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担当者:古川真史
【奈良に住んで20年】奈良を誰よりも愛し続ける奈良ヲタク。人気グルメから人口や歴史、鹿の生息数。何でも答えます。最近は大仏プリン推し。
短期間の契約ならマンスリーマンションがおすすめ
1ヶ月以上の滞在が決まっており、1年未満のうちに退去する予定であれば、ホテルの宿泊や通常のマンション契約よりも、マンスリーマンションを契約するのがおすすめです。
なぜマンスリーマンションがおすすめなのか確認してみましょう。
マンスリーマンションとは何なのか
マンスリーマンションと言われても、利用したことがない人はよくわからない場合もあるでしょう。
簡単に言えば1ヶ月以上の滞在を目的とした短期契約向けのマンションです。
もちろん長期契約をすることも不可能ではありません。
しかも生活に必要不可欠な家具や家電などがあらかじめ全て設置されているので、自分で購入する必要がないのが大きなメリットでしょう。
契約するときに敷金や礼金、仲介手数料も必要ないので、初期費用を大幅に抑えることができるのです。
もしホテルに1ヶ月間宿泊した場合と、マンスリーマンションを1ヶ月利用した場合の料金を比較してみると、マンスリーマンションの方が安くなります。
ホテルはどこに宿泊するのかによって料金は異なりますが、大体1万円ぐらいが平均的な価格でしょう。
それに対してマンスリーマンションも物件によって家賃は異なりますが、大体家賃が17万円から18万円ぐらいです。もちろん家賃は1ヶ月分なので、そう考えるとホテルに泊まるよりも安くなります。
マンスリーマンションのメリットとデメリット
マンスリーマンションにもいろいろなメリットとデメリットが存在していますが、あらかじめデメリットを知っておけば、どのように対策をすればよいのか、どういった使い方をすればよいのかがわかります。
しかもデメリットよりもたくさんのメリットが存在しているのです。そこでマンスリーマンションのメリットとデメリットを見ていきましょう。
マンスリーマンションのメリット
マンスリーマンションのメリットは、やはり初期費用を大幅に抑えることができる点です。
通常引っ越しをして賃貸住宅を借りる場合、引っ越し代や仲介手数料、敷金に礼金が必要になります。
それに対してマンスリーマンションを利用すれば、敷金に礼金、仲介手数料は必要ありません。
人によっては家具や電化製品を新たに購入することもあるでしょう。
マンスリーマンションはあらかじめ必要な家具や家電が揃えられているので、新たに購入する必要もありませんし、トラックに荷物を積んで引っ越しをする必要もないのです。
日用品を揃えるだけでよいので、引っ越しの際の手間や料金も大幅に抑えられるでしょう。
マンスリーマンションから退去するときも、家具や電化製品を運び出す必要はありませんので、当然入居してきたときと同じように引っ越し費用の節約になります。
しかも殆どのマンスリーマンションでは、家賃に光熱費が含まれています。
よって面倒な立ち合いや、新たに電気やガスなどを契約する必要もありませんし、利用量に応じて料金が変わることもありません。
ただし、安い家賃のマンスリーマンションでは、光熱費が含まれていない場合もあるので、事前の確認が必須です。
他にも一般的な賃貸住宅の場合、契約の際には不動産屋に来店する必要があります。
しかし、マンスリーマンションであれば、インターネットや郵送でも簡単に契約できます。このようにマンスリーマンションにはたくさんのメリットが存在しているのです。
マンスリーマンションのデメリット
マンスリーマンションにも、メリットがあればデメリットも存在していますが、先ほど光熱費はいくら使用しても変わらないと明記しました。
しかし、マンスリーマンションでは節度を守った上での利用を前提としています。
いくら使用しても定額だからと言って、あまりにも常識に反した使い方をすれば、注意喚起されることや別途光熱費を請求されることもあるので注意しましょう。
マンスリーマンションの場合は、入居前に部屋の確認ができません。
一般的な賃貸住宅では、契約する前に部屋を確認するのが鉄則ですが、マンスリーマンションでは不可能なので覚えておきましょう。
あらかじめ設置されている家具も、自由に買い替えることはできません。
家具や家電にこだわりを持っている人の場合にはデメリットになるでしょうが、普通に使用できればよいという人であれば、それほどデメリットだとは感じないでしょう。
どんな家具や電化製品が揃えられているのか
生活に必要な家具や電化製品が揃えられているマンスリーマンションですが、詳しく何が備え付けられているのかわからないと不安だという人もいるでしょう。
ただし、利用するマンスリーマンションによって、若干備え付けられている家具や電化製品の種類が変わることもあるので、定番の物を紹介していきます。
・備え付けられている家電製品
電化製品は生活をする上では欠かせないので、何が備え付けられているのか知ることはとても重要です。
大半のマンスリーマンションで備え付けられている家電製品は、暑い時期や寒い時期に必要不可欠であり、一般的な賃貸住宅にも備え付けられているのが当たり前になってるエアコンはもちろん設置されています。
洗濯機や冷蔵庫も、備え付けられていないところはまずないでしょう。他にも掃除機や電子レンジなどは備え付けられていることが多くなっています。
テレビも用意されていることが多いですし、電気ポットや炊飯器も用意されているのが普通です。
中にはアイロンやトースター、乾燥機なども設置されているところがありますが、設置されていない物件もあります。
普通に買い揃えるとかなり高額になる電化製品が、最初からあるマンスリーマンションはとても魅力的に感じる人が多いのです。
ネット環境も整っているのが一般的なので、物件によってはプリンターやスキャナーなども用意されているところが増えています。
・備え付けられている家具
家具も生活するためにはなくてはならない物ですが、最近は洋室が多いので、布団ではなくベッドになっているところが多いでしょう。
テレビが備え付けられていれば、当然テレビを置く台もありますし、本棚や茶箪笥も用意されています。
最近はコロナの影響でデスクワークが増えていますが、デスクや椅子もきちんとあるので心配はいりません。
カーテンもすでに取り付けられているのが普通なので、新たに購入する必要はないでしょう。
・雑貨や小物類も充実している
マンスリーマンションでは、雑貨や小物類もきちんと揃えられている場合があります。
例えば食事をするときや料理をするときに必要な食器や調理器具はどこでも設置されていたりします。
ドライヤーや洗濯用品も揃っていることもあります。
スリッパやトイレ用品、バス用品も用意されていたりするので、引っ越しをした当日でも安心して風呂でゆっくりとできます。
しかし、物件によっては備え付けられていないこともあるので、事前に確認しておきましょう。
マンスリーマンションの契約方法
マンスリーマンションのメリットは、契約方法が簡単なことも含まれます。では、どのようにして契約をするのか見ていきます。
・入居したい物件を探す
最初に行うことは、入居物件を探すこと
これはマンスリーマンションに限らず、どの物件でも同じですが、近年はインターネットで簡単に探せるのでとても便利です。
不明な点や不安な点などがあれば、あらかじめ問い合わせをしておきましょう。問題なければ空き状況を確認してもらい、申し込みを行います。
・申し込みを行う
マンスリーマンションの場合には、インターネットの申込フォームから直接手続きが可能です。
他にもファックスや郵送にも対応しているので、好きな方法で申し込みをしましょう。申し込みの際には身分証明書が必要になります。
・料金の支払い
申し込みが完了すると、請求書が送られてくるので、指定の口座にお金を振り込みます。
入金が確認されると契約書が郵送されてくるので、必要事項を記入しましょう。
入居日が近くなると、鍵の受け渡しなどに関する連絡が来ます。
・入居
入居する前日や当日になると、鍵の受け渡しが可能になるので、その日からマンスリーマンションに住むことができます。
すでに家具や電化製品、雑貨や小物類もありますし、電気や水道、ガスなども使えるので、引っ越しの手間を大幅に省くことができます。
・退去
入居だけではなく、退去もマンスリーマンションの場合には楽になっているのが一般的です。
退去の申込方法は、他の賃貸住宅と変わりありません。
しかも清掃費用を請求されることもありませんし、鍵の交換費用も請求されないのがメリットでしょう。
ただし、あらかじめ備え付けられていた家具や電化製品が破損していた場合や、故障していた場合などは、原状回復費用が必要になります。
退去時の立会いや鍵の返却などは、物件によって異なっています。
マンスリーマンションを必要としている人
マンスリーマンションはどのような人が使用するのか気になりませんか。
1ヶ月以上の滞在を目的として、短期間の契約をするのが一般的なので、仕事で出張をしなければいけなくなった場合など、仕事関連で借りる人が多くなっています。
他にも自宅をリフォームしているので、完成するまでの期間借りる人、同棲や一人暮らしを始める人がお試し期間に使用することが多いと言えるでしょう。
【マンスリーマンションとは?】まとめ
マンスリーマンションは、1ヶ月以上の滞在を条件に、短期間借りるための住宅となっています。
しかもメリットが多く、家具や電化製品、雑貨や小物類もあらかじめ揃えられていたりしますし、敷金や礼金、仲介手数料などがかからないので、かなり初期費用を抑えられるのです。
光熱費も家賃に含まれている物件が多いですし、インターネットが使用できる環境も整えられているので、至れり尽くせりだと言えるでしょう。
ただし、事前に部屋の下見や家具の買い替えなどはできないので注意が必要です。
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