【雨の日の自転車は危険がいっぱい】傘さし運転で罰金も!
【雨の日の自転車運転は要注意!】傘さし運転は地域によっては罰金が科せられることも

通学または通勤、お子さんの送り迎えや買い物の際などに毎日自転車を利用しているという方も多いのではないでしょうか。
そんな大変便利な自転車ですが、十分に気をつけて運転しているつもりでも接触事故を起こしたり、雨の日に利用する際にスリップしたりする可能性があるため注意が必要です。
また、日頃からのメンテナンスは自転車の不具合の早期発見につながり、事故防止にもなるため非常に重要です。
適度に体を動かすことができ、健康にもよいとされて、一時期自転車通勤がブームになりました。
しかし、雨が降ったり風が強く吹いたりした場合には、雨や風に対する対策をしっかり行い、事故の加害者もしくは被害者にならないように十分に注意しなければなりません。
ただ、雨の日に何らかの対策を講じなければならいとしても、一体どのような方法で行えばよいのか正直分からないという方も多いのではないでしょうか。
そこでこの記事では、自転車の正しい乗車方法やメンテナンスの仕方、雨の日の傘さし運転や自転車保険などについて具体的に見ていきたいと思います。

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賃貸専門家:内田紘一
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自転車の正しい乗り方

日々何気なく自転車を利用しているという方もいると思いますが、実は自転車の正しい乗り方を知っておくことは事故を未然に防ぐためにも非常に重要です。
走行を妨げる服装やサンダルは避ける
自転車に乗る際にスカートや裾の広がったパンツなどをはいていると、チェーンに引っ掛かり服が破れたりチェーンに絡まったりする可能性があるため避けるようにしてしださい。
また、サンダルやヒールなどで走行しようとすると、足元が滑ってペダルを踏み外したり、転倒してケガをしたりする可能性もあるため注意が必要です。
サドルの高さは地面につま先がつくぐらいに調整する
自転車のサドルは、両足のつま先が少し地面につくように調節するようにしましょう。
そうすることで前傾姿勢を取りやすい状態となり、ペダルにバランスよく体重をかけられます。
逆にサドルが低すぎて足の裏が全て地面に着いてしまうと、走行中に足に負担がかかるため、サドルの高さはしっかり調整するようにしてください。
正しくペダルを踏む
自転車を漕ぐ際は、つま先と土踏まずの部分をペダルに乗せ、前方に押し出すようにイメージしましょう。
そうすると体重を効率よくペダルに乗せられるため、スムーズにペダルを回せます。
停止する際にはブレーキを使う
自転車のブレーキは、右のレバーが前車輪のブレーキ、左側のレバーが後輪のブレーキとなっています。
自転車を停める際には、ブレーキを使用しても少しずつスピードを落としてから地面に足をつくようにしましょう。
まだ自転車のスピードが十分に落ちていないうちに無理に足を地面につけて自転車を止めようとする方がいますが、転倒や事故の原因となるため絶対にやめるようにしてください。
安全に自転車を運転する際のポイント

以下では、自転車を利用する際に気をつけなければならないさまざまなポイントについて詳しく見ていきます。
信号や標識をきちんと守る
自転車による事故の中で最も多いのは、一時停止の不停止や信号無視などだと言われています。
当然のことながら自転車も歩行者や自動車と同様に信号を守り、一時停止線のある場所では必ず停止して、安全を確認後に発進することが大切です。
歩行者を優先させる
歩道は歩行者が優先ですので、自転車で歩道を通る際にはできるだけ車道側に寄り、ゆっくり走るようにしてください。
夜間には早めにライトを点ける
暗い夜道では早めにライトを点灯し、歩行者や他の自転車、自動車などに自転車の存在を知らせるように心がけましょう。
また、自転車に反射材を貼るのも非常に効果的です。
チャイルドシートに乗せる際にはヘルメットを着用させる
お子さんを自転車に乗せる際には、チャイルドシートの着用はもちろん、ヘルメットをきちんとかぶせることも大切です。
定期的な自転車の点検を行う
普段から自転車の点検をしっかり行い、また一年に一回程度は自転車の専門店に行き、全体の状態をチェックしてもらいましょう。
自転車は点検や手入れが大切

自転車を日常的に使用しているという場合、普段からタイヤの空気圧を確認するなどの点検や掃除などの手入れが、自転車の故障を防いで長持ちさせる重要なポイントとなります。
タイヤの空気圧をチェック
タイヤのパンクは、入っている空気が足りないことでも起こりやすくなると言われています。
タイヤの空気が不足していると、少しの段差でもタイヤがつぶれてしまうことになり、穴が空きやすくなってしまうからです。
ですから、自転車の空気圧は最低でも一ヶ月に一度は必ず確認するようにしましょう。
チェーンなどに油をさす
日々自転車を使用していると、雨などの影響によって想像以上に早く油が減っていきます。
油が切れてしまうと、自転車を漕ぐたびにキーキーという嫌な音がしたり、チェーンの回転が鈍くなったり、サビが出たりするなど、故障の原因になってしまいます。
そのため、こちらも月に一度程度は油をさすようにしてください。
また、雨の日に自転車を使用した場合や、チェーンに水分が付着したという場合にも、翌日でいいので油をさしてサビを予防するようにしましょう。
ハンドルのガタつきやライトなどを確認する
自転車のハンドルにガタつきが生じると、バランスを崩して転倒したり、歩行者とぶつかったりするなど、事故につながりかねないため注意が必要です。
ハンドルを持ち上げてみて、ネジやボルトの緩みによるガタつきや異音がないかしっかりチェックしましょう。
同時にライトがきちんと点灯するかどうか、ベルが鳴るか、また鍵はしっかり掛かるかなどを確認しておくことも大切です。
拭き掃除をして自転車の劣化を防ぐ
自動車は時々洗車するけれど、自転車を掃除することはあまりないという方は多いでしょう。
しかし、自転車も掃除せずにそのまま放置しておくと、汚れが落ちにくくなって本体やゴム部分パーツの劣化を早めてしまう可能性があるため、定期的に掃除することをおすすめします。
自転車専用の洗浄液がないという場合には、食器用洗剤などの中性洗剤でも代用できます。
バケツに中性洗剤を入れたら水を入れて約200倍に薄め、洗浄液を含ませたスポンジで自転車の汚れを落としていきます。
洗い終わったらタオルに水を含ませるなどして洗剤をしっかり落とし、乾いたタオルで水気を拭き取りましょう。
水気が完全に乾いたらワックスで磨きあげると新品のようにピカピカになり、サビの防止にもつながります。
雨の日の自転車、傘さし運転は禁止?

雨の日に自転車を乗る場合、危ないとは分かっていても雨に濡れるのが嫌で、傘さし運転をしてしまったという経験のある方もいるでしょう。
しかし、実はこの自転車を運転中に傘をさす行為は、道路交通法71条と都道府県条例で禁止されています。
また、いくつかの都道府県では、傘差し運転だけでなく、自転車に傘を固定して走行すること、さらにはスマホやイヤホン・ヘッドホンを使用しながらの運転を禁止しており、違反した場合5万円以下の罰金に処せられるため、くれぐれも気をつけましょう。
いずれにしても傘さし運転をすると大きな事故につながる可能性があるため、法律での禁止の有無に関わらず、やはり避けるようにしてください。
雨の日に自転車に乗るときに注意したいこと

では、雨の日に自転車を利用する際には、他にどのようなことに注意すればいいでしょうか。
スピードを落として走り、ヘルメットの下に帽子をかぶる
雨の日に自転車に乗るとどうしても視界が悪くなってしまい、傘をさしている歩行者やすれ違う他の自転車などに気づきにくくなります。
ですから、雨の日にはできるだけスピードを落としたり、ヘルメットの下にさらに帽子をかぶったりするなどして、視界を確保するように工夫しましょう。
マンホールなど滑りやすい場所に注意する
雨が降って道路が濡れてしまうと、自動車と同様に自転車のタイヤも非常に滑りやすくなります。
そのため、急にハンドルをきったり急ブレーキをかけたりするのは危険なのでやめましょう。
特にマンホールや排水溝は鉄製であるため、雨に濡れると非常にタイヤが滑りやすくなります。
雨の日にマンホールなどの上を通過する際にはブレーキをかけないようにして、車体をまっすぐに保ちながら、ゆっくり走るようにしてください。
また、自転車のホイールは雨に濡れるとブレーキが利きにくくなるため、やはり速度を落とし、いつもより少し早めにブレーキをかけるように心掛けることが大切です。
雨の日に電動自転車に乗っても大丈夫?

先に結論から言ってしまうと、電動自転車は雨の日でも利用できます。
実は、ほとんどの電動自転車には生活防水機能が搭載されているため、一般的な雨の日に電動自転車で走行しても、バッテリーやモーターに不具合が起こったり、利用している際に感電したりするといった心配はほとんどありません。
ただし、台風や急な夕立、ゲリラ豪雨などに見舞われた場合には、やはり注意が必要です。
電動自転車には防水に対する対処が講じられているため、多少の雨であれば大丈夫ですが、近頃よく見られる異常な降り方の雨の場合、自転車の電気系統に何らかのトラブルが起こる可能性があるため乗るのは控えたほうがいいでしょう。
ですから、例えば事前に台風による大雨警報が発令されている場合などには、電動自転車で出掛けるのはやめて、他の移動手段を考えましょう。
自転車の走行中に急に大雨に見舞われた場合には、激しく濡れてしまう前に建物の陰に自転車を置くなどして、なるべく雨がかからないようにしてください。
電動自転車の保管方法

基本的には雨に強い電動自転車ですが、屋外に置いている自転車が倒れて水たまりなどに浸かってしまうと、内部のバッテリーやモーターに故障が起こるリスクがあるため、使わない時には物置などに保管するのが理想的です。
そうすることで雨に濡れたことによるサビの発生や、盗難被害からも電動自転車を守ることができます。
しかし、物置が自宅にないなど電動自転車を屋外で保管するしか方法がないという場合には、サイクルカバーを雨よけ代わりに活用するといいでしょう。
カバーには自転車の上の部分を覆うハーフタイプと、自転車全体を覆うタイプがあるため、電動自転車の置き場所や条件によって使い分けるようにしてください。
また、サイクルカバーは自宅だけではなく、外出先で駐輪場に自転車を置く際にも、チャイルドシートなどが雨に濡れてしまうのを防いだり、日焼け防止になったりするためおすすめです。
雨の日の自転車運転に役立つレイングッズ

ここでは、雨の日に自転車を運転する場合、体や荷物が濡れないようにするために役立つグッズについて詳しく見ていきたいと思います。
レインコート
インコートには、ポンチョタイプとセパレートタイプの二種類があります。
ポンチョタイプはコンパクトで着脱しやすく蒸れにくい反面、強い風にあおられやすいという面があります。
一方、セパレートタイプは防水や防寒に優れていると言えますが、着脱するのに時間がかかるというデメリットがあります。
ですから、普段の自分の自転車の使い方に合わせて、どちらかを選ぶようにするといいでしょう。
バスケットカバー
雨が降ると自転車のカゴの中のカバンや荷物が濡れて困っているという方は、バスケットカバーを使用しましょう。
最近は100円ショップでも販売しているので、好みのものを選ぶといいでしょう。
チャイルドシートカバー
チャイルドシート用のカバーには、自転車の前と後につけるタイプの二種類があるため、必要なものを購入して使用しましょう。
「自転車保険」加入が義務化へ

近年、スマホを使用しながらの「ながら運転」や雨の日の「傘さし走行」などによる事故が急増しています。
実際に自転車による事故で死傷者が出てしまい、自転車の運転者に高額な損害賠償が命じられた事例もあります。
こうした背景により、2020年からは東京都をはじめとして奈良県、愛媛県が自転車保険への加入が義務化され、この動きは全国に広がっています。
ただし、条例よって自転車保険への加入が義務づけられている地域でも、保険に入っていないからといって今のところ特に罰則はありません。
しかし、万が一自分自身が自転車事故の加害者になってしまった場合、数百万、または数千万単位で損害賠償を支払わなければならなくなる可能性も決してゼロではありません。
ですから、日常的に自転車を利用しているのに、まだ自転車保険に入っていない方は、住んでいる地域が自転車保険加入を義務化しているか否かにかかわらず、加入することをおすすめします。
【雨の日の自転車は危険がいっぱい】まとめ

手軽な交通手段として大変便利な自転車ですが、乗る際には服装に気をつけ、サドルの高さを調整する、ブレーキのかけ方に気をつけるなど、正しく安全に利用するように心がけましょう。
普段からメンテナンスすることも非常に重要です。
また、雨の日に傘をさして自転車を利用することは、道路交通法71条と都道府県条例で禁止されており、場合によっては罰金が課せられることもあります。
さらに、最近は他の自転車や歩行者、または自動車などとの接触事故が多発しているため、2020年4月から東京都をはじめ、多くの地域が自転車保険への加入の義務化を進めています。
現在は自転車保険へ加入していなくても特に罰則などはありませんが、自分の身の安全を守ったり、万が一事故が起こったりした時のことを考えて、できるだけ自転車保険には加入しましょう。
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賃貸専門家:内田紘一
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