Web担当者:出口晏奈
かわいいものや流行に敏感な私が奈良に関する情報からお部屋にまで様々な情報分かりやすく発信していきます!
ささくれはなぜできる?普段の生活にケアを取り入れてみよう
ささくれは指先の水分や油分が奪われるからだけでなく、スマートフォンやキーボードを操作する刺激、栄養不足によってできやすくなります。
無意識に行っているささくれを作りやすい原因を見直し、改善することで指先の乾燥、手荒れを減らすことができます。
ささくれ(さかむけ)とは爪の根本や横に毛羽立ったようにめくれている皮のことです。
水仕事をするとしみるだけでなく、服に引っかかると刺すような痛みが走るため、出来るならなるべく早く治したいですよね。
今回はささくれができる原因や、早く治す方法についてご紹介いたします。
ささくれはなぜできる?
ささくれは乾燥だけでなく、あらゆる生活習慣が原因となって発症します。
空気による乾燥
冬は空気が乾燥しているため、指先の水分が奪われてしまいます。
特にご自宅やオフィスなど暖房をつけた空間で長時間生活していると、空気中の水分量が減少しているため、知らないあいだに肌の乾燥が進行します。
水仕事による乾燥
水仕事などをすることで皮膚の油分が失われていき、ささくれを起こしやすくなります。
特に食器洗いは洗剤を使用するため、手を保湿するために必要な油分ごと洗剤によって洗いながらされてしまうのです。
油分が奪われるだけでなく、手が冷水に浸かることで血行が悪くなることもささくれの原因に繋がります。
除光液によるダメージ
マニキュアを落とす除光液で指をごしごしと拭くと、指先の水分や油分が失われて手荒れを起こしやすくなります。
指先のケアとして爪やすりをかける場合もありますが、爪を研磨する摩擦によりささくれを作ってしまうことがあります。
スマートフォン、キーボードの操作による摩擦
スマートフォンの画面をタップしたり、キーボードをたたき続けていると指先が刺激され、摩擦によって乾燥やささくれができやすくなります。
皮膚の栄養不足
体内の皮膚を作るたんぱく質や、ビタミン類が不足していると指先の水分や油分が不足して乾燥しやすくなったり、皮膚が薄くなって手荒れを起こしやすくなります。
毎日の食事が手早く作れる麺類ばかりになっていしまう人だけでなく、肉抜き、油抜きなど食事制限のダイエットをしている方も栄養不足で肌が荒れやすくなります。
ささくれを除去する方法は?
ささくれを発見しても、指でむりやり剥がそうとしないでください。
ささくれを引っ張ると、更に深い指の皮までむいてしまい、治りが遅くなってしまうかもしれません。
そして傷が深くなることで細菌が入りやすくなる可能性があり、ささくれよりも深刻な病気につながってしまう恐れもあります。
ささくれを見つけた場合は、はさみや爪切りなどで丁寧にカットするようにしましょう。
血が滲んでいたり、傷口が深い場合はアルコール消毒をした後に絆創膏を貼って細菌が入らないようにします。
絆創膏をして料理をしたくないという方には、液体絆創膏の利用がおすすめです。
ささくれを切るときは、誤って健康な皮膚も切らないようにしてください。
お風呂上りは皮膚がふやけて柔らかくなっているので、ささくれを簡単に着ることができます。
ささくれが化膿した場合は?
ささくれに雑菌が侵入すると、皮膚の下で黄色い膿が発生し、化膿してしまうことがあります。
化膿した部分を放置しておくと体に悪影響を及ぼしてしまいますので、膿は早めに出す必要があります。
膿を出すためにはアルコールで除菌した針で穴を開ける方法がありますが、安全かつ確実に取り除くためには皮膚科を受診しましょう。
ささくれを作らない方法は?
ささくれを作らないためには、毎日のハンドケアや生活改善が重要になります。
保湿をする
こまめにハンドクリームや化粧水、ローションを塗って保湿し、指先を乾燥から守りましょう。
暖房がついた空間にいる冬は、特に空気が乾燥しているため肌が乾燥しがちです。
洗い物をするときには、手の油分が奪われないように温水は使用しない、そしてゴム手袋をつけると肌を乾燥から守ることができます。
乾燥がひどい場合は、寝る前にハンドクリームを塗ったあとに乾燥防止の手袋を付けて寝るのも良いでしょう。
ささくれと一緒にあかぎれも発症している場合は、ビタミンEを含んだクリームを塗ってケアをすることがおすすめです。
ハンドクリームを塗った後は、指先を軽くマッサージすると血行改善にも繋がります。
十分な睡眠をとる
睡眠を十分にとらないと血行が悪くなり、ささくれができやすくなるだけでなく、肩こり、貧血、冷え性など体に様々な悪影響を及ぼしてしまいます。
睡眠は補給した栄養素を吸収して体を作ってくれる重要な時間です。
睡眠をしっかりとることで、慢性的な体の不調を解消できた人は非常に多いです。
皮膚を作る栄養を取り入れる
皮膚の栄養不足でささくれを作らないよう、皮膚を作る栄養分を意識して摂ることも効果的です。
爪や髪の毛の元になるたんぱく質が豊富な肉や魚、健やかな皮膚を作ってくれるビタミン類が含まれる緑黄色野菜などを意識して毎日の料理に取り入れてみましょう。
ささくれを防止する料理レシピ
栄養を補給してささくれを治すことができるように、こちらではおすすめのレシピをご紹介いたします。
あらゆる栄養素をまんべんなく摂ることが一番なのですが、髪や爪を作るもととなるたんぱく質やビタミン類を意識して摂ることがおすすめです。
タンパク質は肉や魚介類、卵、大豆、豆腐などに多く含まれていますよ。
うなぎ、ほうれんそう、かぼちゃ、にんじんに含まれるビタミンAは全身の皮膚や粘膜を健康にし、皮膚の新陳代謝を活発にしてくれます。
モロヘイヤ、ごま、パプリカに含まれるビタミンEは抗酸化作用や、血行促進効果がありますので、他の栄養素と一緒に摂取したい栄養素です。
オムレツの作り方
溶き卵に醤油、砂糖、塩こしょうなどを入れ、ほうれんそうやしらすなど、お好みの食材を入れます。
後はフライパンで形を整えながら焼けば完成しますので、忙しい朝にもおすすめです。
たまごでたんぱく質、ほうれんそうやしらすでカルシウムやミネラルを補給することができます。
ビタミンが摂れるサラダを添えたり、オムレツにチーズや牛乳などを加えてたんぱく質を増やすこともおすすめです。
いり豆腐の作り方
フライパンに油をしいて卵をいため、別の皿に移しておきます。
細かく切ったにんじんと鶏ひき肉をいためてしっかりと火が通ったら、木綿豆腐を崩しながら入れてください。豆腐の水気がしっかりと飛んだら卵を入れ、めんつゆで味付けをします。
豆腐には植物性たんぱく質が豊富に含まれています。
さらにビタミンAが豊富な人参を入れることで、皮膚の新陳代謝を促進しながらたんぱく質を摂ることができます。
淡白な味付けに感じるときは、カレー粉やコンソメ粉を加えても美味しく仕上がります。
【ささくれはなぜできる?】まとめ
気をつけているつもりでもいつの間にかできているささくれですが、服に引っかかったり、化膿したりと放置していても良いことはありません。
見た目も良くありませんので、早めに切ってしまうことがおすすめです。
ささくれは日頃の生活習慣を意識することで予防することができます。
この冬は特に手洗いやアルコール消毒を頻繁にする機会があると思いますので、指先の水分や油分が奪われ、ささくれを作ってしまう可能性は通年よりも高いです。
乾燥や刺激により注意して指先をケアしてみてください。
関連記事
【目の疲れ…冷やす?温める?】状態にあったケア方法をご紹介!≫
【つらい肩こり症状解消!】「温める」×「ストレッチ」で改善しよう!≫
【つらい「喉の痛み・空咳」に効く】喉にいい食べ物・飲み物は?≫
【こむら返りの原因とは?】知っておきたい4つの対策をご紹介!≫
【リップクリームの正しい塗り方とは?】効果を高める方法!≫
Web担当者:出口晏奈
かわいいものや流行に敏感な私が奈良に関する情報からお部屋にまで様々な情報分かりやすく発信していきます!