【松尾寺の「松尾山修験道まつり」とは?】行事内容や日時や場所
日本最古の厄除け霊場で行われる「松尾山修験道まつり」

奈良県大和郡山市にある松尾寺は日本最古の厄除け霊場と呼ばれています。
そんな松尾寺で行われる「松尾山修験道まつり」とは、いったいどんな行事なのでしょうか?
松尾寺がなぜ厄除け霊場と呼ばれることになったのか、その歴史を含め解説していきます。

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担当者:安達竜哉
特技は少林寺拳法!趣味は愛車のお手入れです!奈良の不動産情報に詳しい私が賃貸情報や暮らしに関する事などお役立ち情報を配信していきます。
日本最古の厄除け霊場「松尾寺」とは?

奈良県大和郡山市にある松尾寺は、養老2年(西暦718年)に建立された真言宗の寺です。
天武天皇の皇子「舎人親王」が、勅命により日本書記の編纂の折、42歳の厄年であったため、厄除けと日本書記の完成を祈願するために創建されました。
1300年以上もの昔からある日本最古の厄除霊場として歴代皇室の信仰も厚く、国運隆昌・国体安穏を祈祷する勅願寺としても有名です。
本堂には秘仏である本尊千手千眼観世音菩薩(やくよけ観音)があり、毎日のように厄除けのご祈祷が行われています。
厄年をはじめ、あらゆる厄除けの祈願に多くの人が訪れます。
松尾寺は1277年に焼失しており、現在の本尊である千手千眼観世音菩薩は再建に合わせて鎌倉時代に作られました。
焼失の際に失われたと思われた舎人親王が最初に祀ったとされる千手観音像は、本堂修復の際に黒く焼けた胴体部分が発見され、千手観音像トルソーとして期間を定めて公開されています。
「松尾山修験道まつり」とはどんな行事?

松尾寺で行われる「松尾山修験道まつり」では、日常的に行われている厄除けの祈祷だけでなく、柴灯護摩(さいとうごま)が行われます。
柴灯護摩とは真言宗の儀式で、野外で行われる護摩行です。
本来は山岳修行を行う山伏(修験者)だけで行われるもののため、一般に柴灯護摩を見る機会はほとんどありません。
そのため、「松尾山修験道まつり」は柴灯護摩を間近に見ることができる貴重な機会になります。
その他にも修験道まつりの期間には、行者堂に安置されている日本最大の秘仏で数多の修験道霊場の開祖である役小角こと「役行者」の像と、役小角が従えていたという夫婦の鬼「前鬼」と「後鬼」の像が公開されます。
「松尾山修験道まつり」はいつ行われるの?

「松尾山修験道まつり」は、9月1日~7日の期間で行われます。
○開催場所 松尾寺(奈良県大和郡山市山田町683)
○開門時間 9:00~16:00
○アクセス JR大和小泉駅東口より近鉄郡山駅行バス、または近鉄郡山駅から小泉駅東口行バスに乗って「松尾寺口」下車 そこから徒歩30分(約2km)
また、その他の同時期に行われる行事は以下の通りです。
・柴灯護摩 9月3日(日) 10:00~
・役行者像特別公開 修験道まつり期間に準ずる(2023年は9月10日(日)までの10日間公開予定)
※境内の参拝は無料ですが、役行者像の拝観には拝観料(500円)が必要です
松尾寺に行くなら厄除け祈願も忘れずに

日本最古の厄除け霊場である松尾寺は、日本全国から多くの方が厄除け祈願に訪れます。
特に修験道まつりで行われる柴灯護摩は、寺院内の護摩壇で行う護摩行よりも大規模であり、仏の法力を得る為の手法では特別な祈祷とされています。
厄年であったり、何か大きなことに立ち向かう状況にある方は、日本最古の厄除け霊場での厄除け祈願をオススメします。
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担当者:安達竜哉
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