奈良大文字送り火の日時や場所!おすすめ観賞スポットもご紹介
世界平和を祈る火の祭典【奈良大文字送り火】

英霊や戦没者、災害によって亡くなられた人を供養する恒例行事の「奈良大文字送り火」が今年も開催されます。
「大文字送り火」とは、例年8月15日に行なわれる慰霊行事で、奈良の風物詩のひとつとして親しまれています。
奈良公園内の飛火野(とびひの)にて、奈良県出身の英霊を供養する神式と仏式の慰霊祭が行なわれ、その終了を合図に「高円山」に設置された108基の火床に点火されます。
今回はあらためて「奈良大文字送り火」についての解説と、開催情報についてここでまとめます。

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賃貸専門家:古川 真史
資 格:宅地建物取引士・賃貸不動産経営管理士
奈良在住25年以上。宅地建物取引士・賃貸経営管理士の資格保有。ルームアドバイザーとしてのキャリア18年以上の大ベテラン。不動産賃貸の関連はすべて媒介経験あり。奈良出身ではないのに奈良まほろばソムリエ検定(奈良通1級)取得する奈良への溺愛っぷり。奈良マニアの古川より独自な目線で賃貸情報を多数お届けします。
奈良大文字送り火とは?

「奈良大文字送り火」とは、例年8月15日に行なわれる慰霊行事のひとつです。
例年は奈良公園内の飛火野(とびひの)にて、奈良県出身の英霊を供養する神式と仏式の慰霊祭が行なわれ、その終了を合図に「高円山」に設置された108基の火床に点火されます。
お盆では亡くなられたご先祖様の霊をお迎えして数日を過ごし、最後に送り火を用意してご先祖様をお送ります。
この大文字送り火も同じで、亡くなられた魂を供養するために焚き上げます。
大きな「大」の文字をかたどった送り火が約30分間、燃え続けます。
この送り火は「大仏殿や浮見堂」の奈良公園エリアや「平城宮跡や西ノ京」などの、奈良市内の各所から見ることができます。
大文字送り火のルーツ

大文字焼の行事は全国各地にあり、京都の五山送り火などが有名ですね。
奈良大文字送り火は1960年に当時の奈良市長・鍵田忠三郎の発願によって始まったとされています。
8月15日は盂蘭盆会(お盆のこと)の最終日でもあり、終戦記念日でもあります。
この日に飛火野で奈良県出身の英霊を供養するために神式と仏式の慰霊祭を行い、戦没者の慰霊と世界平和を祈願します。
高円山の「大」の文字に使われる108基の火床は煩悩の数をあらわしています。
「大」の字は「宇宙」を意味し、煩悩を焼き払い、諸霊に供養する清浄心を表すと言われています。
大文字送り火の行事は全国各地で行われていますが、「大」の文字が最も大きいのは「奈良大文字送り火」です。
その大きさは第一画目が109m、第二画目が164m、第三画目が128mとなり日本最大級です。
ただ、2023年も規模を縮小しての開催のため、最大の大文字が観れるのは来年以降となりました。
今年の奈良大文字送り火

開催日時
2025年8月15日(火) 20時点火(荒天中止)
・慰霊祭は春日大社で神式、大安寺で仏式でそれぞれ分散開催
(関係者のみで開催。一般参列はありません)
※荒天中止など奈良大文字送り火に関する最新情報は奈良市観光協会ウェブサイトにてご確認下さい。
奈良観光協会の奈良大文字送り火のページ≫
おすすめ観賞場所とアクセス

奈良大文字送り火を鑑賞できるおすすめスポットを紹介します。
奈良公園
奈良公園から高円山はほど近いので鑑賞スポットとしては第一におすすめしたいところ。
なかでも浮見堂周辺は水辺ということもあり、幻想的な大文字を眺めることができますよ。
近鉄奈良駅から徒歩または奈良交通バスにてアクセス可能。
※当日は交通規制がありますので自家用車での来場はお控えください。
大仏殿
奈良公園敷地内にある大仏殿からも大文字はよく見えます。
また、大仏殿では同日19時より万灯供養会が行なわれます。
万灯供養会は、大仏さまに灯籠をお供えして諸霊の供養を祈る行事です。
普段は大仏殿の中でしか拝見できない大仏様のお顔が参道から拝見できるだけでなく、大仏殿に続く石畳に灯された約2500の灯籠と併せて幻想的な雰囲気での大文字を観ることができます。
東大寺公式サイト≫
春日大社
3,000基もの燈籠に灯された灯と同時に鑑賞するならば春日大社もおすすめです。
15日19時より点灯される中元万燈籠は800年前からの伝統行事です。
大文字送り火とともに鑑賞するのもオススメです。
ちなみに中元万燈籠のみであれば8月14日19時からも鑑賞可能です。
春日大社公式サイト≫
平城宮跡
この時期平城宮は朱雀門の夜間ライトアップが行われています。
朱雀門と大文字のコラボとしてインスタ映えするスポットとしておすすめです。
ライトアップ・プロムナードなら≫
奈良県庁屋上
高いところから大文字送り火を眺められる絶好スポットですが、こちらは事前申し込みが必要・300名まで応募多数の場合は抽選となるようです。
しかも締め切りが2025年6月30日ということですでに終了しています。
県民だよりや奈良県ホームページで募集が行われるので、気になる方は来年以降、5月ごろからの県民だよりなどの広報に気をつけておいてください。
また、奈良市観光協会より、例年慰霊祭の会場となっていた飛火野は照明設備がなく大変危険ですので、飛火野での大文字焼き鑑賞はお控えください。
というお知らせが出ていますので、鑑賞は他の場所をご検討ください。
上記のおすすめスポットを参考にしていただけると幸いです。
【奈良大文字送り火の日時や場所】おわりに

奈良大文字山焼きは、戦没者などの慰霊とともに世界平和を祈願する夏の風物詩ともいえる行事です。
鑑賞に行かれる方も、自宅や職場などから鑑賞される方もぜひ、大文字を眺めながら世界各国の戦乱が終わること、災害の犠牲が少しでも少なくなることなどの平和を願いつつ、心静かな時間を過ごしてみるのはいかがでしょうか。
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