【タワーマンションの定義って?】入居するメリット・デメリットも詳しく解説!
賃貸のタワーマンションに入居するメリット・デメリットって?タワーマンションの定義も詳しく解説!

自宅でくつろぎながら、思う存分眺望を楽しむことができるタワーマンション。
もともと分譲型が中心でしたが、近年は賃貸も出回るようになりました。
「賃貸であれば、タワマンで暮らしてみたい!でも、どんなデメリットがあるのか不安…」という方もいるかもしれません。
この記事では、主に賃貸のタワーマンションのへの入居を考えている方を対象に、そもそもタワーマンションとはどのようなマンションを指すのか、タワーマンションに住むメリット・デメリットには何があるのかについて、解説します。

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賃貸お部屋探しのプロが見るポイント
賃貸専門家:木原 一憲
得意エリア:奈良市
奈良での不動産キャリア24年以上の実績。これまで15,000人以上にお部屋を紹介。一人暮らしから家族向けまで幅広い賃貸情報に自信あり。休日は奈良の綺麗な街並みや歴史ある神社・仏閣、美味しい飲食店を巡ること。愛車はKawasaki。渡り鳥並みにズバ抜けた方向感覚を持ち、目印となる建物を伝えれば住所をピタリと一致させる特技あり。賃貸の専門家として様々なノウハウを仕入れ発信中。
そもそも「タワーマンション」の定義とは?

法的に明確な定義はありませんが、一般的には20階建て以上のマンションが「タワーマンション」と呼ばれています。
建築基準法においては、高さ60m超の建築物が「超高層建築物」と定義されており、マンションであれば20階建て以上がおよそこの高さに該当するためです。
なお、マンションについての話題でよく使われる「低層階」「中層階」「高層階」についても、はっきりとした定義は定められていません。
当該マンションの階を3分割して、下から「低層階」「中層階」「高層階」とそれぞれの部分を呼ぶのが一般的です。
タワーマンションに住むメリットとは?

それでは改めて、タワーマンションに住むことのメリットとは何でしょうか?広く知られているものから意外なところまで、ご紹介します。
眺望を楽しめる
なんと言ってもタワーマンションに入居する一番のメリットは、自宅から眺望が楽しめること。
便利なエリアの物件で都会の夜景を満喫したり、海の近く・公園の近くなどの物件で自然を感じたりと、好みに応じた楽しみ方ができます。
特に見晴らしの良さを重視している方は、10階以上の部屋を選ぶとよいでしょう。
ただし、近くにタワーマンションやビルなど高い建物が集まっているエリアの場合は、予想していたよりも開放感が楽しめないことも。
部屋からの眺望は、事前に内見して確認しておいた方が安心です。
広い公園等に面している物件を選べば、入居後に新しいタワーマンションが建って視界を遮られる可能性は低いと言えるでしょう。
北向きの物件でも日当たりを気にしなくてよい
周りに高い建物がない高層階の部屋であれば、たとえ北向きの物件であっても日差しを遮る建物がないため、比較的日当たりを確保しやすいでしょう。
物件によっては日当たりが良すぎて、夏場は室内が暑くなりすぎる場合もあります。
入居候補が具体的に絞れた段階で、近隣のタワーマンションの部屋の窓を観察してみましょう。
多くの窓に遮熱シートが貼られていたら、日当たりが良すぎて室内が暑くなりやすいエリアである可能性があります。
内見の際は、周辺の住居の状況についてもぜひ確認してみてください。
設備が充実している
しばしばタワーマンションに設けられているのは、各階用のゴミステーション。
高層階からゴミ捨てのためだけに1階まで降りる手間をなくすために設けられているものですが、住民以外は入れない場所にゴミが捨てられるのは防犯上の観点からも安心ですね。
24時間ゴミ出しが可能なマンションの場合は時間を気にせずゴミが捨てられるので、家の中を清潔に保ちやすくもなります。
また、1階にスーパーやクリニックがあるタワーマンションもあります。
悪天候時や具合が悪いときなど、移動が困難な時にも助かる設備ですね。
ファミリー向けのメリットとして、キッズスペースを備えているタワーマンションもありますよ。
もしタワーマンションに入居を希望する理由が「充実した設備を使いたいから」であれば低層階の部屋を契約することで、次の章で詳述する高層階での生活ならではのデメリットのいくつかを解消することも可能です。
虫が出にくい
ヤブ蚊・イエバエ・羽アリ(シロアリやクロアリが羽化したもの)などが飛べるのは、高さ10m程度までと言われています。
タワーマンションの高層階の部屋であれば、こうした虫が窓から入ってくる可能性は低いでしょう。
しかし、外から帰ってきた人の洋服などに付着して高層階まで運ばれるケースもあるため、タワーマンションであっても、残念ながら絶対に虫が出ないとは言い切れません。
特に注意が必要なのは、ゴキブリです。
高い場所は飛ぶことができない虫と違い、ゴキブリは下水管が通っている場所であればどこでも上がってくることができます。
高層階の部屋だからといって安心せず、対策をしておきましょう。
タワーマンションに住むデメリットとは?

入居を決める前に、タワーマンションに住むことのデメリットについてもしっかり確認しておきましょう。
強風による影響がある
高層階からの落下物は通行人の怪我の原因にもなるため、洗濯物を家の外に干すことを禁じているタワーマンションも少なくありません。
高級感を謳っているマンション等の場合は特に、景観上の理由から、低層階の住人についても洗濯物の外干しが禁止されていることがあります。
物件によっては、強風による事故を防ぐため窓を開けることができない場合も。
窓を開けて空気を入れ替えないと気持ちが落ち着かないという方は、窓の開け閉めが可能な部屋かどうかをチェックしておきましょう。
体調が気圧の影響を受ける恐れがある
タワーマンションの高層階に住んでいると精神的・身体的な悪影響が出るという「高層階病」の噂。
タワーマンションについて調べていると時折目にすることがあるかもしれませんが、現時点でこれを裏付ける明確な根拠はありません。
しかし、気圧の変化に敏感な人にとっては、まったく体調面の影響がないとも言えません。
25階(高さ約100メートル)の部屋に住んでいる場合、地上との気圧差は約10ヘクトパスカル。
台風が通過する際に生じる気圧の変化は約30ヘクトパスカルですから、日常的に遭遇する変化と比べて特別に大きな値ではありません。
しかし、気圧の変化に敏感な人は5ヘクトパスカルの変化であっても体調の悪化を感じることがあります。
低気圧が発生した日は体調が悪くなりやすいと自覚している方は特に、高層階への入居に注意が必要です。
可能であれば、晴れた日だけでなく雨の日など、気圧の変化からくる影響を確認しやすい日にも内見に行っておくと、より安心です。
いずれタワーマンションの部屋を購入したいと考えている方も、まずは賃貸物件でしばらく生活してみて、自身の体質と高層階での生活が合っているかどうかを確かめておくと良いでしょう。
エレベーターの待ち時間が長い場合がある
古いタワーマンションの場合、特に利用者が増える平日朝はエレベーターが混雑しすぎてなかなか乗れないこともあります。
いつも高層階の住民で定員がいっぱいになってしまい、低層階の住民がなかなかエレベーターを利用できない、という物件もあるようです。
新しい物件であれば、中層階にエレベーターを設置したりして混雑緩和の工夫がされている場合もあるため、入居前にエレベーターの設置状況を確認しておくと安心でしょう。
また、利用者が少ない日中は一部のエレベーターを停止して電気代を節約している、というケースもあります。
日中に出入りが多い方は、注意が必要です。
災害時の影響が大きい
地震や水害によって停電が発生してしまった場合、エレベーターを使用できなくなります。
その際、電気が復旧するまで高層階の住民も階段を使う必要があります。
高層階からの階段での移動はかなりの負担となるため、いざという時のために水や食料などは多めにストックしておきましょう。
使用しない施設の分も維持費を支払わなければならない
特に古いタワーマンションには、日常を充実させることよりも非日常的な空間を提供することに重きが置かれた施設(スパやバーラウンジなど)が入っていることも多く、その管理費が上乗せされるために周辺相場よりも住居費が高くなってしまうことがあります。
タワーマンションに入居する場合は、部屋そのものに加えて、どのような共用施設が備えられているか、それを維持するための費用も納得感を持って支払えそうかについても、事前に確認しておくとよいでしょう。
まとめ~デメリットについては対策した上で、タワマンならではの豊かな暮らしを楽しもう~

この記事では、主に賃貸のタワーマンションのへの入居を考えている方に向けて、どのようなマンションがタワーマンションと呼ばれるかについてと、タワーマンションに住むことのメリット・デメリットについて、解説しました。
・一般的には20階建て以上のマンションが「タワーマンション」と呼ばれる
・賃貸タワーマンションに入居することのメリットとして、「眺望を楽しめること」「設備が充実していること」「虫が出にくいこと」などがある
・賃貸タワーマンションに入居することのデメリットとして「強風による影響があること」「体調が気圧の影響を受ける恐れがあること」「エレベーターが来るのが遅い場合があること」などがある
眺望や設備などの華やかな面が魅力的な一方、いくつかのデメリットもあるタワーマンション。
しかしデメリットの中には、事前に内容を確認しておくことで対策できるものもあります。
憧れのタワマン生活を存分に楽しめるよう、しっかりと下調べを行っておきましょう。
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