、眠れなくなるのはコーヒーに含まれるカフェインが原因です。
カフェイン量が少なければ、その分眠気も訪れやすくなるので、飲み方を変えてみるのもいいかもしれません。
例えば、いつも2杯のコーヒーを飲んでいるなら、単純に1杯にするのも有効ですし、カフェオレで飲むのもいいかもしれません。
また、眠気を遠ざけるカフェインの量を全体的に少なくすることが重要なので、カフェインレスのコーヒーを飲むのもいいかもしれません。
また、飲むタイミングを、前倒しにするのも効果的です。
コーヒーを寝る前の6時間以内に飲んでしまうと、睡眠に悪影響が出る可能性があると言われています。
カフェインが体内に入り、血中の濃度が半減する時期、すなわちカフェインの効果が薄れてくる時期は4〜6時間ほどかかると言われています。
つまり、コーヒーを飲んで5時間経っても、その半分のカフェインが体内に残っていることになります。
カフェインの分解には意外と時間がかかるので、飲むタイミングには注意が必要です。
コーヒーを飲むことでの安眠効果とは!?
寝る前のコーヒーは、カフェインの覚醒効果により寝つきが悪いとの話が一般的です。
しかし、意外にも寝る前のコーヒーでぐっすり眠れるばかりか、スッキリとした目覚の効果も期待できます。
コーヒーの安眠効果とは何か、その詳細を説明します。
血流促進効果
コーヒーのカフェインには、血管を拡張させる効果があります。
すなわち、血管が拡張することで血液循環がより良い状態になります。
例えば、コーヒー1杯に約60㎎のカフェインが含まれているため、カフェインによって末梢血管まで血液循環が改善されます。
その結果、指先が冷たいなどの冷え性の改善を期待することができます。
その他、代謝の向上や疲労回復により、リラックスして眠りにつくことができる可能性があります。
リラックス効果
コーヒーには、特有の香りがあります。
この香り成分は「ピラジン」と呼ばれるもので、気持ちを落ち着かせリラックスさせる効果があります。
この香りを嗅ぐことで、リラックス時に脳に表れる「α波」が活性化されぐっすり眠ることができます。
特に、グアテマラやブルーマウンテンと言った種類のコーヒーには、香りが高く「α波」に働きかける効果が大きいと言われています。
特に豆から挽いたコーヒーの香りは格別です。
また、カフェインには「ドーパミン」と言う神経伝達物質の分泌が活性化されます。
ドーパミンとは幸せホルモンとも呼ばれており、分泌されることで楽しく幸せに感じるなどの効果があります。
その結果、心身共にリラックスできるわけです。
その他、質の高い睡眠は腸内環境が整えられ、便秘解消効果なども期待することができます。
【何故コーヒーを飲むと寝れなくなるの?】まとめ
コーヒーはどうしても眠気を覚ます効果が注目されます。
コーヒーに含まれるカフェインが眠気を覚ます効果を持っているからです。
しかし、コーヒーには数多くの良い効果があり、コーヒーの成分だけではなく、香りやその飲み方により、覚醒作用とともに血流の改善やリラックス効果もあります。
その結果、安眠のための飲みものであるという側面もあります。
コーヒーの飲み方ひとつで睡眠の質を良い方向にも悪い方向にも代えてしまうため、最適な飲み方を知ることで、より良い睡眠を手に入れてみてはどうでしょうか。
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