【賃貸物件に温水洗浄便座設置はあり?】自分で取り付ける事は可能なのか
賃貸物件のトイレに温水洗浄便座を付けたいけど、どうしたらいい?

賃貸物件を探すうえでバス・トイレ別は非常に要望が多い条件でしたが、近年では温水洗浄便座付きのトイレを求める方が増えています。
もちろん後から取付ができるものなのですが、賃貸物件のトイレに取り付けたい場合はどうすれば良いのでしょうか?

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賃貸お部屋探しのプロが見るポイント
賃貸専門家:安達竜哉
資 格:宅地建物取引士・賃貸不動産経営管理士
賃貸不動産経営管理士の資格保有。特技は少林寺拳法とお部屋探し。奈良の不動産業界で16年以上、単身からファミリーの方など、年間で200部屋以上の仲介実績。特に奈良市内のマンション名を出して貰えれば殆どわかる自信あり。奈良市の賃貸事情に詳しい安達による、暮らしに関するお役立ち情報をお届け。
温水洗浄便座を勝手に取り付けるのはNG?なぜ?

温水洗浄便座の有無は、現在の住宅事情においてかなり重要なポイントになっています。
賃貸物件探しの条件で、温水洗浄便座があるから決め手になったという方も年々増えている傾向にあります。
しかし、すべての物件に温水洗浄便座があるわけでもなく、付いていない物件の方が割合としては多いのが現状です。
では、温水洗浄便座が付いていない物件に住んでいる、もしくは住むことが決まっている場合に、自分で取り付けることはできるのでしょうか?
賃貸物件は建物や設備はすべて大家さんの持ち物なので、勝手に設備に手を加えるような行為は厳禁です。
たとえ温水洗浄便座を取り付けて利便性が良くなるという事であっても、住人の判断で勝手に取り付ければ契約違反となります。
最近では安価な製品が通販で手に入ることなどもあり、安く手に入れて自分で取付を試みる方も居るようですが、専用の工具が必要であったり物件の設備によって必要な作業も異なるなど、素人が簡単に取付できるものではありません。
万が一破損させてしまうと取り返しがつかない大惨事となる可能性もあるため、安易に自分で取り付けるのは避けておきましょう。
賃貸物件に温水洗浄便座を取り付けるにはどうすれば良い?

温水洗浄便座を取り付ける場合、最初に行うのは大家さんに許可を取ることです。
大家さんもしくは管理会社に連絡をして、温水洗浄便座の取り付けを許可してもらう必要があります。
そして、その際にいくつか確認しておく内容や取り付けに関する指示などがあるため、しっかりと確認しておきましょう。
取り付けは必ず専門業者に依頼する
素人が設置した場合、水漏れや破損といったトラブルの原因となる可能性があります。
もちろん、素人の設置でトラブルになれば大家さんにも負担をかけることになるため、大家さんから「必ず専門業者に設置をしてもらってください」と指示があるでしょう。
購入店で一緒に取付を依頼するか、大家さんを通じて業者を手配するなど、どの業者に依頼するべきかも確認しておくと良いでしょう。
温水洗浄便座のリモコン設置について
温水洗浄便座は、操作するボタン類が本体一体型となっているモデルとリモコンを壁などに固定するモデルの2種類があります。
リモコンの場合は壁にビスなどを使って固定するため、もちろん壁に傷をつけてしまう行為になるため、大家さんに許可を取る必要があります。
使いたいモデルがリモコンであっても、壁への取り付けが大家さんに許可されない場合は、設置場所を工夫するか一体型を選ぶ必要があります。
そのため、温水洗浄便座本体を選ぶ前に必ず確認が必要な項目となります。
トイレ内にコンセントが無い場合の電気配線工事について
温水洗浄便座を使うためには必ず電気が必要なため、トイレにコンセントが付いている必要があり、もしもトイレ内にコンセントが無い場合には電気配線工事が必要となります。
壁に穴を開けるだけでなく配線工事は専門業者にしかできない内容を伴うため、大掛かりな工事が必要です。
しかし、コンセントが増えるのは大家さんにとってもメリットがあるため、前向きに相談に乗ってくれることが多いでしょう。
取り外した便座の保管について
一般家庭であれば温水洗浄便座の代わりに取り外して不要になる便座は廃棄してしまうことが殆どです。
しかし、賃貸物件の場合は原状復帰に必要となるなど、保管しておく必要があります。
大家さんから保管の指示があれば、取り外した便座を大切に保管しておきましょう。
取り付け後の契約上の取り扱いに関して
取り付けた温水洗浄便座を部屋の設備として扱うのか、それとも取り付けた本人の私物として扱うのかという問題が生じます。
私物として扱う場合には、故障などが起これば全て自費で修理や交換などを行う必要がありますし、退去時には取り外して元に戻す必要があります。
大家さんが管理する部屋の設備として扱ってもらえれば、故障時の修理も大家さんに任せられますし、退去時に元に戻す費用を負担したりする必要はなくなります。
取付後でも相談できる内容ですが、なるべくなら取付前に決めておく方が良いでしょう。
温水洗浄便座を取り付け出来ない場合もあるの?

コンセントの無いトイレであったり、電気配線工事が難しい造りをしている場合には、取り付け工事ができない場合があります。
他にも、ホテルにあるような3点式ユニットバス(バス・トイレ・洗面が一緒になったユニットバス)である場合には、お風呂の湿気の影響でコンセントが取り付け出来ない場合や防湿対応の特殊な温水洗浄便座を必要とする場合もあり、個人で費用負担をするのは難しいほど高額になってしまうこともあります。
大家さんの許可が取れたとしても、取り付けや工事で躓いてしまうこともあるため、温水洗浄便座を早まって買ったりせずにしっかりと準備をしてから決めるようにするべきでしょう。
大家さんとしっかり相談することでトラブルを回避しよう

たとえ自分で費用を負担する場合でも、賃貸物件の工事には必ず大家さんの許可が必要です。
特に設備の追加などは退去時にどうするかといった問題もあるため、大家さんによってはトラブルになると面倒だと感じてしまう人も少なからず居ます。
そのため、設置の許可を得る際に設置方法や退去時の扱い、契約上の取り扱いなども含めてしっかりと相談して決めておくが大切です。
事前に取り決めをしておくことで後々のトラブルを大幅に減らすことができるため、大家さんも安心して工事の許可をしてくれるでしょう。
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