一人暮らしでもしっかりお米を食べたい方へ・・管理方法や消費量など
日本人の食卓に欠かせないご飯。
子どもの頃から慣れ親しんでいる主食であるご飯を、一人暮らしを始めてからもできるだけしっかり食べたいと考える人は少なくないと思います。
ですが、一人暮らしだと外食が多くなったり、夜は友達と食事に行ったり・・・などで、お米を日々どれだけ消費するのかがわからないということもあるでしょう。
また、お米ってまとめて買えばいいの?その場合の保存方法は?・・・などなど、一人暮らしの人の中にはお米との付き合い方に悩む、という人もいらっしゃるのではないでしょうか。
今回はそんな、「一人暮らしとお米」についての疑問にお答えします。
一人暮らしでも、1日1回以上はしっかりご飯を食べたい人必見です。
Web担当者:西村貴文
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お米はどれぐらい買えばいいの?買う頻度は?
まずは、お米をどれだけ買えばいいのか・・・という疑問です。
これについては、3つの点から考えてみましょう。
1.お米の消費量
あなたは普段、ご飯をどれぐらい食べますか。
まず1回の食事で消費するお米の量を考えてみましょう。
クックパッドによるとお茶碗1杯分のご飯が約150g、大盛りの場合は200gから240g位になります。
炊飯したご飯1合は約350g、お茶碗約2杯分に相当します。
1合=お茶碗2杯 ということは お茶碗1杯=0.5合 ということになります。
参考:Cookpad「お茶碗1杯のごはんは何グラム」より
1食につきお茶碗1杯を食べると計算すると、
●1日3食食べる人
1日1.5合 × 30日= 45合必要になります。
米45合は約8kg。
●1日1食食べる人
1日0.5合 × 30日= 15合必要になります。
15合だと2~3kgぐらいでしょうか。
さて、一般的にお米は2kg、5kg、10kg、30kgで販売されていることが多いです。
単純計算をすれば、1日3食食べる人は10kgを1か月に1回買えば賄えるでしょう。
そして1日1食ならば1か月に2kgを2回買うか、5kgを買って1~1.5か月で消費するか、といったところでしょうか。
2.お米の保存期間
お米はいちどにたくさん買う方がお得になるので、節約を考えるとまとめて買いたい方もおられるかもしれませんね。
ここで、お米の保存期間について考えてみましょう。
一般的にはお米の保存期間は約1ヵ月程度。寒い季節は2か月ほど持ちますが暑い季節だと3週間程度の時もあります。
そう考えると、1ヵ月2kg程度の消費の人が、10kg買っても保存が難しい、おいしくお米を食べられないと言うことにもなりかねません。
保存期間を基準にすれば、お米は1ヵ月に消費できる量を購入するのが美味しく食べられるということになります。
寒い季節の場合は、1日1食の方は2ヶ月に1回5kgのお米を買うようにしてもいいでしょう。
どうしてもまとめて買いたい場合は、精米前のお米を買うと言う方法もあります。
ただし、近所に精米機がある立地の人でないと難しいかもしれません。
ちなみに、お米には賞味期限や消費期限の記載はなく、袋に精米年月日が記載されています。
精米年月日から起算して約1ヶ月で食べきれるように意識して使い切りましょう。
3.お米はどこで買う?
もう一つ問題になるのが、お米をどこで買うかです。
お米は重いので、一度にたくさん買ったとしても車がなければ運ぶことも難しいでしょう。
自転車に積んだり、荷台にくくり付けて持って帰ることも可能ですが、かなり重労働です。
車のない方は、通販を利用するのも方法です。
1日3食食べるけれど、毎月10kgのお米を買って運ぶのは大変だと言う方は、通販でお米を買うか、月2回などこまめに米を買うようにすると方法もあります。
また最近は、お近くのスーパーでも宅配サービスを行っていることがありますので、利用してみるのも良いでしょう。
以上を踏まえて、自分がどれだけのお米を消費するのかを計算し、できれば1か月に1回~2回、5kg買い出しするという感覚が、一人暮らしの場合はしっくりくるといえそうです。
お米の正しい保存・管理方法
お米は正しく保存しないと虫がわいてしまいます。
虫がわくと米が酸化し、味が落ちてしまいます。
お米は涼しく風通しの良い場所で密閉保存が基本です。
お米は直射日光や高温多湿の環境に弱いため、それらからお米を守る方法をとればOKです。
お米を保存するには以下のような方法があります。
1.米びつに入れて保存
ベストなのは専用の米びつに入れて保管する方法です。
しっかりと密閉されるので虫やカビの発生を予防することができます。
最近は木製などのおしゃれなデザインの米びつが販売されているのでお部屋においても違和感のないデザインを選ぶのも楽しいです。
2.袋に入れて冷蔵庫
湿度と温度と虫の3つからお米が保護できるもう一つの方法は、冷蔵庫で保存することです。
特に夏は劣化が早いので、冷蔵保存が最適です。
大きめのペットボトルや袋、ジップロックに移し替えて保存がベストです。
一方、保管環境がよろしくないのはシンクの下やコンロの下です。
温度湿度とお米にとって最悪な環境です。また、お米を冷凍するのはNGです。
米の水分が凍って米が痛んでしまいます。
お米を保管するときには、米びつ用の防虫剤を入れておきましょう。
特に夏場は湿度が高いので必須です。
専用の防虫剤も販売されていますが、市販の茶袋に赤唐辛子を数本入れておくのも効果があります。
3.まとめて炊いて冷凍
一人暮らしの人の場合は、お米はまとめて炊いて小分け冷凍するのがおすすめです。
なぜなら、食事のたびに炊飯をする場合、お米を研ぐ手間やご飯が炊けるまで時間がかかり、帰宅してから食事までの時間がかかってしまうことや、炊飯のために電気代がかかるので、まとめて炊いてしまう方が時間も電気代の節約にもつながるからです。
冷凍保存は、1食分ずつ小分けし、ラップに包んでファスナー付き保存袋に入れ保存すると良いでしょう。
また100円ショップなどで小分け冷凍用のタッパーも販売されています。
こういったものを活用するとよいでしょう。
ちなみに電子レンジOKのタッパーを選んだ場合、そのまま解凍できるので楽です。
冷凍保存はできるだけ炊いたらすぐに包んで粗熱を飛ばしてから保管すると、解凍後もふっくらおいしいご飯を食べることができます。
またラップで包む際は平べったくする方が急速冷凍できます。
パックご飯を使うという方法も
何をやってもめんどくさいと言うと、パックご飯を買うという方法もあります。
お茶碗1杯から1杯半で100円程度と考えると、自宅で炊飯して食べるのに比べると割高感があります。
あまりご飯を食べないけれど、たまに食べたい程度であれば、パックご飯を使うと言うのはアリでしょう。
でも、1日1回~はご飯を食べたいと言う人は、自宅で炊飯して食べたほうがお得です。
おまけ:無洗米
無洗米は水を入れたらそのまま炊けるので、お米を研ぐと言うプロセスを省くことができ便利です。
特に冬場は水が冷たいので、お米を研ぐ作業が少しゆううつになってしまう人もいらっしゃるでしょう。
一般の米に比べて少し価格が上がりますが、炊飯開始までの手間が省けると言う点から言えばメリットは大きいので、めんどくさがりの方にはとてもオススメです。
【一人暮らしにベストなお米は何キロ?】1ヶ月の消費量や保存方法など解説まとめ
以上、一人暮らしでお米をしっかり食べたい場合のお米の購入量や頻度、お米の保存方法などについて解説させていただきました。
一人暮らしとひと口に言っても、1か月のお米の消費量はその人のライフスタイルによってさまざまです。
今回の記事ではお米の消費量を算出できる計算もご紹介いたしましたので参考にしていただけると幸いです。
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