キーワードは“単純化”というシンプリストとは?
新しいライフスタイル「シンプリスト」って何?

2010年ごろのミニマリスト登場からさまざまさライフスタイルが提唱され、どんなライフスタイルが自分に合っているのか、もっと理想的なライフスタイルを実践している人は居るのだろうか、そんなことを考える機会は増えてきているのではないかと思います。
そんな中で、新たに登場したのが「シンプリスト」というライフスタイル。
シンプルという言葉から、ミニマリストの「最小限のモノだけを所有して生活する」というライフスタイルと似ているのでは?
と考えてしまいますが、実際には大きく異なる部分がある様です。
では、具体的にはどういった部分で異なり、どんな魅力があるライフスタイルなのでしょうか?

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賃貸お部屋探しのプロが見るポイント
賃貸専門家:内田紘一
資 格:宅地建物取引士
宅地建物取引士保有で業界10年以上のベテラン!先読みする性格を武器に数多くの賃貸媒介をこなし、特に学生では成約数TOPクラスの実績。休日の日は家族・愛犬と車中泊をしながら、各地の有名観光地巡りなどドライブをする事が趣味です。奈良市はもちろん、生駒市・大和郡山市など、エリアを問わず奈良に詳しい賃貸専門家の内田がご紹介します。
モノを減らすのではなく、単純化するという考え方とは?

ミニマリストとは不要なモノのみならず必要であってもすぐに使わないモノや使用頻度の低いモノも含めて身の回りのモノを限りなく切り捨てて最小限のモノで生活することを言います。
しかし、それでは緊急時にモノが無いことで即座に対応が出来ないというのがミニマリストのデメリットでした。
その点、シンプリストはミニマリストほどモノを減らすことを目的とはしません。
お気に入りならば手元に置き、飾り気の無い部屋にはせず、必要なモノは一通りそろえておきます。
そのうえで、長く使えるモノを厳選することで似たような用途のモノを複数持たず、○○をするときはコレ、□□をするときはアレ、と使うものを限定することで悩んだり探したりする無駄な時間を節約するのが狙いです。
ファッションなども、お気に入りのアイテムや気分によって選べる選択肢は残しておき、それ以外は自分にとっての定番をうまく着まわしていくようなスタイルになります。
よく使うものほど厳選して単純化することで無駄を省く

お気に入りの雑貨やファッションアイテムなど、長く愛するためのグッズを集めるにしても、なんでもかんでも集めるのではありません。
この点は、ミニマリストと対比されるマキシマリストとも異なるポイントです。
モノが増えすぎないように、集める上限を制限しておくことでモノがあふれてしまわないようにすることが大切なのです。
例えば、お気に入りのブランド服があったとして、自分に一番似合っていると思うデザインのものを色違いで3着ほど揃えておきます。
そうすると、その日の気分で色を変えたり、その他の小物で雰囲気を変える工夫をすることで、いろいろなケースに対応できるようになります。
また、服の色や上下の組み合わせ、小物類も事前にコーディネートを決めておき、悩まずにさっと取り出せるようにしておくことで、準備に無駄な時間を使わず、慌てて失敗することもなくなります。
また、服に合わせる小物や毎日使う食器など、ライフスタイルの中に「気分がアガる要素」取り入れることで、シンプルなライフスタイルで陥りがちな気分転換をするポイントを作ることも出来ます。
刺激の無い日々にしない、という事が大切ですね。
整理整頓と断捨離がキモになる?

先ほど述べたように、お気に入りのアイテムは大切にするという考え方ですから、ついついモノが増えてしまうという事はあるかもしれません。
モノの量は極端に問わないのがシンプリストのスタイルなので、モノを増やすことを制限することはありませんが、制限なく集めたり捨てずに残しておくのであればマキシマリストになってしまいます。
整理整頓が出来たとしても、それでは置き場所がいくらあっても足りなくなってしまいます。
そこで、モノが増えすぎないために必要になるポイントは、どこに何を入れるかを決めて収納の容量を上限に所有量を決める、定期的に断捨離を行って不要なモノを捨てる、の二つです。
収納の大きさは必要性にマッチしていれば特に問題ではないので、例えばシステムキッチンに備え付けの食器棚から溢れないように量を制限するとか、タンスの引き出しを各季節ごとに区切ってそこに収まる量を上限にするといった方法です。
また、食器のように破損したら捨てるモノはわかりやすいのですが、服などはついつい残してしまいがちになることもあるでしょう。
洗濯しても落ちない汚れが付いたり襟や袖が伸びてしまって、普段着から部屋着にランクダウンしていくと、いつの間にか部屋着が普段着よりも多くなっていた、という話はよくあります。
当然、部屋着が必要であることは間違いないので、過剰にならないような条件を決めることが大切です。
衣替えをするような季節の変わり目ごとに断捨離を行って、来シーズンもお世話になるかどうかの相談は忘れずに行いましょう。
収納の小分けがポイントに!

収納技を特集している記事などを見ていると、時折見かける「シンデレラフィット」という言葉はご存じでしょうか?
意図せずピッタリとサイズが合うことをいうのですが、異なるメーカーの棚とトレーを組み合わせたら隙間なくハマった際などに使います。
実はこういった収納のピッタリ感は、ストレスなくシンプルライフを送るのに大切なポイントです。
大きな引き出しにモノを入れていくと、積み重ねた下の方に何があるのかがわからなくなったり、目当てのモノを探す手間が増えることになります。
そのため、棚には小分けにするための引き出しを追加したり、引き出しには仕切りを入れるなどの工夫をして、より単純化していくことになります。
今では、100円ショップなどでも多くに収納グッズが取り扱われ、収納テクニックをまとめた本も数多く出版されています。
こういったものを活用して、必要な時にさっと取り出せる収納を目指しましょう。
シンプリストにお勧めな住環境とは?

シンプルライフには統一感が重要視されます。
シンプルモダンなデザインが好まれる傾向はありますが、きれいに整理が出来る間取りであればよいでしょう。
色やデザインを統一した収納を置くことで、散らかりにくい雰囲気を先に作ってしまうことが好スタートを切るためのポイントです。
乱雑な雰囲気は散らかってしまっても気にならなくなってしまうので、住環境にも常にオシャレさを求めることを忘れないようにするのが大切。
また、キッチン周りは後から収納を追加することが難しいことがあるので、備え付けの収納に容量があることはメリットになるでしょう。
このことから、シンプリストとして新たな生活を始めたいと考えている方には、勢いで住むところを決めず、計画的に選ぶことをお勧めします。
内覧を行ったときにしっかりと写真を撮っておき、備付けの以外に追加する収納やインテリアを含めて、実際に置こうとしている家具を含めての検討が良いでしょう。
シンプリストがお勧めな理由とは?

ミニマリストとマキシマリストの良いとこ取り、というと分かりやすいかもしれませんが、モノが有るのも無いのも過度になるとそれがストレスになりかねません。
緊急時に困らない程度にモノを揃えて、散らかりすぎて困らない程度でモノの量を制限する。
好きな事には妥協をしないというポイントも良いですね。
他者と意見が対立しにくいとも言われており、単身者よりも家庭のある人、来客が多いような人に取って良いライフスタイルなのかもしれません。
どんなライフスタイルであれ、シンプリストが目指す整理整頓の技術は学ぶところもあり、きれいに並んだ服や小物などを見ているだけでスゴイと感じます。
少しずつでも実践していけば、いつかシンプリストになっているかも?
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