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ベランダにやってくるハトの撃退方法
神社や寺、公園などでよく見かけるハトは、平和の象徴とも言われています。
しかし、ベランダにやってきて大量の糞をするなど、迷惑な一面もあります。
そんなハトを撃退するための方法がいくつあるので、紹介していきたいと思います。
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ハトの糞によって出る被害
旅行先や散歩の際にハトを見かけた場合にはかわいく思えますが、自宅のベランダにやってくるハトに関しては、かなり迷惑な存在だと思う人も多いでしょう。
それはハトがベランダにやってきて、大量の糞をするからです。
そんなハトの糞によっていろいろな被害を受けることがあります。
見た目が汚い
ハトの糞はベタベタしているので落としにくいですし、ベランダはコンクリートがむき出しになっていることが多いため、ハトが糞をするとかなり目立ちます。
しかも大量に糞をされるとかなり見た目が汚くなるので、不快な思いをする人も多いでしょう。
ハトが糞をした場所というのは、ハトにとっては安全地帯だと認識しているので、そのままにしておくとハトが巣を作ってしまう可能性も高いのです。
巣を作られてしまうと、さらに大量の糞がベランダに付着することになるので、早急に対策をしないといけません。
アレルギー疾患の原因になる
ハトの糞は見た目が汚いだけではありません。
大量の糞を放置しておくことで、人間はアレルギー疾患を起こす可能性もあるのです。
ハトは鳥類なので、糞だけではなく羽が落ちることもあるでしょう。
実はハトの糞だけではなく、羽が大量に落ちることでもアレルギー疾患を起こすことがあります。
乾燥したハトの糞や羽にはいろいろな菌が付着しています。
この抗原菌を人間が吸い込むことで、激しい咳や呼吸困難、発熱などを発症することがあるのです。
このような病気を鳥関連過敏性肺炎と呼びますが、危険な病気なので注意しなければいけません。
いろいろな病気を発症する
ハトの糞が原因で発症するのはアレルギーだけではなく、オウム病や鳥インフルエンザ、トキソプラズマ症などの病気になる可能性があります。
ハトの糞に含まれている細菌や寄生虫には人間に害を及ぼす種類が多いため、いろいろな病気の原因になってしまうのです。
見た目が悪くなるだけではなく、健康被害も出してしまうため、もしハトの糞を発見したらすぐにきれいな状態にしましょう。
掃除をするときにも有害な細菌や寄生虫などを吸い込まないように、しっかりと対策をしておく必要があります。
ハトの撃退時に注意するべきこと
ベランダにハトがやってきた場合には、早急に撃退しないと糞や落下した羽などによって健康被害を及ぼす危険性もあります。
しかし、むやみに撃退すればよいわけではありませんので、まずは注意点について知っておきましょう。
鳥獣保護法に触れないようにする
ハトを撃退する前に、知っておかなければいけないことがいくつかあるのですが、その1つが鳥獣保護法です。
鳥獣保護法というのは、簡単に言えば野生の鳥や獣を守るための法律なのですが、ハトも鳥獣保護法の対象となっています。
そのため、故意にキズを付けたりすると、100万円以下の罰金を支払う羽目になるので注意しましょう。
では、ハトがべランダで糞をしたり巣を作ったりしたら何もできないのかというと、決してそのようなことはありません。
きちんとした対策もあるので安心してください。
マスクや手袋は必ず着用する
ハトの糞にはいろいろな細菌や寄生虫などがいるので、もし糞をされたときに素手で掃除を行うと、細菌や寄生虫などの被害を受ける可能性もあります。
ハトの羽にも細菌や寄生虫が潜んでいるので、むやみに触るべきではありません。
そのため、掃除をするときには必ず手袋を着用して行いましょう。
しかも細菌や寄生虫は口や鼻から体内に入って感染する危険性もあるので、マスクも必ず着用しなければいけません。
可能であればゴーグルを着用することで、より安全に作業ができます。
糞や羽を取り除いた後に行うこと
ハトの糞や羽をしっかりと取り除いたら、さらに糞が付着していた場所や羽が落ちていた場所をきれいに掃除しましょう。
特に糞が付着していた場所には臭いが残りやすくなっています。
ハトは自分や仲間の糞の臭いがすると、その場所が安全であると認識します。
そうすると巣を作られてしまう可能性があるので、きれいにした後にもう1度掃除を行い、しっかりと臭いまで除去しておく必要があるのです。
そして清掃後には必ず手を洗い、うがいをすることも大切です。
いくら手袋やマスクをしても、100％細菌などを防いでいるわけではありませんし、最後にはマスクや手袋を取るために直接手で触ります。
そのため、外から帰宅したときと同じように、うがいと手洗いを忘れてはいけません。
効果的なハトの撃退方法
ハトを撃退する場合の注意点をしっかりと理解したら、今度はどのようにしてハトを撃退するべきかを考えます。
いくつか効果的な方法があるので見ていきましょう。
隠れられる場所を少なくする
ハトは天敵から見つからない場所に巣を作ることが多いので、ベランダが散らかっていて、隠れられそうな場所がたくさんあると、そこに巣を作られる可能性が高くなります。
ベランダに巣を作られたくないのであれば、まずは整理整頓をして隠れられそうな場所を可能な限り少なくすることが大切です。
そうすることでここのベランダは隠れるところがない危険な場所だと認知され、巣を作られにくくなるでしょう。
ベランダが整理できてないのがバレるので黙ってたけどいつのまにかハトが整理できてない荷物やら箱の陰に巣作ってヒナ孵してたからこの子らが巣立つまでベランダの掃除が出来ない
— ヤ マ シ ナ セ ン カ (@senka_yamashina) September 16, 2018
磁石やキラキラした物を置いておく
最近はハト除けグッズなどが売られていますが、実は100円で売られているような物でも、ハト除けの対策をすることが可能です。
その方法は、キラキラした物や磁石を置くことです。
例えばCDをベランダに吊るしておく、磁石をベランダに吊るしておくなどの対策をするだけで効果が表れるでしょう。
ハトはキラキラした物が苦手ですし、磁場で方向を感じていると言われているので、磁器を発生する物やキラキラした物にはあまり近寄ってきません。
テラスの鳩よけをやってみた。
— オロロン☆ (@Mioron_bailaora) January 21, 2018
掃除して、手すりに大きな磁石をつけて、くるくる回って光るものを吊るして、鳩よけスプレーをまく。
さて、結果はいかに。
春になったらここでベランダグランピングするからね、綺麗にしておこう。 pic.twitter.com/QH96Hg1adf
テグスやスパイクを設置する
自宅の周辺にはハトが多いから心配という場合には、テグスやスパイクを設置する方法もあります。
ベランダの手すりの部分にテグスやスパイクを設置しておけば、ハトは羽がキズ付けられると感じて近寄りにくくなるのです。
仮に近寄って体や羽が触れたとしても、ハトがキズ付いてしまうことはないので安心してください。
テグスかスパイクのどちらを購入するべきか迷った場合には、よりハトが不快に感じやすいスパイクを購入することをおすすめします。
せっかく土を整えて新入りのすだちさんをお迎えしたのに、にっくき鳩が砂浴びしては何度も土を撒き散らしてしまう！そこで新兵器、鳥よけスパイクを導入じゃ。これと、虫よけも兼ねた自家製唐辛子スプレーでようやく諦めてくれた模様。確かにこのスパイクの上に立ったら痛いよね…ふふ（黒い笑い）。 pic.twitter.com/VHWZudmOsE
— 野中ともそ (@tomosononaka) October 2, 2020
臭いでハトを追い払う
ハト除けのグッズとして、テグスやスパイクなどベランダに設置して追い払う方法の物と、ハトが嫌いな臭いを出して追い払う物があります。
臭いで追い払うグッズには、ジェルタイプの物とスプレータイプの物があります。
スプレータイプの物は効果があまり長続きしないので、ジェルタイプの物を購入するのがよいでしょう。
使用する場合には、まず使用する手すりや柵などの上をきれいに清掃します。
次に養生テープを貼っておき、その上からジェルを塗っていきましょう。
塗るときにはボトルにコーキングガンをセットするときれいに塗布することができます。
なぜスプレータイプよりもジェルタイプがおすすめなのかというと、スプレータイプは効果が短いだけではなく、臭いだけでハトを追い払う物になります。
それに対してジェルタイプの場合には、臭いプラス触感で追い払うことができるのです。
ハトがジェルの上に乗ることで、足にベタベタしたジェルその物とジェルの臭いが付くので、より不快感を与えて同じ場所に来ないようにすることが可能になります。
昨日ベランダに鳩が来たので、スプレー買ってバラの匂いに安心してふりまくった。めっちゃ臭かった
— ゆき (@yukitaylor) May 2, 2020
おかげで今日は来ていない
効果が凄い✨
鳩の事はドバトって言う️んやね pic.twitter.com/qEDPPDmn2R
防鳥ネットを使用する
ハトは賢い生き物なので、中にはいろいろなグッズや対策を施してもしつこくベランダに来ることもあります。
そんなときの最終兵器と言えるのが、防鳥ネットを使用する方法です。
ただし、賃貸住宅の場合には、美観保全のために使用を禁止している場合もあります。
そのため、設置する前に防鳥ネットの使用が可能か確認しておきましょう。
禁止されていなかったとしても、念のために管理会社や大家にハトの被害が酷いので、防鳥ネットを使いたいと申し出ておくと安心です。
防鳥ネットの設置が禁止されておらず、使用許可ももらえたのであれば、安心して使うことができるので、すぐにでも設置してみましょう。
設置するときにはできる限りネットをピンと張ることが重要です。
たるんだ状態にしておくと、ハトが絡まってそのまま息絶えてしまう可能性があります。
長く使用している場合には、穴が開いていないかなども定期的に確認しておくとよいでしょう。
ベランダの鳩被害がほんとに半端なくて、流石に参ってしまって遂に業者さんにネットを設置して頂いた！
— 6iwanto*920 (@6iwanto920) April 20, 2019
これで漸く洗濯物干せるし、何より窓が開けられる〜( ；∀；)
早速近づいてきた鳩も足場がないからすぐ退いてくれる！感謝しかない‼︎
ありがとうございます〜 pic.twitter.com/cK2i26VAcC
すでに巣を作られてしまったときの対策
ハト除け対策をしようと思ったときには、すでに巣を作られてしまった後だという場合もあるでしょう。
では、すでに巣を作られてしまった場合には、どのような対策を講じればよいのでしょうか。
巣が空になるまで我慢する
もし巣の中に卵や雛がいた場合には、巣が空になるまで我慢するようになります。
なぜならハトは鳥獣保護法で守られているので、雛や卵をむやみに駆除してしまうと、処罰の対象になってしまうからです。
だからこそハトが巣を作る前に対策をする必要がありますし、入居前に作られてしまった場合には、管理会社や大家に相談をしてみましょう。
専門の業者に依頼をする
アレルギー体質なので、どうしても巣が空になるまで待てないという人もいるでしょう。
そんなときには専門の駆除業者に依頼をする方法があります。
しかし、駆除業者に依頼をすればお金がかかりますし、マンションのベランダの場合には、かなり高額の費用が必要になることが多いのです。
巣が空になるまで我慢できないという人は、巣を作らせない対策を事前にしておく必要があります。
【ベランダの鳩の巣、駆除すると罰金！？】まとめ
ベランダにやってくるハトの撃退方法としては、まずベランダの整理整頓です。
糞や羽があったらすぐに取り除き、きれいに清掃をしておかないと、巣を作られてしまう危険性があります。
それでもしつこく来るようであれば、撃退グッズである磁石やCD、スパイクなどの設置、臭いで撃退するジェルタイプのグッズを使用するなどの対策をしましょう。
もし巣を作られてしまったら、業者に依頼をして早急に除去するべきです。
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