【2020年度vol.7】賃貸のマサキ「食プロジェクト」第6回目 ついに完成!2020年度版マサキ米!
Web担当者:出口晏奈
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10月も中頃に差し掛かり、ようやく季節に秋らしさが目立ち、冬が近づく気配が強くなってきました。
様々な秋の味覚に囲まれつつ、そろそろ今年の新米を食べたという方も多いのではないでしょうか?
今年は「うんか」という稲の害虫が発生してしまい、残念ながら不作となった様子。
そんな中、契約農家の石井さんから、前回収穫した米の脱穀や精米が終わったとの連絡が!
ついに、マサキ米の仕上げに取り掛かります。
マサキ米が無事に納品されました♪
昨年に続き、石井さん自らトラックに乗って賃貸のマサキ社屋まで届けていただきました。
プロジェクトのリーダーである畑山がお出迎え。
今年はいろいろとありましたが、無事に収穫までたどり着けたことで、積もる話に花が咲きます。
軽トラに目いっぱい積んで運んでいただきましたが、これで収穫量の約半分くらいでしょうか?
手で運ぶと万が一のことがあってはいけませんので、台車を用意。 もちろん、段差を考慮して軽トラも積み下ろしのしやすいところへ移動していただきます。
台車がなんとか動くくらいに積み上げていきます。
これだけで200kgくらいの量でしょうか?
忙しい中でわざわざ運んでいただき、感謝しかありません。
石井さんが慣れた感じにどんどんと積み上げた米袋ですが、一袋あたり30kgの米が入っています。
試しにその重さを感じてみようと持ち上げてみますが・・・
「アカンアカン!これは腰にくるっ!」と、慣れないことはしない方が良いですね・・・
お米を数える際に使われる「俵(ひょう)」という単位に使われる藁を編んで作った俵(たわら)ですが、中身の米はなんと60㎏も入ったそうです。
江戸時代には大人の誰もが男女を問わずそれを軽々担いで運んでいたというのですから、信じられませんね。
台車に乗せたお米は一時保管場所に運ぶため、エレベーターにお米を乗せます。
社内のエレベーターに、人以外が乗る数少ないシーンです。
袋詰めまでの間、ここでいったん保管になります。
収穫したお米は軽トラで一度に運びきれないくらいの量だったため、後日もう一度石井さんに残り半分のお米を運んで頂きました。
何から何まで、大変お世話になりました。
いよいよ、マサキ米の袋詰め作業
今年はプロジェクト参加者が大幅増員したため、総勢6名での作業となります。
左から、「出口」「古川」「阿部」「奥田」と、「西村」は撮影班兼昨年の袋詰め経験者ということで、畑山と共に作業内容の指導にあたります。
ここが大詰めということで、リーダーからの話にも熱が入り、参加者もまたグッと気合が入ります。
一粒たりともお米は無駄にできないので、まずはブルーシートで作業スペースを確保します。
納品時に畑山が体感した「アカン」を身をもって奥田が体験。
いくら体力があっても、慣れない人が無理な体勢で重いものを持つと、身体を痛めてしまうので・・・
たとえ短距離でも無理はせず、安全・確実な方法を使わないといけませんね。
計量カップ、秤(5kgを測るため体重計です)、マサキ米専用の米袋と「袋詰め三種の神器」を準備。
そして、オリジナルブレンドにするため、精米済みの奈良県の推奨するお米とスーパーライス計画で育成されたお米のエリートの2種類のお米を運び込みました。
2種類あるお米を開けて、実際にそれぞれの違いを確認してみたところ、畑山が「手触りで違いが分かる!」と言います。
奥田も触ってみて、すぐにはわからなかったようですが徐々にその違いが分かり、
女性陣も参加して「米の違いが分かる人選手権」状態に。
一時撮影を代わっていた古川も呼ばれ、両手にそれぞれの米粒を持ちます。
これは、ちょっとだけ粒のサイズが違うぞ・・・と無事に判別ができました。
「違いの分かる男、古川です!」とガッツポーズ♪
こういったことも、ただ漠然と食べているだけでは分からないことなので、非常に良い経験ですね。
全員が違いの分かる人になったところで、袋詰め作業をスタート。
まずは昨年の経験者から作業内容の指導です。
1杯で500gのお米を測ることができる軽量カップを使って、それぞれのお米を各5杯ずつ、合計10杯分で5kgのマサキ米が完成します。
入れすぎや少なすぎてもいけませんし、入れた回数を数え間違えてもいけませんので、みんな真剣に作業工程を確認します。
2名がそれぞれのお米を5回ずつ入れるという方法でミスを減らす、役割分担方式になりました。
昨年のように一人で黙々と作業をするよりも、ミスがなく効率が良い方法です。
500gのラインまでお米が入っていることを確認して、
マサキ米専用の米袋に入れます。
これを交互に5回繰り返して、
ちょうど5kgになりました。
お米を入れ終わったら、袋の口を閉じる作業です。
袋の閉じ方は、西村が指導を担当。
撮られる側は久しぶりなので、ちょっと緊張しています。
最初に余計な空気を抜くようにすることで袋がきれいな形になるので、キッチリを空気を抜きます。
今度は湿気、虫などが入らないように隙間を無くすため、上からパタパタと巻き込むように折り畳んでいきます。
限界まで折り畳んだら、袋の両端を内側に折り曲げて、付いているヒモをグッと縛ります。
あとは形を整えたら、
こんな感じで完成ですが、分かりましたか?
指導を受けて、奥田がチャレンジ!
詰めたてホヤホヤの袋を受け取り、
これを、こうして、こうですね!
ドヤ顔に見合う、きれいな仕上がりです。
今度は奥田から古川へ袋の閉じ方を伝授。
繊細な作業ですから、ちょっと油断すると「シワになっちゃってますよ?」という事態になってしまいます。
気を取り直して、シワもしっかりと延ばして、
こんな感じでどうでしょうか?
ちなみに、ヒモの結び方は「丸結び」という結び方で、簡単にはほどけない結び方です。
結んだところが持ち手になるので、しっかりと結んでおかなければいけませんね。
これまでの作業同様に、それぞれの作業を交代して行います。
全員がどの役割でもこなせるように、経験しておくことが大切です。
そして、袋の閉じ方も弟子から弟子へと、技術が受け継がれていきます。
膝立ちの体勢で5kgの米袋を動かすのって、実はすごく重労働なのか、身体に負担がかかります。
慣れない体勢での慣れない作業、ちょっとずつ交代しながら負担も分散していきます。
昨年と違って、人数が居るとペースがとても早い!
どんどんとマサキ米が出来上がっていきます。
用意していた専用袋の最後のひとつにお米が入ります。
出口から閉じ方を教わった阿部が最後の袋を閉じて、マサキ米の完成です。
詰め終わったマサキ米を持って、キメポーズ♪
全部で85袋のマサキ米がご用意出来ました。
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2020年度 食プロジェクトの作業を終えて
今回の作業を終えて、2020年度の食プロジェクトの作業はいったん終了となります。
後日、本業が落ち着かれたころに契約農家の石井さんへのご挨拶を兼ねて、プロジェクトの総括を行います。
昨年はご挨拶に伺った際に冗談半分で言った「来年も」という一言からプロジェクトの継続が決定しましたし、来年の食プロジェクトはいったいどうなるのでしょうか?
なお、作業を終えて残っていたお米は、別の大きな袋でマサキ米にブレンドしました。
このお米は、プロジェクトに関わったスタッフ全員で美味しく頂きます!
自分たちで作ったお米の味、楽しみで今からよだれが止まりません♪
食プロジェクト記事まとめ
【2020年度vol.1】食プロジェクト再始動?!
【2020年度vol.2】食プロジェクト第1回目作業スタート!
【2020年度vol.3】食プロジェクト第2回目の作業はいよいよ田んぼへ!
【2020年度vol.4】食プロジェクト第3回目は晴天に恵まれついに田植えをスタート!
【2020年度vol.5】食プロジェクト第4回目 稲の成長は日進月歩で目が離せない?
【2020年度vol.6】食プロジェクト第5回目 ついに収穫!稲刈り作業!
【2020年度vol.7】食プロジェクト第6回目 ついに完成!2020年度版マサキ米!
【2020年度vol.8最終章】食プロジェクト第7回目 食プロジェクトを終えて!
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