【2020年度vol.6】賃貸のマサキ「食プロジェクト」第5回目 ついに収穫!稲刈り作業!


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賃貸専門家:出口晏奈
得意ジャンル:奈良や住まいの生活情報
奈良の様々な情報に精通した賃貸専門家。自身が体験した有益情報などをイラストレーターやPhotoshopを駆使し、監修した自社ホームページで50万セッション獲得に成功。持ち前の求心力でwebマネジメントの敏腕女性リーダーとしても活躍。趣味は奈良のお洒落なカフェ巡り。奈良県最大のブランド価値が高い「オウンドメディア」を目指す。
前回、田んぼに防鳥ネットを取り付ける作業を行いましたが、ちょうどそのころに「出穂(しゅっすい)」し始めていた稲。
栄養をしっかりと蓄えた米が実るまであと少しというタイミングで、鳥害を防ぐための作業でした。
それから約1ヶ月、稲穂が頭を垂れて、収穫時期が来たということで、食プロジェクトはついに稲刈り作業を開始することになりました。
今年は8月に台風が来なかったこともあり、稲に被害が出るような天候に見舞われることなく、無事に収穫にたどり着くことができたのは非常にうれしいことです。
しかし、残暑どころか酷暑が続く中での稲刈りになるとは、だれも想像していなかったようです…
米が実ると稲穂はググっと頭を垂れる!米の成長ダイジェスト

まず、これが前回の作業で防鳥ネットを取り付けた際の稲の様子です。

出穂したばかりということもあり、殆どの稲穂が真っ直ぐ上を向いて伸びています。
良く見ると、稲の花が咲いているのが分かります。
稲の花はわずかに2時間程度という短い開花時間で受粉を行い、受粉が終わればすぐに籾を閉じて栄養を蓄え始めます。

それから約1週間後ですが、もうほとんどの稲穂がお辞儀をしています。
栄養が蓄えられて、米がどんどんと大きくなっていっていることが分かります。

さらに1週間が経過し、稲穂が少し茶色っぽくなってきました。
ここまでくれば、あと少し!というところですが、成長した美味しい米には鳥や虫が寄ってきます。
後で説明しますが、防鳥ネット以外に鳥よけ効果のある頼もしい装置が大活躍をしてくれています。

そして、収穫直前の様子です。
稲穂はまさに「今が収穫時ですよ!」と言わんばかりの良い色になり、籾がはじけそうなくらい丸々と実っているのが分かります。

離れて見ると、今にも米の重みで倒れてしまいそうなくらいに稲がググっと曲がっているのが分かります。
ここまでくれば収穫のタイミングです。
これ以上待つと稲が倒れてしまって収穫できなくなったり、米の色ツヤが悪くなったり、食味が悪くなってしまうことあるため、急がねばなりません。
稲刈りのタイミングはベテランの石井さんに判断いただき、今日だ!という日に行うことになりました。
いよいよ収穫の時!念願の稲刈り作業
季節は秋が目前に迫った8月末、平地よりはかなり早いですが、山間部の場合は田植え時期も稲刈りの時期も1ヶ月くらいの差があります。
おそらく、殆どの方が見ている田んぼは前回に防鳥ネットを張った頃の雰囲気でしょうか?
しかし、季節を先取り!という雰囲気はなく、当日はこれでもかと太陽が照り付ける、酷暑真っただ中となりました。
稲刈りに集まったのは総勢7名。

左から契約農家の「石井さん」、「畑山」「吉田」「森岡」「宮西」

女性陣が「出口」と今回初参加の「瀬川」です。
毎度撮影班の「西村」が枠外から作業の様子をお送りします。
今回のメイン作業は稲刈りですが、稲刈りに並行してやらなければならないことがあります。
防鳥ネットは既に外していただいていたので、ネットの支えになっていた紐の回収です。
そのままでは稲刈りの機械であるコンバインを入れることができないため、邪魔になる紐は外さなければなりません。
それと並行して、コンバインの入り口を作るために手で稲刈りを行います。


まず最初に、石井さんから一人一本の鎌が渡されます。
鎌はかなり鋭く研がれているため、ケガなどしないように扱いには注意が必要です。
使わない時も適当な扱いはできないため、各個人でキッチリと管理をするようにと指示されました。
身体が資本の農業で、大きなケガは色々なところに影響が出ますし、道具に何かあっても仕事ができません。
ごく簡単なことなのですが、先人の教えを改めて知らされます。

田に残る紐の回収は、肘から先を上手く使って巻き取ることで効率よく巻き取ることができます。

つづいて稲刈りのやり方をレクチャーしてもらいます。
先に伝えたように鎌の刃は非常によく切れるので、扱いに注意してケガをしないように切ります。
実は料理などでも同じなのですが、刃物はよく切れるものを適切に使う方が失敗はしません。
切れにくい刃物で無理に切ろうとすると、無駄な力が入ってケガの原因にもなります。
道具の手入れをきちんとすることでケガも無く作業ができる、こういう考え方はいろんなところで活きる考え方で、参考になりますね。
作業の説明が終わったら、それぞれに分担して作業スタートです。

紐を巻き取る作業は、ひとまず女性陣にやってもらうことになりました。

男性陣は稲刈り経験者も居るため、コンバインが入るために必要なスペースを開けるために腰を落として稲刈りの作業です。
半数は昨年の経験者という事もあり、昨年の感覚を思い出しつつ、初体験のメンバーの様子を見守りながらの作業となりました。
ちなみに、稲刈りには絶対に守らなければならないルールがあります。
・稲は絶対に踏まない
・刈った稲は絶対に投げたりしない
全て収穫に関わる大事なことですので、大事に育てた米への感謝を込めて、絶対に守ること!
昨年も石井さんから厳しく指導されましたので、今年も感謝の気持ちで収穫です。

稲刈り初体験の森岡、ポーズを決めて「採ったどぉ~っ!!!」
収穫の時はだれしもうれしくてやってしまいますね♪

こちらも稲刈り初体験の土神様こと宮西は、ちょっと低い姿勢がツラそう…

「稲刈りでダイエット!」とは言ってみたものの、おいしいお米でリバウンドしないか心配です。

経験者の吉田は森岡を見守りつつ良いペースで刈っていきます。
さすが経験者だけあって、鎌を持つ姿が様になっていますね♪
しかし、当日の暑さは本当にかなりのもので、適度に休憩をしなければ日陰の無い田んぼでは倒れてしまいそうなくらい暑いです。

休憩がてら、ちょっと稲刈り変わってみる?と、昨年経験した西村へ鎌をパス♪
代わりにカメラをパスして、1年ぶりの稲刈りへ♪
作業中、定期的に大きな音が鳴っていたのが気になっていたのですが、その正体を聞いてみたところ…

爆音機という鳥よけの音を出す機械が畔(あぜ)の片隅に置いてありました。
鳥がびっくりして逃げるようにするものですが、あんまり近くで音を聞いていると人間の耳にも影響があるそうで、近くで作業をする際には止めてもらいました。
準備ができたらコンバインで一気に稲刈り!

コンバインと言えば「稲刈りをする機械」というイメージが強いですが、実は稲刈りだけを行う機械ではありません。
コンバインは「稲刈り」と「脱穀」ができる機械の名称ですが、現代のコンバインはさらに機能が追加されて、とても複雑な機能がいっぱいです。
様々な農業機械が普及する1960年頃までは、10アール(1000㎡)の田の稲刈り作業には、一人でやると60時間ちかくかかっていたそうです。
それが、コンバインが普及した1980年頃には15時間ほどに短縮され、2015年頃の最新型を使えば僅か3時間ほどと、とんでもない短縮が成されています。
※農林水産省の農業経営統計調査より

コンバインは1人で乗って操縦するもので、今回のコンバイン体験は女性陣の2名が交代で行うことになりました。
石井さんの指導のもと、まずは出口が挑戦。

自動車と違ってハンドルも無いし、聞いたことの無いような機能のスイッチやレバーが並んでいますが、稲刈り作業に必要な操作はシンプルです。
稲刈りを行うバインダー部分がしっかりと稲の根元を捉えられるように操縦することが大切です。

石井さんに横に付いてもらいながら、ゆっくりと、確実にコンバインを進めていきます。

続いて、食プロジェクト初参加の瀬川が挑戦。

初体験の事ばかりで緊張の面持ちですが、バッチリと真っ直ぐ進めています。

コンバインが通った後には、脱穀後に短く刻んだ状態の藁が一面絨毯のように敷き詰められます。
これが現代のコンバインに備わった機能で、この藁が後日耕す際に土に一緒に混ぜ込まれることで、肥料として来年の米の栄養として役立ちます。
今やっている作業が未来の自分達を支えていると思うと、なんだか感慨深いものがありますね。
稲刈りが終わったら、コンバインのタンク内に溜まった脱穀された籾をトラックへ移し替えます。

手の空いている者は、このタイミングでしっかりと水分補給。
「命の水じゃ~」とばかりに、一気飲み。

酷暑ということもあり、「良い汗かきました~」と達成感出してますが、これでようやく半分です。
刈り取った籾はお米までの仕上げ作業、乾燥機へ!

籾が入ったコンテナにホースを接続し、

乾燥機の中へと送り込みます。

収穫したての籾には、水分が20~25%ほど含まれています。
そのままでは発芽に備えた変質を起こしてしまうため、脱穀から5時間以内に乾燥の工程に入り、10~15%まで水分量を減らしてやる必要があります。
コンバインが普及する前は、稲刈り→乾燥(天日干し)→脱穀の順で作業を行っていましたが、大幅な機械化の結果、稲刈り→脱穀→乾燥という順番に入れ替わりました。
この方が乾燥の段階での鳥害や、乾燥不足による変質などを防げ、結果的に収穫後のロスが大幅に減りました。
また、均一にしっかりと乾燥させることで、米が硬くなって籾摺り(籾からもみ殻を取り除き、玄米にする工程)の際に米粒が割れにくくなります。
作業の効率化だけでなく、日本人として米をおいしく食べるための執念が農業機械という形になっているのかもしれません。

収穫した籾は、無事に乾燥機へ移し終わりました。
※ところどころ残っている籾は、後程丁寧に集めて乾燥機へ入れました
待っている間に、日陰に入ってアイスキャンディーで楽しむところでインタビュー!
その味はどんな味ですか?

もう一面の田でラストスパート!
今度は全員で鎌を持って、一気にコンバインの通り道を作っていきます。
稲を抱える姿は、もうバッチリ農業女子って感じです!
ラストスパートの作業を終えて、いつもの集合写真を!

酷暑の中での作業はなかなか出来ない体験でしたが、昨年に続き改めて学ぶことがたくさんありました。
機械化が進んでも人の手が必ず必要であることや、道具に使い方や管理、ケガをしない体の使い方など、漠然と日々を過ごしていては気付かないことがたくさんありました。
マサキ米の完成まで、残す作業は「籾摺り」と「精米」の工程です。
今年の実りには十分な手ごたえがありますので、お届け出来るまでもう少しだけお待ちください!
マかす君からの大事な約束♪

ラストスパートの稲刈り中、宮西が近寄ってきて目で訴えるので、何事かと聞いてみたら…

真っ赤に日焼けした腕を見せてくれました。
お風呂に入ることを考えるとゾッとするくらいの良い焼け具合です。
そうです、今回参加の男性陣はなぜか半袖&短パンが・・・
海水浴に行けなかった代わりの「ひと夏の思い出」だとしても、これはさすがに痛そうです。
皆さんも、もし農業体験を行う機会があれば、季節を問わず長袖&長ズボンで行いましょう。
もちろん日焼け対策もそうですが、ケガなどを防ぐためにも必要です。
これはマカス君との大事な約束です♪
食プロジェクト記事まとめ

【2020年度vol.1】食プロジェクト再始動?!
【2020年度vol.2】食プロジェクト第1回目作業スタート!
【2020年度vol.3】食プロジェクト第2回目の作業はいよいよ田んぼへ!
【2020年度vol.4】食プロジェクト第3回目は晴天に恵まれついに田植えをスタート!
【2020年度vol.5】食プロジェクト第4回目 稲の成長は日進月歩で目が離せない?
【2020年度vol.6】食プロジェクト第5回目 ついに収穫!稲刈り作業!
【2020年度vol.7】食プロジェクト第6回目 ついに完成!2020年度版マサキ米!
【2020年度vol.8最終章】食プロジェクト第7回目 食プロジェクトを終えて!

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賃貸専門家:出口晏奈
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奈良の様々な情報に精通した賃貸専門家。自身が体験した有益情報などをイラストレーターやPhotoshopを駆使し、監修した自社ホームページで50万セッション獲得に成功。持ち前の求心力でwebマネジメントの敏腕女性リーダーとしても活躍。趣味は奈良のお洒落なカフェ巡り。奈良県最大のブランド価値が高い「オウンドメディア」を目指す。
