【2025年】一人暮らしの場合一口コンロか二口コンロどっち?メリット・デメリット解説

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一人暮らしには一口コンロと二口コンロのどちらがよいのか


一人暮らしには一口コンロと二口コンロのどちらがよいのか


賃貸住宅の中には、最初からコンロが備わっている物件もあります。


この場合、一口コンロか二口コンロのどちらかが備わっていることが多いです。


一口コンロと二口コンロのどちらがおすすめなのか、どのようなメリットやデメリットがあるのか見ていきましょう。



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    賃貸専門家:安達竜哉

    資   格:宅地建物取引士・賃貸不動産経営管理士

  • 賃貸不動産経営管理士の資格保有。特技は少林寺拳法とお部屋探し。奈良の不動産業界で10年以上、単身からファミリーの方など、年間で200部屋以上の仲介実績。特に奈良市内のマンション名を出して貰えれば殆どわかる自信あり。奈良市の賃貸事情に詳しい安達による、暮らしに関するお役立ち情報をお届け。



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    一口コンロのメリット


    一口コンロのメリット


    賃貸物件を選ぶときに、最初からコンロが備わっている物件を選ぶ人もいるでしょう。


    しかし、コンロには一口コンロと二口コンロがあります。


    どちらにもメリットとデメリットがあるのですが、まずは一口コンロのメリットから確認していきましょう。


    主なメリットとしては、「場所を取らない」「二口コンロよりも物件数が多い」「掃除が楽」「二口コンロの物件よりも家賃が安い」などがあります。


    場所を取らない

    一口コンロの最大のメリットと言っても過言ではないのが、場所を取らないことでしょう。


    一口コンロは二口コンロに比べて半分以下のサイズとなっているのが一般的なので、狭いキッチンでも気軽に使用できます。


    ある程度広いキッチンであっても、余ったスペースに他の物を置くことができますし、必要なときにはカセットコンロを追加するなどの対策も可能です。


    二口コンロよりも物件数が多い

    賃貸住宅には、最初から家電製品などが備わっていることもあります。


    コンロも例外ではありませんが、最初からコンロが備わっている物件で検索をすると、地域によって数は異なってくるものの、二口コンロよりも一口コンロの物件の方が多い傾向にあります。


    物件数が多いということは、それだけ自分が住みたい物件が見つけやすいことを意味しているので、この点もメリットだと言えるでしょう。


    掃除が楽

    一口コンロは二口コンロよりもサイズが小さいですし、軽いので簡単に移動ができます。


    そのため、掃除をするときも二口コンロより楽になります。


    コンロを掃除しないまま放置しておくと、油汚れやホコリなどが蓄積されてしまい、不衛生な環境になります。


    料理をする場所が不衛生ではいけないので、定期的に掃除が必要になります。


    面倒な掃除が楽にできるのは大きなメリットだと言えるでしょう。


    二口コンロの物件よりも家賃が安い

    最初からコンロが備わっている物件の場合、一口コンロはワンルームや1Kなど、一人暮らしの物件が多くなっています。


    もちろん部屋が複数ある物件でも一口コンロが備わっているところもありますし、ワンルームや1Kでも二口コンロが備わっているところもあります。


    しかし、同じような条件の部屋を探した場合、一口コンロよりも二口コンロの方が、家賃が高く設定されていることが多いのです。


    家賃は毎月支払う必要があるので、少しでも安い方が助かるという人も多いでしょう






    一口コンロのデメリット


    一口コンロのデメリット


    一口コンロにも、メリットがあればデメリットも存在しています。


    では、どのようなデメリットがあるのかを確認してみると、「同時進行で料理を進められない」「作り置きをした鍋をどかさないとコンロが使用できない」などがあります。


    同時進行で料理を進められない

    一口コンロはコンロが一口しかないため、煮物をしながら味噌汁を作るなど、料理を同時進行することができません。


    普段あまり料理をしない、しても簡単な物を一品しか作らない場合であればともかく、毎日料理をしている人にとっては、使いにくいと感じるでしょう。


    人によって感じ方は異なりますが、料理を同時進行できないというのが一口コンロの最大のデメリットだと言えます。


    作り置きをした鍋をどかさないとコンロが使用できない

    人によっては味噌汁などを少し多めに作り、翌朝もすぐに飲めるようにしていることがあるでしょう。


    作り置きした料理をそのままコンロの上に乗せておくと、他の料理が一切作れなくなるのも一口コンロのデメリットです。


    例えば作り置きした味噌汁がコンロの上に乗っていたとしましょう。


    そうするとお湯を沸かしたいと思っても、味噌汁を作った鍋をいったんどかしてからでなければ使用できません。






    二口コンロのメリット


    二口コンロのメリット


    一口コンロにもメリットがあるように、二口コンロにも当然メリットはいくつも存在しています。


    そこで二口コンロにはどのようなメリットがあるのかを紹介していきます。


    主なメリットとしては、「料理を同時に作ることができる」「グリルも備わっていることが多い」「片方が故障してももう片方が使える」などがあります。


    料理を同時に作ることができる

    二口コンロの最大のメリットと言えるのが、料理を同時に作ることができる点でしょう。


    料理を同時進行できるので、完成までの時間を大幅に縮小することができます。


    人によってはあまり料理をしないので、コンロは一口でよいと考えている人もいるでしょうが、料理をする人から見れば、二口コンロでなければ嫌だと考える人もいるのです。


    パスタを作る場合などは、麺をゆでながらソースを作ることも可能になるので、片方が冷めてしまうこともありません。


    グリルも備わっていることが多い

    一口コンロの場合には、グリルが備わっていることはありません。


    しかし、二口コンロの場合には、グリルが備わっていることも多いので、煮物をしながら魚を焼くことも可能になります。


    グリルは魚などを焼くことに特化した物ですが、グリルを使用していても他の二口のコンロが空いています。


    そのため、最大でコンロが二口とグリルとで、3工程を1度で行うこともできるのです。


    片方が故障してももう片方が使える

    コンロも年月の経過と共に劣化していくので、どれだけ丁寧に使用していたとしても、いずれは故障してしまいます。


    もしコンロが故障したときに、一口コンロの場合には買い換えない限り使用することができません。


    それに対して二口コンロであれば、片方が故障してももう片方が使用できるので、すぐに買い替えをする必要がなくなります。


    もちろん片方しか使えないのは不便でしょうから、買い替えを行う必要はあります。






    二口コンロのデメリット


    二口コンロのデメリット


    二口コンロにもメリットだけではなく、デメリットも存在しているのです。


    どのようなデメリットがあるのかというと、「サイズが大きいので置く場所が狭いと使用できない」「一口コンロに比べて掃除が大変」「物件数が少なく家賃も高い」などです。


    サイズが大きいので置く場所が狭いと使用できない

    二口コンロは一口コンロよりもサイズが大きくなっています。


    そのため、コンロを置く場所が狭いと、二口コンロでは置けない可能性があります。


    あらかじめコンロが設置されている物件であればまだしも、自分で設置しなければいけない物件の場合には、事前にサイズを測定してから購入しないといけません。


    一口コンロに比べて掃除が大変

    二口コンロも使用すれば汚れてくるので、定期的な掃除が必要になります。


    しかし、一口コンロに比べてサイズが大きいので、掃除に手間と時間が掛かってしまうというデメリットがあります。


    少しでも掃除を楽にするためには、掃除を行う頻度を上げるとよいでしょう。


    そうすれば汚れも落としやすくなるので、その分手間や時間を掛けずに済みます。


    物件数が少なく家賃も高い

    初めからコンロが設置されている賃貸住宅を探す場合、築年数や駅からの距離、部屋の広さなど同じような条件で探すと、一口コンロが設置されている物件よりも、二口コンロが設置されている物件の方が家賃は高い傾向にあります。


    コンロだけでそれほど大きく家賃が変わることはないでしょうが、家賃は毎月支払わなければいけません。


    1度の支払いではそれほど大きな金額の差はなくても、何年も支払い続けていれば、かなり大きな差になるでしょう。


    しかも一口コンロが備わっている物件に比べて、二口コンロが備わっている物件の数は少なくなっています。


    どうしても二口コンロの物件がよいからと念入りに探しても、発見できない可能性もあるのです。


    このような場合は、多少家賃が高くても妥協するか、最初からコンロが備わっていない物件を探し、自分で二口コンロを購入するのがよいでしょう。


    もしくは一口コンロの物件を探して、使用方法を工夫することで料理の同時進行も可能になります。






    一口コンロでも料理方法を工夫すれば便利に使える


    一口コンロでも料理方法を工夫すれば便利に使える


    料理をよく行う人の場合、二口コンロでなければ嫌だと考える人も多いでしょうが、一口コンロでも工夫することで便利に使用できます。


    どのように工夫するのかというと、「電子レンジを使用する」「卓上コンロを設置する」「電気ケトルを使う」ことにより、一口コンロでも同時に料理を進めることが可能になります。


    電子レンジを使用する

    一口コンロの物件であっても、電子レンジがあれば料理を同時進行することができます。


    電子レンジは冷凍食品を解凍するだけではなく、蒸し料理を作ることもできますし、グリルとして活用することも可能です。


    そのため、蒸し料理と煮物を同時に作ることもできますし、味噌汁と焼き魚を同時に作ることもできます。


    最近では電子レンジ専用の調理グッズなども販売されているので、購入しておけば一口コンロでも問題ないと思えるかもしれません。


    卓上コンロを設置する

    一口コンロが設置されている物件を借りたとしても、十分に別のコンロを設置するスペースが確保されているのであれば、もう1台卓上コンロを設置することで、料理を同時に作ることができます。


    卓上コンロはカセットコンロとも呼ばれており、電源や自宅に備わっているガスを使用しません。


    専用のガスボンベがあればどこでも使えるので、アウトドアなどでも役に立ちます。


    最近は熱くなりすぎると自動で停止するなど、安全性の高い卓上コンロもたくさん販売されています。


    電気ケトルを使う

    料理をしている最中にお湯を沸かしたいと思うこともあるでしょうが、一口コンロでは同時に行うことはできません。


    しかし、お湯を沸かすだけなら電気ケトルを使う方法があります。


    電気ケトルはガスを使うよりも短時間でお湯を沸かすことができるので、すぐにお湯が欲しい場合には重宝するグッズです。


    ちょっとお茶やコーヒーが飲みたい場合などにも役に立つでしょう。






    まとめ


    まとめ


    一口コンロと二口コンロのどちらが備わっている物件がよいのかは、人によって異なります。


    料理をすることが多いのであれば二口コンロがよいですし、電子レンジや電気ケトルなどがある人や、あまり料理をしない人なら一口コンロで十分です。


    どちらにもメリットとデメリットがあるので、自分にとってどちらの方がメリットが多いのかを検討してから選ぶのがよいでしょう。





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      賃貸専門家:安達竜哉

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