【賃貸暮らし家賃以外にもかかるコストとは?】賃貸の比較ポイントを解説
お部屋探し見るべきコストは家賃以外にも!賃貸の比較ポイント

賃貸物件を選ぶ際、まず家賃の額は大事なポイントとなります。
ですが、コスト面で考慮すべき要素は家賃以外にもあり、ちゃんと見ないとトータルの負担が大きくなってしまいます。
どのようなポイントを見て物件を比較すればよいか、詳しく解説していきます。

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賃貸お部屋探しのプロが見るポイント
賃貸専門家:内田紘一
資 格:宅地建物取引士
宅地建物取引士保有で業界10年以上のベテラン!先読みする性格を武器に数多くの賃貸媒介をこなし、特に学生では成約数TOPクラスの実績。休日の日は家族・愛犬と車中泊をしながら、各地の有名観光地巡りなどドライブをする事が趣味です。奈良市はもちろん、生駒市・大和郡山市など、エリアを問わず奈良に詳しい賃貸専門家の内田がご紹介します。
管理費や敷金・礼金は家賃と合わせてチェック!

賃貸住宅を契約し生活するなかで、かかりうる費用は家賃以外にも様々あります。
月々の管理費や、契約時の敷金・礼金などです。
これらは物件によってかかる場合とかからない場合があり、総合的にかかる額の差は小さくありません。
家賃と合わせてきちんとチェックしておく必要があります。
管理費は毎月支払う必要があるので、たとえば家賃50,000円で管理費5,000円の物件に住むのであれば、合わせて月々55,000円かかることになります。
同じく家賃50,000円で管理費なしの物件に住むのとでは、1年(12ヶ月)あたり5,000円/月×12ヶ月=60,000円もの差が生じてきます。
また、家賃55,000円管理費なしの物件と比較したときに、家賃だけで見てしまうと家賃50,000円管理費5,000円の物件のほうが安く感じて飛びついてしまいがちですが、実は同じ額を月々支払っていることになります。
ここは注意したい点です。
敷金・礼金は契約時に1度きり支払うものですが、おのおの相場は家賃1ヵ月分~2ヶ月分とかなりの額です。
たとえば同じ家賃60,000円の物件でも、契約時に敷金・礼金ともに家賃1ヵ月分ずつ必要な物件と、敷金・礼金がかからない物件とでは、支払う額に60,000円×2=120,000円の差があります。
この120,000円の差を1年間で考えると、月々10,000円も違ってきます(120,000円÷12ヶ月)。
敷金・礼金がかかるほうの物件に1年だけ住むとしたら、実質月70,000円の物件に住んでいる計算になるのです。
もちろん2年住めば月々5,000円、4年住めば月々2,500円と長く住むほどに差は小さくなっていきますし、敷金は返ってくる可能性もあります。
とはいえ、お部屋探しの際に無視してよい差額ではないのは確かですね。
交通費も見落としてはならないポイント

月々の家賃を安くするために、家賃相場の低いエリアを選ぶのはお部屋探しにおいて賢い手段です。
ですが、ここには落とし穴があります。
家賃を少しでも安くするべく通勤・通学の目的地から離れた物件を選んだがために、職場や学校への交通費が高くついてしまう恐れがあるのです。
たとえば家賃を月々1,000円安くしたいがために職場や学校から数駅離れたところの物件を選んだことで、月々数千円の交通費が余分にかかってしまう――などということもあり得ます。
これではかえって損ですし、元も子もありません。
お部屋探しをする際には、家賃だけでなく交通費も見落とさないよう考慮に入れて比較検討するようにしましょう。
月々の定期代がいくらになるかは、ネットですぐ検索が可能です。
通学時間をお金に換算すると……?
最後はおもに学生さん向けのポイントですが、通学時間をお金に換算してみる考え方もあります。
たとえば、学校のそばの物件ではなく学校から片道30分離れた物件を選んだことで、家賃を20,000円安くすることができたとしましょう。
片道30分ということは、往復の通学時間は1日あたり1時間。
1ヶ月で22日通学するとすれば、毎月22時間を通学時間に費やしている計算になります。
仮に学校のそばの物件に住んでいれば、この月22時間の通学時間はかかりません。
その分家賃は20,000円高くなりますが、この22時間をアルバイトにあてることもできます。
時給1,000円のアルバイトであれば、22時間で稼げる額は22,000円。
つまり、通学時間(1日あたり1時間)の分をバイトにあてさえすれば、学校のそばの20,000円高い物件にも住めるのです。
もちろん、1日1時間をアルバイトで埋めることが前提となりますし、毎日の通学時間を有効活用しているよという学生さんも居られるでしょうから、一概に「こうすれば良い」という話ではありません。
ですが、少し意地悪な見方かもしれませんが、先ほどの例で言うと家賃20,000円を浮かせるのに22,000円分の時間を費やしているとも言えるわけです。
これをどう見るかは人それぞれではあるものの、お部屋探しの際に考慮しておいたほうがよいポイントなのは間違いないでしょう。
【賃貸暮らし家賃以外にもかかるコストとは?】まとめ

いかがでしたでしょうか。
今回はお部屋を比較検討する際に考慮したい、家賃以外のコスト面について見ていきました。
お部屋探しをするうえで、どうしても家賃が大きく目についてしまい、家賃の高い安いが判断の軸になってしまいがちです。
コストを考えることは重要ですが、考慮するべき要素は家賃だけでなく、管理費や敷金・礼金、通勤・通学にかかる交通費や時間など様々あります。
それを忘れず総合的に比較検討し判断することが、よりよいお部屋を探すうえで大切な鍵と言えるでしょう。
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