【ヒートショックの防ぎ方】冬場の温度差で起こる危険なヒートショック対策

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危険なヒートショックを防ぐ対策


【ヒートショックの防ぎ方】冬場の温度差で起こる危険なヒートショック対策


冬場は体が冷えているので、外から帰ったらすぐにでも温かい風呂に入りたいと思う人もいるでしょう。


しかし、体が冷えている状態ですぐ風呂に入ろうとすると、急激な温度差によってヒートショックを起こす危険性があるので、その対策を確認していきましょう。



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    賃貸専門家:古川 真史

    資   格:宅地建物取引士・賃貸不動産経営管理士

  • 奈良在住25年以上。宅地建物取引士・賃貸経営管理士の資格保有。ルームアドバイザーとしてのキャリア18年以上の大ベテラン。不動産賃貸の関連はすべて媒介経験あり。奈良出身ではないのに奈良まほろばソムリエ検定(奈良通1級)取得する奈良への溺愛っぷり。奈良マニアの古川より独自な目線で賃貸情報を多数お届けします。




  • ヒートショックとは何か


    ヒートショックとは何か


    ヒートショックという言葉を聞いたことがある人もいるでしょうが、簡単に言えば急激な温度差によって血管障害を起こすことです。


    人間の血管は気温が高くなると広がり、血圧が下がります。


    それに対して気温が低くなると縮んでしまい、血圧が高くなるのです。


    時間をかけて無理なく血管の伸縮や血圧の上下が行われればまだよいのですが、温度の差がかなりある場所を瞬時に行き来すると、急激に血圧の上昇や下降、血管の伸縮が行われるため、とても危険なのです。


    一般的には10度以上気温差がある場所を行き来することでヒートショックが発生しやすいと言われていますが、特に冬は部屋を暖房でかなり暖かくすることが多いでしょう。


    そうすると部屋の中と外で10度以上の気温差が発生してしまい、部屋の行き来をするだけでも危険になります。


    また、それ以上に危険なのが風呂に入るときです。


    暖かい部屋から寒い風呂場へ移動するだけではなく、風呂に入るときには裸になります。


    それによってさらに急激な気温差が生じてしまうため、よりヒートショックが起こりやすいと言えるでしょう。


    ヒートショックによって発生する血管障害には、心筋梗塞や脳梗塞がよく知られていますが、いずれも命の危険が伴う病気であることは知っていると思います。


    健康な人でもきちんと対策をしないとヒートショックで倒れてしまうことがあるので、冬場に風呂に入るときにはきちんと対策を立てておかなければいけません。




    ヒートショックを防ぐために効果的な対策


    ヒートショックを防ぐために効果的な対策


    ヒートショックは部屋の中から外に出るときでも発生する危険性があります。


    しかし、それ以上に風呂に入るときにはよりヒートショックが発生する危険性が高まるのです。


    部屋の外と中を行き来するときは、暖かい部屋から寒い外へ出るだけですが、風呂に入るときには暖かい部屋から寒い風呂場へ移動し、さらに暖かい風呂に入るので、急激な温度差が複数回発生するのです。


    では、どのような対策をすればヒートショックを防げるのかを紹介していきます。


    それは「浴室や脱衣所も暖めておく」「少しぬるめのお湯に浸かる」「お湯に浸かる前にかけ湯をする」「入浴の前と後には水分補給をする」「入浴前や入浴中のお酒は控える」などです。


    これらの注意点を守ることで、ヒートショックになる確率を大きく下げることができるでしょう。


    浴室や脱衣所も暖めておく


    ヒートショックは急激な温度差が原因で発生するので、風呂に入るときには浴室や脱衣所も暖めておくことによって防ぐことが可能です。


    浴室はお湯を沸かすときに、一緒に浴室暖房機を使用すれば暖めることができます。


    しかし、物件によっては浴室暖房機が設置されていない場合もありますが、そんなときには蛇口やシャワーから直接お湯を出して、浴槽にお湯を貯めることで浴室を暖めることが可能です。


    脱衣所に関しては、暖房が設置されている物件もありますが、設置されていないこともあるので、場所をあまり取らない電気温風機などを設置するとよいでしょう。


    中には天井に設置するタイプや、壁の上部に設置するタイプもあるので、自宅の脱衣所に合っている物を購入することをおすすめします。


    脱衣所の暖房は風呂に入る直前に入れるのではなく、風呂に入るときにはきちんと暖まっているように調整することが大切です。


    少しぬるめのお湯に浸かる


    冬になると夏と同じ温度に設定してお湯を沸かしても、湯温が少々低めになっていることがよくあります。


    そのため、冬場はお湯の温度を高めに設定してお湯を沸かす人もいるでしょう。


    しかも気温が低いので、すぐ暖まりたいという理由から、熱いお湯に浸かる人もいます。


    しかし、熱いお湯に浸かることが多い人は、ヒートショックの危険性が増します。


    その理由は浴室とお湯の温度差が大きくなるからです。


    冬場はお湯の温度を高くするのではなく、41度以下の湯温で入浴しましょう。


    それでは体が温まらないと思うでしょうが、夏よりも長めに入浴をすることで、体の芯から温めることができるのです。


    冬場はぬるめの温度で10分から15分ぐらい浸かるのがよいと言われているので、お湯を熱くするのではなく、入浴時間を長くすることでゆっくりと体温を上げていくこともできますし、ヒートショックの危険性を下げることができます。


    お湯に浸かる前にかけ湯をする


    夏場は汗をたくさんかくので、浴槽に入る前に体や髪の毛を洗う人も多いでしょう。


    しかし、冬になると寒い上にそれほど汗もかかないので、最初に浴槽に入る人もいると思います。


    もちろん最初に浴槽に入っても問題はないのですが、体が冷え切っている状態でいきなり入浴すると、温度差が大きくなるのでヒートショックの危険性が高まります。


    最初に入浴をしたい場合には、まずかけ湯をしましょう。


    かけ湯をすることで徐々に体を暖めることができるだけではなく、汗や汚れなどをある程度落とすこともできるので衛生的です。


    かけ湯は浴槽に貯まっているお湯を洗面器などですくって体にかける方法でもよいですし、シャワーを直接浴びるのもよいでしょう。


    もちろんシャワーの温度もそれほど熱くしてはいけませんので、浴槽のお湯の温度と同じように、41度以下にしておくのがおすすめです。


    入浴の前と後には水分補給をする


    入浴をすると汗を大量にかくので、入浴前には水分の補給をきちんと行うことが望ましいです。


    水分補給を怠ってしまうと、入浴中に脱水症状や熱中症のような状態になる可能性が高くなるので注意しましょう。


    できれば入浴する前だけではなく、たっぷりと汗をかいた入浴後にも水分補給を行っておくと安心です。


    入浴前や入浴中のお酒は控える


    入浴の前には水分補給が大切なのですが、基本的に体に優しい飲み物であれば、ミネラルウォーターやスポーツドリンクなどだけではなく、好きな物を飲んで問題ありません。


    ただし、お酒は絶対に飲んではいけません。


    なぜならお酒を飲むと血圧が急激に低下するので、入浴して暖まることで2重に血圧を下げてしまうことになり、とても危険なのです。


    もちろん入浴の直前だけではなく、入浴中にお酒を飲むのもよくありません。


    お酒はアルコール度数に関係なく、入浴の前と入浴中には飲むべきではないでしょう。


    この血圧の上昇や下降もヒートショックの原因になるのですが、中には高血圧で治療を受けている人もいるでしょう。


    高血圧の人も一般的な血圧の人に比べるとヒートショックになりやすい傾向にあるので、入浴前には血圧を測定し、あまりにも高いときには用心する必要があります。




    高齢の人はヒートショックになりやすい


    高齢の人はヒートショックになりやすい


    ヒートショックは年齢に関係なく、急激な温度差によって引き起こされることがあります。


    しかし、確率で言うと若い人よりも高齢の人の方がなりやすい傾向にあるのです。


    東京都健康長寿医療センターが2011年に行った調査によると、ヒートショックが原因で入浴中に死亡した人が1万7000人前後いることがわかっています。


    ちなみにヒートショックで死亡する人の割合は、65歳以上が80パーセント以上とも言われているのです。


    特に近年は高齢者の1人暮らしが増えているので、しっかりと対策をしておくべきでしょう。


    出典:東京都健康長寿医療センター



    【ヒートショックの防ぎ方】まとめ


    【ヒートショックの防ぎ方】まとめ


    ヒートショックは急激な温度差が原因で血圧が大幅に上下することで発生します。


    血圧の急激な上昇や下降によって、脳梗塞や心筋梗塞など、危険な血管障害を起こしてしまうため、事前の予防がとても大切になります。


    浴室や脱衣所の温度差をできるだけなくす、熱いお湯に入浴するのを避ける、風呂に浸かる前にかけ湯を行うなどの対策を行い、ヒートショックが発生する割合を下げておくことが重要です。


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