【賃貸物件で停電が発生したらオートロックはどうなる?】注意点や対策方法
オートロック付き賃貸物件の停電時に注意する点

近年オートロックが取り付けられている賃貸住宅も増えていますが、電気で動いているので、停電してしまうと正常に動作しなくなります。
そこで万が一停電したときのために、どのように対応すればよいのか紹介していきます。

-
賃貸お部屋探しのプロが見るポイント
賃貸専門家:木原 一憲
得意エリア:奈良市
奈良での不動産キャリア25年以上の実績。これまで15,000人以上にお部屋を紹介。一人暮らしから家族向けまで幅広い賃貸情報に自信あり。休日は奈良の綺麗な街並みや歴史ある神社・仏閣、美味しい飲食店を巡ること。愛車はKawasaki。渡り鳥並みにズバ抜けた方向感覚を持ち、目印となる建物を伝えれば住所をピタリと一致させる特技あり。賃貸の専門家として様々なノウハウを仕入れ発信中。


停電するとオートロックは作動しなくなるのが一般的

アパートやマンションなどの集合住宅に導入されているオートロックですが、セキュリティ面ではとても頼りになる存在だと言えるでしょう。
オートロックというのは、エントランス部分に設置されているのが一般的で、入居者は暗証番号の入力や指紋認証、カードキーなどを使用して入ることができます。
訪問者の場合は用事がある部屋の番号を入力することで、その部屋に訪問者が来たことを知らせることができる仕組みです。
部屋の入居者がマンション内に入ることを許可すればドアが開きます。
部外者が自由に建物の中に入れないようにするための設備なので、迷惑な訪問販売や勧誘などに対してとても有効的なセキュリティシステムなのですが、当然他のセキュリティシステムと同じように、電気で動かしています。
落雷や地震などの災害、断線などによって電気が来なくなってしまうと、当然正常に作動しなくなってしまいます。
では、停電してオートロックが作動しなくなると、建物内に閉じ込められてしまうのかと心配する人もいるでしょうが、決してそのようなことはありません。
災害時に閉じ込められてしまうと、入居者が避難できなくなってしまうので、オートロックにはいろいろな施錠方法、解錠方法があります。
もちろん停電で正常にオートロックが作動しない緊急時にしか行えないのは言うまでもありません。
入居するときにはオートロックがあるから安心だと考えるだけではなく、緊急時にはどのようにして施錠や解錠をするのか、きちんと確かめておく必要があるのです。
停電したときのオートロックの使用方法

電気の力で動いているオートロックですが、停電してしまえば当然正常に作動しなくなります。
しかし、作動しないままでは災害が発生したときに支障が出るので、電気が使えなくても手動で作動できるように作られているのです。
手動で対処する方法はオートロックの種類によって異なるのですが、基本的には「電気が来なくなると自動的に解錠される」「電気が来なくなると自動的に施錠される」「停電する直前の状態が保持される」の3種類が存在しています。
それぞれ停電時にはどのように対処するのかを確認していきましょう。
電気が来なくなると自動的に解錠される
オートロックはいろいろなタイプがあります。
まずは電気が来なくなると自動的に解錠されるタイプのオートロックが設置されている場合の対処法を見ていきます。
現在使用されているオートロックの中でも、最も多いタイプになるのですが、電気が切れると自動で解錠されるので、何もしなくても簡単にマンションの外へ出ることができます。
そのため、避難をするときなどは特に対策を行う必要はありません。
解錠されるとは言っても、自動でドアが開くわけではありませんので、外に出るときには手動でドアを開けることになります。
家に帰ってきたときに、すでに電気が来ている場合には普段通り使用できますが、まだ電気が復旧していない場合には、また手動でドアを開くようになります。
電気が来なくなると自動的に施錠される
オートロックの中には、電気が来なくなると自動的に施錠されてしまうタイプもあります。
このタイプのオートロックを使用している場合、電気が来ていなくてもセキュリティは厳重である反面、避難が必要なときには少々面倒な作業が必要になる種類もあります。
電気が来なくて施錠されてしまった場合、内側からであればハンドルなどを回すことで簡単に解錠できる種類であれば万が一のときでも安心です。
しかし、解錠が不可能になる種類も存在しています。
鍵で解錠するタイプの場合には、内側からであれば停電時でも簡単に開くタイプが多いと言えるでしょう。
それに対してカードキーで解錠するタイプの場合には、何をしても解錠できなくなる種類が多いのです。
ただし、家の中に閉じ込められてしまうようでは災害時に避難できなくなってしまうので、鍵も同時に使用できるようになっています。
カードキーで解錠するタイプのオートロックが使用されているのであれば、鍵も一緒に持ち歩く癖をつけておくとよいでしょう。
停電する直前の状態が保持される
電気が来なくなると、自動で解錠されるタイプに次いで多いのが、停電する直前の状態が保持されるオートロックです。
停電する前に解錠されていれば解錠されたままになりますし、施錠されていれば施錠された状態になります。
では、ドアが開きかけていた、もしくは閉まりかけていた場合にはどうなるのかというと、半開きの状態で止まってしまいます。
当然停電すると全く動かなくなってしまうので、緊急時には手動でドアを開く必要があります。
内側からであれば簡単に開くことができるので、災害のときには落ち着いて手動でドアを開けるようにしましょう。


停電したときに注意しなければいけないこと

オートロックにはどのタイプにも一長一短があるので、停電のときには注意が必要です。
例えば停電時に解錠されるタイプのオートロックですが、この場合は常に鍵が開いている状態になるので、「泥棒に注意」しなければいけません。
停電時に施錠されるタイプの場合には、種類によっては「解錠できなくなるタイプもある」ので気を付けましょう。
泥棒に注意
近年最も多くなっている停電時に解錠するタイプのオートロックが使用されている物件の場合、停電すると自動的に解錠される仕組みになっています。
解錠されているということは、誰でも自由に建物の中に侵入できる状態なので、泥棒には注意が必要です。
戸締まりはしっかりと行う、誰かが訪ねてきてもむやみに扉を開けない、避難するときには貴重品がすぐに持ち出せる状態にしておくなどの対策が重要になります
解錠できなくなるタイプもある
停電すると施錠するタイプのオートロックが導入されている物件では、電気が来ないことでドアが開かなくなることがあります。
鍵を使用するタイプであれば、内側から簡単に解錠できることが多いので、特に問題はないでしょう。
しかし、カードキーを使用するタイプの場合には、停電時はカードキーを使用しても解錠できないタイプが多くなっています。
では、どのようにして解錠するのかというと、鍵を使用して開けるようになります。
万が一に備えて、カードキーだけではなく鍵も使用できるのが普通なので、緊急時には鍵を使うようになります。
解錠した後には、不審者が侵入してくる可能性もあるので注意する必要があります。
停電時はオートロックだけではなく、監視カメラなど他の防犯システムも一切作動しない状態です。
施錠の方法を知っておくのと同時に、周りへの警戒を怠らないようにしましょう。
【賃貸物件で停電が発生したらオートロックはどうなる?】まとめ

オートロック付きの賃貸物件を借りる場合には、停電したときにどう対処するのか知ることが重要です。
オートロックも電気で動いているので、停電してしまうと正常に動作しません。
停電すると施錠するタイプなのか、それとも解錠するタイプなのかなどを知っておくと、いざというときでも焦らずに行動できます。
また、停電時にオートロックが使えなくなったときには、不審者に注意する必要もあります。


関連記事

【賃貸マンションで停電が!】落ちたブレーカーから見る原因と対処≫

【女性の一人暮らしはオートロック必須?】安心の防犯設備について≫

【地震でエレベーターが停止!】閉じ込められた時の対処法や注意点≫

【マンション住まいの方必見!防災の知識】いざというときの対策について≫

【家の中で地震が発生したときの対策】その時取るべき行動とは?≫

【ブレーカーの設置場所はどこ?】賃貸の入居時と落ちた時に困らない為に確認しよう!≫
