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ダンボールは害虫の住処になりやすい
インターネット通販を利用した際や、引っ越しの際によく使用されるダンボールですが、実は害虫の住処になりやすいのです。
なぜ害虫の住処になりやすいのか、害虫の繁殖を防ぐためにはどうすればよいのかを解説していきます。
ダンボールに発生しやすい害虫の種類
ダンボールは丈夫で便利なので、引っ越しをした後やインターネット通販の際に使用されていた物を再利用する人もいるでしょう。
しかし、再利用したことでダンボールに害虫が発生し、家の中で繁殖してしまうこともあるのです。
では、ダンボールにはどのような種類の害虫が発生するのでしょうか。
ゴキブリ
ダンボールにはいろいろな種類の害虫が発生しやすいのですが、ゴキブリも発生しやすい種類となっています。
ゴキブリは狭い場所を好み、大量の卵を産んで一気に数を増やします。生命力も強く、何でも餌にしてしまう習性があるのですが、ダンボールはホコリが溜まりやすい上に、断熱性にも優れています。
ゴキブリはダンボールに溜まったホコリや、使用されている粘着剤も餌にしてしまうので、ダンボールを放置するということは、ゴキブリに最適な環境を用意しているのと同じなのです。
ダニ
ホコリを餌にしてしまうのはゴキブリだけではありません。
ダニもホコリを餌にすることができますし、ゴキブリよりもかなり小さいので、ダンボールの中で繁殖されるとかなり厄介です。
しかもダニは蚊と同じように人間を刺しますし、刺されると激しいかゆみを伴います。
それだけではなく、ダニの死骸を吸い込んでしまうことで、アレルギーを発症することもあります。
人間にとってかなり害なるダニを繁殖させないためにも、使用済みのダンボールは早めに処分するべきでしょう。
チャタテムシ
ダニとよく似ていますが、ダニよりは少々大きなサイズで、ホコリやカビなどを餌にしてしまうのがチャタテムシです。
このチャタテムシもダンボールに発生しやすい虫なのですが、大量に発生すると人間が聞き取れるぐらいの音量が鳴り響きます。
多湿で暗い環境を好むので、夏場や梅雨時期にダンボールを放置すると、すぐチャタテムシが繁殖する危険性があります。
しかもチャタテムシはツメダニの餌となるので、ツメダニによる二次被害が発生する可能性もあるでしょう。
シロアリ
シロアリと言えば、木材を食べて家を劣化させてしまう害虫として知られています。
アリという名前が付けられていますが、実はアリの仲間ではなく、ゴキブリの仲間なのです。
ダンボールは紙で作られていますが、紙も木から作られています。
しかも木から紙を作るときに使用されているセルロースという成分は、シロアリの大好物なのです。
シロアリは家自体に被害を与えてしまうので、絶対に家の中で繁殖させてはいけません。
ダンボールは害虫にとって最高の環境
ダンボールはなぜ害虫が発生しやすいのかというと、ダンボールの小さな穴の中が害虫にとって最適な環境だからです。
ダンボールの構造をよく見ると、2枚のボール紙の間に波形のボール紙が挟まっている状態になっています。
小さな隙間は外敵が侵入しにくい上に、ボール紙は断熱性に優れているので、外よりも暖かくなります。
保湿性も高くなっていますし、ダンボール自体を害虫が餌にすることもできるので、好んで住処にしてしまうのだと言えるでしょう。
卵を産み付けられることも珍しくはありませんので、引っ越しなどで使用した場合には、早めに処分しなければいけません。
害虫の発生を抑えるダンボールの使用方法
ダンボールは丈夫で弾力性もあるので、自宅でも使用している人は多いでしょう。
しかし、使用方法を間違えると害虫の発生を招いてしまいますので、取り扱いの方法には注意しないといけません。
では、どのように取り扱えば害虫の発生を抑えることができるのでしょうか。
可能であればすぐに処分する
ダンボールに害虫が発生しない最良の方法は、使用したダンボールはすぐに処分することです。
特に引っ越しで使用した場合などは、外にダンボールを置く場合もあるため、可能な限りすぐ処分しないと害虫が卵を産み付けてしまうかもしれません。
引っ越しで使用したダンボールや、雨などで濡れてしまっているダンボールは、早めに処分するのがおすすめです。
新品のダンボールを使用する
どうしても室内でダンボールを使用したい場合は、購入したばかりの新品のダンボールを使用しましょう。
使い古しは害虫の発生を招くので、避けなければいけません。
ただし、新品のダンボールを使用したとしても、すでに部屋の中に害虫が発生しているような環境では、絶好の隠れ家になってしまうので注意が必要です。
しかもダンボールはホコリや湿気が溜まりやすいので、通気性の悪い場所での使用は避けるべきでしょう。
保管したい場合には雨に濡れないように外に置く
どうしてもダンボールを保管しておきたいのであれば、室内に置いておくのはよくありません。
ダンボールは外に保管するのがよいでしょう。
ただし、外では雨が降ったときに濡れてしまうので、雨に濡れないように注意する必要があります。
ダンボールの近くには毒餌剤を周囲に設置し、害虫がダンボールの中に侵入しないように対策をしなければいけません。
風通しの悪い場所は高湿度になりやすいので、風通しのよい場所に置くことも重要です。
もしダンボールに害虫が発生した場合の対策
万が一ダンボールに害虫が付着しているのを見つけた場合には、どのように対処すればよいのかというと、害虫をしっかりと駆除するのがよいでしょう。
駆除する方法はいろいろとあるので、どのような虫が発生したのかによって使い分けるべきです。
チャタテムシが発生した場合
もしダンボールにチャタテムシが発生していた場合には、ダンボールをしっかりと乾燥させます。
なぜならチャタテムシは乾燥に弱いからです。
ただし、乾燥して死滅させても安心はできません。
チャタテムシの死骸はとても軽く、空気中に舞ってしまうことがあるからです。
乾燥させたら掃除機でしっかりと吸い取るようにしましょう。死骸を吸い込んでしまうと、アレルギーの原因になります。
ゴキブリが発生した場合
ゴキブリはかなり生命力が強いので、ダンボールに発生してしまうと駆除が大変になります。
肉眼でゴキブリが見えている場合には、スプレータイプの殺虫剤で駆除するのが一般的ですが、殺虫剤では死滅しない可能性もあります。
室内にダンボールを置いていた場合には、他の場所に移動している可能性もあるので、くん煙剤を使用した方が無難です。
ダニが発生した場合
ダニは60度以上の熱には耐えることができません。
そのため、ダンボールにダニが発生した場合には、60度以上の熱を加えることで駆除することが可能です。
しかし、ダンボールに60度以上の熱を加えるのは難しいという人もいるでしょう。
そんなときにはダニ用の殺虫剤で駆除します。
ダニも死骸を吸い込むとアレルギーの原因になるので、駆除した後はきちんと掃除器で吸い込みましょう。
シロアリが発生した場合
シロアリがダンボールにいた場合には、専用の殺虫剤で駆除する方法があります。
しかし、数が少なければ殺虫剤でも駆除できるでしょうが、数が多い場合には難しいでしょう。
ゴキブリやダニに比べれば発生確率は低いですが、全く発生しないわけではありません。
特に外にダンボールを置いていると、シロアリが入り込みやすくなります。
万が一大量に住み着いてしまったら、業者に駆除してもらうようになります。
【ダンボールは害虫の楽園!?】虫を見つける前に早めに処分!
ダンボールは放置していたり再利用したりすると害虫が発生しやすくなります。
害虫が発生してから対策をするよりも、発生する前に処分するのが適切です。
どうしてもダンボールを使用する場合には、新品で購入した物を使い、周辺に害虫が発生することがないか確認してからにしましょう。
たとえ新品で周辺に害虫がいない場合でも、通気性の悪い場所での使用は控えるべきです。
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