【嫌なしゃっくり…水を飲む・息を止める?】メカニズムと止め方を解説
【水を飲む・息を止める】しつこいしゃっくりを止める方法は?

急に起こるしゃっくりは、長びくとつらいものです。
そんなしゃっくりの自宅で簡単な止め方があるのはご存知でしょうか?!
驚かせる!、レモン汁を飲む、息を止めるなど合計6つの方法があるのでご紹介!
様々なしゃっくりの止め方をご紹介するとともに、なぜ起こるのかというメカニズムについても詳しく解説してゆきます。

-
賃貸お部屋探しのプロが見るポイント
賃貸専門家:出口晏奈
得意ジャンル:奈良や住まいの生活情報
奈良の賃貸情報を自身の体験や賃貸不動産における専門性に特化したブログ、そして正確な情報を求めるユーザーの信頼性など、4つの要素に注力したコンテンツ作成に努め、奈良県最大の賃貸コンテンツ作成に尽力。今では自社ホームページの訪問数が50万セッション以上のサイトを運営。
しゃっくりは横隔膜のけいれんで起こる!

予期しないタイミングで突然やってくる「しゃっくり」。
人前なのになかなか止まらなくて恥ずかしい思いをした経験、ありませんか?
しゃっくりは医学的には「吃逆(きつぎゃく)」と呼ばれており、身体の中で胸とお腹を隔てている膜状の筋肉・横隔膜が何らかの原因によってけいれんすることで起こります。
横隔膜が伸び縮みするはたらきによって肺も合わせて膨らんだり縮んだりを繰り返し、人間は呼吸をすることが出来る仕組みなのですが、この横隔膜がけいれんによって急激な収縮を起こし、連動して肺が急に空気を吸い込んでしまうことでしゃっくりになるのです。
その時、喉にある声帯の筋肉も合わせて収縮をし、狭くなったところを空気が通るため「ヒック」という音が出ます。
この「ヒック」という音が恥ずかしいものですし、それだけでなく、意図せず何度も何度も繰り返すしゃっくりは肉体的にもつらいものがありますよね。
とにかく早く止めたいしゃっくり。
何か良い方法はないものでしょうか。
順を追ってご紹介してゆきましょう。
横隔膜のけいれんが起こるのはなぜ?

そもそも、しゃっくりを引き起こす横隔膜のけいれんはどうして起こるのでしょうか。
実は横隔膜がけいれんする理由については色々な説があり、まだはっきりと分かっていない部分も多いのです。
ただし有力な説としては、横隔神経や迷走神経、呼吸中枢が刺激されることによって起こると考えられています。
横隔神経とはその名の通り横隔膜を支配する神経。
呼吸中枢もその名の通り呼吸を支配する神経中枢です。
迷走神経とは脳神経のひとつなのですが、細かく枝分かれして長く伸び胸やお腹に至るまであちこちに広く分布している神経で、その経路の複雑さが名前の由来となっています。
迷走神経は体内の様々なはたらきをコントロールしており、呼吸や循環にも関わるので、横隔膜のけいれんと関係があると見られています。
この考え方にもとづいて横隔膜のけいれん、つまりしゃっくりの原因を見ていくと、大きく3つのタイプに分けることができます。
迷走神経が延髄にある呼吸中枢を刺激して起こる「中枢性」のもの
まず中枢性のものは長くしゃっくりが続くパターンが多く、48時間以上続く場合(持続性吃逆)や1ヶ月以上続く場合(難治性吃逆)は、このタイプである可能性が疑われます。
延髄に起こる脳梗塞・脳腫瘍など中枢神経系の病気によって起こることがあり、これらの病気の後遺症としてしゃっくりが続くこともあります。
また、アルコール中毒や睡眠薬の服用も原因となりえます。
横隔神経や迷走神経が直接刺激されて起こる「末梢性」のもの
次に末梢性のものは、脳底部に腫瘤ができていたり、頸椎症・頸部腫瘤など頸部に疾患があったり、肺炎・肺がん・気管支ぜんそくなど胸部に疾患があったりといった原因で起こることがあります。
また、腸閉塞や胃腸炎など消化管関連の病気が原因となることもあります。
末梢神経に関わる疾患によって、横隔神経や迷走神経が刺激されて起こるのです。
横隔膜自体が直接刺激されて起こる「横隔膜性」のもの
最後に横隔膜性のものは、何らかの疾患が原因という可能性もありますが、長くとも48時間以内には止まる、いわゆる「一般的なしゃっくり」のほとんどがこれで、ちょっとした自分の行動が原因になっていることが多いです。
例えば焦って何かを食べたり飲んだりした時や、辛いもの・熱いもの・炭酸飲料・アルコールなど刺激があるものを摂った時、お風呂上りや喫煙などで吸いこむ空気に寒暖差が発生した時、笑いすぎた時なんかに横隔膜が刺激されてしゃっくりが出ることがあります。
また、精神的なストレスやショックで起こることもあります。
しゃっくりを止める6つの方法を紹介!

しゃっくりを止める方法と言われているものは様々あり、古くから伝えられているようなやり方もあります。
横隔膜がどうしてけいれんを起こすのかというメカニズムが詳しく分かっていないため、なかなか「絶対にこのやり方が効く!」というようなものを見つけ出すのは難しいことではありますが、実際に効果があると見込まれている方法を、有名なものも含めて幾つかご紹介しましょう。
驚かせる
しゃっくりの止め方として一番有名で、誰もが知っていると思われるのがこの方法です。
一見根拠にとぼしいやり方に思えるかもしれませんが、驚くことで一旦呼吸が止まり、乱れていた呼吸のリズムを整える機会が作られた結果、横隔膜のけいれんが収まる可能性があるという説明ができます。
ただし狙って相手を驚かせるというのはなかなか難しいもので、なおかつ驚かせれば必ず効果があるというものでもありません。
一人では出来ない方法なのもネックだと言えます。
コップの水を向こう側から飲む
これも昔からよく知られている方法で、通常コップの水は手前から飲みますが、それを反対側(奥側)の縁から飲むのです。
前かがみになって、上あごから水を流し入れるイメージです。
水が鼻や気管支に入ってしまわないように注意しながら飲んでください。
これは、変な体勢で水を飲むことによって横隔膜の位置を一旦通常とは変え、体制を戻すときに位置をリセットさせてけいれんを鎮めるねらいがあります。
バリエーションとして下を向いて飲んだり左右を向いて飲んだりと色々ありますが、同じことです。
飲む水を冷たいものにすることで、口の中にある迷走神経を麻痺させるという合わせ技もあります。
レモン汁を飲む
レモン汁を飲む、もしくはそのままレモンを噛むことでしゃっくりを止めるという方法があります。
これは強い酸味を迷走神経に感じさせ刺激することで、横隔膜のけいれんを引き起こしていた何らかの衝撃から酸味に意識を切り替えなさいと脳に指令が送られるように仕向けるねらいがあり、結果としてしゃっくりが止まるというわけです。
酸味が重要なわけですから、お酢などで代用することもできます。
実は先ほどの変な体勢でコップの水を飲む方法にも、同じように脳の意識を切り替えさせる側面があるとも言われています。
60秒間息を止める
横隔膜のけいれんを止めるためには、血中の二酸化炭素濃度を上げることが効果的だと言われています。
そのための方法として簡単なのが、長い間息を止めることです。
深呼吸の要領と合わせて行うとさらに効果的です。
ゆっくりと息を全部吐き、今度はゆっくりと息を深くめいっぱい吸い込んで、60秒間止める。
この流れを繰り返すことで、しゃっくりを止めます。
血中の二酸化炭素濃度を上げる方法としては他に、ビニール袋などを口に当ててその中で繰り返し息をするというやり方などもあります。
耳の穴から指を入れて耳の奥を押さえる
左右両方の耳の穴から指を突っ込んで、60秒ほど耳の奥を強く押さえ続ける――奇妙な方法に思えますが、耳の奥には迷走神経が通っており、そこに刺激を与えることによって横隔膜のけいれんを鎮めるという非常に理にかなったやり方です。
とくに用意しなければならないものもなく、一人で簡単に実践できるおすすめの方法です。
舌を強く引っ張る
しゃっくりが止まらない時に、舌を強く30秒間ほど引っ張るという方法もあります。
若干の痛みを伴う方法ではありますが、病院でしゃっくりを止める処置として行われることもある効果的な方法です。
原理としては、舌の奥から喉にかけて存在している「舌咽神経(ぜついんしんけい)」を刺激することによって横隔膜のけいれんを収めるという仕組みです。
人前ではやりづらいですが、自分で舌を引っ張ればよいだけなので簡単ではあります。
衛生面を考慮すると、ハンカチやビニール手袋などを使って行うのが望ましいです。
止まらないしゃっくりは病院へ!

あらゆる方法を試したけれどしゃっくりが止まらず、もう2日以上続いている……そんな時は迷わず病院を受診しましょう。
しゃっくりのほとんどは些細な要因によるものですが、持続性吃逆や難治性吃逆といった長く続くしゃっくりは、先ほど書いたように中枢神経や末梢神経に関わる疾患の恐れがあります。
脳梗塞や脳腫瘍、肺がん、胃がんといった恐ろしい病気が、しゃっくりをきっかけに病院を受診して見つかったというケースもありますから、「しゃっくりなんかで大げさな」などと思わず医師の診察を受けてください。
深刻な疾患でなくとも、何日も続くようなしゃっくりに悩まされて思ったように眠れなかったり食事が摂れなかったりというだけでも十分つらくて大変なことです。
病院ではしゃっくりを止める薬も処方してもらえるので、わざわざつらい思いを続ける必要はありませんよ。
何日も続くというほどではなくともしゃっくりが止まらなくてつらいという方は、ドラッグストアでしゃっくりを止める効果のある漢方を買うこともできます。
芍薬甘草湯(しゃくやくかんぞうとう)・半夏瀉心湯(はんげしゃしんとう)・柿蔕湯(していとう)など色々ありますので、探してみると良いかもしれません。
まとめ~「たかがしゃっくり」とは侮らないで~

いかがでしたでしょうか。
今回はしゃっくりの原因とその止め方について見ていきました。
昔は「しゃっくりが止まらないと死ぬ」というようなことが言われていました。
実際はただの横隔膜のけいれんに過ぎないので、しゃっくりが止まらないことで人が死ぬということはなく、ただの迷信です。
70年近くもしゃっくりが止まらなかった男性の話がギネスブックにも乗っています。
しかし、横隔膜がけいれんしている根本的な原因を考えた時には、そこに深刻な疾患が潜んでいる可能性がありうることもすでに書きました。
「しゃっくりが止まらないと死ぬ」という迷信は、こういう所から生まれたのでしょう。
大切な健康は守りたいものです。
たかがしゃっくりと侮らず、まず止める方法を試してみる。
止まらないなら漢方を試すなり病院へ行くようにする。
というように状況に応じて適切に対処することが肝心です。
関連記事

【つらい肩こり症状解消!】「温める」×「ストレッチ」で改善しよう!≫

【つらい「喉の痛み・空咳」に効く】喉にいい食べ物・飲み物は?≫

【乾燥の季節、静電気の「バチッ!」】防止する方法とは?≫

【目の疲れ…冷やす?温める?】状態にあったケア方法をご紹介!≫

【こむら返りの原因とは?】知っておきたい4つの対策をご紹介!≫

-
賃貸お部屋探しのプロが見るポイント
賃貸専門家:出口晏奈
得意ジャンル:奈良や住まいの生活情報
奈良の賃貸情報を自身の体験や賃貸不動産における専門性に特化したブログ、そして正確な情報を求めるユーザーの信頼性など、4つの要素に注力したコンテンツ作成に努め、奈良県最大の賃貸コンテンツ作成に尽力。今では自社ホームページの訪問数が50万セッション以上のサイトを運営。

