【不動産屋利用】予約なしの当日内見や、内見後すぐの契約は可能?ポイントをご紹介!
進学や就職をきっかけに、あるいは新生活が落ち着いてきたタイミングで、初めて一人暮らしをする方にとって、不動産屋の利用は疑問がいっぱいですよね。
この記事では、特に急ぎの引っ越しをしたい方やスケジュールが詰まっていて忙しい方向けに、予約をせずに不動産屋を訪問した場合の当日内見の可否や、内見後すぐに入居申し込みに進むことができるのかについて、紹介します。
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担当者:古川真史
【奈良に住んで20年】奈良を誰よりも愛し続ける奈良ヲタク。人気グルメから人口や歴史、鹿の生息数。何でも答えます。最近は大仏プリン推し。
事前に予約をしなくても、当日希望の物件を内見することはできる?
事前予約なしでも、その時間帯、希望する物件に別の見学者の予約が入っておらず、案内可能なスタッフがいるようであれば、当日内見ができる場合はあります。
しかし、まず予算・エリア・駅からの所要時間などの希望条件を確認するためのアンケートに記入し、それを踏まえたヒアリングをスタッフが行った上で内見する物件を決めていくという流れになるため、事前に希望条件を伝えている予約ありの場合よりも内見のために使える時間が短くなってしまいます。
場合によっては、内見の予約までしかできず、当日の内見ができないことがあります。
さらに、以下のような時期や曜日等も当日の内見が難しい場合もあるため、注意が必要です。
1月~3月と9月~10月の繁忙期
新生活が始まるのに伴い部屋探しをしている人も多く、予約の対応だけで不動産屋のスケジュールが埋まっている可能性が高い時期です。
予約をしていないと、内見はもちろん、その前段階のヒアリングの時間を設けてもらうことも難しいことがあります。
土日・祝日
事前に入っている予約が平日よりも多い傾向にあるため、急いでいるのに結局待ち時間が長くなってしまう、という場合も。
不動産屋の定休日(特に水曜日に注意)
多くの不動産屋は、水曜日を定休日に設定しています。
平日に急に休みが取れることになった場合も、不動産屋の営業日を確認した上でスケジュールを決めましょう。
ここまでお伝えしてきたように、事前予約なしの場合、当日の内見が難しくなってしまうケースも多いため、急いで物件を探しているときほど事前予約をしておいたほうが安心です。
担当スタッフも案内のための事前準備を十分にできるので、より少ない待ち時間で内見を進めることができます。
もし、以下のような理由で事前予約が難しいと考えている方は、まず不動産屋にメール・電話等で事情の相談だけでもしてみましょう。
アポなしでの訪問よりもスムーズに内見できる場合があります。
内見をしたい当日に他の予定が入っており、その予定の終了時間がわからず、何時に不動産屋に行けるかわからない
まずは、訪問予定日は決まっているが訪問時間がはっきりしていないこと、物件に希望する条件や具体的な見学したい物件などを不動産屋のスタッフに電話などで伝え、相談してみてください。
訪問時間がはっきりしていないとしても、希望する条件に合致する物件や、気になる物件に似ている物件をスタッフが事前に調べておくことができるため、当日の所要時間を短くすることができます。
店舗よりも内見希望の物件の方がアクセスしやすく、店舗まで行く時間はないが直接現地には行ける
不動産屋によっては、直接現地で待ち合わせして物件を内見することが可能です。
「賃貸のマサキ」でも、事前にご相談いただければ対応できる場合があるので、まずはご相談くださいね。
■「賃貸のマサキ」お問合せページ
https://www.chinmasa.com/contact/≫急いでいるとき、内見後すぐ契約することはできる?
特に引っ越しを急いでいて、「内見して問題がなければすぐに入居申込をしたい」という場合には、内見を終えたあとすぐ申込に移ることも可能です。
その際には申込書類の提出が必要となるため、身分証明書と印鑑(シャチハタではないもの)も持参しておくと安心でしょう。
また、保証人が必要な物件に入居申し込みをする場合には、連帯保証人の住所や勤務先情報の記入も必要になることがありますので、事前に確認して控えておきましょう。
「内見した日にできればすぐ入居申込までしたいけど、その物件に申し込んで問題なさそうかどうかを一人で判断するのは不安…」という方は、複数人での内見を検討することも手です。
一人暮らし経験のある友人・知人や、引っ越し経験豊富な家族に付き添ってもらえば、経験者ならではの観点からも物件や周辺の環境をチェックしてもらえるので、より安心ですね。
ただし、一人暮らし用の部屋の内見を二人以上で行う場合、予め用意されているスリッパだけでは足りなくなってしまう場合があります。
複数人での内見を希望する場合は、その旨を事前に不動産屋のスタッフに伝えておくとスムーズです。
夜に内見する場合、注意することは?
仕事が終わった後に不動産屋を訪問したい、という方もいるでしょう。
夕方から夜にかけての内見については、以下のようなメリット・デメリットがあります。
メリット
・平日夜の内見の場合、上下左右の部屋の生活音を実際に確認できる
平日の仕事帰りに内見する場合は、同じ物件の他の部屋の住人も仕事から帰ってきている場合が多いため、どれくらい周りの部屋の生活音(足音や話し声など)が気になるかをチェックすることができます。
他の住戸の生活音が気になるということは、入居した場合、自身の生活音も周りによく聞こえてしまうということです。
早朝・深夜に活動する機会の多い方などは、チェックしておくと安心なポイントだと言えるでしょう。
・物件周辺の夜の人通りの多さや明るさなどを確認できる
特に女性の一人暮らしの場合、帰宅が遅くなったときでも帰り道が明るいかが気になる方は多いでしょう。
可能であれば、内見前後の時間に、駅から物件までのルートも併せてチェックしてみましょう。
デメリット
・日中の日当たりを確認できない
日当たりの良い南向きの部屋は一般的に人気が高く、その分家賃も高くなる傾向にあります。
しかし、南向きでも周りに大きな建物があって光が遮られてしまう場合や、かえって明るすぎて困るということも。
一方、南向き以外の部屋でも、適切な位置に大きな窓があることで十分採光できている、ということもあります。
写真や動画だけでは実際の日当たりの様子を確認することが難しいという点には、注意が必要でしょう。
・通電していない物件の場合、手持ちのスマホの明かりなどで中を照らす必要がある
物件によっては、内見用に電気が通されておらず、スマホなどで部屋を照らさないと中が見えないことも。
バッテリーが心配な場合やスマホのライトのみでは心もとない場合には、懐中電灯を持参したほうがより安心でしょう。
・午前からや午後早くからの内見と比べて、少ない物件数のみしか見学できない場合がある
メジャーを使ってしっかり計測を行い、具体的に家具の配置をシミュレーションしたい場合など、それぞれの物件の見学に丁寧に時間をかけたい方は、短時間しか内見の時間を取ることができない夜は避けた方が無難でしょう。
内見の予約のやり方は?
多くの不動産屋が、メールや電話、専用フォームなど、複数の予約方法を設けています。
自分が使いやすい方法で予約をすることができますが、最新の物件の空き情報が知りたい場合など、すぐの回答を希望する場合には電話で問い合わせた方が良いでしょう。
「賃貸のマサキ」では、以下の方法での予約・相談・問合せが可能です。
■LINE
https://www.chinmasa.com/blog/entry-520358/≫■フリーダイヤル0120-275-553への電話(9時半~19時まで)
■希望物件リクエストフォーム
https://www.chinmasa.com/request/≫■「賃貸のマサキ」来店予約ページ
※店舗ごとに連絡方法がまとまっているページです。 https://www.chinmasa.com/reservation/≫なお、「内見予約したのに、希望の物件を他の人に取られた」体験を家族や友達に聞いたことがある方もいるかもしれません。
内見予約をしていても、先に他の希望者から入居申込が入った場合には、そちらが優先され内見ができないこともあります。
また、内見してみると、サイト上の写真・動画を見たときのイメージと実際の部屋の印象が異なることもあります。
オンライン上の紹介を見て「どうしてもここに住みたい!」と物件にひとめぼれすることがあったとしても、必ずその物件で入居申込まで進めるかはわからないため、内見候補をいくつか検討しておいたり、自分の希望条件を整理したりしておきましょう。
【予約なしでの当日内見は可能?】まとめ
この記事では、特に忙しい方・引っ越しを急いでいる方向けに、不動産屋を事前予約しない場合の当日内見の可否や、内見後すぐの契約の可否についてご紹介しました。
・事前予約をしなくても、当日内見が可能な場合はある。
ただし、他の希望者が優先になるため、待ち時間が長くなったり見学に使える時間が短くなったりする可能性がある。
・不動産屋を予約なしで利用する場合、繁忙期や不動産屋の定休日に注意。
・夜の内見にもメリットはあるが、通電していない場合があることや、実際の日当たりが確認できないことに注意。
・不動産屋の予約方法は様々だが、最新の情報を知りたい場合などは電話での連絡が便利。
各不動産屋が用意している連絡方法を上手に利用すれば、忙しい中でもスムーズにお部屋探しを進められます。
気になることについては、気軽に相談してみてくださいね。
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担当者:古川真史
【奈良に住んで20年】奈良を誰よりも愛し続ける奈良ヲタク。人気グルメから人口や歴史、鹿の生息数。何でも答えます。最近は大仏プリン推し。